不沈艦日記
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捕らぬ黒ダヌキの皮算用
こんばんは。

昨夜の欧州と米国そして中国の商いが細っているのに対し、
本日の我が国は売買代金が3兆1905億円の大商いでおます。
相変わらず夏枯れどころか、夏ゴリ、夏浮かれ、サマーラリー・・・
と言っても良さそうな活況ぶり大根でおます。

本日は前引け時点の売買代金(1兆6361億円)が、
SQ日を除けば5月28日高値と7月9日安値以来の大商いだったので、
週末に控える黒田大サーカス期待という理由で上げているのであれば、
空売り比率も減少し、5月28日のような20%台まで低下するようだと、
本日が節目(天井)になるのかな・・・とも思いましたが、
本日の空売り比率は低下したものの33.7%と高水準を維持しており、
押し目になるのかどうかすらも怪しい水準でおます(笑)

同時に黒田大サーカス期待という理由も怪しいと言わざるを得ないのですが、
一応、本日は債券も堅調を維持しており、不動産が買われたりもしていたので、
全く期待が無かったとまでは言えませんが、
今夜の米国ではADP雇用リポートとISM非製造業の発表、
モメンタムなテスラおじさんのクッキー・・・失礼、テスラモーターズの決算、
原油絡みでは週間原油在庫の発表だけでなく、
オバマッチョがイラン核合意についての演説を行います。

さらに明日の我が国では、
来週に安倍ちゃんマンが発表予定の70年談話策定に向けた有識者懇談会が、
報告書を提出し(公表の有無は不明)、ハゲバンコ(SB)の決算も控えているので、
怪しい黒田大サーカスへの期待よりも、今夜以降のリスクイベントの方が、
材料視される可能性は高いと言えます。

そもそも週末の黒ダヌキ銀行の金タマぶらぶら政策決定会合では、
いくら足元の消費が落ち込み、物価も足踏みし、GDPの減速観測があろうとも、
同じ週末の晩には米金融政策の方向性が見えて来る米雇用統計を控えており、
その先には低迷が予想される4-6月期のGDPが17日に発表され、
米金融政策が利上げに動く可能性があるFOMCは9月ですから、
さすがに今回の金玉政策決定会合で黒ダヌキがぶっ放すことは、
タイミング的にもあり得ないと思いますが・・・

黒ダヌキの追加金タマ緩和が、材料として米利上げよりもインパクトがあるならば、
先手必勝というのもありですが、残念ながら材料としての本丸は、
米利上げですから「後の先(ごのせん)」というカウンターで迎え撃たないことには、
インパクト負けしてしまいますからね・・・

しかも来年には参院選を控え、再来年には消費税の再引き上げも控えているので
米利上げに対するカウンターだけでなく、
温存しておくべき国内事情もありますからね・・・

ただ・・・そんな温存云々という概念もへったくれもなく、週末にぶっ放した上に、
なんやったら米利上げ後も、参院選前にも、消費税増税後もぶっ放すで~!
という乱発も厭わない姿勢であるならば知りまへんけど・・・(笑)

そもそも追加金融緩和の「量」と「時間」は、
ルールで決められているわけでもなく、各国中銀の裁量ですからね。
さすがに乱発は有り得ないとは思ってますけど、一応、念の為に・・・

ということなので、今回の金玉政策決定会合では、
タイミング的にも効果的にも黒ダヌキが追加金タマ緩和に動くとは思えないので、
本日が黒ダヌキの追加金タマ緩和を期待した上げなのであれば、
まさに・・・捕らぬ黒ダヌキの皮算用・・・となります。

ん?待てよ・・・安保法制と五輪のズンドコ劇場で支持率が低迷している中で、
来週には70年談話の発表を控え、9月には自民党総裁選も控えているので、
乱発とかではなくとも、安倍ちゃんの都合でぶっ放す可能性は、
全く有り得ないこともないのか・・・バレバレやけどね(笑)

とりあえず安倍ちゃん都合や黒ちゃん都合はともかくとして、
本日に関しては、昨日も書いた通り、
昨夜は海の向こうでこれといったリスクイベントが無かったので、
日本株が堅調に推移すること自体に違和感はないのですが、
今夜から米国では、先にも述べたイベントが控えており、
週末には現在の本丸材料である米利上げの行方を占う雇用統計を控えております

しかも米国市場は、先週末に低調な雇用コスト指数を受けて、
利上げ先送り観測な動き(米債券高・ドル安)となり、
それに対して株安というリスクオフになったにも関わらず、
昨夜は舌の根が渇かぬまま利上げ観測な動き(米債券安・ドル高)となり、
それに対して米株安という利上げアレルギーな動きとなっているので、
今夜のADP雇用リポート、明晩の新規失業保険、週末の雇用統計、
これらの雇用指標が先週の雇用コスト指数のように低調な結果となれば、
利上げ先送り観測な動きと共にリスクオフモードが再燃する可能性が高いです。

そうなると原油を始めとする資源、ドル麻薬中毒の新興国・資源国には、
追い風にはなりますけど、中国はもはや独自の自滅に陥っているとも言えますので
資源安が収まるのかどうかは怪しいところであり、
同時に資源国の資金流出懸念も和らぐのかどうかは怪しいと言えます。
だけに・・・中国・新興国・資源国への懸念が一気に晴れるとも思えないです。

そして米国市場では、そんな状況も含まれているアップルの下げは止まっておらず、
我が国ではユニクロ指数とも言われてきたファストリが、
昨日の月次発表をきっかけに下げており、
トヨタも決算を受けて下げており、
日米共に象徴的な銘柄が売られているというのも気掛かりでおます・・・

ファストリとトヨタはあくまで本日だけの下げではありますが、
アップルのように継続的に下げることになると、
さすがに日本株が高値を更新するというには無理があります。

ファストリの下げに対しては、
本日の様にファナックとハゲバンクで穴を埋めることも可能ではありますし、
好調な決算だった自動車関連の親玉であるトヨタの下げに対しては、
低調な決算だった中国・新興国関連銘柄の悪材料出尽くしというコジ付けで、
穴を埋めることも可能ではありますが・・・

ファストリの低迷が長引くことになると、
昨日も書いたインバウンド消費を含む足元の国内消費の懸念へと拡大し、
かといってファナックを始めとする中国・新興国・資源関連銘柄については
そもそも懸念自体は払拭されておらず、
ハゲバンクも明後日に決算が控えているだけに、
現状ではこういった穴埋めが継続出来るのかどうかは、
国内外共に怪しい環境だと言わざるを得ないです

以上の通り、週末の黒ダヌキ銀行の金融政策決定会合までは、
捕らぬ黒ダヌキの皮算用相場が続く可能性もありますが、
本丸の米国(利上げ動向)を始めとする海の向こうは、
今夜から週末の雇用統計までリスクイベントが続くことになり、
いつリスクオフへと転じてもおかしくない状況ですから、
明日のスタンスとしては、昨日書いた通りでおます。


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