不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週は月初恒例のテンコ盛りウィークですが、結局のところ・・・
おはようございます。

まず週末までの状況を振り返ると、世界的に株価が9月29日前後に底を打ち、
その後は日米欧中の政策期待と共に上昇局面が続き、
22日のECB理事会では12月の追加金融緩和も辞さない姿勢が示され
27-28日のFOMCでは12月の利上げも辞さない姿勢が示されたものの、
米企業決算が予想を上回る結果だったこともあり、利上げアレルギーは再発せず
29日に閉幕した中国の五中全会では失望を招くこともなく通過し、
日程的に大トリとなった30日の日銀金融政策決定会合ではバズーカは撃たず、
変わり映えのしない結果となりましたが、市場の動きを見る限り、
政策期待が剥げ落ちたとは言えず、基調は継続していると言えます。

そんな市場の動きを詳しく振り返って見ても、為替市場では・・・
22日のECB理事会を機にユーロ安・ドル高が急加速しており、
実際に昨日発表された27日時点のシカゴIMMの投機筋ポジションを見ても
ユーロショート、ドルロングは共に20日時点まで今年最低水準だったものが、
21-27日の間に8月水準までの大幅増となっていることから(円ショートも)
ECB理事会がユーロ安・ドル高を加速するきっかけイベントだったと言えます

そして28日のFOMCでは年内の利上げの可能性が示唆されたことで、
さらなるユーロ安・ドル高が加速されるのかとも思いきや、
月末が近いからなのか、FOMCまで加速してきたユーロ安・ドル高の利食い・・
というか一服のきっかけになったと言える動きです。
28日以降のポジションは来週末までわかりませんけど、
28日以降の動きを見る限り、恐らく減少して(巻き戻して)いるでしょうから、
まだまだユーロ安・ドル高の余地の方が大きく、基調としても継続しており、
もし巻き戻し(ユーロ高・ドル安)が加速したとしても限定的だと言えます。

最も金融政策を反映し、冷静な債券市場については、
金融緩和路線の日欧の債券は、ECB理事会、FOMC、日銀会合があろうとも、
過敏に反応することなく、日欧の債券高(金利低下)が継続していることからも、
日欧は政策期待が継続していると言えます。

日欧とは逆の利上げを視野に入れた金融政策である米国の債券も、
ECBには過敏に反応せず、ドル高と共にジワジワ債券安が進んでおりましたが
年内利上げを示唆したFOMCをきっかけに債券安がやや加速しております。

ということからも、日欧の政策期待な債券高が継続していることに加え、
年内利上パンチラ状態な米債券安が継続していることからも、
ユーロ安・ドル高基調は継続していると言えます。

そんな政策期待を含む基調が継続している為替と債券の動きと共に、
日欧の株価は冒頭で述べた通りの動きとなっており、
(日本は今のところ堅調な企業決算、安倍ちゃんの補正予算期待もある)
ドル高がアレルギー(重石)となるはずの米株は、
予想を上回る企業決算となったことが「米株」のアレルギーを和らげ、
堅調な展開が続いたと言えます、
(悪材料は利上げ先送り期待という都合の良すぎる面もありますけどねw)

従って週末の米株とシカゴ日経平均先物が軟調に引けたからと言って、
米国はFOMC、我が国としてはプラス日銀会合をきっかけに、
月末ということもあってのせいぜい一服(利食い)という程度であり
政策期待が剥げ落ちたというのは早計であり、基調は継続していると言えます。
(我が国の債券高はビクともしておらず続伸中です)

ただし以上は、あくまで日米欧についての動きですから、
このままドル高(米債券安)という利上げ基調が継続すると
米企業決算によって利上げアレルギー症状の和らいだ米株はともかくとしても、
原油を始めとする商品、そして新興国・資源国は、
確たる裏付けが無いので、再び利上げアレルギーを発症してもおかしくないですが
利上げアレルギーはいわゆる為替要因でもありますから、
原油では供給過剰が改善され、日米欧、中国の景気が政策期待で立ち直れば、
需給要因が改善することで押し上げられることになり、
結果として新興国の資金流出も改善されますので、
現在は日米欧中が落ち着いていれば、
原油と新興国からの悲鳴も抑えられそうですが。

