不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
ちゃん黒とイエ姉の漫談・・・そして支持率と株価の相関性も見る週末。
こんばんは。

黒レンジャー率いる日銀戦隊の金融政策決定会合が行われ、
引け後には黒レンジャー(黒田総裁)の会見も行われましたが・・・

その前に、ふと思いついたので、安倍政権の支持率を改めて確認してみると・・・

sijiritu0515.jpg

以上の通り、最新の支持率は(5月15日発表、時事通信)小幅に上昇しており、
調査期間が8-11日ということは、安倍ちゃんの訪米後であることから、
マスコミが騒ぐ安保法案絡みの影響はほとんど無いとも言えます。

まぁ支持率を確認したのは、株価との相関性を調べる為ですから
ひとまず安保法案は置いといて・・・

内閣支持率と株価の相関性ですが、
失われた20年に疲れ果て、一縷の望みを託して選ばれたような民主党政権時は、
御存知の通り、鳩だけに平和ボケ鳩山政権、菅さんに売りなし政権、
家政婦のミタならぬ仮政府のノダ政権という超豪華リレーのおかげで、
トドメの様な暗黒時代となったのは記憶にも新しいところです。

そんな民主党政権時の支持率と株価の相関性を振り返ると、
菅政権は「菅さんに売りなし」という事に加え、震災もあったので、
支持率と株価が逆相関でしたが
親のスネかじり虫(鳩山)とノダチョウの両政権は、
意外にも株価と支持率が相関しておりました。

当時の記事でも書いたのですが、
鳩山政権は政権交代というインパクトが期待と連動したという面があり、
ノダチョウ時代は、首相がコロコロ変わることに嫌気を差し、
またか・・・というところでノダチョウが踏ん張ったこともあり、
せめて政権の安定・・・ということで、株価も連動する形だったと言えます。
(末期の逆ギレ解散劇の頃は省きますけどね)

とは言え、失われた20年が30年になるのかと諦めモードが漂う中、
ノダチョウの逆ギレ解散のおかげで、救世主のように安倍ちゃんマンが現れ、
記憶にも新しいとは思いますが、安倍ちゃんマン政権発足当初は、
熱狂的な支持率と共に株価も上昇し、相関性の高い動きとなりました。

しかしながら上記のグラフを見ればわかる通り、現在までの長いスパンで見れば、
支持率に関係無く・・・というよりも、支持率の低下と共に株価は上昇しており、
意外にも支持率と株価は逆相関となっております。

恐らくかつてないほどに株価を意識した政権ですから、支持率が低下するほど、
安倍ちゃんが支持率を上げる為に株高を促進・・・つまり政策期待が高まり、
同時に日銀への圧力も強まるというロジックが機能しているのかも知れません。

そういう意味では、昨年末から支持率が横ばいになっているということは、
長いスパンでの支持率との相関性を考えると、
1月以降は為替と債券を置き去りに株価だけが上がっただけに、
やはり無理があったということで、元通りになってもおかしくないのか・・・
なんて良からぬことも頭をよぎります(笑)

あくまで内閣支持率目線という極めて限定的な話に過ぎないので、
くれぐれもただの戯言・・・とまでは言いませんが、
一つの要素という程度に見ておいて下さい。

以上、週末なので、思いついたことを書いてみました(笑)


さて、冒頭でも書いた通り、本日は黒いパーティーが開催されましたが、
昼休み中に発表された金融政策は市場予想通りの現状維持となり、
景気判断を上昇修正しましたが、物価の見通しが慎重だったこともあり、
追加金融緩和期待の剥落という解釈にもならず、
かといって、織り込み済下落ともならず、先物主導で上昇する展開となり、
引けに掛けてソイヤッ!な、ひと押しが入って終了~。

しかしながら本日の売買代金は2.4兆円と薄商いであり、
先物主導で押し上げられた日経平均の上昇率(0.33%)に比べて、
TOPIXはメガバンコ、トヨタが軟調だったこともあり、上昇率は0.06%に留まり、
不気味な債券安(金利上昇)も解消されなかったので、
足腰の弱い脆さと共に、不安要素(債券安)も残る株価の上昇だったと言えます。

