不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
不気味な先食いとも言える週明け・・・
こんばんは。

なんなのでしょう・・・
今週に控える注目のビッグイベントを前にして、
それらイベントにダイレクトに関わるものが事前に大きく動いております・・・
15日に突然の襲撃となったスイスの辻斬りがトラウマになっているのか・・・
単純に織り込みの動きと言ってしまえばそれまでですが、
動きが大き過ぎるだけに、ハシゴを外された場合のリスクも高まっていると言えます。

本日で言えば、我が国のえげつない債券高・・・今さらと言えばそれまでですが、
21日に結果の発表される黒光り銀行の金融政策決定会合を控えており、
しかも今回は黒光りバズーカの第三弾をぶっ放すことはないでしょうし、
むしろ展望レポートでの物価目標の引き下げることになると、
昨日も書いた通り、スイスの辻斬りのあとだけに、
ネガティブに解釈する輩も増える可能性もありますから、
過剰な債券高の動きには不気味さを感じます・・・

本日に限って言えば、債券高になることで日米の金利差が拡大し、
日本株にとっては円安という恩恵になっておりますが、
21日以降も続くのかという疑問も沸いてくる程のえげつない債券高でおます。
明日も5年債入札、明晩は親分(米市場)の三連明けというのもあります。

そして本日のえげつない動きシリーズの主役とも言える上海株・・・
上海ショック以来の下げ幅となっております。
当局が証券大手3社に対し、信用口座新規開設停止命令を出したことが、
大幅安の要因ではありますが・・・

御存知の通り、中国は変態独裁政治ですから、中国GDPの発表を明日に控える中、
わざわざGDP発表の前日に株安を招く措置に動くということの真意を考えると、
明日のGDPが良からぬ結果になることのショックを和らげるために、
本日からガス抜きに動いたのか・・・という良からぬ推測もしたくなります。

上海株は世界的な株安や蔓延する崩壊論をよそに、
株高で突っ走って来ただけに、下値の余地はありますし、
当局がここらで過熱を冷まそうと動いてもおかしくはないだけに、
明日のサジ加減なGDPを大さじの弱い数字にしようとしているのか・・・
当然ながら逆のパターンもあり、好調なGDPが織り込み済みとならない為に
事前に一息入れさせたとも言えますけどね・・・
まぁこの国だけは真の姿がわからないだけに、
どっちに転ぶのかも判断できまへんけど、何とも意味深な動きでおます。

ちなみに中国の債券と人民元・・・だけでなくSHIBORについては、
ほとんど動きがありまへんので、深刻さは感じないですけど・・・
銅については、上海株はビンビンなのに原油に次ぐ売られっぷりでしたから、
もはや連動してまへんけど、逆に考えると上海ショックでも起きるのであれば、
セオリーに反して銅が買われるという皮肉な動きも期待できるかも・・・(笑)
素直に考えれば、中国のGDPが好調な結果となり、銅が買われることが健全ですが、
いずれにせよ明日の中国次第では、銅が反発するきっかけになるかも・・・

とにかく、我が国はインバウンド関連が活気付いている通り、
中国人が主役でもある訪日外国人が我が国の消費を大きく左右するだけに、
くれぐれも春節を前に上海ショックだけは避けて頂きたいものです。
せっかく本日から対中国人のビザ発給要件緩和の運用が開始され、
明日には訪日外国人数の発表も控えているだけにね・・・
そういう意味では、銅と同様にインバウンド銘柄についても、
明日の中国GDPが転機になる可能性はありますね。

他のえげつない動きシリーズとしては、
22日のECB理事会を前に、ユーロ圏各国の債券高が進んでおり(今さらやけど)、
ギリシャ以外の南欧重債務国すらもかなり低下してきており、
独DAX指数に至っては最高値を更新していたりと、
随分と先食いしている動きとも言えます・・・

サプライズ大好きなドラギのおいさん(ECB総裁)が、
市場予想を上回る規模のOMT(国債買入プログラム)をぶっ放せばいいけど、
市場予想通りの規模だと織り込み済の反応になってもおかしくないです。
当然ながら見送りなんてことになると、少々強い口調で次回の炸裂を示唆しようとも、
このまま先食いの動きが22日まで続くと、さすがに失望を招いてもおかしくないです。
くれぐれもドラギのおいさんがハシゴを小脇に抱えて登場しないことを祈るのみです。

以上の通り、今週の重要イベントである、

 ・明日の中国GDP(他の経済統計も)、
 ・明後日に結果の判明する日銀金融政策決定会合
 ・22日のECB理事会、

これらについて、随分と先食いとも言える動きが目立ちつつあります・・・

そういう意味では米国が最も冷静な動きとも言えるのか・・・
25日に総選挙を控えるギリシャもとっくに織り込みんでいるとも言えなくもないし、
直近では冷静な動きとも言えますけどね。

ロシアも同様な動きではありますけど、ロシア固有のきっかけイベントはありまへん。
何より原油安が要因でもありますから、原油が反発の動きを見せていることは、
ロシアにだけでなく、世界的なマネーの流れにとっては追い風ではあります。

いやはや、いっそのことこれらのイベントまで冴えない方がわかりやすいけど、
そう簡単にならないのが相場ですから、仕方ないですなぁ・・・
今のところは予定通りのリバウンドではありますが、
くれぐれも過剰に先食いされる動きが続かないためにも、
リバウンドは予定通り明日の中国GDPまでがちょうどいいとも言えます・・・

ちなみに本日の我が国は、冒頭でも書いた通り、えげつない債券高が不気味ながら、
日本株はひとまずリバウンドしております。
週明けに加え、親分米国の休場もあり薄商いであり、
外人好みの野村を始め金融株が冴えない動きをしており、
パワー・中身共に本格反発には程遠く、リバウンドに過ぎない動きと言えます。

空売り比率も依然として高水準を維持しており、
買い戻し期待と共に売りのしつこさも感じます。
需給面等は昨日も書いたので割愛しますが、
個人はともかく、大人達の需給環境は悪くはないので、
やはりきっかけイベント待ちでおます。

とりあえず上記の不気味な先食いな動きもありますから、リバウンドは明日までと見て
慎重に上記のイベントを見極めてから動いてもいいでしょう。
しつこいようですが、長い目では全く悲観はしておりまへんけど、
ドラギのおっさんがハシゴを小脇に抱えて登場すると、
さすがに調整は長引くかもしれまへんからね。
ややダークホースの中国がクラッシュしてもマズイですけどね(笑)

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