不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
負けられない戦いとなる週明け。
やりました!なでしこJAPANがベスト4進出!

昨夜はなでしこの試合を見る為に早寝をし、
3時に起きて記事を書いていたのですが・・・
マーケットにおいても、負けられない戦いが過熱しておりますなぁ・・・

ギリシャとトロイカ債権団(IMF、ECB、EU諸国)による負けられない戦い、
中国のクレイジーな個人投資家達と中国株の急落という負けられない戦い、
これらの陰に隠れながらも、
最も大きな戦いである、米利上げと世界のマーケットの負けられない戦い、
中東と仏ではISによるテロが起きており、テロとの戦いまでが過熱しそうです・・・

我が国でも支持率低下を招いている年金問題での失態や安保法制を巡り、
野党との戦いが繰り広げられております。

そんな中、週末に入ってから、クレイジーチャイナと逆ギレギリシャに動きが・・・
中国は株価急落対策とも言える得意の休日に利下げを発表・・・、
逆ギレギリシャは国民投票をやるとブチ上げ、支援の1カ月延長を求めるも、
債権団側は知るかボケナス!期限は30日のままじゃ!勝手にやれアホンダラ!
という事態に陥っており、デフォルト懸念と共に資本規制への懸念が拡がり、
ギリシャではATMが大繁盛しております(取り付け騒ぎですけどね)。
週明けの銀行業務は通常営業だとブチ上げていたのも一転して、
一部の銀行では営業が出来ないとの悲鳴が上がっております・・・

以上の通り、週末に入ってから事態が大きく動いているので、
週末の引け時点のマーケットは織り込んでおらず、
週明けの反応を見てから、判断するしかないと言わざるを得ないのですが・・・

