不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
堅調なまま、黒銀会合を含む週末イベントへ突撃。
こんばんは。

中国の信用残がついに38.7兆円に達したそうで(笑)
1年で5倍になってるぞー!との記事でしたが、
確か4月の頭に19兆円でしたから、僅か2ヵ月弱で倍になった事の方が驚きです

3月中旬以降の中国株は、鬼の様なゴリゴリ商いを伴った急騰劇でしたから、
十分に有り得る話ではありますけど・・・
ちなみに4月の下旬は32兆円でしたから、
上海株が信用規制の強化を機に4月27日高値から下げたとは言え、
懲りずに現在までの約1カ月間で、さらに6兆円分が積み上がったということです。
しかも4月高値から下げたとは言え、薄商いでたった7日間下げただけであり、
現在は徐々に商いを膨らませながら、4月高値に迫ろうとしております(笑)

もはやブレーキの壊れたダンプカー状態ですから、
少々の規制強化ではブレーキにもならず、
本日もHSBC版の製造業PMIが50割れであろうとも、
中国の個人投資家にとっては知ったこっちゃないんでしょうね。

(だけに4月高値を超えると、更なる規制強化に動くのかという気もしますけどね)

中国の個人投資家以外は、我々も含めて中国の危うさを感じていたり、
巷では専門家と言われる人質による崩壊論が蔓延しており、
それの裏付けとされがちな電力使用量等の李克強指数も低迷しているので
仕方ないのですが、インチキと言われる他の経済指標は、
かつて程の強さは見られないものの、バブル崩壊と言える程の悪化では無く、
そんなインチキ指標ながらも、市場(中国国外)では材料視されたりもするので
結局は何が真実なのか誰もわからないという状況です。

仮に悪かったとしても、どこぞの金融緩和フル回転な国々と違い、
金融政策だけでも、まだ打つ手がありますし、
いざとなれば自由化のされていない金融市場では、何とでもできますし、
政府も人民の生命や財産を無視したバブル潰しが可能な独裁国家なだけに、
崩壊論が蔓延しているほど脆くはないのかなと思うばかりです。

そんな真実が見えない中国の経済状況はともかくとして、
中国市場だけを見ても、株価の熱狂ぶりは否定できませんが、
上海総合指数のPERを見ると、まだ18倍台ですから、
かつての我が国のバブル期と比べれば、まだまだ低水準とも言えますし、
債券、人民元、SHIBOR、CDSは落ち着いているのも事実であり、
今のところは巻き戻しが起きても株価だけと言えます。

従って、中国については、蔓延する崩壊論には惑わされ、
過剰に気にしても意味はないので、心構えをしておく程度でいい・・・というか、
そうするしかないということであり、
事が起きてから動くしかないというのが現実ですから、横睨み程度でいいでしょう。
(当然ながら、バブルが崩壊するとシャレにはなりませんけどね(笑))

それでも兆しを捉えるのならば、安定している債券と人民元、SHIBOR、CDSが、
荒れ始めると警戒モードを高めるという程度でいいでしょう。

いやはや、恐るべし中国4000年・・・

そしてもう一つの歴史ある国であり、神話の国でもあるギリシャですが、
基本的にはユーロを離脱という事態にでもならない限り、
デフォルト程度ではどうでもいい話なのですが、昨夜は預金封鎖なんて話も・・・

記憶に新しいとは思いますが、キプロスで前例を作ってしまったあの預金封鎖です
確かに昨夜もECBが、ギリシャの銀行に向けた、
緊急流動性支援の拡大・継続を決めましたが、いくら資金援助しようとも、
ギリシャの銀行では預金流出が続いており、もはやザル状態ですからね・・・

かといってユーロ圏の銀行監督権限が移行したばかりのECBが、
金融支援である緊急流動性支援を打ち切ってしまうと、
銀行監督権限どころか金融一元化の根幹すらも揺らいでしまい、
場合によってはECBは手を差し伸べず、見放すのかという思惑が走り、
南欧重債務国の金融機関に飛び火してもおかしくないですからね・・・

さらに各国の政治家達が判断するギリシャへの金融支援ではなく「財政支援」は、
見ての通り、各国の世論を背負っているだけに、ギリシャに甘い顔は見せられず、
ギリシャの左曲がり政権も譲歩すると公約破りになるので、
いくら結論として譲歩ありきの支援が決まっていたとしても、
各国の世論も含めた誰しもが支援止む無しという瀕死の状態に陥るまでは、
お互いに譲らない姿勢の過剰パフォーマンスを繰り広げながら、
プロレスを続けるしかないという政治的な事情もありますからね・・・

従って、せいぜい紐パン女に襲われた程度のドラギの金融支援が命綱であり
しかもザルになっている現状からも、
せめて政治家たちが決断できる預金封鎖をやらざるを得ないというのは
十分に有り得る話であり、脱税大国ギリシャということからも、
キプロスの様に預金課税という鬼の措置までトッピングされてもおかしくないです。

