不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
敏感相場継続中・・・
こんばんは。

昨夜は原油が急落したことで、何だか景気失速懸念が原因だなんて解釈もあり、
実際に各国の景気は失速気味であり、政策期待頼みではありますけど、
昨夜は米株が続伸となり、ドルにも大きな動きが無かったにも関わらず、
OPEC月報での増産報告がきっかけで下げただけですから、
シンプルな需給要因としか思えないのですが・・・
しかも9月という過去の産油量が増えていたという話ですから、
毎週発表される原油在庫やリグ稼働数の方が材料としての鮮度は高いだけに、
どこまでOPEC月報の鮮度が保たれるのやら・・・

そして自らの都合だけで原油価格を押し上げようと?
大義をこじ付けてまでシリアで空爆をしている激おこプーチン丸が、
さらに空爆を激化する可能性も高く、ほんまに誤爆という名のもとに、
石油精製施設を空爆してもおかしくないですからね・・・

しかもトルコではISの仕業とも言われる大規模なテロが発生し、
ISに対する周辺国の攻撃姿勢も激しくなってきているだけでなく、
イスラエルも再びガザ地区を空爆していたり、
中東での地政学リスクが高まりつつあるので、
アラブ昂る・・・アブラ高ブラ・・・となりそうですけどね。

何より・・・以上のような不確定なものではなくとも、
現在は米金融政策の利上げ先送り観測によるドル安が進行中ですから、
今週発表される利上げアレルギーな米企業決算や米経済指標がよほどの改善となり、
ドルが急伸でもしない限り、このまま原油安が続くとも思えないのですが・・・
だけに・・・冒頭で触れた景気失速による原油安とも思えず・・・。
(資源国・新興国通貨も戻り基調が継続中です。)

ということなので、現時点での原油安は一時的だと見ておりますが、
もし一時的なもので終わらず、長引いてしまうようだと、
原油はマネーの潤滑油という役目だけでなく、先行していたセクターでもあるので、
現在の各国での政策期待を下支えとした買戻し相場も一巡し、
再び政策の行方待ち相場に舞い戻ることになり、
コラボする悪材料次第では、現在の利上げ先送り万歳という御都合解釈ではなく、
雇用統計前までありがちだった、利上げ出来ない環境やからリスクオフやで~
という都合悪解釈もあり得ますので、原油が動く理由はともかくだったとしても、
原油安が一時的ではなく長引くようだと要注意でおます。

さて、原油だけでなく金融市場にとっても最も重要である米金融政策の行方は、
現時点でのFRBメンバーの見方としては、昨夜講演した3人も含め、
未だ年内利上げを諦めて・・・失礼、匂わせている一方で、
市場は利上げ先送り観測な動き(米債券高(米金利低下)・ドル安)が
現在も進行中であり、未だにFRBと市場との間には、
金融政策(利上げ)の行方に対するスタンスは食い違ったままですから、
ちょっとした材料やFRBメンバーの口車等で、
どうにでも動いてしまう不安定な状況が継続しているということです。

とは言っても直近では市場の解釈である利上げ先送り観測に加え、
各国(日中欧)の政策期待を下支えに、買戻し主導の戻りが継続しておりましたが
昨夜の原油安をきっかけに、買戻しも一巡となる動きとなっており、
各国から改めて政策期待を高めるような材料が出てこないようだと
先にも述べた原油安が長引くなり、更なる悪材料がトッピングされることで
リスクオフの色合いが濃くなってもおかしくはない状況ではあります。

今夜の米国では、FRBメンバーのセントルイス連銀総裁とNY連銀総裁の講演
いつ出てくるのかわからない(今週中?)米財務省半期為替報告書、
日本にとっては余計なことを言わないかという意味で心配でもある、
民主党大統領候補者による初のテレビ討論会、
そして注目のインテル、J&J、JPモルガンを始めとする米企業決算、
欧州ではVW絡みのイベントもあります。

