不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
FOMCを経て、週末へ・・・
こんばんはです。

昨夜のイエレン・オブ・ジョイトイ率いるFOMC・・・

そんなことよりも、本日の空売り比率ですが、
1月6日の37.8%を上回る過去最高の38.3%でおます(笑)

もはや、セルイン・・・田中邦衛(じゅ~ん)、
セルイン・・・ジュララライ♪ ジュララライ♪ ジュララライ♪ ジュラライ・・・
という藤崎マーケットならぬ東証マーケットになるなんてことは考えず、
更にイエレン・オブ・ジョイトイやギリシャのゴロツキデスマッチ、鉄火場の上海、
そして明日の黒だるま親方や安倍ちゃんの国会ズンドコ劇場もへったくれもなく、
アホになって買えばいいです!

ということで、本日はこれにて失礼します・・・なんて言うのはもちろん冗談です。

空売り比率については、何度も書いている通り、
28%を下回ると天井、35%を上回ると押し目という傾向があり、
実際に精度はかなり高いのですが、本日の過去最高の空売り比率を含め、
16日から続く高水準な空売り比率は、薄商いの中での数字でもあるので、
同じく薄商いで高水準な空売り比率が続いた昨年10月や今年の1月のように、
今回もダラダラと続く可能性はあります。

更にあくまで東証がデータ公表を始めて以来の最高であり(歴史が浅いデータ)、
過去最高!なんて言うと、単純に売り圧力が強いという解釈もできますから、
需給関連の指標の一つとして見ておきましょう。
(比率という数値としてはポジティブであることに変わりはないですけどね。)

ついでに同じくというか需給関連指標である裁定買い残についても、
昨日も書いた通り、過熱と言われる3兆円、20億株を下回っております。
上限下限は過去にどこまで・・・と言われると、バブル期やITバブル期に比べると、
上も下もまだまだ余地はありますけど、これも一つの指標と見ておきましょう。
そして数値としてはポジティブではあります。

信用買い残については、過熱と言われる3兆円を超えており、
シカゴIMMの円売りポジについても鬼の様に急増しており、
16日時点では11万枚と節目の10万枚を超えているので、
残念ながらこれらの需給関連指標はネガティブではあります。

そして何より、GPIFや日銀といった神の手(お上の手)による需給のタイト化は、
依然として継続しておりますので、需給環境全体としては、
概ね好環境を維持していると言えますけどね。

さらにいつも書いている通り、バリュー面での日本株の優位性に変わりは無く、
政策面においても黒ちゃんの異次元ユルフン(金融緩和)は継続しており、
安倍ちゃんの政策についても6月末には新政調戦略が発表されます。

以上の通り、国内環境については良好であることに変わりはないのですが、
債券の戻り(金利低下)はまだ不十分であり、
これらの環境を作った安倍ちゃんマン政権は、
最近の国会でのズンドコ劇場のせいで支持率が低下している・・・
と言うのも気掛かりではあります(現状では支持率と株価は逆相関ですけどね)。

そして気掛かりと言えば、現在は海の向こうでおます・・・

騒ぎの主役の一つでもあるギリシャについては、

Tsipras Varoufakis

ブッチャー&シーク・・・いや、タイガージェットシン&上田馬之助以来とも言える、
チンピラコンビが居直って、瀬戸際外交を繰り広げており、
本日のユーロ圏財務相会合が・・・となっておりますが、
いつも書いている通り、債務の期限から見ても、7-8月になっても続くでしょうし、
早くとも6月末まではプロレスが続きますし、
政治的にもギリシャとユーロ圏各国の双方の政治家達は、
世論(国民)を背負っているので、誰しもが譲歩止む無しという状況になるまでは、
引くに引けないですから、プロレスを続けるしかないです。

ユーロからの離脱についても、ギリシャの世論が離脱を望んでいないので、
チンピラ二人が保身を優先するならば、離脱は有り得ないでしょうからね・・・

そしてリーマンショックの様に規模のわからない得体の知れないものではなく、
全てとは言いませんが、概ね規模が判明している上に、長きに渡る騒動ですから、
アホでも無い限り備えは出来ているはずですから、
少なくともリーマンショックの様な信用不安を招く様な事態にはならず、
起きるとしても一昨年5月程度の騒ぎになる程度です。

