不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
政策期待vs良からぬ連想ゲームによる嵐の前の静けさ?
こんばんはです。

本日の売買代金は今年2番目の低水準となる1兆8235億円・・・
そして2日連続での2兆円割れ・・・

パワー&フィジカルを重視する私としては・・・というよりも、
8月の堀北真希ショック(19日(水))前の17(月)-18日(火)も、
2日連続で商いが大きく減少していただけに、嵐の前の静けさなのか・・・

やはり明日は有名どころの女優が電撃結婚・・・というしつこい冗談はともかく
騰落レシオも8月17日と同様、昨日が120越えとなり、
8月18日は113まで低下し、本日は111まで低下・・・

空売り比率も8月17日(33,1%)、8月18日(34.6%)は低下し、
今回は先週末が34.7%、昨日が38.1%、本日が36.4%と低下傾向・・

そしてイベントとしては、前回は海の向こうで人民元切下げと米消費者物価があり
今回は人民元の切下げでの波乱もなく、米消費者物価も無いですが(住宅指標有)、
国内は前回と同様、貿易統計と訪日外国人客数の発表を明日に控えております。

昨日発表された中国の7-9月期GDPは、懲りない水増し結果だったこともあり、
ショックを招くことはなかったものの減速懸念の燻りは残っており、
そんな中、本日発表された中国関連銘柄でもある安川電機の決算が、
2Qの着地は悪くなかったものの、通期予想の「売上」見通しは、
中国・新興国の減速を理由に下方修正しており、
中国の燻りを改めて裏付けたとも言えます・・・

更に明日の寄り前に発表される貿易統計での輸出量が、前月に続いて悪化すると、
マイナス成長となった4-6月期GDPでの重石の一つでもあった「輸出減」が、
安川電機の売上下方修正と共に裏付けられることになり、
我が国の7-9月期GDPも・・・
つまり2期連続でのマイナス成長という定義上のリセッション入り・・・
という懸念がいよいよ現実のものとして意識されることになり兼ねないです。

そして明日の14時に発表される訪日外国人客数についても、
前回の堀北ショック前に発表された8月分は、
過去最高だったにもかかわら材料視されなかっただけに、
今回も堅調な結果になったところで材料視されない可能性が高い・・・
ならばまだしも、もし鈍化するようなことになると、
足元の国内消費は、直近の消費支出(8-9月)ではやや回復が見られるものの
中国人の爆買いを始めとするインバウンド頼みという面が大きいのが現実であり、
実際にマイナス成長となった4-6月期GDPの足を引っ張った要因は、
輸出の減少と共に国内消費の低迷だったわけですからね・・・

つまり先に述べた明日の貿易統計で輸出減となった場合での、
中国の7-9月期GDPの低迷と安川電機の売上見通し下方修正と相まっての、
7-9月期GDPが2期連続マイナス成長になるのでは・・・
という良からぬ連想ゲームに消費面からも拍車をかけることになります。

そうなってくると、現在の相場を支えている政策期待の一つである、
黒ダヌキ(黒田日銀総裁)の追加金玉政策の効果への疑問も膨らむことに・・・

ただでさえ本業の物価コントロールと目標であるデフレ脱却という面では、
足元の消費者物価がマイナスに転じている状態なのに(コアコアCPIはプラス)
足元の景気までが2期連続でGDPがマイナス成長なのか?
という説得力に欠ける状況となってしまいます。
株価という面でも現在はリバウンドしているものの、
直近安値は10月にぶっ放した2個目の追加金玉を否定する水準が間近に迫り、
市場においても説得力に欠ける状況に近いとも言えますからね・・・

以上のような良からぬ連想ゲームによって、
2期連続でのマイナス成長懸念が高まると共に、
黒ダヌキの追加金玉政策に対する効果への疑念まで湧くことになると、
当然ながら安倍ちゃんの一億ソースカツ丼を始めとする新三本の串カツに対しても、
効果という面での疑念が湧くことになりますから、
現在の相場を支えている政策期待が、黒ダヌキだけでなく、
とんかつ屋「安倍ちゃん」の面からも剥落することになり兼ねないです・・・

