不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
「ユー、下げチャイナよ」となりましたが・・・
こんばんは。

ユルフン全開(金融緩和)の黒銀(黒田日銀)とドラ銀(ドラギECB)に負けじと
パクっチャイナ人民銀行のチャイニー小川(周小川総裁)が、

「ユー、下げチャイナ(利下げ)よ」とパンツを下ろすことに・・・

休日に動いたので闇打ち・・・辻斬り・・・というか、
パンツを下ろしたオジサンが闇の中から出現したとも言えますが、
最近は休日に動くのが定番化しつつあるので、
発表タイミングとしてはサプライズはありまへんでしたけど、
本日のパクっチャイナ人民共和国市場は、
上海株、深セン株共に商いを伴っての続伸となり、
特に深センとB株が、またしても焚きつけるかの様に大幅続伸となっております。

そんな株式市場に信用買い残を30兆円超も積み上げながら参加している、
中国の個人投資家にとっては、日米欧で株と債券の逆流が起きていようとも、
米国が利上げをチラつかせていようとも、ギリシャでプロレスが行われていようとも
知ったことでは無く(知らないだけ?)、「ワーイ!利下げだー!」とばかりに、
ブレーキの壊れたダンプカーの如く、走り始めたら大破して事故を起こすまで、
走り続けてもおかしくないですからね・・・

なんとか爆買いな信用買い残の積み上がりに対して、
ブレーキを踏もうと信用規制の強化に動き、直近の高値から下げておりましたが、
今日の動きを見ていると、ブレーキは効いていないようにも見えますが・・・(笑)

まあでも、見ての通り、黒銀とドラ銀とは違い、
金利水準だけ見ても、インフレ率を加味しても、利下げする余地は残っており、
しかも黒銀のような垂れ流しドーピングとは違って、
意外にも同時進行で資金吸収も行っているという健全な面もありますし、
債券と人民元についても、変わらず落ち着いており、
CDSとSHIBORの低下も継続しておりますので、
日米欧の様な債券を巻き込んだ動きでは無く、株価だけの熱狂ではあります。
上海株のPER自体は他国と比べても割高ではなく、
ましてやどこぞの国のバブル期のPERとは比較にならないですからね。

だけに・・・時期の特定しないバブル崩壊するする論が蔓延している割には、
意外と健全だったりもしますし、政策を打つ余地も残っており、
いざとなれば人民の生命や財産を無視したバブル潰しも可能な独裁国ですから
とりあえず今のところは、
当局のサジ加減が働く債券と人民元は力技で落ち着きをキープするでしょうから
サジ加減効果の薄いSHIBORとCDSのブレーキが壊れない限り、
起きるとしても株価の逆流だけで済みそうですけどね・・・


そんな「ユー、下げチャイナよ(中国利下げ)」だけでなく、
先週末のSQとトヨタを始めとする国内企業決算の2発目、
そして米雇用統計を受けての本日の日本株ですが・・・

売買代金は2.84兆円となり、商い(パワー)を伴っての続伸となったのですが、
メガバンク、トヨタの尻すぼみな動きと共にTOPIXも尻すぼみとなり、
月曜日にも関わらず後場からの商いはイマイチ伸びず・・・
指数寄与度の高い銘柄による日経のワッショイな押し上げという感じでおます。

まぁでも本日は、再三懸念していた債券安(金利上昇)が一服し、
尻すぼみな株価とは逆に、小幅ながらジリジリと債券高が進行していたので、
再び債券安へと転じず、明日もジリジリであろうと債券高が継続するのであれば
まだパワー面も含めると本格反発とは言えず、日経主導のインチキリバであろうと
アホになってリバウンドに乗ると言うのもアリですけどね。
(明日はせめて10年債入札後の債券の動向を見てから判断しましょう)

空売り比率についても、
(株価が)直近安値となった7日の34.9%というほぼ底打ちの高水準から、
先週末は33.3%、本日は31.4%と減少しつつあり、
それと共に株価もリバウンドをしているので、
過去の空売り比率の傾向から天井圏となりがちな27.5%付近に到達するまでは
買い戻しを中心とした薄商いであろうとも、リバウンドは続く可能性はあります。

テクニカル面についても人それぞれ見るものは違いますけど、
損益面にもかかわる一目均衡表の遅行線は、日経、TOPIX、米3指数共に、
ギリギリ下抜けを回避しております。

そして何より、裁定買い残以外の需給面は、空売り比率も含めて良好であり、
アベクロの政策面での信認は維持されております。
裁定買い残は3兆円超え、20億株という節目は超えているものの、
27日以来、4日連続で減少はしております。