ちなみに週末時点の原油(商品)、新興国、資源国、中国の状況としては・・・、

原油はドル安と共にリグ稼働数等による供給過剰懸念が改善されて続伸しており、
その他商品もドル安で概ね反発していることからも(リスク資産の金は続落中)、
利上げアレルギー症状の再発は見当たりまへん
原油は株、債券、通貨よりも先行して動いている面もあるだけに、
FOMCまでの軟調さは気掛かりでしたが、FOMCをきっかけに続伸中なので、
先行きにとっては明るい動きではあります。(銅がやや気掛かりですが・・)

新興国、資源国については、FOMCまでのユーロ安・ドル高の加速によって、
通貨安というドル高(利上げ)アレルギー再発な動きもありましたが
その間は小幅な通貨安に留まり、FOMC以降はユーロ安・ドル高の一服で、
通貨高となっていることからも、現時点では落ち着いていると言えます。
新興国の株も債券も、ついでにCDSも同様でおます。
ただしブラジルと中東産油国だけは、依然として通貨だけでなく、
債券も株もCDSもキナ臭さが抜けてまへんので要注意でおます。

中国については、五中全会はそれだけ・・・?という期待外れ感はあるものの
お上の手が入りまくりの債券と通貨はもちろんのこと、株価も落ち着いており、
お上の手が入らないCDS、SHIBORも落ち着いておりますので、
客観的にも政策期待は継続しているのでしょう・・・と言うしかないです(笑)
しつこいようですが銅が軟調なのは、中国目線でもやや気掛かりですけどね。

以上の通り、月末&週末の一服な動きはありましたが、
日欧中は政策期待の基調が継続しており、米国は利上げ観測な基調ながら、
堅調な企業決算と共に、景気が失速すれば利上げ先送り・・・
という都合の良い解釈も働いていることもあり堅調な地合いが継続しております
言い方を変えると、日米欧中はECBとFOMCが動くかもしれない(日銀も?)
12月まではリスクオンでええんちゃうか~モードが継続中とも言えます。
そんな日米欧中の落ち着きもあって(特に米国)、
原油、新興国、資源国といった利上げアレルギーな面々も落ち着いております。