そう言ってしまうと話は終わってしまうので、週明けの動きに備えるという意味でも、
需給面等も含めた現状認識をするしかないです。

ということなので、さっさと記事を書くべきですが、週初の記事になりますので、
いつも通り、まずは今週のスケジュールからご覧下さい。
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国内海外
29(月)5月鉱工業生産・速報値(8:50)スペイン6月消費者物価(16:00)
6月上旬分貿易統計(8:50)ユーロ圏6月消費者信頼感・改定値(18:00)
5月小売業販売額(8:50)独6月消費者物価・速報値(21:00)
5月大型小売店(既存店)販売額(8:50)米5月住宅販売保留指数(23:00)
5月自動車大手8社の米6月ダラス連銀製造業活動指数(23:30)
 生産・販売・輸出実績(11:00-14:00)
AIIB設立協定署名式(10:00)
東京五輪の準備に携わる主要団体の ※参加国財務相会合
 調整会議※新国立競技場建設費判明李克強・中国首相が欧州訪問(6/28-7/2)
経団連訪米ミッション(6/28-7/3)中国EU首脳会議
黒田日銀総裁がスイス出張(25-30日) ※ギリシャ債務問題協議も
 ※国際決済銀行(BIS)コンファランス、 ※ユンケル欧州委員長講演(15:30)
  BIS総裁会議&年次総会等に出席 ※カタイネン欧州委員講演(22:30)
北朝鮮核問題で米の北朝鮮担当代表がギリシャの国内銀行は通常営業予定(自称)
 日韓訪問(29-3日) ※実際は一部の銀行が営業困難とも
産経新聞前ソウル支局長の公判 ※預金封鎖、預金課税の強行とも・・・
伊藤元重東大教授講演(13:00)米議会休会入り
 ※経済再生と財政健全化の行方ノボトニー・オーストリア中銀総裁講演(16:00)
核燃料施設の新規制基準シェリング・オーストリア財務相講演(16:00)
 適合性審査会合(13:30)ドイツ連邦議会再開(6/29-7/3)
金融グループを巡る制度の ※ギリシャ支援プログラムの延長採決
 あり方に関するWG(14:00) ※現時点では見送り予定
国家公務員共済組合分科会(16:00)世界遺産委員会(6/28-7/8)
 ※産業革命遺産の登録の可否が決まる
(IPO)ナガオカ ※3~5日に決まる見通し
(株主総会)約40社ISのカリフ制国家樹立宣言から1年
ラマダン(6月18日-7月18日まで)
(決算)約7社
ニトリ、ダイヤモンドD、WNIウェザ、象印(休場)ウクライナ、ベネズエラ、チリ
30(火)5月毎月勤労統計調査(10:30)独6月小売売上高(15:00)
5月建設機械出荷(12:00)仏5月消費支出(15:45)
5月自動車生産(13:00)タイ5月経常収支(16:30)
5月新設住宅着工戸数(14:00)独6月失業率(17:00)
5月建設工事受注(14:00)スペイン4月経常収支(17:00)
2市場信用取引残高(16:00)英1-3月期GDP・改定値(17:30)
英1-3月期経常収支(17:30)
閣議、閣議後会見ユーロ圏5月失業率(18:00)
 ※以下を閣議決定見通しユーロ圏6月消費者物価・速報値(18:00)
  ・「地方創生15年基本方針」米4月ケース・シラー住宅価格指数(22:00)
  ・「骨太方針2015」ブラジル5月財政収支(22:30)
  ・「日本再興戦略改訂2015」米6月シカゴ購買部協会景気指数(22:45)
経済財政諮問会議米6月消費者信頼感指数(23:00)
産業競争力会議API米週間原油在庫
経団連訪米ミッション(6/28-7/3)
 ※フロマン米通商代表と懇談ドイツ連邦議会再開(6/29-7/3)
 ※プリツカー商務長官と懇談 ※ギリシャ支援プログラムの延長採決
黒田日銀総裁がスイス出張(25-30日) ※現時点では見送り予定
 ※国際決済銀行(BIS)コンファランスや李克強・中国首相が欧州訪問(6/28-7/2)
  BIS総裁会議&年次総会等に出席米ブラジル首脳会談
維新の党が安保法案の対案を提出予定アフリカ鉄道会議・展示会(30-1日)
原発新規制基準適合性審査会合(10:00)アフリカ港湾会議(30-1日)
原子力委員会(10:30)世界遺産委員会(6/28-7/8)
クリスティNJ州知事が大統領選出馬表明
日本郵政とゆうちょ銀、かんぽ生命がスティーブンス豪中銀総裁講演(17:40)
 東証に上場申請ユンケル欧州委員長記者会見(25:00)
セントルイス連銀ブラード総裁講演(31:00)
(IPO)サムティ・レジデンシャル投資法人 ※タカ派、投票権なし
(決算)約18社ギリシャ金融支援プログラム期限
スター精密、ユニオンツール、スギHDギリシャ債務返済日
しまむら、アダストリア、ライトオン ※IMF 15.4億ユーロ(一括返済分)
 ※公務員給与・年金の支払い28億ユーロ
イランと欧米6カ国の核協議交渉期限
米国輸出入銀行授権法失効
アップルの定額制音楽配信サービス
 「Apple Music」スタート
1(水)6月調査日銀短観(8:50)中国6月製造業・PMI(10:00)
路線価公表(11:00)中国6月非製造業・PMI(10:00)
6月新車販売台数(14:00)中国6月HSBC製造業PMI・改定値(10:45)
