不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
「ハ売ルの動く城」となるか「バブルの動く城」となるか・・・
こんばんは。

大阪の学校の体育祭で行われた組体操ピラミッドでケガ人が出たことで
危険だから止めろ!強制するな!教育としての意味があるのか!・・・などなど
非難轟轟だそうですが、勉強はゆとり教育がけしからんということになる一方で、
部活や体育というのはどんどんゆとり化が進んでいるような気がしなくもない・・

私の中学時代は、騎馬戦は軍鶏の喧嘩のような帽子や鉢巻を取り合うのではなく
柔道着を着ての落とし合いでしたけど、
そんなものは今の時代には通用しないのでしょうかね・・・
今回の騒動のきっかけとなった組体操の教育的な意味合いや是非はともかく、
何だか薄気味悪い風潮だなと思うばかり・・・
安倍ちゃんの一億総活躍社会やなくて、一億草食化社会になりそうで・・・(笑)

さて、そんな自他共に認める脳みそ筋肉な偏った私の教育論はどうでもよくて、
本日発表された8月の実質消費支出は前年比2.9%増となり、
消費は爆買い中国人を始めとするインバウンド消費頼みだけでなく、
ついに国内消費は足元の低迷を脱し、回復してきたと言える結果でおます。
実質賃金も7月はプラスに転じていたので(物価の低迷という問題もありますけど)
週明けに発表される8月分の毎月勤労統計での実質賃金が、
2か月連続で上昇となると、4-6月期GDPの足を引っ張っていた消費が、
7-9月期GDPでは足を引っ張らないのか・・・という期待も高まります。
昨日の日銀短観では、DIと企業業績の堅調ぶりだけでなく、
設備投資も伸びていただけに、
4-6月期GDPに続いて、7-9月期もマイナス成長となり、
定義上のリセッション入りになるのではという懸念が和らぎそうですが・・・

ちなみに本日発表されたユニクロの9月月次(既存店102.6%)を始め
本日までに発表された百貨店を始めとする小売各社の9月月次売上高は、
インバウンド効果が継続していることもあって、堅調な結果ばかりですから、
週明けの8月の実質賃金が注目ではあります。

そして海の向こうの混乱もあって足元で低迷している輸出さえ回復すれば、
7-9月期のGDPへの懸念はさらに和らぎますけどねぇ・・・

一応、昨日発表された日銀短観と1Q決算での想定為替レートを見ると、
現在の為替水準でも業績への影響は無いと言えますから、
結局のところ輸出の減少は需要の問題、つまり海の向こうが原因ですからね。

ということもあり、黒ちゃんの追加バズーカは必要ないと言えるのですが、
黒光り銀行の本業は物価コントロールでもありますから、
直近の消費者物価がマイナスに転じているのも事実であり、
黒ちゃんがぶっ放す大義はあるとも言えますし、
市場は見ての通り混乱の最中であり、直近では債券がゴリゴリの堅調であり、
昨日は不動産・金融セクターと言ったバズーカ期待銘柄が買われ(今日は違います)
期待(催促?)とも言える動きではあります・・・
まぁ商いを見ていると昨日と今日は薄商いですから、
多少のバズーカ期待はあれど、買戻しが主体のリバに過ぎないとは思いますが・・

そして何より、輸出の減少を招いている海の向こうの混乱は、
元を辿れば米国の利上げに向かう金融政策によって、
マネーの流れに変化が生じたことが原因ですから、
最も米金融政策の行方を左右する今夜の米雇用統計を受けて、
利上げのスタンス(時期)が明確になることが、
市場の本丸材料ですから、よほどスタンスが明確にならない限り、
実際に利上げに動くであろう今後のFOMC(10月or12月)を前にして、
黒ちゃんが先んじて、来週の会合でバズーカを放つとも思えないです・・・

しかも今夜の雇用統計が堅調な結果となって、
利上げスタンスへの不透明感も払拭されて市場が落ち着けば、
実際に利上げに動くであろう10月27-28日のFOMC、
もしくは12月15-16日のFOMCを見極めて、
後出しジャンケンで動いた方が効果的でしょうからね。

これまでのように日米欧が同方向の緩和的な金融政策ではなく、
今回は真逆の金融政策になりますから、
後出しだから効果的というのもやや疑問はありますが、
時間的な鮮度という意味でのインパクトはありますので
先んじてバズーカをぶっ放す必要はないとも言えますからね。

ということなので、まずは今夜の雇用統計を受けて、
米金融政策の利上げスタンスが明確になるのかどうか次第だということです。

繰り返し書いている通り、
とにかく利上げがいつになるのかわからないという不透明感こそが
市場にとって最も厄介なことですから、
年内の利上げを言及しているイエレンおばさんのスタンスと一致する
堅調な結果になることが好ましい展開と言えます。
(米債が堅調というのはやや気掛かりではありますけど・・・)

一方、雇用統計がイエレンのスタンスと食い違う低調な結果になることが、
利上げ時期の不透明感が増してしまい、最も厄介な展開になるということです。

シンプルに言えば、市場は雇用統計の結果通りに反応するだろうということです。

そして前者の好ましい展開となれば、黒ちゃんが動く必要は低下することになり、
後者の厄介な展開になると、黒ちゃんが動く可能性(期待)が高まることで、
厄介な展開ながらも意外と下値は限定的なのかなとも思いますけどね・・・

とにかくもはや週末ですから、雇用統計を待つのみでおます。

今夜はジブリの「ハウルの動く城」も放映されるだけに、
厄介な展開となって「ハ売ルの動く城」にならず、
好ましい展開となって「バブルの動く城」にでもなることを願うばかりです(笑)

良い週末をお過ごしください。

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コメント

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不透明感から透明感?
どらきち | URL | 2015-10-03-Sat 09:49 [編集]
マーケット番長さん、いつもお世話になります。

9月の米雇用統計は低調な結果となり、利上げがいつになるのかという不透明感からか、NYもNK225先物も大きく下げて始まりました。
ところが、年内の利上げがほぼなくなったという透明感からか、朝には大きく上げて引けておりました。

今日の出来事はこういう解釈でよろしいのでしょうか?さっぱり分かりません。
どらきちさんへ
マーケット番長 | URL | 2015-10-03-Sat 10:16 [編集]
> マーケット番長さん、いつもお世話になります。

お世話になっております。

> 9月の米雇用統計は低調な結果となり、利上げがいつになるのかという不透明感からか、
> NYもNK225先物も大きく下げて始まりました。
> ところが、年内の利上げがほぼなくなったという透明感からか、朝には大きく上げて引けておりました。
>
> 今日の出来事はこういう解釈でよろしいのでしょうか?さっぱり分かりません。

とりあえず今はまだ振り返っておりませんので、
精査してから明日の記事で書きますが、
透明感ではないと思います。

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