ということで、随分と振り返りが長くなりましたが、
以上を踏まえつつ、今週のスケジュールや需給面等も加味しながら、
今週の展望を占って参りますので、まずはスケジュールからご覧ください。
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国内海外
2(月)10月マークイット製造業PMI(10:35)人民元基準値発表(10:16)
10月自動車販売台数(14:00)中国10月財新製造業PMI(10:45)
10月大手百貨店売上高タイ10月消費者物価(13:30)
仏10月製造業PMI・改定値(17:50)
安倍首相が訪韓(1-2日)独10月製造業PMI・改定値(17:55)
 ※日韓首脳会談ユーロ圏10月製造業PMI・改定値(18:00)
 ※日中韓首脳会談は1日英10月製造業PMI(18:30)
中谷防衛相がマレーシア訪問(2-4日)米10月マークイット製造業PMI・改定値(23:45)
日欧EPA交渉会合(26-11月6日)米9月建設支出(24:00)
政府がマイナンバーについての米10月ISM製造業景況指数(24:00)
 問合わせ受付のフリーダイヤルを開設
放送をめぐる諸課題に関する検討会ラウテンシュレーガーECB理事講演
おおさか維新の会が国政政党として届出イエレンFRB議長が
国交省が建設業法違反の疑いで、 金融安定監督評議会に出席(19:00)
 旭化成建材へ立入検査に入る予定 ※講演・発言の有無は不明
旭化成が旭化成建材の施工管理者がリンデ・スペイン中銀総裁講演(21:30)
 関与した41物件の不正有無を公表イングベス・スウェーデン中銀総裁講演(21:30)
 ※13日に3040件の調査結果を公表SF連銀ウイリアムズ総裁講演(26:00)
東京モーターショー(11月29日-11月8日) ※中間派、投票権有
米太平洋軍司令部のハリス司令官が
二日新甫 中国人民解放軍高官との会談で訪中(2-4日)
オランド仏大統領が訪中(2-3日)
(決算)約60社
日産自、ダイハツ、ブラザー、産車体(決算)
LIXILG、長府製、三浦工、日製鋼、日機装VISA、AIG、ロウズ、シスコ、エスティローダー
帝人、東海カ、セガサミー、エスティックHSBC、コメルツ銀行
マルハニチロ、プリマハム、ホクト、丸和運
ミライト、ユニゾHD、ロイヤルHD(休場)ブラジル、メキシコ、コロンビア
3(火)文化の日人民元基準値発表(10:16)
人民銀の公開市場操作(10:16)
日中社会保障協定交渉(3-6日)トルコ10月消費者物価(17:00)
米9月製造業新規受注(24:00)
米11月IBD/TIPP景気楽観度指数(24:00)
米10月新車販売台数(27:30)
API米週間原油在庫統計
豪準備銀行政策金利発表(12:30)
ジョーダンSNB総裁講演(26:00)
ドラギECB総裁講演(28:00)
モスコビシ欧州委員とギリシャ当局者が協議
 ※3-4日
拡大ASEAN国防相会議(3-5日)
米太平洋軍司令部のハリス司令官が
 中国人民解放軍高官との会談で訪中(2-4日)
UNESCO第38回総会(3-18日)
米州知事・議会選挙
 ※ケンタッキー州、ミシシッピ州
米債務上限到達期限(一応)
 ※11月30日に上下両院で2017年3月まで、
  債務上限無効での借入容認で可決済
(決算)
テスラモーターズ、USスチール、ケロッグ
スプリント、ジンガ、グルーポン、オフィスデポ
BMW、UBS、スタンダードチャータード
4(水)10月マネタリーベース(8:50)人民元基準値発表(10:16)
10月消費者態度指数(14:00)豪9月貿易収支(9:30)
2市場信用取引残高(16:00)豪9月小売売上高(9:30)
中国10月財新サービス業PMI(10:45)
与党税制協議会が軽減税率検討委仏10月サービス業PMI・改定値(17:50)
自民党の農林水産関係会合独10月サービス業PMI・改定値(17:55)
 ※TPP発行による畜産や水産品でのユーロ圏10月サービス業PMI・改定値(18:00)
  影響分析結果を公表予定英10月サービス業PMI(18:30)
中谷防衛相がベトナム訪問(4-7日)ユーロ圏9月生産者物価(19:00)
経団連が約6年8カ月ぶりに米国事務所を米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
 ワシントンに開設米10月ADP雇用統計(22:15)
国交省の「基礎杭工事問題に関する米9月貿易収支(22:30)
 対策委員会」の第1回会議(11:00)米10月マークイットサービス業PMI・改定値(23:45)
教育再生実行会議(13:00)米10月ISM非製造業景況指数(24:00)
小泉元首相が自然エネルギーに関するEIA米週間原油在庫(24:30)
 シンポジウムに出席(14:00)
財政審財政制度分科会(15:00)タイ中銀政策金利発表(16:30)
 ※国際機関への拠出金を客観評価するポーランド中銀政策金利発表(19:10)
  仕組が必要との見解を打ち出す方針ブレイナードFRB理事講演(19:30)
金融審決済業務等の高度化に関するWG ※ハト派、投票権有
                     (16:30)フィラデルフィア連銀ハーカー総裁講演(22:00)
イエレンFRB議長が下院で議会証言(24:00)
ファストリ10月国内ユニクロ売上高発表 ※通常は証言原稿を事前(約1h前に発表)
NY連銀ダドリー総裁講演(28:30)
(IPO) ※ハト派、投票権有
日本郵政、かんぽ生命保険、ゆうちょ銀行スティーブンス豪中銀総裁講演(31:25)
フィッシャーFRB副議長講演(32:00)
