不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
嵐の前の静けさも感じつつ、今週のヤマ場へ・・・
こんばんは。

時期を特定せず、予想として成立していない崩壊論が蔓延するのをよそに、
本日は落ち着いた動きながらも、信用買い残を約32兆円まで膨らませながら、
バカ買い・・・失礼、爆買いの続いている中国市場・・・

他の国とは違って、金融の自由化がされておらず、
市場に開示する経済統計等のお手盛りも自由自在なので、
データに基づく真の姿は誰にもわからず、想像するしかない現実・・・
人民の生命や財産を守るという国家としての最低限の義務すらも、
無視することも可能な変態独裁国家なだけに、情報を隠蔽しながら、
人民の犠牲を無視してのバブル潰しも出来なくはない・・・

明日には中国主導のインフラ投資銀行(AIIB)の創設メンバーが決まり、
これから動きだそう(金を引っ張り出そう)という段階ですから、
他国への迷惑も顧みないバブル崩壊をすぐに起こすというのは、
さすがに避けるとは思いますけど・・・

一応、明日はGDPを始めとする中国経済統計が発表されます。
昨日、世銀が中国の2015年成長見通しは+7.1%と発表しており、
全人代で目標を引き下げた中国政府の目標(+7.0%)を上回っているだけに、
ちとハードルは上がっております。
そもそも爆買いしている中国の個人投資家が、
GDPなんか気にしてるのか・・・という疑問もありますけどね(笑)

まぁとにかく、直近の中国市場は、
爆買いの株高とSHIBORの急低下はよろしいことではありますが、
債券と人民元は人民銀の利下げに反する動き(債券安。人民元高)でおます。
来週のG20を前にした中国版神の手による仕業なのか、追加利下げ催促なのか
わかりまへんけど、嵐の前の静けさではなく、嵐の前の騒がしさ・・・
ではないことを祈るのみです。

ちなみにAIIBについては、我が国が参加する必要はないと思いますが、
御存知の通り、爆買いの訪日中国人観光客をサジ加減で調整できる国ですから、
参加しないことへの嫌がらせとして、訪日観光客を一気に減らす・・・
なんてリスクも十分にあるので、日本株を牽引してきたインバウンド銘柄にとっては
毎月の訪日外国人数や小売等の月次だけでなく、
中国の政治的な動向も横睨みしておいた方がいいでしょう。

今年は安倍ちゃんの70年談話発表も控えてますし、
なにやら韓国も対中国人向けに、日本以上のビザの緩和をする様ですからね・・・

そんなインバウンドはともかくとして、
ついでに中国と同様、デフォルトや崩壊論、ユーロ離脱論が蔓延するギリシャ・・・
昨夜はギリシャ政府がデフォルトの準備に入ったなんて報じられておりますが、
依然として他国(市場)への飛び火は見られず、
ギリシャ(市場)単独での炎上(株安、債券安(金利上昇)に留まっております。

しかしながらそんな騒ぎをよそに、昨夜のギリシャCDSは急低下しており、
先週8日迄の大噴火を帳消しするどころか、昨年12月の水準まで低下し、
相変わらず緊張感の乏しい騒ぎが続いております。

24ー25日のEU財務相会合において、ギリシャの支援協議が行われるので、
結論もそれ以降だということで、24-25日へ焦点が移っておりますが、
明日のECB理事会では、現在ECBが行っている、
ギリシャ銀向けの緊急流動性支援について、拡大・継続するのかが協議され、
ギリシャ側も明日は、目先の償還と公務員給与支払いの為、
自転車操業な短期債入札を行います。

従って、24-25日へと焦点が移っているだけに、
明日のECB理事会でギリシャへの金融流動性支援の打ち切り・縮小を決めたり、
ギリシャの短期債入札が先週の様に満額調達出来なければ、
昨夜のデフォルト準備という観測報道の真実味が増すことにはなります・・・