やはり債券安(金利上昇)が解消され、商いの伴った株高とならないことには、
株と債券の逆流から脱し切れてないのかという懸念は残りますからね・・・

そして引け後には、そんな懸念を払拭してくれるのか・・・
という期待が高まる中、腹黒田総裁の会見が開催され、

「現状では追加金融緩和の必要性はない」

と言い放ち、スワッ!逆流再燃か・・・とヒヤリとさせられましたが、直後には、

「必要があればちょっちゅなく(躊躇なく)動きまっせ~」

という具志堅ギャグを炸裂し、さらに・・・

「ユルフンギューン(出口論)!を検討するには時期尚早だ」

と言ったこともあり、ブラックデビル会見はこれといった材料も無く終了~

その後の債券、先物、為替の反応も特にこれといった動きはありまへんので、
今夜26時に漫談をするイエレンおばさんが、
前回言い放った様な「株価は割高」と似た爆弾ギャグを炸裂しなければ、
週末イベントは無風のまま通過することになります。

万が一、イエレンおばさんが余計なことを言い放ち(利上げのチラ見せ等)、
逆流が再燃したとしても、明日まで開催しているECBフォーラムにて、
ユルフン(金融緩和)真っ只中のドラちゃん(ECB総裁)と黒ちゃんが、
講演する予定ですから、逆流の再燃を押し戻せる機会はあると言えます。

だけに、安心はしているのですが・・・

そして本日は足腰の弱い脆さと共に、不安要素(債券安)が残る引けだったものの
空売り比率は31%と懲りずに上昇しており、天井圏とは言えない水準であり、
他の需給環境も良好な状況に変わりは無く、いつも書いている通り、
バリュー面、ファンダメンタルズ面、政策面での良好な環境に変わりないので、
週末イベントの無風通過と共に、堅調な展開が続くとみておりますが・・・

しつこいようですが、やはり今夜のイエレンおばさんの漫談ですね。
しかも今夜の米国は債券市場が休場であり、週明けは米市場全体が休場だけに
手仕舞いという動きが重なってもおかしくないですからね・・・

まぁでも、もはや週末ですから、つべこべいっても仕方ないですけどね。

とりあえず今夜の動きも踏まえて、来週の展望は改めて書きます。

良い週末をお過ごし下さい。

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コメント

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日銀レビュー
つかさ | URL | 2015-05-23-Sat 00:40 [編集]
こんばんは
日銀会合での日経の動きよりも、
イエレン講演前の為替の神経質な動きよりも、
なによりも上海市場の動きにびっくりです。
素直にちょっとやりすぎ極まるな気もします。

そういえば日銀レビュー「量的・質的金融緩和」2年間の効果と検証は読まれましたでしょうか?
牛さん熊さんのブログでは、日銀の軸足がすでに量ではなく金利に移ってきているとの見解ですが、
番長さんのレビュー感想なども、お暇なときにでも記事にしていただけるとありがたいです。

私個人としては、そろそろ
悪材料→金融緩和&政策支援期待→株価上昇(悪材料が燃料のような) から
良材料(燃料枯渇)→緩和期待の打ち止め→株価軟調

を経てから本格バブル相場になるのかな?との今現在の感想です。

つかささんへ
マーケット番長 | URL | 2015-05-23-Sat 09:24 [編集]
> こんばんは

おはようございます。

> 日銀会合での日経の動きよりも、
> イエレン講演前の為替の神経質な動きよりも、
> なによりも上海市場の動きにびっくりです。
> 素直にちょっとやりすぎ極まるな気もします。

やり過ぎは否定しませんw
ただしあの国だけは、崩壊すると言って何年経つのか忘れるくらいですし、
真実は誰にもわからず、語られているのは推測に過ぎないので、
いつも書いている通りですが、株価だけでなく、
債券、人民元、SHIBOR、CDSが崩れてから
動くしかないのかなと思っております

> そういえば日銀レビュー「量的・質的金融緩和」2年間の効果と検証は読まれましたでしょうか?

