不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週はブルース・リー相場
こんばんは。

市場では25日のギリシャ総選挙が注目される中、
誰も注目していない我が国の民主党代表選がヒッソリと行われ、
「ヤリチン不倫男(細野)が妻(長妻)を成敗!」
なんて面白いだけのキャッチフレーズな結果とはならず、
面白いサンドウィッチマン富澤に顔が似ていながら面白味ゼロである、
イジリ―ならぬ、イジられない岡田が代表となりました・・・
岡田くんの顔の肉の様に、民主党の支持率も垂れ下がりそうです。
ま、どうでもいいか・・・

さて今週は怒涛のイベントラッシュであり、次々に攻撃(材料)が繰り出され、
好悪材料が入り混じることで、攻撃→防御、防御→攻撃となってしまいがちですから
せめて「先の先」「後の先」で応戦できればいいのですが・・・
理想はブルース・リーの詠春拳の様な攻防一体で受けることです。

くれぐれも米国の酒場での酔っ払いのケンカ、もしくはドンフライvs高山戦のような、
大ざっぱなノーガードでの乱打戦に巻き込まれ、
パンチを受けていないのに目が腫れている岡田君の様にならんようにせんとね・・・

ということもあり、まずは今週のスケジュールからご覧下さい。
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国内海外
19(月)11月鉱工業生産・確報値(13:30)スイス12月生産者物価(17:15)
12月消費動向調査(14:00)ユーロ圏11月経常収支(18:00)
12月全国百貨店売上高(14:30)ユーロ圏11月建設支出(19:00)
第1回日仏ハイレベル経済財政対話(11:00)欧州外相理事会(17:15)
KDDI春商戦向け新商品発表会(12:00) ※EUとアラブ連盟がテロ対策協力の
安倍首相がイスラエル首相と会談   覚書に調印
日韓外務省局長協議EU欧州議会委員会会議(19-22日)
産経新聞前ソウル支局長の第3回公判イランと欧米6カ国との核協議再開(18日-)
テニス全豪オープン(19-2/1日)北朝鮮高官が米元当局者と協議(18-19日)
チェチェンで仏風刺画への大規模抗議デモ
対中国人のビザ発給要件緩和運用開始
(休場)、NZ
(決算)
メルコ、津田駒、ネクス、プロロジスR
20(火)12月首都圏新規マンション発売(13:00)中国10-12月期GDP(11:00)
12月訪日外国人数(14:00)中国12月小売売上高(11:00)
12月コンビニエンスストア売上高(16:00)中国12月鉱工業生産(11:00)
閣議、閣議後会見中国12月固定資産投資(11:00)
日銀金融政策決定会合(20-21日)独12月生産者物価(16:00)
安倍首相がパレスチナ自治政府のイタリア11月貿易収支(18:00)
アッバス議長と会談独1月ZEW景況感指数(19:00)
安倍首相が内外記者会見ユーロ圏1月ZEW景況感指数(19:00)
総合資源エネ調、省エネルギー小委(10:00)ギリシャ11月経常収支(19:00)
共産党第3回中央委員会総会(10:30)米1月NAHB住宅市場指数(24:00)
経団連が15年春闘の指針を公表(14:00)IMF世界経済見通し・改訂版
JA全中の監査権廃止へ本格議論開始
光サービス卸売り事業に関するオバマ米大統領が一般教書演説
 ガイドライン案が正式に策定ザンビア大統領選
サッカーアジア杯 日本vsヨルダントルコ中銀政策金利発表(21:00)
ナイジェリア中銀政策金利発表(22:00)
2市場信用取引残高(16:00)パウエルFRB理事講演(24:00)
5年国債入札(12:45)(決算)
IBM、AMD、CAテクノ、J&J、ハリバートン
新月(22:14)モルガン・スタンレー、ネットフリックス
(決算)
東製鉄、日鋳造、スーパーツール
R-ユナイテド
21(水)12月食品スーパー売上高(13:00)スイス12月マネーサプライM3(17:00)
11月全産業活動指数(13:30)英中銀金融政策委員会議事録(18:30)
12月全国スーパー売上高(14:00)英12月失業率(18:30)
11月景気先行指数・改定値(14:00)スイス1月ZEW景況感指数(19:00)
11月景気一致指数・改定値(14:00)米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
