不沈艦日記
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渋チン、撃沈、僕ヤリチン・・・ギリシャプロレスの週明け
こんばんは。

もはや官製相場というより強制相場と化していた中国にバカ負けしていたところ、
先週末から矯正相場と化していたギリシャプロレスの騒ぎが大きくなり、
土日返上で協議を続けていたのですが・・・

チプラスもヘアカットを求めるならば、ヒモ男らしくパイプカットでもしろよ・・・
なんてアホなツッコミをしつつ見守っていたら、
いつの間にやら矯正されるべきはずの腐ったミカンのギリシャではなく、
矯正を強いるドイツへ批判の矛先が向けられたり、
仏、伊、スペインなどは「いい加減にしろ!スットコドイツ!」と譲歩姿勢を示し、
残念B組金策先生は腐ったミカンの方程式から、
ドイツもコイツもといったただの学級崩壊へ・・・

ギリシャのデフォルトやユーロ圏離脱ならばまだしも、
ユーロ圏崩壊懸念なんてことになると材料としては壮大過ぎる・・・
まさかまさかのドイツがユーロ圏離脱になったら笑うしかない・・・

なんてことも思ったりもしましたが、
昨日から19時間にも及ぶEU首脳会議の結果、
ひとまずESMを使った第三次支援に向けて合意したそうです・・・

現時点では合意内容についての詳細は不明なので、何とも言い難いですが、
今回の長丁場の協議にて渋チン姿勢だった独、蘭、新顔のバルト三国、
そもそもESMが気に食わないフィンランド、これらの国の議会にて、
承認が必要なのか?必要ならば可決できるのか?
そもそもヤリチンギリシャの議会で可決できるのか?
(前回と同様、野党が合意してくれそうですから、大丈夫でしょうけどね)
そして国民投票の結果を反故にされ、
すっかり置き去りになった死活問題のギリシャ国民は納得するのか?
といった疑問は残りますが、市場を動かす理由はなんでもいいのが現実なので、
素直に市場の反応を見て判断すると・・・

ひとまず詳細不明ながら合意の報を受けてユーロ圏市場は、
株式市場は各国共に全面高となっており、
債券市場は独仏蘭等の高格付け国が債券安(金利上昇)、
ギリシャを含む南欧重債務は債券高(金利上昇)、ユーロ安となっておりますので、
ギリシャと南欧のリスクへの警戒感は和らいだ動きでおます。

同時に4月までの動きに近いと言えることに加え、
ユーロショートのポジ等を含む需給面だけでなく、
ドラギECBの金融政策(金融緩和)にも沿った動きではあります。

但し、金融緩和真っ只中での高格付け国の債券安(金利上昇)が許容されるのは、
米国が利上げ観測(米債券安(米金利上昇)ドル高)に対して、
耐久力を見せるとも言える米株高に本腰が入り、
世界的な金利水準が引き上げられることが大前提となります

つまりユーロ圏は株高、債券高(高格付け国・南欧共に)、ユーロ安というのが、
ECBの金融政策にも合致した4月迄の動きということなので、
米国が利上げに耐久力を見せられなければ、
高格付け国の債券安は許容されず、いずれは嫌気されることになってしまいます。

恐らく現在の高格付け国の債券安という反応は、
本気で合意に至ったとは見てないという事でしょうし、
今後のギリシャを含む各国議会等への疑念も残っているということの現れであり
本丸でもある米国が、いよいよ今週から企業決算へと突入し、
果たしてミクロ面(企業業績)でも利上げに対する耐久力を見せられるのか・・・
それの一部を受けて15日に議会証言を控えるイエレンおばさんが、
利上げに前向きな姿勢を強めるのか・・・という警戒感が残っているということです。

ということなので、本日のギリシャ支援での詳細不明な合意を受けて、
各国議会での承認採決の行方はもちろんですが、
高格付け国の債券安(金利上昇)が許容される為には、
米国市場が利上げ容認モードに腰が入って来ることが前提となりますので、
米株高・債券安(米金利上昇)・ドル高さえ継続しるのであれば、
現在のユーロ圏の株高・債券高(高格付国以外)ユーロ安という動きは、
素直に受け止めて乗っかってもいいとは言えます。

そういう意味で高格付け国にとっては、各国議会での支援策の合意だけでなく、
16日のECB理事会を経て、債券安が鎮まるのかも注目でおます。

そして海の向こうの騒ぎのもう一つの主役である中国についても、
このまま面白株価対策を含む強権発動が功を奏して落ち着くのかどうかは・・・
普通に考えれば、これで落ち着くとは思えないのですが、
見ての通り常識外すぎてわかりまへんので、
日々の動きを横睨みしておくしかないです(笑)

今日のところは商いの伴った株高で反発が継続しており、
債券と人民元、CDS、SHIBORも落ち着いております。

注目イベントとしては、残りの売買停止銘柄の解除、
15日のGDPを始めとする経済統計の発表、李首相の財政政策(時期不明)、
といったところです。

国内環境につきましては、安保法制や国立競技場の建設費を巡る騒動、
年金問題を含むマイナンバーを巡る塩対応(塩崎厚労相)等で、
支持率の低迷によるアベノミクスへの信認低下懸念もありますが、
一方で支持率が低迷すると株高政策を打ち出す傾向が強く、
実際に株価と支持率は逆相関で動いているのも事実ですから、
今週予定されている(15-16日)安保法制の採決を経て、
あまりにも支持率が急落したり、
それに乗じて中国が株安不満の捌け口として反日姿勢を打ち出し、
インバウンド消費懸念(爆買い失速懸念)へと連想ゲームが拡大しない限り、
問題は無いと思いますので、今のところは足元の良好な需給環境を含めて、
国内の好環境(バリュー面、政策面)に変わりは無く、
15日には黒銀会合が控えていることからも、いざとなれば黒ちゃんが・・・
という睨みは効いております(債券高・円安圧力)。

ということなので、海の向こうさえ落ち着いていれば、
我が国は素直に株高・債券高・円安モードではありますが、
海の向こうが落ち着かなければ、海の向こうのイベントへの警戒感だけでなく、
先週の急落による痛みの回復具合も意識され、
来週から本格化する国内企業決算も意識されることになります。

つまり海の向こう次第ということです。
ちなみに明日のサムライ債の償還については、
8日の短期債入札で調達済みなので、何ら問題無く通過するはずです。
真実ならばですけど・・・(笑)

そして本日は薄商いでのアテにならない株高だったものの、
現在は引け後のギリシャプロレスの支援合意を受けて、
海の向こうは先に述べた通りの動きとなっており、
我が国の先物も先週の急落前水準を取り戻しております・・・(笑)

以上の通り、明日のスタンスについては、
結局のところ昨日書いた通りであり、特に変更はないです。

現在の動きについては引け後だったので、
縁が無かったと解釈しておくしかなく、決して乗り遅れたというわけではないです。
引け前の時点でギリシャを巡る動きがどうなるのかなんてものは、
ただの丁半博打に過ぎないですからね。

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