読みました。

> 牛さん熊さんのブログでは、日銀の軸足がすでに量ではなく金利に移ってきているとの見解ですが、
> 番長さんのレビュー感想なども、お暇なときにでも記事にしていただけるとありがたいです。
>
> 私個人としては、そろそろ
> 悪材料→金融緩和&政策支援期待→株価上昇(悪材料が燃料のような) から
> 良材料(燃料枯渇)→緩和期待の打ち止め→株価軟調
>
> を経てから本格バブル相場になるのかな?との今現在の感想です。

申し訳ないですが、牛さん熊さんのブログは読んでおらず、
記事にするかのかどうかもわかりませんけど、
金利に軸足が移っているというのは・・・どうなんでしょう。

そもそも抜け駆けで薬抜きをしている米国自体が、
リーマンショック以前の様な金利でコントロールする状況には至っておらず、
依然として利上げ観測(米金利上昇、ドル高)に対して、
株価も米経済もアレルギー反応を見せております。

そして日本についても、以前にも記事で書いた通り、
そもそも金利の「上げ」下げでコントロールしていない時点で、バブルどころでは無いですからね。
日銀のレビューについても、
これまたそもそも、未だに原油を理由(言い訳)にしている時点で・・・
しかも現時点で薬抜きすらやっておらず、
資産の売却も含めた薬抜きは、確か変わっていなければ、
早くとも16年4月からですし、薬抜き完了期間も21年末?
あたりまで延長しているくらいですから、
良材料→打ち止めというロジックは、
いずれはかつての米国のように我が国もそうなるでしょうけど
現時点では短期的にそういうロジックが動いても、本格的に動き始めるのは、
現在の米国を見る限り、薬抜きの示唆というより、
実際に開始されてからになると見ておりますが・・・
感想ありがとうございます
つかさ | URL | 2015-05-23-Sat 15:19 [編集]
>現時点では短期的にそういうロジックが動いても、本格的に動き始めるのは、
>現在の米国を見る限り、薬抜きの示唆というより、
>実際に開始されてからになると見ておりますが・・・

少なくとも日本に関しては、まだまだ緩和期待の方が勝ってる、
出口を考えるのは意識下にまだ無い感じでしょうか・・・。

確かに米国市場も高値警戒感はありつつも、
側面から日銀とECBの緩和があるので(付随して中国ほか世界的に金利緩和状態)、
行ける所まで行っての利益確定とも見えますしね。
皆が気にしてるうちは、なるようでならない。
「30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio」をYouTubeで見た後なので気にしすぎなのかもしれません。

突然の百足出現までは、あまり気にしない方がよいんでしょうね。
おまじない利くといいですね^^

つかささんへ
マーケット番長 | URL | 2015-05-23-Sat 21:52 [編集]
> >現時点では短期的にそういうロジックが動いても、本格的に動き始めるのは、
> >現在の米国を見る限り、薬抜きの示唆というより、
> >実際に開始されてからになると見ておりますが・・・
>
> 少なくとも日本に関しては、まだまだ緩和期待の方が勝ってる、
> 出口を考えるのは意識下にまだ無い感じでしょうか・・・。
>
> 確かに米国市場も高値警戒感はありつつも、
> 側面から日銀とECBの緩和があるので(付随して中国ほか世界的に金利緩和状態)、
> 行ける所まで行っての利益確定とも見えますしね。

まずは米国で好材料→打ち止めというロジックが起きてからでも遅くはないので
現状の日本ではお薬の量の増減を注視しておけばいいのかなと思っております。

> 皆が気にしてるうちは、なるようでならない。
> 「30分で判る 経済の仕組み Ray Dalio」をYouTubeで見た後なので気にしすぎなのかもしれません。

そう言う意味では、今は個人の見解・・・というかバイアスの掛かったものは、
あまり見たり読んだりしないようにはしている部分はあり、
基本的な仕組みや事実が書いているものを読んでいると言う感じです。
テクニカルだと買いサインだ売りサインだとかではなく、
式そのものの仕組みや、何のデータをもとにした指標なのかという部分です。
まぁでも、理系大学出身でもなく(文系体育会のスポーツ推薦なので)、
金融業界出身でもないので(身体を貼った脳味噌筋肉な仕事)、
解釈を間違ってる可能性も大いにありますけどねw

> 突然の百足出現までは、あまり気にしない方がよいんでしょうね。

気にするしないは、資金、投資対象、スタンス、手法、環境、性格、
人それぞれなので、一律に決めるものでは無く自由ですからね。

> おまじない利くといいですね^^

得意の神頼みをしておきますw

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