(決算)約130社モスコビシ欧州委員とギリシャ当局者が協議
ソフトバンク、ホンダ、スズキ ※3-4日
カルソカンセ、TSテック、ユニプレス英中銀金融政策委員会 1日目
カシオ、横河電、日光電、金銭機、戸上電ECB政策理事会(金融政策発表無し)
IHI、JX、出光、大陽日酸、古河電拡大ASEAN国防相会議(3-5日)
スズケン、長瀬産、Tナカヤマ、オカモト米太平洋軍司令部のハリス司令官が
JT、アサヒ、サントリーBF、カルビー 中国人民解放軍高官との会談で訪中(2-4日)
参天薬、日医工、NIPPO、三井倉、
NTT都市、FJ ネクスト、ヤオコー(決算)
テレ東、スカパーJ、UNITEDフェイスブック、クアルコム、モトローラ
MTI、ラック、インテリW、EGグレンコア
(休場)ロシア
5(木)日銀金融政策決定会合議事要旨(8:50)台湾10月消費者物価(9:30)
 ※10月6-7日分フィリピン10月消費者物価(10:00)
プログラム売買状況(15:30)人民元基準値発表(10:16)
人民銀の公開市場操作(10:16)
馳文科相がユネスコ総会出席で訪仏インドネシア7-9月期GDP(13:00)
 ※5-7日独9月製造業新規受注(16:00)
大阪府知事選告示(22日投開票)スイス10月消費者物価(17:15)
パグウォッシュ会議 ※長崎宣言を発表ECB月報(18:00)
河野行革相会見(15:00)ユーロ圏9月小売売上高(19:00)
欧州委員会、経済見通し発表(19:00)
10年債入札(12:45)米10月チャレンジャー人員削減数(21:30)
米新規失業保険申請件数(22:30)
(決算)約240社米7-9月期非農業労働生産性・速報値(22:30)
トヨタ、クボタ、ダイキン、ディスコ、SUMCO米7-9月期単位労働コスト・速報値(22:30)
ローム、ミネベア、マブチ、太陽誘電、OKIロシア10月消費者物価(5日or6日)
シスメックス、テルモ、バンナム、リンナイ
SANKYO、グローリー、ライオン、ツムラロウ豪中銀副総裁講演(10:00)
三菱ケミ、日産化、三菱ガス、日化薬ヒル欧州金融安定委員講演(16:00)
日触媒、住友ゴム、日本紙、住阪セメノルウェー中銀政策金利発表(18:00)
三菱商、伊藤忠、丸紅、双日、アルフレッサルーマニア中銀政策金利発表(18:00)
住友林、住不販売、アコム、全国保証ドラギECB総裁講演(19:00)
味の素、キッコーマン、カゴメ、ゼンショーマレーシア中銀政策金利発表(19:00)
ドンキホーテ、ヤマダ電、ケーズ、バローチェコ中銀政策金利発表(21:00)
京急、相鉄、空港ビル、日テレ、TBS英中銀金融政策委員会 2日目
KDDI、楽天、カカクコム、セプテーニ ※政策金利発表(21:00)
DAC、MDNT、トランス、ケンコーコム ※資産買取プログラム規模(21:00)
 ※議事要旨発表(21:00)
 ※四半期インフレリポート(21:00)
フィッシャーFRB副議長講演(22:30)
ラガルドIMF専務理事講演(22:30)
NY連銀ダドリー総裁講演(22:30)
 ※ハト派、投票権有
フィラデルフィア連銀ハーカー総裁講演(22:30)
タルーロFRB理事講演(26:45)
 ※中間派、投票権有
アトランタ連銀ロックハート総裁講演(27:30)
 ※ハト派、投票権有
拡大ASEAN国防相会議(3-5日)
ムバラク元エジプト大統領のやり直し裁判開始
アジア欧州会議(ASEM)外相会合(5-6日)
(決算)
ウォルトディズニー、エヌビディア
ラルフ ローレン、シェイクシャック
ソシエテ・ジェネラル、クレディ・アグリコル
6(金)対外対内証券売買契約等の状況(8:50)豪準備銀四半期金融政策報告(9:30)
9月景気動向指数・速報値(14:00)人民元基準値発表(10:16)
投資主体別売買動向(15:00)独9月鉱工業生産(16:00)
仏9月財政収支(16:45)
閣議、閣議後会見仏9月貿易収支(16:45)
政府税制調査会英9月貿易収支(18:30)
日欧EPA交渉会合最終日(26-11月6日)ブラジル10月消費者物価(20:00)
日・ベトナム防衛相会談加10月失業率(22:30)
黒田日銀総裁講演(13:00)米10月雇用統計(22:30)
 ※内外情勢調査会英国立経済研究所(NIESR)GDP(24:00)
米9月消費者信用残高(29:00)
(決算)約430社 ※2発目のピークロシア10月消費者物価(5日or6日)
いすゞ、ヤマハ発、タカタ、ホシザキ米石油掘削リグ稼働数
オリンパス、ニコン、島津製、堀場製シカゴIMM通貨先物ポジション(11/3時点分)
旭化成、日ペイント、ダイセル、DOWA
ユニチャーム、科研薬、日新薬、沢井薬セントルイス連銀ブラード総裁講演(23:00)
三井物、石油資源、岩谷産、東邦HD ※タカ派、投票権なし
サッポロ、宝HD、雪印、伊藤ハム、日本粉ブレイナードFRB理事講演(30:15)
アシックス、ミズノ、Gウイン、ヨネックス ※ハト派、投票権有
丸井G、青山商、Uアローズ、AOKI
三井不、大和ハウス、東建物、コムシス(決算)アリアンツ
NTT、博報堂DY、テレ朝、第一興商
セブン銀、伊予銀、山口FG、三菱Uリース
ミクシィ、COOK、ジグソー、タカラバイオ
7(土)SF連銀ウイリアムズ総裁講演(25:10)
 ※中間派、投票権有
8(日)大阪市長選告示(22日投開票)中国10月貿易統計(11:00)
東芝が不正会計問題に関与した経営陣の
 損害賠償責任を調べている外部調査委ミャンマー総選挙
 の報告に基き、旧経営陣への提訴をクロアチア総選挙
 するか否かの結論を出す方針アゼルバイジャン議会選

