不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
真打ち登場を前にして・・・
「ねぇ、プーチン♪ こっち向いて♪」 
という揺さぶりも見せる左曲がりのダンディ(チプラス首相)率いるギリシャ・・

「ねぇ、ノーミン(農民)♪ こっち向いて♪」
とばかりに内陸部の農民までを株式市場へ呼び込む中国・・・

そして・・・

「ねぇ、ムーミン♪ こっち向いて♪」 

とばかりに、本日はムーミン祭の賑わいもありつつ、
何だかんだで3連騰となった日本株・・・

腰を据えている方はともかく、
持ち越し等の短期勝負の方にとっては、慎重に構えていると恩恵は無く、
結果的には海の向こうの騒ぎには捉われず、国内の好環境だけを手掛かりに、
割り切って勝負をする方が恩恵を受けている状況と言えます。

ということなので、つべこべと海の向こうは気にせず、
国内環境だけを信じて波に乗りましょうと言いたくもなりますが・・・
そう言ってしまうと話が終わってしまうので、
リスクに対する備えという意味で、いつも通り書き進めて参ります。 

さて本日は、以上の様にお気楽な株高となりましたが、
引け後に発表されたファストリの6月国内ユニクロ売上高(前年比)は、
既存店88.3%(客数85.4%、客単価103.4%)という結果に・・・

御存知の通りファストリの値動きについては、指数寄与度が最も高いこともあり、
余程の好決算(月次)や低調な決算(月次)にでもならない限り、
先物(指数)の都合で動くのですが、
直近は特にユニクロ指数と揶揄されるくらい牽引ぶりが顕著だっただけに、
本日の低調な月次が売りの口実にされる可能性は大いにあり得ます。

しかもに国内の小売が全てとは言いませんが、
ユニクロを始めとするアパレルの6月月次売上高は、
天候不順もあって低調なものが多いので、直近のユニクロ上げだけでなく、
日本株を牽引してきたとも言えるのがインバウンド銘柄だけにね・・・

さらにそんなインバウンド消費を支えて来たのは爆買いな中国人でもあるだけに、
「ねぇ、ノーミン(農民)♪」な上海株の売りが続いていることで、
爆買い中国人の資産が目減りして、インバウンド消費の低迷が加速・・・
という連想ゲームが拡大することにもなり、
直近の債券安(金利上昇)を無視した薄商いでの円売り先物買いが、
ユニクロ売りをきっかけに逆流を始めることになってもおかしくないです・・・

そしてユニクロと中国によるツープラトン攻撃(連想ゲーム拡大)だけでなく、
欧米では今夜から、怒涛のイベントラッシュを迎えることになりますので、
悪い結果となれば、素直に日中欧米共にリスクオフとなる可能性もあり、
良い結果であっても、昨日の商いの伴った欧米株高に対して、
日本は本日を含め薄商いが続いており、中国は見ての通りですから、
ユニクロと中国のツープラトン攻撃も相まって、
欧米買いの日中売りとなる可能性も無きにしもあらずです・・・

ちなみに今夜からの欧米でのイベントラッシュですが、
欧州は5日にギリシャの国民投票を控えており、
「NO(緊縮反対)」となれば、支援の打ち切り懸念と共にユーロ離脱懸念も高まり
「YES(緊縮賛成)」となっても、チプラス政権が退陣に追い込まれ、
総選挙へともつれ込む可能性があります。
(総選挙になれば、以前にも書いた通り、結果的には良い方向へと進みますけど)

昨夜のユーロ圏市場については、ギリシャのCDSが上昇した意外は、
商いの伴った株高・債券高(金利低下)・ユーロ安だったので、
4月以降の逆流(株安・債券安・ユーロ高)が収束とも言える楽観的な動きでしたが
依然として債券利回りは高止まりしていると言える水準であり
金融緩和真っ只中の我が国と同様、
債券売り株買いという平時の動きだとは片付けられまへん(特に高格付け国)

従ってユーロ圏市場は、
需給的にも逆流からの反発である株高・債券高・ユーロ安とならなければ、
まだ安心だとは言えまへん。

そして真打ちである米国の利上げに対して、
今夜は方向感を決めるとも言える雇用統計が発表されます。

昨夜は米債券安(金利上昇)ドル高という利上げ観測な動きに対して、
商いの伴った米株高となりましたので、ついに利上げアレルギーから脱却・・・
とも言えるのですが、昨日の記事でも書いた通り、
ミクロ面(米企業業績)では利上げアレルギーから脱却したとの裏付けはないので
雇用統計発表を前にしての利上げアレルギー脱却モードというのは、
先食いしているとも言えますから、出尽くしリスクが高まっているとも・・・

もし今夜の雇用統計が堅調な結果となり、
利上げ観測が高まることになっても、出尽くしの動きとはならず、昨夜と同様、
商いの伴った米株高、債券安(米金利上昇)・ドル高が続くのであれば、
素直に米国は利上げアレルギーから脱却したと受け止めてもいいでしょう。

そして世界的な金利水準が上がることで、
我が国と欧州高格付け国の債券安(金利上昇)という重石は軽減され、
さらに我が国にとっては、円安という恩恵も加わりますので、
ベストシナリオだとは言えますけど・・・
(雇用統計が低調な結果となれば、昨日も書いた通りです)

とりあえず我が国はいつも書いている通り、良好な国内環境には変わりは無く、
足元の良好な需給環境にも変わりは無いので
 (本日の空売り比率も高水準、裁定買い残も低水準などなど)、
先にも述べた様な日中のツープラトン攻撃を喰らったり、
欧米買い・日中売りとなるリスクは低いとは思いますが、
直近は薄商いによるユニクロ上げ(先物買い)と円売りだっただけに、
今夜以降のイベントがきっかけとなるリスクへの心構えはしておきましょう。

ということなので、明日のスタンスについては、特に変更はないのですが、
明日は週末となりますので、改めて書きますと・・・

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
雇用統計を含む真打ちの米利上げリスク、国民投票を含むギリシャリスク、
ギリシャを口実としたユーロ圏の逆流(株安・債券安・ユーロ高)再燃リスク
ユニクロと中国のツープラトン攻撃リスクを含む日中売りリスク、
ついでに今夜は満月もあるので、米国がベストシナリオで返って来ない限りは
その日限りの勝負に留めるのが無難です。

しかしながら直近では、日本株は別世界な強さを見せているのも事実ですから、
以上の様な海の向こうのリスクを覚悟の上ならば、
シンプルに国内の好環境だけを手掛かりに勝負するのはアリですけどね。

腰を据えて勝負をしている方は、国内の好環境に変わりはないので、
ひとまず王者の風格で構えておきましょう。

もし・・・上記のリスクイベントをきっかけにリスクオフとなった場合でも、
良好な国内環境からも下値は限定的でしょうから、
シンプルに4月安値割れにでもならない限り、王者の風格で構えておきましょう。

新興市場は上げ局面では大商い、下げ局面では薄商い
という上げゴリモードが続いておりますが、
本日はマザーズが小幅安ながらも、商いの伴った下げとなりましたので、
明日も商いの伴った続落となるようであれば、撤退も視野に入れておきましょう。

お手数ですが記事が参考になりましたら、
下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


 にほんブログ村 株ブログへ 
スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.