不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週はまず明日、そして19日でおます。
こんにちはです。

安倍ちゃんマンの戦後70年談話を受けた各国の反応としては、
お馴染みの中韓両国からケチが付いている以外は、概ね好評であり、
そんなお馴染みな両国においても、反日デモが起きているわけでもないので、
結局は野党を中心しとした国内からの反発の方が大きいという・・・

今回の70年談話は、戦後レジームからの脱却を念頭に置いたものでしょうけど、
脱却できない原因は、いつまで経っても許さない中韓両国のせいだと言うよりも、
むしろ国内ではないのかと言われても仕方ない様な気さえもします・・・

とりあえず70年談話に対する私の見方や思いはともかく、
今のところ市場目線では悪材料視されず、無難に通過しそうでおます。

そんなことも踏まえつつ、週末時点の〝動き”から見た現状や今週のスケジュール、
需給環境等を加味しながら、今週の展望を占って参りますので、
まずは今週のスケジュールからご覧下さい。
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国内海外
17(月)4-6月期GDP・速報値(8:50)タイ4-6月期GDP(11:30)
7月企業倒産(14:30)トルコ5月失業率(16:00)
ユーロ圏6月貿易収支(18:00)
甘利経済財政相会見(9:15)米8月NY連銀製造業景気指数(21:30)
国際宇宙ステーションに物資を届ける米8月NAHB住宅市場指数(23:00)
 無人補給機「こうのとり」5号機を載せた米6月対米証券投資(29:00)
 H2Bロケット5号機打上げ(21:35:54)
米韓合同軍事演習開始(17-28日)
気象庁1カ月予報では、18日前後からのスリランカ総選挙
 1週間はかなりの猛暑になるとのこと
 8月後半を通しても高温注意とのこと人民元基準値発表(10:16)
(決算)(決算)
ドンキホーテ、総医研、環境管理アーバント・アウトフィッターズ
産業ファ、Jエクセレントエスティ ローダー、アジレント・テクノロジー
(休場)
インドネシア、アルゼンチン、コロンビア
18(火)7月首都圏新規マンション発売(13:00)中国7月住宅価格(10:30)
2市場信用取引残高(16:00)豪準備銀金融政策会合議事要旨(10:30)
豪7月新車販売台数(10:30)
閣議、閣議後会見英7月消費者物価(17:30)
参院で安保関連法案の審議再開米7月住宅着工件数(21:30)
維新の党が安全保障関連法案の対案を米7月建設許可件数(21:30)
 参院へ再提出予定
東芝が新経営陣と内部統制機能強化策インドネシア中銀政策金利発表(15:00)
 を発表予定トルコ中銀政策金利発表(20:00)
 ※15年3月期の業績予想も
  同時に公表する可能性も人民元基準値発表(10:16)
人民銀の公開市場操作(10:16)
20年債入札(12:45)独議会がギリシャへの第3次支援を承認する
 法案の採決予定(期限は19日)
(決算)サニーサイドアップ、MidCityギリシャ議会が第3次支援条件を
 承認する法案の採決予定(期限は19日)
 ※過半数の賛成票は確保済とも
(決算)
ウォルマート、ホームデポ、TJXカンパニー
19(水)7月貿易統計(8:50)マレーシア7月消費者物価(13:00)
6月全産業活動指数(13:30)ユーロ圏6月経常収支(17:00)
7月訪日外国人数(14:00)イタリア6月経常収支(17:00)
6月景気動向指数・改定値(14:00)南ア7月消費者物価(17:00)
7月全国百貨店売上高(14:30)ユーロ圏6月建設支出(18:00)
7月工作機械受注・確報値(15:00)米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
7月半導体製造装置BBレシオ(16:00)米7月消費者物価(21:30)
プログラム売買状況(15:30)ロシア7月失業率(22:00)
米週間原油在庫(23:30)
新国立競技場整備計画経緯検証委員会FOMC議事要旨 ※7/28-29分(27:00)
 ※第二回会合
二輪4社合同会見(11:00)アイスランド中銀政策金利発表(17:00)
自民原子力規制に関するPT(11:30)ナミビア中銀政策金利発表(19:00)
久保観光庁長官会見(15:00)ノルウェー中銀オルセン総裁講演(20:00)
産構審総会(15:00)
二階自民総務会長会見(15:00)人民元基準値発表(10:16)
欧州安定メカニズム(ESM)がギリシャへの
(決算)あいHD、北川精機、日本リート 130億ユーロの初回融資を承認する見通し
(決算)
ターゲット、ロウズ、ネットアップ
20(木)対外対内証券売買契約等の状況(8:50)独7月生産者物価(15:00)
7月粗鋼生産(14:00)ノルウェー4-6月期GDP(17:00)
投資主体別売買動向(15:00)ギリシャ6月経常収支(18:00)
7月コンビニエンスストア売上高(16:00)ポルトガル6月経常収支(19:30)
ブラジル7月失業率(21:00)
自民選管が9月の総裁選について初会合米新規失業保険申請件数(21:30)
メキシコ4-6月期GDP(22:00)
(決算)JHR米8月フィラデルフィア連銀製造業景気指数(23:00)
米7月中古住宅販売件数(23:00)
米7月CB景気先行指標総合指数(23:00)
7月北米半導体製造装置BBレシオ(31:00)
ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁講演(9:20)
 ※ハト派、投票権なし
SF連銀ウイリアムズ総裁講演(15:45)
 ※中間派、投票権有
オーストリア中銀ノボトニー総裁講演(20:30)
イラク・クルディスタン自治政府大統領選挙
中ロが日本海で合同演習(20-28日)
インドネシア国際モーターショー(20-30日)
人民元基準値発表(10:16)
人民銀の公開市場操作(10:16)
ギリシャ国債償還期限
 ※ECBが保有する32億ユーロ
米5年インフレ連動国債入札(26:00)
(決算)
HP、ギャップ、アメリカン・イーグル、
セールスフォース、シアーズ、MSG
(休場)ハンガリー
21(金)7月食品スーパー売上高(13:00)シンガポール4-6月期GDP(9:00)
7月スーパー売上高(14:00)独9月GFK消費者信頼感調査(15:00)
7月ショッピングセンター売上高(14:00)英7月財政収支(17:30)
加7月消費者物価(21:30)
閣議、閣議後会見米8月マークイット製造業PMI・速報値(22:45)
ユーロ圏8月消費者信頼感速報値(23:00)
(臨時株主総会)黒田電米石油掘削リグ稼働数
シカゴIMM通貨先物ポジション(8/18時点分)
コロンビア中銀政策金利発表(15:00)
人民元基準値発表(10:16)
(決算)ディアー、ダラーツリー、ゲームストップ
(休場)フィリピン、ハンガリー
22(土)世界陸上北京大会(22-30日)ASEAN経済相会議(22-25日)
23(日)盛岡市長選投開票ASEAN経済相会議(22-25日)
自衛隊富士総合火力演習世界水週間(23-28日)

