不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
連想ゲームの拡大リスクもある週末
こんばんは。

昨夜は塩試合を繰り広げたギリシャプロレス、今さらなウクライナネタのねじ込み、
本命材料でもある利上げに対するアレルギー反応な米国(ダウは三役逆転)、
これらの陰に隠れて病(トリプル安)が進行中の資源国を始めとする新興国、
そして本日は上海焼きソバ(相場)・・・相変わらず海の向こうは話題豊富でおます

ギリシャについては、ユーロ圏市場やCDS、銀行間金利を見ればわかる通り
プロレスと言えるので、合意に至ろうが、デフォルトになろうが、
とにかく終了のゴングさえ鳴って頂ければいいと思っておりますが、
中国は容赦のない変態独裁国家なので、プロレスという面はあるものの、
現実として鬼の様な信用残と共に急騰した中国株が崩落中というのは事実なので
当局が動かない限り、ガチンコだと言わざるを得ないです。

しかも本日はストップ安が続出し、サーキットブレーカーまで発動する騒ぎとなり、
上海総合指数の7.4%安を始め、中国の各株価指数は7-9%安・・・
(人民元、債券、CDS、SHIBORは落ち着いてますけどね)

果たして鬼の様な信用取引の逆流の影響はどの程度なのやら・・・
キャッシングや借金をして信用取引をやっている連中がテンコ盛りですから、
追い証どころの騒ぎでは無い可能性もあり得ますからね・・・

一体どこまで波及するのやらという得体(規模)の知れなさでは、
ギリシャなんかよりも、かつてのサブプライムに似ているとは言えますけど・・・

とりあえず変態独裁の情報統制もあり(本日の株安についても報道規制が・・・)
真の姿がわからない上に、自由化されていない中国市場においては、
世界の金融市場での常識とはかけ離れた強硬策を打つことも可能ですから
得意の週末にでも当局が何らかの手を打ってくれることを願うばかりです・・・

ただし先週末は手を打たず、今週の半ばに渋チンな手を打っただけでしたから、
過度な期待は禁物ですけど、週末にはギリシャプロレスも控えているだけに
良からぬコラボをしてしまうと、いくらギリシャが織り込み済みのプロレスであろうと、
良からぬシナジー効果を生み兼ねないですからね・・・

そこにこれまた賞味期限の切れたウクライナネタまでねじ込まれ、
米国までが利上げアレルギー反応がアナフィラキシーショックな動きとなれば、
良からぬ連想ゲームが拡がることになってしまい、
ついには中国株の崩落によって爆買い観光客の資産が失われ、
日本のインバウンド効果も薄れるという連想ゲームにまで拡大し兼ねないです・・・

何やら中国の李コノミクスおじさん(李克強首相)が、28日ー3日まで欧州を訪問し
ギリシャ協議も含めたEU首脳との会議も行うようですから、
急転直下で中国がギリシャへの支援に名乗りを上げるなんてことになれば、
中国とギリシャの良からぬコラボが回避されますけど・・・(笑)
これぞ過度な期待はできない、私の勝手な誇大妄想ですけどね。

そしてウンザリなギリシャプロレスについては、
明日に再びユーロ圏の財務相会合を開催して協議するそうです・・・
もちろんこれで支援プログラムの延長が決まればいいのですが、
ふざけたことに議会承認が必要な独議会は休会中であり、
29日から再開だそうです・・・(笑)

まぁでもこれだけの大騒ぎをしてきたおかげなのか、
ユーロ圏各国の国民世論は、譲歩止む無しという空気が出来つつあるので
世論を背負って後に引けなかった政治家達も譲歩出来そうですから、
まさか議会での否決ということにまではならないと思いますけど・・・

ただしギリシャ国民の世論とギリシャ議会は微妙な空気ではあるので、
ギリシャ側が国民投票もしくは総選挙へと突入という可能性はあります。

とりあえずギリシャ側の選挙がなくとも、独を始めとする各国の議会承認までは、
プロレスが続く可能性があるだけに、中国の炎上を鎮火して頂かないとね・・・
(米欧買い、日中売り・・・という寒い事態を避ける為にも)

そして中途半端に燻ぶりが残ったまま来週を迎え、
大人の都合な月末要因で中途半端に踏ん張ったまま、
ギリシャの期限でもある30日にでも本格的なリスクオフへと突入することになり、
7月1日の「うるう秒」挿入による各国市場のシステムエラーまでがコラボ・・・
そして「売るぅぅぅ~秒」という笑えない話とならないことを祈るばかり・・・

「うるう秒」については、昨日も書いた通り、
日本が最も貧乏くじなタイミングで挿入することになりますからね。
一応、1日の8時59分59秒の後に8時59分60秒を一気にブチ込むのではなく、
7時から2時間の間に分散して挿入するようであり、
東証としても「心配はない」とのことですが・・・

以上の通り、「うるう秒」はともかくとしても、
海の向こうでの良からぬコラボによる連想ゲームの拡大が気掛かりな週末です。

そんな不穏な空気の充満する海の向こうに対して我が国は、
本日の日本株は下げたものの薄商いであり、債券も大きな動きはなく、
別世界の様な踏ん張りを見せております(笑)

強引にポジティブに考えれば、中国からの逃避資金が日本へ・・・
なんてこともあり得ますし(もちろん日中売りという逆の見方も出来ますけどね)、
いつも書いている通り、長い目での良好な国内環境、
足元の需給面等の好環境という裏付けがあるので、
別世界の強さを見せてもおかしくはないです。

ちなみに足元の需給面である本日の空売り比率は、
依然として高水準な33.7%であり、買い戻しパワーは十分な状況ですが、
1月パターンのように、再び35%超えと共に押し目という可能性もあるので、
それが週明けとなるのか、30日もしくは1日になるのかはわかりませんけど、
いずれにせよ深押しするとも思えない国内環境ではあります。

従って海の向こうには惑わされず、
アホになって別世界な波に乗るのもアリですが(月末要因な波も含め)
先にも述べた通り週末は、深押しする可能性は低くとも、
海の向こうからの良からぬ連想ゲーム拡大の波が押し寄せることで、
押し目となるリスクはあるということです。

まぁ本日は週末なので、これにて失礼します。
来週の展望については改めて書きます。

良い週末をお過ごし下さい。

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