6月大手百貨店売上高(15:00)スペイン6月製造業PMI(16:15)
プログラム売買状況(15:30)イタリア6月製造業PMI(16:45)
仏6月製造業PMI・改定値(16:50)
経団連訪米ミッション(6/28-7/3)独6月製造業PMI・改定値(16:55)
「東京ロボット産業支援プラザ」開設ユーロ圏6月製造業PMI・改定値(17:00)
オリンパス粉飾決算事件の米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
 指南役に対する東京地裁判決(10:00)米6月チャレンジャー人員削減数(20:30)
原子力規制委員会(10:30)米6月ADP雇用統計(21:15)
特定原子力施設監視評価検討会(13:30)米6月マークイット製造業PMI(22:45)
行天国際通貨研理事長会見(15:00)米5月建設支出(23:00)
米6月ISM製造業景況指数(23:00)
うるう秒(59分60秒)が挿入(8:59-9:00)米週間原油在庫(23:30)
 ※東証は7-9時の間に分散して挿入6月米新車販売台数(26:30)
 ※NYSEとナスは時間外を19時半で切上
 ※CMEは19時45分開始に送らせるECB定例理事会(金融政策発表なし)
夏の節電要請期間が開始(9月末まで)ドイツ連邦議会(6/29-7/3)
中央省庁で「ゆう活」開始李克強・中国首相が欧州訪問(6/28-7/2)
ルクセンブルクがEU議長国に就任
(決算)約11社アフリカ鉄道会議・展示会(30-1日)
キューピー、宝印刷、フイルコンアフリカ港湾会議(30-1日)
世界遺産委員会(6/28-7/8)
ドイツ銀行の新CEOが就任
ナノコリア2015(1-3日)
ルーマニア中銀政策金利発表(17:00)
(決算)ゼネラルミルズ
(休場)香港(返還記念日)、タイ、NZ、カナダ
2(木)6月日銀短観の企業物価見通し(8:50)ユーロ圏生産者物価(18:00)
6月マネタリーベース(8:50)6月3日分 ECB理事会議事要旨(20:30)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)米新規失業保険申請件数(21:30)
生活意識に関するアンケート調査(13:30)米6月雇用統計(21:30)
投資主体別売買動向(15:00)米5月製造業新規受注(23:00)
ズン・ベトナム首相が来日(2-4日)太平洋同盟首脳会合及び閣僚会合(2-3日)
経団連訪米ミッション(6/28-7/3)ドイツ連邦議会(6/29-7/3)
JA全中会長選開票李克強・中国首相が欧州訪問(6/28-7/2)
原発新規制基準適合性審査会合(10:30)ユンケル欧州委員長、欧州議会審議会出席
美浜原発敷地内破砕帯の調査に関するモスコビシ欧州委員、欧州議会審議会出席
 有識者会合ピア・レビュー会合(13:30)世界遺産委員会(6/28-7/8)
廃炉に伴う放射性廃棄物規制に関するスウェーデン中銀政策金利発表(16:30)
 検討チーム会合(14:00)ドラギECB総裁講演(24:10)
サッカー女子W杯(6/6-7/5)準決勝(7:00)メルシュECB専任理事講演(25:30)
ファストリが6月国内ユニクロ売上高発表(休場)
米(独立記念日前日で債券市場は短縮取引)
10年債入札(12:45)
満月
(決算)ファミマ、ダイセキ等、15社
3(金)6月マークイットサービス業PMI(10:35)豪5月小売売上高(10:30)
中国6月HSBCサービス業PMI(10:45)
閣議、閣議後会見スペイン6月サービス業PMI(16:15)
ズン・ベトナム首相が来日(2-4日)イタリア6月サービス業PMI(16:45)
経団連訪米ミッション(6/28-7/3)仏6月サービス業PMI・改定値(16:50)
独6月サービス業PMI・改定値(16:55)
(決算)ユーロ圏6月サービス業PMI・改定値(17:00)
オンワード、チヨダ、マックハウスユーロ圏5月小売売上高(18:00)
ユニーG、トーセイ
ドイツ連邦議会(6/29-7/3)
太平洋同盟首脳会合及び閣僚会合(2-3日)
世界遺産委員会(6/28-7/8)
 ※産業革命遺産の登録の可否が決まる
 ※3~5日に決まる見通し
ロシア無人補給船プログレス打ち上げ
ユニバーシアード夏季大会(3-14日)
リカネン・フィンランド中銀総裁講演(14:45)
コンスタンシオECB副総裁講演(15:00)
バシリアウスカス・リトアニア中銀総裁講演(15:00)
(休場)米国(独立記念日)
4(土)北朝鮮による拉致被害者の世界遺産委員会(6/28-7/8)
 再調査開始から1年 ※産業革命遺産の登録の可否が決まる
川内原発1号機が再稼働に向けた ※3~5日に決まる見通し
 核燃料を入れる作業を開始台湾が抗日戦争勝利70年の軍事パレード
日本・メコン地域諸国首脳会議
ズン・ベトナム首相が来日(2-4日)
5(日)群馬県知事選投開票ギリシャ国民投票
白河、大月、刈谷、日進各市長選投開票 ※EU側の財政再建案への賛否を問う
サッカー女子W杯(6/6-7/5)3位決定戦世界遺産委員会(6/28-7/8)
 ※産業革命遺産の登録の可否が決まる
 ※3~5日に決まる見通し