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★週末時点の動きから見た現状

 ・本丸の米国

  人民元切り下げ騒動を引き起こした中国が、
  景気失速懸念は払拭されていないものの、〝ひとます”落ち着いたことで、
  マーケットの焦点は、本丸の米金融政策(利上げ)の行方へと移っております。

  週末は米債券安(金利上昇)・ドル高という利上げ観測な動きとなり
  それに対して米株は反発となりましたが、激薄商いでのヒョロコイ反発であり、
  利上げアレルギーが払拭された(利上げが織り込まれた)とまでは言えまへん。

  週末だけでなく時間軸を延ばして見ても・・・
  米短中期債安(米短中期金利上昇)、米長期債高(米長期金利低下)
  というリアルな利上げ観測な基調が続いております。
  
  ドルについても、直近はドル安ながらもドル高基調は維持されており、
  それに対して米株安基調も継続しているので、
  時間軸を伸ばして見ても、利上げアレルギーが払拭されとは言えまへん・・・

 ・原油を始めとする商品

  週末は反発し、直近では底堅さも窺えますが、本格反発には至っておらず、
  米株と同様、利上げアレルギーが払拭されとは言えまへん・・・

 ・ドル麻薬中毒の資源国・新興国

  週末は反発したものの、通貨安を始めとする資金流出基調は継続しており
  インドネシア、マレーシア、ブラジル、トルコ、コロンビア。ペルーといった国々は
  トリプル安に見舞われており、東南アジアのタイ、シンガポール、フィリピン等は
  特に通貨安が進行していることからも、
  米株、商品と共に利上げアレルギーが払拭されとは言えまへん・・・
  各国のCDSも上昇しております。

 ・中国

  そもそもの景気失速懸念は継続しており、露呈しつつもあり、
  米利上げモードが火に油を注いいる状況に変わりは無いのですが、
  中国市場自体は人民元の切り下げだけでなく、問答無用な株価対策もあり
  株、人民元、債券、SHIBORは落ち着いております。
  CDSはやや上昇傾向であり、2年ぶりの高水準ではあります。