明日は中国で消費者物価と生産者物価、欧州では鉱工業生産、
米国では引き続き為替報告書もありますが、小売売上高、ベージュブック、
週間原油在庫、米企業決算を控えており、
我が国では政府税調の会合、5年債入札、月例経済報告といったところです。

これらのイベントをきっかけに、先日も書いた通り、
米国は債券高・ドル安という利下げ先送り観測な動きとなり、
我が国は米国以上の債券高となって円安が維持されていれば、
政策期待での買戻しが続くでしょうけど、本日(現時点)の動きを見る限りでは、
商いを伴ったゴリゴリなリスクオフではないものの、
買戻しは一巡した動きとなっております・・・
(おまけに9月工作機械受注は、先日の機械受注と同様、低調でおました・・・)

このまま原油が回復せず、円高が進むようだと、
短期的にはリスクオフになってしまいますが、現時点の需給環境は良好ですから、
良からぬ材料がトッピングされなければ、9月安値割れまではなさそうですが・・

以上の通り、米金融政策の不透明なスタンスが不安定な敏感相場を作っており、
何とか政策期待と需給環境が下支えになっているという状況であり、
先に述べたイベントをきっかけにこれらの期待が剥げ落ちる可能性はあるので、
シンプルに見るならば債券と為替を見ておけばいいでしょう。
(米国は債券高・ドル安、我が国は米国以上の債券高による円安)

ということで明日のスタンスとしては、基本的には変わりませんが・・・

持ち越し短期勝負の方については、
日米・・・というか米金融政策(利上げ)のスタンスが明確になるまでは、
引き続き、その日限りの勝負に留めるのが無難ではありますが、
シンプルに米債券高・ドル安という利上げ先送り観測な動きと共に
我が国も米国以上の債券高(追加金融緩和期待:金利低下)によって、
円安という追加金玉期待が維持されていれば、需給環境は依然として良好ですから
実態経済と乖離した政策期待だけであろうと薄商いであろうとも、
リスク覚悟で今の流れに乗るのはありです・・・

腰を据えて勝負をする方については、
アベノミクス当初から構えている人にとって、現在の揺れは大した事では無いので、
どこかの火種が爆発して、リーマンショック級の悪夢が再来し、
1月安値でもゴリゴリと割らない限り(現状ではひとまず9月安値割れ)、
王者の風格で構えておけばいいです。

新規で腰を据えて参戦する方については、
米金融政策のスタンスが明確になってから参戦しても遅くはないですが、
9月or1月安値までの下振れリスクを覚悟の上でならば参戦すればいいでしょう。
再び雇用統計以前の状態(政策期待ではなく利上げ出来ないモード)へと戻り、
単なるリスクオフ(米株安・債券高・ドル安)での9月・1月安値割れ・・・
という可能性はまだ十分に有り得ますからね。
ただし1月安値を割れば、腰を据える覚悟での総員出撃でいいでしょう。

新興市場は資金流入の動きと共に、ベタな年末年始高という動きも感じますが、
シンプルに考え、バンジージャンプの様に伸びたゴムの伸縮(揺れ)が収まるか、
ゴムを引っ張り上げるようなこれまでのリスクオフ局面以上の商いを伴った上昇が
「継続」しない限りは、その日限りの勝負に留めておきましょう。
現在は一日の値幅は大きく、局地的な賑わいも多いので、日当稼ぎでも十分です。
ちなみに明日からバイオジャパンも開催されますので、出尽くしではなく、
新興市場のきっかけにでもなればいいのですが・・・

割安中小型銘柄については、腰を据えるのが大前提ならば、
1月・9月安値までの下振れリスクを覚悟の上で参戦していけばいいでしょうけど、
来週後半から中間決算も控えており、来期目線に移りつつありますから、
来期も考慮しての銘柄選別は必要ですけどね。

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