不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
政策期待相場は継続しているものの、おやおや決算・・な週明け。
こんばんはです。

先週はドラギの言葉責め(12月の追加金融緩和示唆)と中国の利下げを受けて
熱狂のまま週末を終え、日出る国として週明けを迎えた本日の日本株ですが、
すでにイチモツ均衡表で言うところの三役好転済の米欧株を追いかけるように、
日経平均、TOPIX、JPX日経400、東証2部、JQ共に雲を上抜け、
三役好転となり、終値でも雲上をキープして引けておりますが、
ジワジワ円高と共に切り下がり、商いは週初とは言え2.12兆円の薄商いとなり、
先週の政策期待な熱狂とは程遠い冷めた一日でおました・・・

利下げを行った中国についても、上海株は0.5%上昇に留まり、商いも薄く、
熱狂とは程遠い冷めた一日でおました・・・

ただし今のところ債券は踏ん張っていることからも(日米欧共に)、
今週の中国での五中全会、米国のFOMC、我が国の黒光り銀行会合に向けて
政策期待が剥げ落ちたとは言えず、需給面からも円高もは一時的なものでしょうし、
明日以降、株価が一服したとしても、動きとしては健全な一服の範疇でしょう。

従って健全な一服ではなく、不健全な下げは何だ?と言いますと・・・

動きとして日米欧共に債券安となること、商いの伴った株安となること(日米欧中)
原油、資源(商品)、新興国において利上げ(ドル高)アレルギーが再発し、
原油安、資源安(商品安)、新興国通貨安となること、上海株安となること、
といったところです。

材料面としては、政策期待相場が継続している限り、経済指標については、
悪けりゃ政策期待が高まるだけという御都合解釈モードなので心配ないですが、
企業決算については、結果を受けてまずは個別で反応しますので、
政策期待相場とは関係ないとも言えるだけに、
経済指標の様のような御都合解釈な動きとは別と言えます。

米国の企業決算は今のところ、数値としては決して良いとは言えませんけど、
市場予想がかなり低かったこともあり、市場予想を上回ったという解釈で、
決算発表以降は概ね堅調な展開となり、米株の重石にはなってまへん。
(明晩はアップルを始めとする注目決算のてんこ盛りが控えてますけど・・・)

我が国の決算については、直近の日銀短観での堅調な見通しもあって、
米国と違って市場予想が高いと言えますが、日本電産、安川電、花王等の先週分は
今のところ決算発表後も堅調な展開となっており、日本株の重石にはなってまへん

とは言っても、先週分は決算発表ラッシュでの先頭組であり、ほんの一部ですから
国内企業決算の本番は今週からです(週末に1発目のピーク)。

ちなみに本日発表分の決算を見ると・・・終わった期はどうでも良いのですが、
肝心の通期予想については、以下の通り、短観の見通しや市場予想とは違い、
下方修正が多く、しかも上方修正銘柄群よりも大物が目立つと言えます・・・

★上方修正

 オルガノ、鉱研工業、エレマテック、大建工業、常陽銀、滋賀銀、キーコーヒー
 カワタ、ソフト99、東京エレクトロンデバイス、寿スピリッツ、
 アルメタックス、クレスコ

★下方修正

 JSR、アドバンテスト、極洋、キヤノンMJ、石原ケミカル、ツツミ、
 日立ハイテク、日立化成、カイノス、GMB、トランコム、浜井産業
 シャープ、ダイコク電機、スーパーバック、Jエスコム、日デジタル

まぁ決算の本格化はこれからが本番であり、
あくまで今日だけの話ですから、必要以上に悲観することではないですけど、
主要国の中で足元のマクロ面でマイナス成長となっているのは、
ロシア、フィンランド、我が国だけというのも事実であり、
そんな中でも株価に直結する業績(ミクロ面)だけは堅調というのが、
ファンダメンタルズ面での支えではありましたので、
マクロ面での失速は週末に控える黒銀会合と安倍ちゃんへの政策期待で補えても、
ミクロ面(業績)では堅調という期待が剥げ落ちてしまうと、
悪い意味で日本だけが別世界という事態になってもおかしくはないです・・・

とりあえず現在は、需給環境も良好だということもあり、
政策期待を口実に株価を押し上げたいという大人の都合もありますから、
政策によってマクロ面での懸念が払拭されれば、ミクロ面での失速懸念も払拭・・
というロジックが働く可能性はありますけどね(笑)

だからこそ・・・もし今日のような決算が明日以降も続くことになると、
週末に黒ちゃんがバズーカをぶっ放さなければ、政策期待の剥落と言うよりは
我が国のマクロ、ミクロ両面での失速懸念という、
シンプルな見方になり兼ねないだけに、意外とぶっ放した方がという気もしますが
バズーカをぶっ放さないのであれば、
すっかりマンネリ化している「ちょっちゅなく(躊躇なく)動く」という
具志堅ギャグな言葉責めではなく、
ドラギのおっさんの様に「12月にでも動くぞオラッ!」
というより具体的な強い言葉責め(意思表示)をして頂かないとね・・・

以上の通り、本日のような決算が明日以降も続いた場合・・・
という最悪のシナリオでの見方であり、、
現状の動きとしては、政策期待相場な動きは継続していると言えます。
海の向こうについても同様です。

ということで、明日のスタンスとしては、特に変更はありませんが・・・

持ち越し短期勝負の方については、明日以降の決算は気掛かりではありますが、
短期勝負なのでシンプルに見て、明日以降一服したとしても
債券が売られることなく、商いの伴った下げでもなければ、
政策期待相場が継続していると判断して勝負すればいいでしょう。

腰を据えてすでに構えている方については、
今週に控える日米中の三大イベント以降の動き次第ですから、
それまでは決算に注意を払いつつも、王者の風格で構えておけばいいでしょう。
新規で腰を据えて勝負する方については、
三大イベント以降の動きと決算を見極めてから参戦しても遅くはないと思いますが、
今のところは三大イベント以降も、政策期待相場が継続しそうですから、
リスク覚悟でならば参戦するのはアリです。
ただし上記にも書いた通り、明日以降の決算動向には目を配っておきましょう。
そして中間決算の発表と共に来期目線へと徐々に移ってくるので、
来期目線での銘柄選別は重要でおます。
割安中小型銘柄で腰を据えて勝負する方も同様です。

新興市場については先行しての上昇が続いており、
ベタな年末年始高の様相ではありますが、
明確に商いの伴った上昇とは言えませんので(アップバンクの商いも大きい)
商いの伴った上昇となるまでは、その日限りの勝負に留めるのが無難ではあります
新興市場で腰を据えて勝負する方は、以上にも書いた通り、
ベタな年末年始高の様相も見せているので、リスク覚悟で勝負するのは自由ですが、
三大イベントを見極めるなり、決算を見極めるなりしてからの方が無難です。

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