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以上の通り、今月は二日新甫でのスタートになると共に、
月初恒例の雇用統計を始めとする米経済指標テンコ盛りウィークですが、
国内外の重要イベントをピックアップすると・・・

2日 大手百貨店売上高、中国財新製造業PMI、
   米ISM製造業、VISA決算

3日 日本休場、豪準備銀行金融政策決定会合、ドラギECB総裁講演、
   テスラモーターズとスプリント決算

4日 日本郵政三3社上場、ソフトバンク決算、ファストり月次、
   中国財新サービス業PMI、グレンコア決算、フェイスブック決算
   ADP雇用、貿易収支、ISM非製造業、週間原油在庫
   イエレンFRB議長の議会証言

5日 トヨタ決算、10年債入札、ドラギECB総裁講演、独製造業新規受注
   新規失業保険、チャレンジャー人員削減数、雇用コスト指数、
   フィッシャーFRB副議長講演、ウォルトディズニー決算

6日 国内企業決算ピーク、黒田日銀総裁講演、政府税調、独鉱工業生産、
   米雇用統計、石油掘削リグ稼働数

週を通して 上記以外の日米欧企業決算とFOMCメンバーの講演

といったところなので、メインイベントは週末の雇用統計に間違いないですが、
国内要素も強い4日は雇用統計のある6日と共にWメインイベントと言えます

そして冒頭で書いた週末の状況(政策期待モードは継続)からも、
これらの「経済指標」については、悪けりゃ短期的に悲観的な反応となるものの
じきに政策期待モードが高まるという御都合解釈となるでしょうから、
意外とリスクは低いと言えます。