12月工作機械受注・確報値(15:00)米12月住宅着工件数(22:30)
米12月建設許可件数(22:30)
日銀金融政策決定会合(20-21日)世界経済フォーラム・ダボス会議(21-24日)
 ・日銀展望レポート、中間評価公表米高官がキューバ訪問(21-22日)
 ・日銀年間マネタリーベース ※国交正常化交渉
 ・黒田日銀総裁会見(15:30)MSが「ウィンドウズ10」で記者会見
関電の再値上げ申請審査開始(16:00)カナダ中銀政策金利発表(24:00)
安倍首相が中東歴訪から帰国ブラジル中銀政策金利発表(31:20)
日英外務・防衛担当閣僚協議
日英防衛相会談(決算)
イーベイ、ユナイテッドヘルス、アメックス
プログラム売買状況(15:30)USバンコープ、ノーザン・トラスト
サンディスク、ザイリンクス
(決算)
安川情報、総合メディ、ミルボン、光世証
平和RE
22(木)1月マークイット製造業PMI・速報値(10:35)英12月財政収支(18:30)
1月金融経済月報(14:00)ポルトガル11月経常収支(21:20)
12月民生用電子機器国内出荷(14:00)米新規失業保険申請件数(22:30)
12月粗鋼生産速報(14:00)米11月FHFA住宅価格指数(23:00)
ユーロ圏1月消費者信頼感・速報値(24:00)
20年国債入札(12:45)1月カンザスイティ連銀製造業活動指数(25:00)
米週間原油在庫(25:00)
(決算)
日電産、安川電、ゲンキーメルケル独首相講演(22:15)
小松ウオル、DNAチップ、阪急リート独伊首脳会談(22-23日)
ECB理事会
 ・政策金利発表(21:45)
 ・ドラギECB総裁会見(22:30)
世界経済フォーラム・ダボス会議(21-24日)
スイス国立銀行(中銀)が、15日に決定した
マイナス金利を開始
米10年インフレ連動国債入札(27:00)
(決算)
ベライゾン、スターバックス、コーチ
トラベラーズ、アルテラ
23(金)1月マークイットサービス業PMI・速報値(10:35)韓国10-12月期GDP(8:00)
気象庁3カ月予報(14:00)中国1月HSBC製造業PMI・速報値(10:45)
仏1月製造業信頼感指数(16:45)
閣議、閣議後会見仏1月製造・サービス業PMI・速報値(17:00)
ADBI・OECD・日本ハイレベル・独1月製造・サービス業PMI・速報値(17:30)
グローバル・シンポジウムユーロ圏1月製造・サービス業PMI速報値(18:00)
 ・岩田日銀副総裁講演(10:00)ブラジル12月経常収支(21:30)
カナダ12月消費者物価(22:30)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)米12月シカゴ連銀全米活動指数(22:30)
投資主体別売買動向(15:00)米1月マークイット製造業PMI・速報値(23:45)
米12月中古住宅販売件数(24:00)
(決算)米12月CB景気先行総合指数(24:00)
ベクター、ゲンダイAG、さくら、パナIS12月北米半導体製造装置BBレシオ(32:00)
日置電、SPK、阿波銀、リコーリース
GFA、サカイ引越、帝国ホテル独伊首脳会談(22-23日)
カブコム、ハチバン、大和オフィス世界経済フォーラム・ダボス会議(21-24日)
LTRO返済予定額発表
シカゴIMM通貨先物ポジション(20日現在)
(決算)
GE、マクドナルド、ハネウェル
バンク・オブ・NY・メロン、ステート・ストリート
24(土)世界経済フォーラム・ダボス会議(21-24日)
25(日)山梨県知事選投開票ギリシャ総選挙
甲府・北九州等4市長選投開票

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見ての通り、怒涛のイベントラッシュでおます。
繰り返し書いている通り、イベントは動くきっかけになりますので、
まずは報道される状況や推測・思惑ではなく、
週末を終えた各国の株・債券・通貨・CDS、商品等の動きを冷静に見て、
ヤバイ動きをしている国や不穏な動きを絞り込んでいきましょう。

株安が目立つ国は・・・

ロシア、スイス、ノルウェー、ハンガリーポーランド、ラトビア、エストニア、ウクライナ、
ギリシャ、ポルトガル、スペイン、イタリア、オーストリア、キプロス、
ブラジル、アルゼンチン、ペルー、コロンビア、中東諸国、ナイジェリア、
韓国、マレーシア、モンゴル