  個人的には天津の爆発騒動による影響は・・・という疑問もありますけどね。

 ・ユーロ圏

  利上げモードでは無く、日本と同様、ドーピング(金融緩和)真っ只中ですが、
  週末のユーロ圏は債券安(金利上昇)となったものの、
  基調としてはECBの金融政策(緩和策)通りに債券高基調が続いております。

  しかしながらギリシャ問題で一気に進んだ債券安からの回復途上でもあり、
  ユーロは直近ではやや軟調ながらも、まだもみ合いが続いている状況なので、
  4月迄の様な株高・債券高・ユーロ安というリスクオンモードにはなってまへん。

 ・日本

  ユーロ圏と同様、利上げモードでは無く、ドーピング(金融緩和)真っ只中ですが
  かといってユーロ圏のギリシャ問題の様なこともなく、上記の国々とも違い、
  黒ちゃんの睨みが効いていることもあり、債券高が維持されております。
  おかげで為替については、週末に掛けてやや円高となったものの、
  基調としては円安が維持されているので、
  日本株については別世界のような高値圏を維持しております。

  つまり、デフレ脱却を目指す上で必須の構えである、
  株高・債券高・円安という三戦(さんちん)の構えが維持されているということです
  週末についても三戦の構え通りに反発の動きとなっておりますが、
  米国・ユーロ圏と同様の薄商いですから、まだアテにならない反発ではあります。

 ・週末状況のまとめ

  以上の通り、あくまで市場の動きだけに焦点を当てた現状の振り返りですが、
  利上げを睨む本丸の米国(株)だけでなく、
  原油を始めとする商品、資源国・新興国は、週末に落ち着きを見せたものの、
  基調としては利上げアレルギーが払拭されたとは言えない状況であり、
  利上げが火に油な中国は、人民元騒動はひとまず落ち着いているものの、
  そもそもの景気失速懸念は払拭されておりまへん。

  そして米国の抜け駆けな利上げモードに対して、、
  量的にも時間的にもドーピング(金融緩和)真っ只中な日本とユーロ圏は、
  基調としては利上げに対する耐久力を見せているとは言えます。

  しかしながら国内目線では、
  一昨日の週末にはSQ、企業決算の一巡、70年談話も経て、
  ついでに45日前ルール期限と新月も経て、
  週明けには低調が予想される4-6月期GDPの発表を控えているので、
  週末の反発が継続するのかどうかは明日次第とも言えます。

★今週のヤマ場

  以上の週末時点の状況を踏まえつつ、今週のスケジュールを見ると、
  国内目線でのイベント的なヤマ場としては、まず明日の4-6月期GDP、
  19日の7月貿易統計、7月訪日外国人数、7月全国百貨店売上高、
  20日の7月コンビニエンスストア売上高、21日7月スーパー売上高、
  海の向こうとしては、しばらくは日々の人民元基準値の発表も注目ですが、
  本丸の焦点は米利上げの方向感ですから、米消費者物価とFOMC議事録、
  原油在庫の発表ある19日がヤマ場イベントと言えます。
  (18日のウォルマート、ホームデポ、19日のロウズを始めとする、
   米小売企業の決算もありますけど・・・)

  つまり今週の国内外を合わせたイベント的なヤマ場としては、
  まずは4-6月期GDPの発表がある明日、
  訪日外国人数等、国内のインバウンド絡みの指標に加え、
  米消費者物価とFOMC議事録等が重なる19日と言えます。

★展望及び明日のスタンス

  ということなので、国内は一昨日の週末節目イベントを経て、
  明日の寄り前に発表される4-6月期GDPへと突入することになりますので、
  国内目線としては、まずは明日次第でおます。

  4-6月期GDPについては、麻生のおじさんも悪いと言っている通り、
  市場予想も低調なものが蔓延しているので(予想レンジは-3.3~-0.3%)
  結果が大きく下振れすることもなく、予想のレンジ内に留まれば、
  GDPと機械受注でよくありがちな、過去の数字に過ぎないという解釈だけでなく
  黒ちゃんの追加金融緩和期待と安倍ちゃんの政策期待も高まることで、
  都合良く織り込み済との反応になるとは思うのですが・・・

  これまでに発表された各国の4-6月期GDPの結果を見渡すと、
  ほとんどの国がプラス成長であり(緊縮財政のギリシャでさえも・・・)、
  マイナス成長はロシアとフィンランドだけという状況ですから(仏は横ばい)、
  日本のマイナス成長というのは、意外に目立つとも言えます・・・
  しかもロシアとフィンランドと違い、日本株は高値圏に留まっているだけに・・・
    