従って、必要以上にギリシャに対して恐怖感を抱く必要は無く、
実際にギリシャの債券、CDSを見ればわかる通り、
現状ではあくまで動かす口実に過ぎないということですから、
南欧重債務国の債券とCDSへ飛び火するのかどうかを睨みつつ、
ユーロ圏各国の株と債券の逆流(ユーロも)が収まるのか・・・
という視点で見ておけばいいでしょう。

債券については、昨夜のFOMCを経ても売りが再燃することはなかったので、
債券の逆流は収束とも言える動きとなっておりますので、
現在は一時的な株売り・債券買いとも言えますが・・・
少なくとも独仏等の高格付け国の債券が買われている時点で、
ギリシャ問題はユーロ圏全体の話では無いということです。

そして昨夜のイエレン・オブ・ジョイトイ率いるFOMCですが、

yellen3.jpg

ムチを持って登場するのかとも思いましたが、
軽いM字開脚(ハト姿勢)を披露し、債券はM字ならぬV字回復しそうな勢いで、
債券高(金利低下、ドル安)となったことで、日欧も債券高(金利低下)となり、
世界的な債券安祭は収束の動きとなっております。

できればいっそのこと、タカ派姿勢である利上げを強く示唆することで、
米債券安(金利上昇)ドル高となり、これに耐久力を示す商いの伴った米株高
というベストシナリオを期待もしたのですが、
ひとまず米債券高(金利低下)ドル安、米株高
という市場にやさしいベターシナリオとなりました。

これで今夜以降、商いの伴った米株高にでもなればいいのですが、
ならなければ、まだ利上げの時期を窺うような不透明な展開が続くことになり、
我が国にとっては、急増したシカゴIMMの円売りポジの逆流余地もあるだけに、
米債高(米金利低下)ドル安による円高が重石にも・・・

以上の通り、海の向こうはFOMCを経て、
世界的・・・というか先進国の債券安(金利上昇)祭が収束する動きですが、
為替の逆流と共に株の逆流の動きも継続しておりますので、
国内環境が良好であろうとも、長期で腰を据えている方以外、
本日は持ち越しの短期勝負を避けて正解だったと言えます。
(くれぐれもその日限りで勝負している方は、御自由にどうぞ(笑))

そして週末となる明日ですが、
今夜の口実に過ぎないユーロ圏財務相会合を受けて、我が国ではあいつが・・・

kuroda4.jpg

そうです、なめだるま・・・ではなく黒だるま親方の金玉政策決定会合があるので、
いざとなれば黒だるま親方が・・・という期待もありますが、
現状ではさすがに追加のバズーカは有り得ないでしょうから、
引け後の会見での口車を期待するしかないと言えます。

一応、明日は安倍ちゃんが月末に発表する新政調戦略の素案が決まります。
改めての発表はありませんけどね・・・

さらに欧州ではユーロ圏ではなく、EUの財務相会合が開かれ、
米国ではクアドラブル・ウィッチング(米MSQ)を迎えます。

ということなので、明日のスタンスとしては、基本的に変更は無いのですが、
改めて書きますと、週跨ぎの持ち越し勝負の方は、
空売り比率等の需給環境、債券安祭の収束の動きからも、
本格反発ではなくリバウンド狙いで週跨ぎに挑むのはありですが、
海の向こうの騒ぎが収まっていないので、
本日に続き、持ち越し勝負は避けるのが無難でおます。
しつこいようですが、その日限りの勝負をしている方は御自由にどうぞ。

腰を据えて長期で構えている方は、
上記にも書いた通り、長い目での国内の好環境に変わりはないので、
ひとまず王者の風格で構えておきましょう。

もしセルインジューンの様なリスクオフなった場合でも、
上記に書いた良好な国内環境もありますので、
下値のメドが為替と債券が置き去りになった1月安値という最悪パターンは、
可能性として極めて低いでしょうから、現時点での下値メドとしては、
一度ガス抜きをした3月安値水準程度までと見ておけばいいでしょう。
つまりシンプルに3月安値割れにでもならない限り、
王者の風格で構えておきましょう。
やや直近では株価も駆け上がったので、メドを4月安値にしてもいいですけどね。

新興市場は上げ局面では大商い、下げ局面では薄商い
という上げゴリモードが続いております
従ってシンプルに、商いの伴った下げが連続するまでは、
上げゴリモードが継続中と見ておけばいいでしょう。

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