不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
雇用統計を待つのみ・・・
こんばんはです。

さぁいよいよ今宵はキングオブ経済指標でもある米雇用統計の発表でおます。

最近はイエレンあねさん(FRB議長)、フィッシャー若頭(副議長)を始め
イエレン組の大半が12月に利上げを検討するという発言を繰り返しており、
一昨日にもイエレンあねさんは議会証言で同様の発言をしているということは、

雇用統計が堅調な結果になるということを知っているのか・・・
それとも舌の根の乾かぬ内に赤っ恥をかくような低調な結果になるのか・・・
いやいや・・・あえてこのタイミングで年内利上げを示唆したということは、
低調な結果になろうとも基調の強さには変わりないから、
過度に悲観する必要は無いんやで~・・というメッセージ(予防線)なのか・・

てな感じで、イエレンの意図を勘繰ってみるのですが、
もはや今夜の発表を待つばかりですから、
屁こいてケツでも掻きながら・・・ではなく、王者の風格で待つのみです。

とりあえず昨夜の海の向こうの動きとしては、
今夜に雇用時計を控え、年内の利上げパンチラ状態の米国市場は、
米債券安(米金利上昇)・ドル高という利上げ観測な動きとなりましたが、
米株は商いもさほど膨らまない中での小幅続落となり、
原油も続落(商品も)、新興国通貨もマチマチに近い小幅安なので、
いわゆる利上げ(ドル高)アレルギーな面々のアレルギー症状が、
ほんの少しだけ発症しているという程度です。
さらにリスク資産の金は絶賛続落中であり、VIXも低下しているので、
昨夜時点の動きを見る限りでは、先行して動いている原油が下げていることは
雇用統計後のリスクオフの兆しだという見方も出来なくはないですけど、
少なくとも基調としては、利上げアレルギーの再発とは言えず、
雇用統計を前にした多少の警戒感での一服といった方がいいでしょう。

我が国と同様、米利上げ観測な動きによる通貨安が追い風でもあるユーロ圏は、
ドラギ組長(ECB総裁)による12月の追加金玉チラ見せ発言もあり、
ドラギ組長が最初に発言した前回(10月22日)のECB理事会以降、
ユーロ安、ユーロ圏債券高が加速し、昨夜時点においても維持されているので
発言通りというか金玉チラ見せ(政策期待)相場は継続しております。

中国についても上海株は商いをゴリゴリさせながらの3日続伸となっており、
当局の手が及ばないCDS、SHIBORも落ち着いているので、
政策期待相場&リスクオンが継続していると言えます。

そして我が国ですが、黒ちゃんの追加金玉政策期待は薄らいだと言われてますが
先行していたREITが崩れたわけでもなく、
追加金玉恩恵セクターであるオカモト・・・ではなく、
不動産、銀行、金融も崩れたわけではなく、
不動産に至ってはピサの斜塔問題が原因であり、
肝心の債券は政策期待通りに堅調を維持しているので、
黒ちゃんが実際に動くのかどうかと言う観測や必要なのか不要なのかはともかく、
市場の動きとしては、政策期待が薄らいだとは言えまへん。

百歩譲って薄らいでいたとしても、我が国はユーロ圏と同様、
米利上げ観測な動きによる通貨安が追い風でもありますから、
結果的には債券高・円安という政策期待な動きになっているということです。

というような「金融」政策期待な動きが本日も維持されていたことに加え、
さらに安倍ちゃんマンの補正予算、税制面でのチラ見せといった「財政」政策
昨日の官民対話での景気対策期待もあります。

そしてこれらの「期待」と共に心理面での影響が大きい郵政三社は、
本日は下げたものの大崩れすることもなく踏ん張りを見せており、
もう一つの心理面での影響が大きいと言える昨日決算を発表したトヨタも、
ほぼ横ばいで終えましたので、市場心理の悪化を招くことはありまへんでした。

以上のような政策期待や心理面ではなく、
リアルに株価へ影響する企業決算についても、
短観ほどの強い結果にはなっておりまへんが、EPSが減少したわけでもなく、
むしろ上昇しているので、今のところは決算への失望も招いておりまへん。
ただし本日が決算の2発目のピークという節目、
来週はメガバンク、建設等の発表で決算発表自体が出揃うという節目ですから、
本日と来週後半という節目は、動かすきっかけ(口実)になるかもしれまへん
本日に至っては雇用統計もありますし、来週後半以降は先日の記事で書いた通り
何気に重要なイベントが揃ってますからね(改めて詳細は週末に書きます)

とりあえず以上の通り、本日は政策期待な動きが続いていたことに加え、
心理面での悪化も招くことは無かったので、日経、TOPIX共に続伸となり
新興市場については、先行指標でもあるだけに昨日の崩れは心配されましたが
ひとまず昨日も書いた通り、本日は郵政三社の下げに対して反発となったので
リスクオフへの兆しといよりも、郵政への資金集中の影響だったと言えます。
あくまで新興市場は今日だけの見方ですが、
ちと新興企業の決算にはよろしくないものも散見されるだけに、
来週以降の動きには注意が必要ですけどね。

以上の通り、米国は利上げパンチラながらもアレルギー再発とは言えず、
かといって悪い材料が出れば利上げ先送り万歳と言う御都合解釈相場であり、
日欧中は政策期待相場が継続しておりますので、
今夜のキングオブ経済指標である雇用時計を受けて・・・

これらの動きが剥げ落ちてしまい、一転してリスクオフへと突入するのか・・・
それともこれらの動き(基調)は崩れず、せいぜい一服程度で済むのか・・・
はたまた更なるゴリゴリリスクオンとなるのか・・・

私としては、おそらく一服程度で済むと見ておりますけどね。

そもそも最近の動きを見ていると、
イエレンとドラギの匂わせている「12月」までは、
「割り切って(都合よく解釈して)、リスクオンで行きまひょか~」
という空気は充満してますからね・・・
空気と言う曖昧なもので申し訳ないですけどね(笑)

さてさて、本日は週末であり、雇用統計を王者の風格で待つのみですから、
これにて失礼ぶっこきマンボー。

そろそろ紅葉も本格化しつつあるので、良い週末をお過ごし下さい。


お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。




スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.