不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
さすがにアテにならん反発劇と言わざるを得ず・・・
こんばんは。

本日は我が国の債券が小幅ながら売られ、円高が進行していたにも関わらず、
日経平均株価は+1.15%(+205,9円)、TOPIXは+1.35%・・

連日の繰り返しになりますが、
現在は本丸の米金融政策(利上げ)スタンスが煮え切らないだけでなく、
国内及び米国を始めとする海の向こうについても、
マクロ・ミクロ共に失速懸念真っ只中の状態ですから、
各国共に政策期待だけが支えというのが現実です・・・

つまり我が国については、
安倍ちゃんマンの掲げる一億総馬車馬(活躍)を始めとする
新三本の矢の具体策&財政出動、もしくは好調な企業決算でも出てこない限りは、
黒光り銀行(黒田日銀)の追加金融緩和期待だけが支えとなりますので、
期待(催促)を現す債券高(金利低下)円安が維持された上での株高であれば、
薄商いであろうとも、単なる買戻しだけであろうとも、
割り切って波に乗ればいいとは思いますが、
本日は小幅ながら債券安(しかも米債券高)、円高という中で、
しかも薄商いでの株高ですからね・・・

随分と楽観論が漂っていたりもしますが、
さすがに本日はアテにならん反発劇だったと言わざるを得ないです・・・
(見方を変えるとわかりやすい日当稼ぎ日和ではありますけどね)

現時点(19時)でも我が国の債券はやや売られると共に、
ドル円は118円台前半まで円高が進行しており
ユーロ円でも135円台半ばまで円高がゴリゴリと進行しております・・・

1日に発表された日銀短観の想定為替レートは、
通期で1ドル117.39円(上期117.50円、下期117.28円)であり
来週半ばからは国内企業決算発表ラッシュを控えているだけに、
僅かに残っている企業業績への期待についても(短観の業績見通しを見る限り)
剥げ落ち兼ねないですからね・・・
おまけにユーロ円までとなると、日本だけが貧乏クジなんてことに・・・

一方、そんなユーロ安もあって、我が国と同様、
ドラギのおっさん(ECB)による追加金融緩和期待が支えであるユーロ圏は
債券高、ユーロ安という期待を示す動きとなっており(本日の欧州株は堅調)、
米国についても、昨夜は低調な小売売上高と企業決算だけでなく
サプライズなウォルマートの見通し下方修正もあり、
債券高・ドル安・株安・原油安(資源安)、金とVIXは上昇・・・
というベタなリスクオフ状態ではありましたが、
現在のユーロ圏での追加金融緩和期待な動き、
本日の中国での政策期待な動き、ドル安による新興国通貨の戻りもあって、
現在は米債券高・ドル安(対ユーロ以外)・米株高(ダウ先上昇)でおます

つまり現在は原油を始めとする商品は低調なままではありますが、
米国、欧州、中国は政策期待相場が続いているとも言えますので
我が国については、債券安、円高という割には現在も先物が踏ん張っており、
かろうじて貧乏くじ相場にはなっておりまへんけど、
我が国が最もアテにならない状況であることに変わりは無いです。
せめて原油(商品)も堅調であれば、
国内外共にもう少しアテにはできるのですが・・・

まぁとにかく、米国の金融政策スタンスが明確になるまでは、
米国は利上げ先送り観測万歳である、
米債券高・ドル安での米株高、そして原油高・金玉安、新興国通貨高、
中国は株高、ユーロ圏は債券高・ユーロ安になるとややよろしくないものの、
少なくとも株高となり、我が国は米欧以上の債券高による円安での株高
という政策期待相場な動きとならない限りは、
各国ともに足元のマクロ・ミクロ両面での失速懸念は払拭されていないので、
アテにならない動きだと見ておいた方がいいです。