  かと言って7-9月期のGDPで挽回できるのかと言えば、
  以前にも書いた通り、直近の消費支出や実質賃金等の経済指標や
  小売の月次を見る限り、足元の消費には翳り・・・とまでは言いませんが、
  バラつきも窺えるだけに、7-9月期も尾を引いてもおかしくはないです・・・

  そうなると19日に発表される7月の消費関連指標へと焦点が移り、
  しつこいようですが海の向こうを含めた焦点は米金融政策なので
  米消費者物価とFOMC議事録のある19日の重要性が高まります。

  さらに昨日発表されたシカゴIMM通貨先物ポジションを見ると、
  ユーロショートは小幅増に留まったものの(ピークの半分弱の水準)、
  ドルロングは6月以来の水準にまで積み上がっており、
  円ショートは一気に急増し、これまた6月半ば以来の高水準ですから、
  円安余地は限定的と言える状況であり、
  おまけに裁定買い残は11-12日の急落時に積み上がっていたりもするので、
  明日のGDPをきっかけに、円高(ドル安)への巻戻しが起きることで、
  先物売り、円買いというお得意のセットな動きになる可能性も無きにしもあらず。

  ただしシカゴIMMのポジは、あくまで11日時点のデータではあるので、
  12日以降の動きからも多少は減少しているでしょうし、
  裁定買い残は積み上がったと言っても低水準であり(12日のデータですしね)
  高水準な空売り比率も維持されているので(一昨日は38.1%)、
  明日のGDPをきっかけに、円高(ドル安)への巻戻しが起きることで、
  先物売り、円買いというお得意のセットな動きになったとしても、
  需給的には下値が限定的であり、むしろ織り込みとなる可能性の方が・・・

  バリュー面においても、国内の4-6月期決算は全体として好調であり、
  EPSと共に日本株の割安感が維持されているのも事実なので、
  低調な4-6月期GDPを相殺しそうではありますが・・・

  そして結局は、国内外のヤマ場である19日までは、
  堅調な展開となる可能性も無きにしもあらずです。

  まぁとにかく、GDPの発表は明日の寄り前ですから、
  今さらつべこべ言っても仕方ないので、目先の動きについては、
  GDPが織り込み済みとの解釈によって堅調な展開になろうとも、
  失望売りとなろうとも、次のヤマ場は19日という見方で構え、
  GDP発表後の動きに合わせて、シンプルに立ち回るしかないです。

  長い目で見れば、結局は本丸が米金融政策なので、
  19日に利上げに向けた方向感が、今よりも明確になったとしても、
  何だかんだ言っても、次回のイエレン会見もあるFOMCまでは、
  人民元引き下げの影響や中国の景気失速懸念、
  資源や新興国等の利上げアレルギーは払拭されないでしょうから
  世界的にもリスクオンとまではならず、ウダウダな展開が続くでしょうし、
  日本株も高値更新となる材料もないですから、ウダウダが続きそうであり、
  下手をすればGDPもしくは19日、はたまたFOMCをきっかけに、
  日本売り、米国買いなんてこともあり得なくはないです。
  シカゴIMMの円売りポジを見ても、利上げがハッキリすると共に
  一旦はドル安への巻き戻しが起きそうなだけにね・・・

  ただし安倍ちゃんの都合(総裁選に向けた支持率対策)による政策期待、
  需給面とバリュー面での下支え効果はあるので、リスクオフになったとしても、
  ひとまず下値のメドは7月安値程度としか見てないですけどね。

  とにかく目先としては明日のGDPですから、明日のスタンスとしては・・・

  持ち越しの短期勝負の方については、GDPが織り込み済との反応になれば
  次のヤマ場は19日として構えて勝負すればいいでしょう。
  GDPが失望売りとの反応になれば、
  19日まではその日限りの勝負に留めておきましょう。

  腰を据えて勝負している方については、先にも述べた通り、
  米金融政策の方向感が決まるであろう9月のFOMCまでは、
  ウダウダな展開が続きそうですから、そんな米金融政策を巡る
  資源や新興国等の利上げアレルギーな動きだけでなく
  上記の現状把握やGDP後の反応云々を頭に描きつつも、
  シンプルな目線で捉え、リスクオフになろうとも7月安値を割らない限り、
  王者の風格で構えておけばいいでしょう。

  新興市場については、残念ながら未だ反転の兆しは見えておりません・・・
  週末の新興決算もイマイチなものが多かったですからね・・・
  従ってこれまたシンプルな目線で捉え、商いの伴った反発となるまでは、
  その日限りの勝負に留めるのが無難でしょう。
  GDP後に主力大型株が失望売りにでもなれば、
  資金が循環してきそうではありますけど・・・


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