しかしながら基本的には、大した騒ぎにはならないと見ており、
短期的な騒ぎになる程度という見方に変わりはないですけどね。
キプロスの様にレポーターの生中継で、
「銀行の前に行列が・・・」という煽りもあるでしょうからね(笑)

ちなみにギリシャを巡るプロレスを受けてのユーロ圏は、
スットコドイツを始めとする債券はやや売られましたが(金利上昇)、
騒ぎの主役であるはずのギリシャの債券は落ち着いているので、
ユーロ圏各国の動きは、ギリシャ騒動を材料視しているわけではないと言えます。
ただ・・・ギリシャのCDSだけは、大噴火しているので、いずれ話題になるかも・・・
それにしても債券が動かないままでの急騰ぶりなので、
誤表示なのではとも思えるのですが・・・

以上の通り、歴史のある両国においての過度な騒ぎもありますが、
明日を含む週末は、そんな両国よりも、連日書いてきた通り、
我が国では明日の金融政策決定会合&黒い会見を控えており、
欧州では今夜のPMI祭だけでなく、明後日まで開催されるECBフォーラム、
(明日はチプラス・ギリシャ首相の魂の叫びパフォーマンス(講演)もありますが)
米国では今夜のテンコ盛り経済指標とFRBへの監督強化を含む法案審議、
明日は消費者物価も重要ですが、イエレンおばさんの講演を控え、
しかも米国市場は週明けが休場となる週末を迎えます。

そして明後日には黒ちゃんが、金融政策決定会合終わりで、
ECBフォーラムに参戦します。

連日書いてきた通り、イエレンおばさんがドSな発言をしない限り、
基本的には支援材料となるイベントになりそうですが、
見ての通り、日本株は本日まで駆け上がってきており(先物は本日一服)、
海の向こうも逆流からの反発基調が継続してきたので、、
これらの週末イベントを嫌気する・・・のではなく、織り込み済、出尽くし等といった、
あくまで一服のきっかけになる可能性はあります。

明日の黒ちゃん会合についても、追加金融緩和等の政策変更は無いでしょうけど
観測通りに景気判断を上方修正すると、追加金融緩和は不要・・・
というコジ付けな受け止めをする可能性もあり、
しかも直近では日銀トレードな動きでの堅調ぶりだっただけに、
一服のきっかけになってもおかしくはないです。

そんな不要論を打ち消すために、黒ちゃんがいつもの・・・
「ちょっちゅなく(躊躇なく)動くさ~」という具志堅ギャグを披露するにしても、
会見自体は引け後ですからね・・・

ただし・・・本日の空売り比率は30.0%という天井圏とは言えない水準であり
他の需給面においても良好な状態に変わりはなく、
テクニカル的な過熱感も乏しく、バリュー面での割高感もなく、
安倍ちゃんの政策期待も持続しており、
いつも書いている三戦の構えの一つである債券についても、
本日は明日の会合を前に債券安(金利上昇)となっており、
事前のガス抜きとも言えますから、具志堅ギャグで戻す余地があるとも言えます。

ということなので、黒ちゃんとイエレンが余計なことさえ言わなければ、
海の向こうでのイベントと明日の黒ちゃん会合を含めた週末イベントが、
反転するきっかけになったとしても、一服する程度であり、
深刻な下げにはならないでしょう。

以上を踏まえての明日のスタンスとしては、
基本的には変わりは無いですけど、改めて書きますと・・・

週跨ぎの持ち越し短期勝負の方については、
明日の昼に発表される黒ちゃん会合の結果を見てから判断すればいいのですが、
堅調を維持したまま黒ちゃん会合の結果を迎え、そのまま引けまで堅調ならば、
黒ちゃん会見だけでなく、海の向こうも一服のきっかけになる可能性があるので、
週跨ぎの勝負は控えるのが無難でしょう。
今夜、もしくは黒ちゃん会合以降(昼過ぎ以降)、一服の動きとなるならば、
勝負するのはありですけど・・・ここまで堅調だっただけに・・・お任せします。

腰を据えて長期で構えている方は、
以上の週末イベントが一服のきっかけになろうと、万が一、逆流が再発しようとも、
いつも書いている通り、需給面、バリュー面、政策面は依然として良好であり
長い目での明るい見通しに何ら変わりはないので、
王者の風格で構えておけばいいです。

逆流が再燃しても健全なガス抜きであり、現時点での下値メドについては、
最悪パターンならば債券と為替の置き去りが始まった1月安値水準ですけど
(もしここまで下げれば、少々底値がズレようと爆買いでいいですけどね(笑))
今のところは需給面、バリュー面から見ても、
ガス抜きをした3月安値水準までが下値メドと見ているので、
シンプルに3月安値割れにでもならない限り、王者の風格で構えておきましょう。

新興市場は、下げは薄商い、上げは大商いという買いゴリモードですから、
商いの伴った下げが連続するまでは、買いゴリモード継続と見ておきましょう。


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