不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
12-16日も視野に入れつつ、明日は今週1発目のヤマ場。
こんばんはです。

VW傘下のポルシェやアウディでも不正でっか・・・
発覚は時間の問題だったとは言え、ブランドイメージの棄損はもちろんのこと
マイスターの国と言われる独のイメージまでが棄損されかねないですね。

一方で職人の国と言われるだけでなく、東日本大震災を経て
建築技術が改めて評価された我が国でも建設不正が拡大しつつあるだけに、
日独と言うモノ作り両大国のイメージ剥落とダメージ拡大が、
この先どこまで拡大していくのやら・・・
まさか日本で建設以外の業種で同じようなことが発覚すると、
火に油どころやないだけに、せめて他業種への拡大だけは勘弁願いたいものです。
タカタのエアバッグ問題も現在進行中でもあるだけに、TPPの大筋合意と共に、
日本の自動車業界に対して、アメ公が重箱の隅をつつくようなことを・・・
もしかして日独を貶める陰謀か・・・なんて言いたくもなります(笑)

とにかく今回のマンション傾斜問題を機に、不動産価格にも影響が出るようだと、
長い目ではバブルの抑制という効果があるという考え方も出来なくはないけど、
目先では不動産不況に陥ると足を引っ張られるだけに、
マンション傾斜問題が発覚して以降のデータが含まれる、
16日発表の10月首都圏マンション発売、
30日発表の10月住宅着工と建設許可件数は何気に注目度が増しそうです。

16日はマイナス成長懸念が払拭されていない7-9月期GDPが発表され、
その前後としても12日は新月、13日の金曜日はSQであり、
国内企業決算も一巡となり、HFの45日前ルールの該当日でもあり、
おまけに旭化成が全ての調査結果の公表も控えており、
(18日には10月の訪日外国人客数も発表もあります)
昨日の会見を見ていると、上も悪いと言わんばかりだけに
13日の調査結果公表→16日のマンション発売という良からぬバトンリレーが
繰り広げられる可能性もあるだけに、他のイベントも含めて、
にわかに12~16日が、国内での大きなヤマ場へと成長しつつあります。

さてさて、そんな12-16日の国内のヤマ場を視野に入れつつも、
目先である今週としては、明日と週末が国内外でのヤマ場でおます。

繰り返し書いている通り、政策期待な動きの基調さえ崩れず、
政策期待とは別次元でもある企業決算が堅調であれば、需給環境は良好なので
今週のヤマ場での一喜一憂を含むごく短期的な動きには動じる必要はないです。

実際に昨日は政策期待な動きが維持されたままにも関わらず、
株価だけが大幅安となった日本株ですが、昨夜はそんな大幅安を嘲笑うかの様に
日経平均先物は19000を回復して帰って来ており、
現在はやや一服しているものの18900円はキープしており、
昨日の大幅安を嘲笑う水準は維持しておりますので、
結果的には動じる必要が無かったという動きでおます。

そんな嘲笑うような日本株の動きを加速させることになったのが、
昨夜の海の向こうの堅調ぶりであり、
米国市場はISM製造業が50.1というギリギリ50越えにも関わらず、
市場予想が50だったということで悪材料視されることもなく・・・
というか、悪材料視されたところで利下げ先送り観測となり、
好材料視されれば、利上げできるほど米経済は堅調と言う、
御都合解釈モードになっているのが米国市場ですから、
昨夜は米債券安が進んでいるので、後者の解釈になったということでしょう。

しかもドラギのおっさんらがまたしても手の平返しな発言をしたことで、
昨夜はユーロ高となったことで、米債券安にも関わらずドル安となり、
(ドル高基調が崩れたほどのものではないです)
米株が堅調だったのはもちろん、新興国での通貨を始めとする資金流出もなく、
原油も小幅安に留まり、金は続落、VIXも低下しており、
いわゆる利上げ(ドル高)アレルギーは起きていないので、
解釈だけでなく市場の動きとしても都合のいい動きではありました。

あえてケチを付けるならば、海の向こうは薄商いでの反発であり、
日欧中の政策期待な動き、米国の御都合解釈モード
これらが加速したのは22日のECB理事会からという見方をすれば、
昨夜のドラギのおっさんらの発言でユーロ高となったことは、
ドラギに始まり、ドラギで終わるのか・・・という見方が出来なくもないですし、
常に先行している原油がドル安にも関わらず下げたのは(小幅ですけどw)
ユーロ高と共に政策期待&米御都合解釈モードが終わる兆し?
と先走って解釈出来なくもないですが、あくまで昨夜だけの動きであり、
基調として変わりは無いですから、今のところ過敏に反応する必要はないです。