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以上の通り、月初恒例の雇用統計に向けた米経済指標てんこ盛ウィークなので、
最大の材料である米利上げの方向感も見えて来たり、
国内では株主総会も一巡し、30日には安倍ちゃんの新成長戦略の閣議決定、
1日には日銀短観だけでなく、危険な時間帯に「うるう秒」をブチ込む・・・
と言ったイベントもありますが、冒頭でも書いた通り、
今週はまず明日の中国とギリシャの動向でおます。

ということで、現状認識をしながら書き進めて参ります。

★ギリシャ問題を含むユーロ圏市場

まずは旬のネタであるギリシャプロレスですが、いつも言っている通り、
結局はIMFやECBよりも、世論を背負っている双方の政治家達が、
保身の為にも譲れないことが原因だということです。

そしてEU側から提示された財政再建案への賛否を問う為に、
総選挙では無く、保身と責任逃れの為に国民投票をやるぞとブチ上げたものの、
週末になってから、冒頭で書いた通りの展開となっております。
おまけに国民投票すらも怪しいという状況です。

これを受けて、マーケットは織り込み済みだと判断するのか、
単にこれまで楽観し過ぎだったと判断するのか・・・

週末のユーロ圏市場は、昨夜からの騒動は織り込めていないものの、
週末だけでなくこれまでの動きを含めて見ると・・・

ユーロ圏の高格付け国と南欧重債務国の株価は、4月高値以降は売られており、
債券も4月高値以降は売られております(金利も上昇中)。
ギリシャの株価と債券は2年来の安値ではありますが、
債券が直近でやや戻していることが楽観と言える部分ではあります。

CDSについては、高格付け国と南欧重債務国は落ち着いており、
ギリシャについてはすでに高水準ながら、直近では落ち着いております。

銀行間金利については、ピクリとも動いておらず安定しております。

そしてユーロについては、ユーロショートが16日時点で、
4月のピークから約40%の水準にまで激減しておりましたが、
23日時点ではやや増加はしております。

以上の通り、直近のギリシャの債券とCDS、週末のユーロ圏市場が、
やや楽観的だと突っ込まれる余地はありますが、
ギリシャプロレスがデフォルトだろうと、合意だろうと、国民投票だろうとも、
ただの先送りながら一応目先の決着が付くことに加え、
雇用統計に向けた米利上げ観測(米債券安(米金利上昇)ドル高)の高まりもあり
これらをきっかけに以上の様な需給面からも、
ギリシャ以外のユーロ圏各国は株高・債券高・ユーロ安が復活しそうですが・・・。

さらにユーロ圏内だけの理由付けとしても、ギリシャが大変だぁということで
独仏等の高格付け国の債券がリスク回避という理由で買われ、
ユーロ売りが再開し、ユーロ安が恩恵となる高格付け国の株価が買われる・・・
つまり株高・債券高・ユーロ安の復活というのが素直なシナリオだと言えます。

しかしながら悲観的なシナリオも想定しておくと、
ギリシャのユーロ圏からの離脱が決まった訳ではないのに、
取り付け騒ぎが起きつつあるギリシャの銀行に対して、
資本規制をする前にECBが、ELA(緊急流動性支援)を停止してしまうと、
今年からECBへユーロ圏の銀行監督権限が移ったにもかかわらず、
現時点ではユーロ圏の銀行であるギリシャの銀行に対する責任を放棄した・・・
という解釈をされてしまうようだと、南欧重債務国を始め、
他国の弱い銀行の尻拭いも放棄するのか?という解釈となる恐れも・・・
そうなると他の救済策でもあるESM等の変態的なルールによって、
ユーロ圏の他の銀行(支店のある銀行も含め)が、尻拭いするという懸念に繋がり
落ち着いていた銀行間金利が上昇し、信用不安が起きる・・・
なんていう現状ではかなり飛躍的ながら、ネガティブなシナリオも考えられます。

とりあえず現状としては、
昨夜からの動きを織り込めていない週末分の巻き戻しとギリシャは仕方ないものの
他国への飛び火という事態とはならず、ギリシャ以外のユーロ圏各国は、
徐々に素直なシナリオ(株高・債券高・ユーロ安の復活)になると見ております。

★利下げに動いた中国

信用残44兆円という桁違いな積み上げと共に急騰してきた中国株・・・
御存知の通り、6月12日の高値以来、急落に見舞われております。

個人投資家達がキャッシングや借金を元手に、更に信用取引をやっているので、
このまま急落が続くことになると、ただの追証だけでは済まず、
どこまで波及するのかわからないという得体の知れなさがあります。
そういう意味では規模のわかっているギリシャなんかよりも、
中国の方がサブプライムに似ているだけに、恐ろしいと言えますが・・・

ただし最近は資金供給オペに動いたりもして、急落に歯止めをかけようと、
当局にも動きが見られており、ついに昨日は利下げを発表しております。
今のところ、株価以外の債券と人民元、CDSは落ち着いており、
SHIBORだけが上昇傾向(まだ低水準ですが)という状況だったので、
株価急落の歯止めになるのかなと期待はしておりますが・・・

明日は中国渾身のAIIBの設立協定署名式が行われ、
参加国による財務相会合も開かれますから、
そんな時に上海市場が阿鼻叫喚ということになれば、
メンツは丸潰れですから、意地でも株価を支えると思うのですが・・・