気掛かりな点としては、現在まっただ中の国内企業決算における、
16年3月期見通しでおます・・・
かつてのバブル期に比べれば、日本株のPERはまだまだ低水準ではありますが
バブル期では無く、現在の他国の水準と比較するならば、
決算発表において16年3月期のEPSが上昇しないことには、
バリュー面では日本株の上値はあまり期待出来ないですからね・・・

そして更なる気掛かりな点は、繰り返し言っている通り、
アベノミクス、黒ちゃんのラッスンゴレライな異次元バズーカ自体が、
デフレ脱却を標榜している限り、道半ばにしての債券安(金利上昇)は、
日本経済(日本株)にとっては足枷以外の何物でもないですからね・・・

以上の通り、とにかく債券・・・そして企業業績(16年3月期見通し)・・・
これらが重石になる限りは、まだリバウンドに過ぎないと見ておきましょう。
 (ちなみに下げた所で、今のところは3月安値辺りまでと見ているので、
  長い目での明るい見通しには何ら変わりはないです)

そんな我が国の債券の動きにも関わる欧州と米国ですが、
欧州のギリシャプロレスは・・・いつも書いている通りなので、
せいぜい短期的騒ぐネタとなるだけですから、ギリシャフィルターを通さず、
単純に欧州の株価と債券を見ておけばいいでしょう(CDSも)。
従って昨日書いた通りでおますので、まだ欧州の逆流は止まったとは言えまへん。
本日の欧州市場は、株安・債券安(金利上昇)でのスタートとなっております・・・

米国については、現在(18時)はやや債券安(金利上昇)へと傾きつつありますが
今夜にイエレンFRBが、労働市場の質面を現す労働市場情勢指数(LMCI)が、
発表されますので、低調な結果となれば、
雇用統計に続いて質面では改善されていないということになり、
利上げ先送り観測が高まり、米債券高(金利低下)となりそうですが・・・

そうなると欧州も債券高となり、米欧の株安・債券安という逆流が止まり、
我が国も債券高(金利低下)となり、単なるリバウンドから本格反発へ・・・
という第一歩も期待できます。

そして昨日も書いた通り、明日の我が国の10年債入札から始まり、
13日の国内外のヤマ場を通過し、14日の日米欧の入札が堅調に終えれば
逆流懸念が払拭され、本格反発となりそうですが・・・
結局のところは米国次第なんですけど、市場では独国債がトレンドではあるので
14日の独と仏の10年債入札は無視出来ないですからね・・・

そういえば、オバマくんと会談する予定だったサウジのサルマン国王が
どうやらブッチしたようで・・・
基本的には、油イベントは昨日書いた通りでしょうけど・・・また書きます。

とにかく目先のリバウンド及び逆流が止まるのかどうかは、
シンプルに日米欧の債券を重点的に見ておきましょう。

ということで、明日のスタンスについては、特に変更はありまへんけど、
持ち越し短期勝負の方については、
以上の通り、リバウンドが続く可能性はあるので、素直に乗るのもありですが、
債券安が解消されず、商いも盛り上がらないままでの株高が続くのであれば、
いつ逆流が再燃してもおかしくないので、今夜と13日のヤマ場、
14日の日米欧の国債入札を経て、逆流懸念が払拭されるのを確認できるまでは
その日限りの勝負に留めるのが無難ではあります。(油の動向もありますからね)

腰を据えて長期で構えている方は、長い目での明るい見通しに変わりはなく、
13-14日以降も見据えつつ、王者の風格で構えておけばいいのですが、
もし逆流が再燃しても健全なガス抜きであり、現時点での下値メドについては、
最悪パターンならば債券と為替の置き去りが始まった1月安値水準ですが
ひとまずはガス抜きをした3月安値水準までと見ているので、
シンプルに3月安値割れにでもならない限り、王者の風格で構えておきましょう。
慎重な方は、債券安の進行と共に、大商いでの株安が連続するようであれば、
早めに撤退するのもありですけど・・・これはお任せします。

新興市場は、依然として下げたしても薄商いですから、
好転モードは継続していると見ておけばいいでしょう。
もし逆流が再燃し、最悪(セルインメイ)モードとなれば、
その時は新興もヘッタクレもないので、素直に撤退しましょう。

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コメント

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機能性食品
サマンサ | URL | 2015-05-11-Mon 23:22 [編集]
安倍川餅〈あべちゃん〉は自分では食べていないと思うのですが
副作用もありそうだし。
サマンサさんへ
マーケット番長 | URL | 2015-05-12-Tue 00:12 [編集]
> 安倍川餅〈あべちゃん〉は自分では食べていないと思うのですが
> 副作用もありそうだし。

ドーピングの副作用のことですか?
いずれは薬抜きをしないと副作用に襲われますね。

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