とりあえず現時点での市場の「動き」としては、
政策期待な動きは継続していると言えますが、
商いの減少を始めとする8月の堀北ショック前を彷彿とさせる嵐の前の静けさは、
以上のような良からぬ連想ゲームが始まる前触れなのかとも思うだけに、
安倍ちゃんが気合いやスローガンだけでなく、一刻も早く具体策を示すか、
7-9月期GDPへの懸念を払拭するような堅調な企業決算が発表されないと、
ほんまに嵐が吹き荒れてもおかしくないような不気味な静けさでおます。

そういう意味では明日の日本電産の決算と明後日のナガモッコリ(永守)社長の
オラオラ会見に期待したいものです・・・
安倍ちゃんは明後日から中央アジアへ歴訪に出てしまうので期待薄ですが・・・
非公式で訪米しているコスプレおじさん(麻生財務相)なり、
国内にいるとんかつ屋「安倍ちゃん」の店員(閣僚)たちが代わりに具体案を・・
それは期待薄衣か・・・。

海の向こうについては、昨夜から米国の動きが、利上げ先送り万歳な動きではなく
米債券安、ドル高、原油安、新興国通貨安という利上げ観測な動きも見せ、
これが継続すると気掛かりではありますが、現在は債券が戻しつつあり(我が国も)
そしてなんだかんだ言っても22日にはドラ銀理事会(ECB理事会)を控え、
ドラギえもんの追加金融緩和観測が高まるようだとユーロ安圧力にもなるので、
現在の米国市場での利上げ観測&不安定な動きは仕方ないとも言えます

だけに・・・22日にドラギえもんが秘密道具(追加緩和)をぶっ放すなり、
ぶっ放さなくとも、前回のように四次元ポケットへ手を突っ込んでるかのように
強い秘密道具への示唆をしていただければ、米国、中国だけでなく、
我が国でも政策期待が維持されることになり、
良からぬ連想ゲームに発展することもないのですが・・・
今夜はイエレンおばさんも挨拶をするようですから(米企業決算もあります)、
ドラギえもんと共にイエレンおばさんが、
口をひん曲げながらリップサービスしてくれればいいけど・・

以上の通り、「政策期待vs良からぬ連想ゲームでの嵐の前の静けさ?」、
という不気味さも感じる相場ではありますが、
明日のスタンスについては、特に変更はないものの改めて書きますと・・・

持ち越し短期勝負の方については、良からぬ連想ゲームが始まらなければ、
国内外の政策期待な動き(債券高・円安等)が継続している限り
割り切って一時的なリスクは覚悟のうえで政策期待相場に乗ればいいです。

ただし現状は嵐の前の静けさとも言える薄商いでのヒョロ上がりですから、
本番である来週の政策イベントラッシュ、もしくは明後日のECB理事会までは、
その日限りの勝負に留めるのが無難ではありますけど、
その辺はお好みでご自由にどうぞ。

腰を据えて勝負をする方については、アベノミクス当初から構えている方は、
どこかの火種が爆発して、リーマンショック級の悪夢が再来し、
1月安値でもゴリゴリと割らない限り(現状ではひとまず9月安値割れが目安)、
王者の風格で構えておけばいいです。

新規で腰を据えて参戦する方については、
明日の連想ゲーム懸念イベントや明後日のECB理事会だけでなく、
本番である来週の政策イベントを見極めてから参戦しても遅くはないですが、
9月or1月安値までの下振れリスクを覚悟の上でならば参戦すればいいでしょう。
再び雇用統計以前の状態(政策期待相場でなく利上げ出来ないモード)へと戻り、
単なるリスクオフでの9月・1月安値割れという可能性はまだ有り得ますからね。
ただし1月安値を割れば、腰を据える覚悟での総員出撃でいいでしょう。

新興市場については、本日は資金が抜けるような下げも散見されましたが、
基調としては資金流入の動きとベタな年末年始高という動きも窺えるだけでなく、
揺れも収まりつつありますが、シンプルに考え、
これまでのリスクオフ局面以上の商いを伴った上昇が継続しない限り、
その日限りの勝負に留めておくのが無難でおます。

割安中小型銘柄については、腰を据えるのが大前提ならば、
まだ可能性の残っている1月・9月安値までの下振れリスクを覚悟の上で、
参戦していけばいいでしょうけど、今週からは中間決算も始まるので、
決算を見ながらでもいいとは思います。
当然ながら来期目線に移りつつある時期ですから、
中間決算と共に来期も考慮しての銘柄選別は必要です。

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