不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
10月末に向けた政策期待モードな週末。
こんばんはです。

本日は土建屋の棟梁をやっている友人から電話があったので、
ついでに世間も市場も騒がしているピサの斜塔(マンション傾き)問題について
聞いてみたところ・・・土建屋業界でもザワついているそうです。

友人曰く、現時点で傾いていなくとも、全棟検査をすることになると、
続々と出てくるのではないかと・・・
そして杭打ちだけの問題ではなく、基礎の部分では色々とあるそうです。
以前にも公営の住宅すらも・・・というのはよく聞いていたので、
芋づる式に騒ぎが拡大しないことを願うばかりです。

とりあえず今回のピサの斜塔を販売した三井不動産は、
不備のあるものは全て建替えをするとの方針を示しているので、
潔い誠実な対応だとも言えますし、住民としても迷惑に変わりはないものの、
一安心と言ったところでしょうか・・・

さてさて、三井不動産のお詫びではなく、私からのお詫びなのですが、
中国の五中全会は15-18日という現在開催中なんてことはなく、
26~29日に開催だそうで、大変失礼をぶっこきました。

従って週明けに何か政策が出てきたり、逆に何も出て来なかったアルヨ・・・
という展開にはなりまへんので、週明けの中国としては五中全会ではなく、
新しい算出方法で初めての発表となる7-9月期GDPが注目イベントとなり、
正直過ぎるあまりにもドイヒーな数字とならない限り、
少々の悪い数字では、五中全会に向けた政策期待が下支えとなりそうです。

そして五中全会が26-29日になったことで、
10月最終週は注目イベントがひしめき合うことになります。

10/22(木) ECB理事会
10/25(日) ウクライナ統一地方選
10/26(月) 日本郵政の売出価格決定
      国内企業決算本格化
      五中全会(29日まで)
10/27(火) FOMC(28日まで)
      アップル決算
10/28(水) FOMC結果発表
10/29(木) 五中全会最終日
10/30(金) 日銀金融政策決定会合
      国内企業決算1発目のピーク
11/3(火)  米債務上限到達期限(自称)※繋ぎ予算期限は12/11
11/4(水)  郵政3社上場

以上の通りなので、日米欧中共に足元ではマクロ・ミクロ両面において、
失速懸念(症状)が出ていようとも、
10月最終週に向けて政策期待が支えとなりそうです。
先行するECB理事会にて、ドラギえもんが秘密道具(追加緩和)を繰り出すと
さらに日米中での政策期待が高まることにはなるでしょうしね。

いやはや・・・米国も期待通りの利上げ先送りとなれば、
結局は実体経済の病が回復・治癒しないまま、
再び麻酔医(中銀)による痛み止め(金融緩和)頼みへと舞い戻るのか・・・
ということになるので、当面は麻酔にラリって押し上げられたとしても
ほんまにこれでええのか?いずれ訪れる副作用は大丈夫なのか?
という将来不安は高まるばかりだけに、麻酔でラリっている間に、
外科医でもあり内科医でもある政治が、
財政政策等で実体経済を治療していただきたいものです・・・

そういう意味でも我が国は、ドクター安倍が治療を担うわけであり、
新旧の三本の注射(矢)を射った・・・というよりも打ち出しただけで、
今のところは景気は気からとばかりに、
気合いだけ・・・鼓舞するだけ・・・励ますだけ・・・
という精神科医のような状況に近い上に、
足元の検査結果は悪いもの続きであり(マクロ指標の失速)、
ついにはミクロ(企業業績)まで・・・という懸念も湧きつつあるだけに、
一刻も早く具体的な治療プランを示し、治療に踏み込んで頂きたいものです。
来週半ばからは国内企業決算が本格化するだけにね。

そして米国も欧州も中国も同様なのですが、改めて欧州(ユーロ圏)を見ると、
金融は一元化されつつある一方で、未だに財政は国ごとにバラバラ・・・
つまり治療をすべき医師の治療方針がまとまっていないために、
ドラギ麻酔医の薬頼みしか手が無いというのが現実ですから、
リアルに怖いのは欧州なのかなと改めて思うばかり・・・
もちろん得体の知れない中国も怖いですけど、
一党独裁だけに得体の知れん治療や荒療治でも何でもありですからね(笑)
それこそ安倍ちゃんの気合いではなく、中国4000年の「気」で治すかも(笑)

とにかく以上のような懸念があろうとも、
現状の日米欧中は政策期待が支えですから、連日繰り返し書いている通り、
米国は利上げ先送り万歳な動き(米債券高・ドル安・株高)、
米国の利上げ先送り万歳な動きによって、
利上げアレルギーが和らいだ動き(原油高(商品高)、新興国・資源国通貨高)、
欧州は追加金融緩和期待な動き(債券高・ユーロ安・株高)、
中国は五中全会での政府の政策期待な動き(株高)、
我が国は欧州と同様、追加金融緩和期待な動き(債券高・円安・株高)、
これらの基調が維持されている限りは、
政策期待が継続していると見ておけばいいでしょう。

ちなみに本日の我が国については、債券高・円安となっていただけでなく、
日銀プレー(金融・不動産・資産関連買い)な動きもありましたので、
昨日のようなインチキ政策期待な動きではなく、
実態は薄商いによるただの買戻しであろうとも、
表面的には真っ当な政策期待な動きだったと言えます。

ただし昨夜の米国は、利上げ先送り期待と言われながらドル高であり(薄商いも)、
本日もドル高で推移しておりましたので、このままで今夜も突入すると、
政策期待ではなく、ドル高は重しやで~(利上げやで~)
という理由で下げてもおかしくないです・・・

低調なマクロ指標と企業決算が続いている一方で、
相変わらずFRBメンバーは年内の利上げに含みを持たせており、
つまり米金融政策に対するスタンスが、未だに市場とFRBで不一致のままであり、
米国は盤石の利上げ先送り万歳相場とまでは言えない状態だということです・・。
市場としては、昨夜はドル高になったものの、
基調としては利上げ先送り(ドル安)モードですから、
昨夜の動きは一時的とも言えますけど・・・

ということで、本日はもはや週末ですから、これにて失礼します。

以上を踏まえつつ、来週のスケジュール等も加味しながら、
来週の展望は改めて書きます。

良い週末をお過ごしください。


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