従って、今週一発目のヤマ場となる明日の結果と共に、
日欧中の政策期待&米御都合解釈モードの基調が崩れるようだと、
身構える必要はありますけど、週初にも書いた通り、
現在の市場の動き(基調)を見る限り、12月まではリスクオンで行きまひょ!
と言わんばかりの基調ですから、さほど心配もしておりませんが、
一応、明日はごく短期的には激しい動きになりそうなイベントも多いので、
結果次第では市場心理が一変してもおかしくはないです。
だけに冷静(リアル)な債券市場を見ておけばいいとは思いますけどね。

とりあえず明日は・・・というか今夜からではありますので、
一応、今夜は欧州で昨日に手の平返しをしたドラギのおっさん講演、BMW決算
米国では御都合解釈にはなるでしょうけど米製造業受注と米自動車販売
明日にハゲバンクを決算を控えてのスプリントの決算(テスラM決算も)、
そして明日の我が国は、ハゲバンクの決算、ファストりの月次発表と言った、
指数寄与度の高い2銘柄のイベントが控えているだけでなく、
いよいよ郵政3社の上場を控えております。
明晩には雇用統計の前哨戦となるADP雇用リポートだけでなく、
最近は利上げ(ドル高)アレルギーを確認する意味で注目の米貿易収支、
ISM非製造業も発表され、決算としてはフェイスブックだけでなく、
8月にショックも招いたグレンコアの決算も控えております。
そして米国の御都合解釈モードのサジ加減を握るイエレン姉さんの議会証言
若頭(副議長)であるフィッシャー講演、若頭補佐のNY連銀総裁の講演
といった面々のサジ加減トークイベントを控えており、
週末の雇用統計という大トリのメインイベントを前に、
ダブルメインイベントとも言えるラインナップでおます。

こうして見ると、ドラギが昨夜の手の平返しに追いオリーブを注ぎ、
ハゲバンクとファストりをフル活用してのベタな郵政上場と共に日本株売り、
イエレンおばさんが火に油を注ぐ・・・
という結果となれば、45日前ルールにも乗じた大人の都合な人達が、
現在の日欧中の政策期待&米御都合解釈モードの基調を崩しに来るという、
最悪のシナリオも考えられなくはないですけど、
ドラギの手の平返しは米国の御都合解釈を加速させる面もあるからともかく
イエレン組長らが雇用統計を前にしてわざわざ自ら崩すとも思えないですし、
安倍ちゃんとしても郵政をベタな上場ゴールのような動きは避けたいでしょうし
かといって郵政に資金が集中して指数が下げるというのもあからさまですから
今週は明日を含めて税制面でのイベントも多いだけに、
下支え材料は提供してくると思いますが・・・(週末には黒ちゃん講演も)

以上の通りに加え、需給環境は良好ですから、
企業決算がコケなければ、最悪のシナリオにはならんと見ておりますが、
市場の動きとして日欧中の政策期待&米御都合解釈モードの基調が継続中ならば
明日の激しい一喜一憂には惑わされず、冷静に動けばいいでしょう。
ちなみに日欧中の政策期待な動きとしては、ユーロ圏は債券高・ユーロ安、
中国は株高(CDSとSHIBORも)、我が国は債券高・円安、
米国の御都合解釈としては、御都合解釈なだけにシンプルに米株高・油高ですが、
利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)の時に、
利上げアレルギー症状(米株安・原油安・新興国通貨安)が再発してないことが
特に重要ではあります。

ということで明日のスタンスとしては、特に変更はないですけど、

持ち越し短期勝負の方は、明晩の海の向こうでの短期的なリスクはありますが、
郵政上場後もシンプルに我が国の債券高・円安といった、
政策期待の基調が崩れていなければ、勝負するのはアリと言えます。

腰を据えて構えている方については同様、政策期待の基調が崩れていなければ、
王者の風格で構えておきましょう。
少なくとも明日の短期的な反応だけで動く必要はないです。

新規で腰を据えて参戦する方についても(中小型割安狙いの方も)、
同様に政策期待の基調が崩れていなければ、参戦すればいいでしょう。
ただし決算シーズン真っ只中であり、来期目線に移りつつありますから、
来期目線での選別と共に、決算を見極めてから参戦するのが無難ではあります

新興市場については、先行する形での上昇基調はキープしており、
ベタな年末年始高の様相ではありますが、
明確に商いの伴った上昇ではありまへんので、
全体的に拡がりのある商いの伴った上昇となるまでは、
その日限りの勝負に留めるのが無難ではあります。
新興市場で腰を据えて勝負する方は、
リスク覚悟ならばベタな年末年始高の様相に賭けて勝負するのは自由ですが、
くれぐれも決算跨ぎにはご注意下さい。

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