ということもあり、やや楽観しているのですが、
万が一、利下げをしても急落が止まらないなんてことになると、
ギリシャの騒ぎもあるだけに、良からぬコラボとなる可能性もあり、
揚げ句に日本のインバウンド消費を支える中国が・・・
という日本直撃の連想ゲームとなる可能性もあるだけに、
明日の動きを見極めるしかないです。

★雇用統計を控え、利上げ観測の高まりそうな米国

今週は先にも述べた通り、雇用統計を含むイベントテンコ盛りウィークですが、
週末の3日が休場なので、雇用統計が2日に発表されます。

動きとしては表題通り、堅調な経済指標と共に、
利上げ観測(米債券安(米金利上昇)・ドル高)圧力が高まることで、
ユーロ圏の素直なシナリオ(ユーロ圏株高・債券高・ユーロ安)を誘発・・・
ということになりそうですが、最近の米株を見ればわかる通り、
薄商いが続いており、利上げにアレルギー反応を見せていると言えます・・・

だけに・・・米経済指標だけでなく、来週からの米企業決算が、
利上げに耐え得る業績を発表するまでは、アレルギー反応が続くのか・・・
という気もしますが、週末は利上げ観測(米債券安(米金利上昇)・ドル高)ながら
商いがやや膨らんでの米株高だったので(ダウのみですけどね)、
今週も継続できれば、利上げアレルギーを克服した理想的な動きとなりますが・・・

とりあえず今週に関しては、明日の中国とギリシャでおますので、
米株はともかく、利上げ観測(米債券安(米金利上昇)・ドル高)が、
ユーロ圏の素直なシナリオ(ユーロ圏株高・債券高・ユーロ安)の援護射撃・・・
となることを期待しましょう。

★米利上げ観測と共にトリプル安が目立ちつつある新興国

米利上げ観測(米債券安(米金利上昇)・ドル高)によって、
アジア新興国、資源国を中心にトリプル安が目立ちつつあります。
当然ながらチャンスでもありますので、
米利上げを控えて商品市況の動向がまだ不透明な資源国はともかくとしても、
インドネシア、タイ、インド、フィリピンあたりは、かなり魅力的ではあります。

★ウクライナ

ウクライナの株価はかれこれ2ヵ月近く、年初来安値付近での横這い、
通貨は2月から堅調を維持、CDSは高水準ながらも4月から低下傾向が継続中、
債券はずっと軟調だったのですが、金利が6月中旬からやや上昇しており、
2012年以来の水準に上昇しております。
まぁでも今さらな話ですから、過剰に気にする必要はないでしょう。

★中東情勢及び原油

米利上げ(米債券安(米金利上昇)・ドル高)に向かう事が原油の重石となる一方
テロが起きたり中東が緊張すれば、皮肉にも原油を後押しする力となり、
米国と産油国双方にとっては、都合がいいとも言えますから、
不謹慎ながらグルじゃないのかと・・・ついつい疑ってしまいます(笑)

今週は雇用統計を控え、米利上げ観測が高まる中で、
29日はISがカリフ制国家樹立を宣言してから1年を迎え、
テロを含めた活動を活発化しておりますからね・・・

とりあえず疑ったところで、マーケットにとっては皮肉ながらも、
程良く好悪の材料が入り混じっている状況です。

★今のところ良好な国内環境によって、別世界な動きをしている日本

以上の通り、ギリシャ騒動と中国の利下げを受けて、
米利上げ観測が後押しする形で、ユーロ圏は結果的に素直なシナリオが復活し、
中国はメンツを賭けた下支え・・・という海の向こうの楽観的なシナリオに加え、
我が国としては、23日時点の円売りポジは87717枚となり、
水準としては多くもなく、少なくもないのですが、
16日時点の80664枚から増加していることからも、
9日時点の11.6万枚の水準付近(125円)まで戻す余地はあります。

現状の裁定買い残は2.9兆円なので、メジャーSQ前の水準とは言わなくとも、
3.5兆円まで積み上がる余地はあるので、高水準な空売比率の買い戻しと共に
雇用統計を睨んだ米利上げ観測(米債券安(金利上昇)ドル高)も後押しとなり
円売り先物買いモードが加速・・・という日本株の楽観シナリオもあります。