まぁ以前にも書いた通り、ECBの支援は財政支援ではなく金融支援であり、
ユーロ圏の銀行監督がECBへと一元化されたばかりですから、
さすがに打ち切りは無い・・・というか出来ないと思いますけど・・・
ギリシャの入札についても、CDSの急低下というインチキ臭い動きもありますから、
大丈夫だとは思いますけど・・・そもそもデフォルトしても大した額では無いですしね

以上の通り明日のユーロ圏は念の為、ギリシャ絡みで要注意だということです。
24日へ焦点が移っているからこそ、嵐の前の静けさと言えなくもない・・・

そして米国ですが、
実質的なイースター休暇明け、週末には米SQを控えているにも関わらず、
昨夜も米株式市場は薄商い(株安)が続いております・・・
しかも米債券高(金利低下)、ドル高(対円では浜田発言で軟調)、原油高
というように、利上げ観測云々ではないチグハグな動きです。

ダウとS&P500は三角持合いの上限、ナスは三尊形成になりつつある一方、
ナスは三役好転、ダウとS&P500は三役好転間近という面もあるだけに、
今夜のインテル、J&J、米金融機関等を皮切りに本格化する、
5年2ヵ月ぶりの減益予想となっている米企業決算、今夜の小売売上高、
個人確定申告期限となる明日のベージュブックと経済指標を控え
今夜以降がヤマ場となりそうですから、昨夜は嵐の前の静けさだったと言えます。
(良い意味でも、悪い意味でもね)

そして我が国ですが、これまでは欧米市場の薄商いをよそに、
商いの伴った上昇を見せて参りましたが、今週に入ってから薄商いが続いており、
爆買いの中国へ資金が向かっているのか、新興市場へ循環しているのか、
単純に上記に書いた海の向こうでのヤマ場に向けての様子見なのか、
それとも日銀短観では15年度見通しが減益となっていることで、
来週から本格化する国内企業決算に向けた警戒感なのか、
とにかく値動きも乏しく、薄商いの展開が昨日から続いております。
10月安値の裏(期日)が到来するのもありますからね。

ちなみに本日の空売り比率は3月23日以来の28%台となり(28.8%)
過去の傾向からみれば、25%が天井の節目ではありますが、
3月23日は直近の高値でもあっただけに、
今夜以降の海の向こうのヤマ場と10月安値の裏とコラボするとね・・・

以上の通り、イベントとしては海の向こうがヤマ場を迎えますが、
需給イベントしては国内外共に控えておりますので、
本日は嵐の前の静けさだったと言えます。

明日以降、我が国が大嵐に見舞われるのかと言えば・・・
昨日と週初にも書いている通り、
現時点の日本株を取り巻く環境は良好でなので、下値は限定的でしょう。
大嵐が吹き荒れるとすれば、国内企業決算以降と見ております。

ということで明日のスタンスとしては、特に変更はありまへんけど、
持ち越し短期勝負の方は、その日限りの勝負に留めておきましょう。
今夜と明晩の米国を始めとする海の向こうに期待している方は御自由にどうぞ。
(勝負するにしても、期日を越えたものがいいでしょう。)

腰を据えて長期で構えている方は、長い目での明るい見通しに変わりはなく、
明日以降に一服したとしても、下値は限られているでしょうから、
よく見極めてから動いても遅くはないですし、本格的な下げを警戒するならば、
下旬からの決算以降だと見ておけばいいでしょう。
シンプルに考えれば、直近の商いを上回る程の大商いでの下げが「連続」するか、
せめて3月安値割れにでもならない限り、王者の風格で構えておけばいいです。

新興市場はマザーズ(三役好転)を含めチャート的には明るくなっており、
本日は昨日に引き続き商いが膨らんでおりますので、
チャートだけでなく、パワー面でも好転したと言えます。
従って、商いの伴った下げに転じない限り、勝負していけばいいでしょう。

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