今夜も引き続き米企業決算が発表され、
低調な決算に対する織り込みは進みつつあるとは思いますが、
昨夜までは未だにネガティブな反応が続いているのも事実であり、
経済指標については、低調な結果を織り込みではなく、
利上げ先送り万歳相場となるか単なるリスクオフ相場へと陥るのかが重要であり、
今夜はFRBの本業である物価面の指標(消費者物価)だけでなく、
FRBが重視する雇用面の指標(新規失業保険)、
利上げ(ドル高)アレルギー症状な2つの製造業関連指標、
現在の相場でリスクオン・オフスイッチとなりがちな原油指標(週間原油在庫)
3人のFRB戦隊メンバーの講演もあり、週末の明晩もJOLT労働調査、
米鉱工業生産、ミシガン大指数、石油掘削リグ稼働数、
そして大人の都合な需給イベントである米SQでもあり、
米国市場はどうにでも動いておかしくないでしょうから、
上記の利上げ先送り万歳な動きとならない限りは、アテしない方がいいでしょう。

中国は本日から18日まで五中全会が開かれており、
何か政策が出てくるのでは・・・という期待が高いので、
ひとまず今週は気にする必要はないでしょう。
(18日(日)に何も無かったアルヨというリスクは無きにしもあらずですがw)

欧州は今夜からEU首脳会議が始まり、明晩は貿易収支がありますが、
過度な追加金融緩和期待な動き(債券高・ユーロ安)ではなく、
ほどほどが好ましいといったところです。
(今夜のカタルーニャ州首相の高裁への呼出しはやや気になりますけど)

そして明日の我が国は、閣議後の閣僚会見、引け後の黒ちゃん講演くらいです。
黒ちゃんが追加金玉緩和を示唆するだろうとの観測は、
最近の言動を見る限り、過度な期待はイチモツ(禁物)ですから、
明日のザラバは以上の海の向こうでのイベントによって、
債券高・円安という政策期待な動きが維持されているのかどうか次第でおます。

ということなので、明日のスタンスについては、特に変更はありませんが・・・

週跨ぎでの持ち越し短期勝負の方については、
本丸の米金融政策(利上げ)スタンスが明確になるまでは、
引き続き、その日限りの勝負に留めるのが無難ではありますが、
シンプルに前述した通りの政策期待な動きとなっているならば、
需給環境は良好ですから、実態経済と乖離した政策期待相場であろうと、
薄商いであろうとも、リスク覚悟で波に乗るのはありです・・・

腰を据えて勝負をする方については、
アベノミクス当初から構えている人にとって、現在の揺れは大した事では無いので、
どこかの火種が爆発して、リーマンショック級の悪夢が再来し、
1月安値でもゴリゴリと割らない限り(現状ではひとまず9月安値割れ)、
王者の風格で構えておけばいいです。

新規で腰を据えて参戦する方については、
日米の金融政策スタンスが明確になってから参戦しても遅くはないですが、
9月or1月安値までの下振れリスクを覚悟の上でならば参戦すればいいでしょう。
再び雇用統計以前の状態(政策期待ではなく利上げ出来ないモード)へと戻り、
単なるリスクオフでの9月・1月安値割れ・・・
という可能性はまだ十分に有り得ますからね。
ただし1月安値を割れば、腰を据える覚悟での総員出撃でいいでしょう。

新興市場は資金流入の動きと共に、ベタな年末年始高という動きも感じますが、
シンプルに考え、バンジージャンプの様に伸びたゴムの伸縮(揺れ)が収まるか、
ゴムを引っ張り上げるようなこれまでのリスクオフ局面以上の商いを伴った上昇が
「継続」しない限りは、その日限りの勝負に留めておきましょう。
現在は一日の値幅は大きく、局地的な賑わいも多いので、日当稼ぎでも十分です。
現在開催中のバイオジャパンから何かきっかけでも・・・
今のところこれといったきっかけにはなってませんが、
ちなみに新興市場向けだけではないですが、来週は政府が産官学で作る
「IoT推進コンソーシアム」なる共同研究体を発足させますけどね。

割安中小型銘柄については、腰を据えるのが大前提ならば、
1月・9月安値までの下振れリスクを覚悟の上で参戦していけばいいでしょうけど、
来週後半から中間決算も控えており、来期目線に移りつつありますから、
くれぐれも来期も考慮しての銘柄選別は必要ですけどね。

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