しかしながら真逆の展開と言うのもあり得るので、
以上の様な国内外の楽観シナリオがあろうとも・・・
現状の良好な国内環境による別世界な動きがあろうとも・・・
目先の明後日29日には安倍ちゃんマンの新成長戦略の閣議決定、
1日には日銀短観といった大きな国内材料があろうとも・・・
とにかく明日の利下を受けての中国、ギリシャ騒動を受けての欧州、
米国の動きを見極めないことにはわかりまへん。

ということなので、明日のスタンスとしては、
短期での持ち越し勝負の方は、その日限りの勝負に留めるべきですが、
先に述べた国内外の楽観シナリオを想定して勝負するにしても、
せめて明日の中国が踏ん張りを見せいない限りは止めておきましょう。

腰を据えて勝負をしている方は、長い目での国内の好環境に変わりはないので、
ひとまず王者の風格で構えておきましょう。

もし明日のギリシャや中国をきっかけに、リスクオフとなった場合でも、
上記に書いた需給面を含む良好な国内環境もあり、下値は限定的であり、
為替と債券の置き去りが始まった1月安値が下値のメドという最悪パターンは、
可能性としては極めて低いでしょうから、
現時点での下値メドとしては、4月安値水準程度までと見ておけばいいでしょう。
つまりシンプルに4月安値割れにでもならない限り、
王者の風格で構えておきましょうということです。

新興市場は直近で下げているものの薄商いであり、
上げ局面では大商い、下げ局面では薄商い
という上げゴリモードが続いております
従ってシンプルに、商いの伴った下げが連続するまでは、
上げゴリモードが継続中と見ておけばいいでしょう。

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コメント

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おはよーございます。
しんパパ | URL | 2015-06-28-Sun 08:57 [編集]
こんにちわ、最近日曜日は朝早い更新なんですね!
誰よりも一番に見ています(笑い(^.^))
週明けマーケットはとにかく中国とギリシャ次第となりますでしょうか?ね
こらからも色々とスポーツや世の中の動きなど、アドバイスお願い致します。
しんパパさんへ
マーケット番長 | URL | 2015-06-28-Sun 12:21 [編集]
> こんにちわ、最近日曜日は朝早い更新なんですね!

こんにちは。
すっかり早寝早起き早グソが習慣化しておりますw

> 誰よりも一番に見ています(笑い(^.^))

ありがとうございます。

> 週明けマーケットはとにかく中国とギリシャ次第となりますでしょうか?ね

さすがに週明けはちょっと見極めないといけないですね。

> こらからも色々とスポーツや世の中の動きなど、アドバイスお願い致します。

いえいえ恐れ多い限りですw
ギリシャ
| URL | 2015-06-29-Mon 02:19 [編集]
こんばんは!
初めてコメントします。
「ギリシャ以外のユーロ圏各国は株高・債券高・ユーロ安が復活しそう」とありますが、週明けは、信用不安から、ユーロ圏各国はユーロ安、株安、高債務国は債券安(ドイツ等は債券高)になりそうな気がします。
日本株も円急騰で暴落しそうで心配です。

それにしても、ギリシャはどうしようもないですね。
責任逃れと保身のため国民投票をぶち上げて、金融支援を拒否されて、デフォルトして、世界経済を悪化させるという、迷惑極まりないことになりそうですね。
急転直下でギリシャが国民投票撤回、支援継続・・・にはなりそうもないですね。

kさんへ
マーケット番長 | URL | 2015-06-29-Mon 07:20 [編集]
> こんばんは!
> 初めてコメントします。

こんばんは。ありがとうございます。

> 「ギリシャ以外のユーロ圏各国は株高・債券高・ユーロ安が復活しそう」とありますが、週明けは、信用不安から、ユーロ圏各国はユーロ安、株安、高債務国は債券安(ドイツ等は債券高)になりそうな気がします。
> 日本株も円急騰で暴落しそうで心配です。

もちろん週明けは週末の楽観分があるので、株安パターンだと思います。
つまり記事にも書いている通り、徐々にと言うことです。
できればいきなり株高パターンだといいですけどねw

> それにしても、ギリシャはどうしようもないですね。
> 責任逃れと保身のため国民投票をぶち上げて、金融支援を拒否されて、デフォルトして、世界経済を悪化させるという、迷惑極まりないことになりそうですね。
> 急転直下でギリシャが国民投票撤回、支援継続・・・にはなりそうもないですね。

結局は政治家同士の戦いなので、ギリシャのチプラスにも呆れますけど、
独はじめユーロ圏各国の政治家たちにも少々呆れます。

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