一方、企業決算が低調な結果となったり、
イエレンおばさん(FOMCメンバーも)、ドラギのおっさん、黒田のおっさん
といった金融政策に関わる面々が、政策期待モードを削ぐような発言をすると、
先週から続く政策期待モードに水を差すことになります。

さすがにイエレンおばさんとドラギのおっさんは、
わざわざ12月と言っているくらいですし、
黒田のおっさんも自分の首を絞めるだけでなく、安倍政権にとっても、
郵政3社を上場ゴールのような動きにさせるわけにもいかないでしょうから、
さすがに黒ちゃんが足を引っ張るような発言はしないでしょう。

つまり彼らの発言よりも、株価の根幹でもある企業決算の方が要注意です。
米国の企業決算はほぼ一巡しており、さほど心配はありませんけど、
我が国は以上にも書いた通り、今週もハゲバンク、トヨタを始め、
決算ラッシュの真っ只中ですから、先週までの堅調だと言える国内企業決算が
今週で覆されることになると、我が国だけは黒ちゃんが煽り、
安倍ちゃんが補正予算を始めとする政策を煽ることで(今週は税制も)、
政策期待モードを継続させようとしても、
企業決算がダイレクトに株価の足を引っ張ることになりますので、
結局のところ今週は雇用統計を始めとする6日と4日がWメインイベントですが、
実質的な主役は国内企業決算だと言えます。

従って企業決算が堅調な結果というよりも嫌気されなければ、
需給環境については、冒頭で書いたシカゴIMMの投機筋ポジを始め、
海の向こうの需給環境も良好であり、国内も裁定買い残、信用買い残、
空売り比率等の需給環境も良好ですから、イエレンとドラギの12月示唆に便乗し
12月まではリスクオンでええんちゃうか~の機運の高まりとともに
政策期待モードが継続するでしょう。

ちなみに政策期待モードの動きとしては、
我が国は債券高・円安、ユーロ圏は債券高・ユーロ安、中国は株高、
米国は米債券高・ドル安という利上げ先送り観測な動きであろうと、
米債券安・ドル高という利上げ観測な動きであろうとも、
どちらでもいいのですが、前者の利上げ観測な動きとなった場合、
利上げアレルギーな面々(米株、原油(商品)、新興国(特に通貨))が
アレルギー症状を再発しないことを常に横睨みする必要はあります。

ということで明日のスタンスについては、翌日が休日と言うことに加え、
明晩には米ISM製造業の発表も控えておりますので、
(米国は御都合解釈モードですけど、手控えの口実にはなります)
政策期待モードが継続していようとも、先週末の一服モードを引きずり、
上値の重い展開となりそうですが、3日は海の向こうのリスクが低いので、
休日跨ぎの持ち越し短期勝負の方は、引け後の決算リスクは多少はあるものの、
勝負するのはアリと言えます。

腰を据えて構えている方については、先にも述べた通り、
企業決算と利上げアレルギーな面々の動きへの注視は必要ですが、
政策期待モードが継続している限り、王者の風格で構えておきましょう。

新規で腰を据えて参戦する方についても(中小型割安狙いの方も)、
同様に政策期待モードが継続しているならば参戦すればいいでしょう。
ただし決算シーズン真っ只中であり、来期目線に移りつつありますから、
来期目線での選別と共に、決算を見極めてから参戦するのが無難ではあります

新興市場については、先行する形での上昇基調はキープしており、
ベタな年末年始高の様相ではありますが、
明確に商いの伴った上昇ではありまへんので(アップバンクの商いが大きい)
全体的に拡がりのある商いの伴った上昇となるまでは、
その日限りの勝負に留めるのが無難ではあります
新興市場で腰を据えて勝負する方は、
リスク覚悟ならばベタな年末年始高の様相に賭けて勝負するのは自由ですが、
くれぐれも決算跨ぎにはご注意下さい。

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