といったところです。
とは言っても、世界的な株安・債券高(金利低下)ではありますので、
債券安(金利上昇)を伴っている国を絞り込むと・・・

ロシア、ウクライナ、ギリシャ、ブラジル、アルゼンチン ※ベネズエラ(株高ですが)

となりますので、
CDSの上昇も伴っている国を絞り込むと・・・

ロシア、ウクライナ、ギリシャ、ブラジル、アルゼンチン ※ベネズエラ(株高ですが)

 ※ちなみにポルトガルは債券安(金利上昇)が和らいでいるものの、
   CDSが上昇しており、日、米、中、韓、チリも低水準ながら上昇傾向でおます。

通貨安に関しては、ドル高及び世界的な債券高によって、
ほとんどの国が通貨安ではありますが、
債券安にも関わらず、通貨安に見舞われている・・・つまりトリプル安の国は・・・

ロシア、ウクライナ、ギリシャ、ブラジル(やや和らいでいる)、アルゼンチン(風化)

 ※ベネズエラは株高ながらゴリゴリの債券安・通貨安

ブラジルは通貨安防衛効果もあってやや和らいでおり、アルゼンチンは風化気味、
ウクライナは欧米の後ろ盾もあるので、おおよその予想通り、
市場の動きとしてもロシアとギリシャがヤバイぞのトップを走っており、
追随するのが上記の国々といったところです。

ちなみに15日にジョーダンSNB総裁が冗談の様なテロを起こしたスイスですが、
動きだけ見れば株安・債券高・通貨高となっているので
思惑だけが暴走気味とも言えますが・・・

さすがに動きが大き過ぎたので、一概には言えまへんし、
余波も大きいでしょうから、沈静化にはもう少し時間が掛かりそうですが・・・

今のところFX業者が破綻したり、HFの閉鎖観測、大手行の損失が報じられてますが
大手行の損失額を見る限り、大した額ではないので、余波は限定的でしょう。
さっさと連想ゲームが終わって頂きたいものです。

次にリスクの主役でもある原油安を始めとする商品市況ですが、
原油は週末に切り返しているものの、まだ本格反発とまでは言えまへん・・・
準主役でもある銅も同様であり、まだネタにされていないながらも、
これらに匹敵する下げを見せている天然ガス、
それに次ぐ銀、プラチナ、小麦、コーン、大豆といったところも反発しているものの、
まだ本格反発とまでは言えまへん・・・

しかしながら週末に発表された米消費者物価が低調な結果となり、
雇用統計以降の米企業決算と米経済指標がイマイチなこともあり、
米金融政策の利上げ観測が遠のいていることで、
米債高が継続することでのドル安観測も台頭しているので(週末は米債安でしたが)、
原油高、商品高の後押しにはなっているとも言えます。
さらに仏でのテロによるテロとの戦争激化懸念、仏軍の空母派遣による中東懸念、
今週はオバマの一般教書演説もあり、
皮肉ながらテロを含む中東の緊張が高まることが、原油高材料ではありますからね。

以上の通り、リスクの主役達はまだまだ改善されていないものの、
スイステロの余波は今のところスイス株とスイスフラン絡みに留まり、
ギリシャズンドコ劇場もギリシャだけに留まりつつあり、
原油安、商品安による影響もロシアが突出していると言う状況ですから、
周辺国等へのパンデミックな動きは先々週よりも改善されております。

燻ぶっているものとしては、上記の国々の動き、新興国の通貨安、
リスクの裏番とも言える中国の崩壊するする詐欺です。

何やら週末に格付け機関が、火に油を注ぐようにロシア、ギリシャの格下げ・・・
25日の総選挙を前に緊縮反対の野党・急進左派連合がリードしていることもあり、
政局の混乱を懸念したプチ取り付け騒ぎが起きたことで、
ギリシャの大手銀2行が緊急支援を申請・・・
というような織り込まれていないネタもありますが・・・

そんな中、今週は冒頭とスケジュールに書いた通り、怒涛のイベントラッシュでおます

その前に「燃えよドラゴン」「死亡遊戯」といったカンフー映画で主役を演じ、
実力も伴っていたと言われるブルース・リーの名ゼリフを御存知でしょうか・・・

「Don't think. FEEL!」
(考えるな、感じるんだ!)

「Don't consentrate on the finger,or you will miss all that heavenly glory.」
(指先にとらわれるな、さもなくば全体を見失ってしまうぞ)

いやぁ何度聞いてもカッチョええのぅなんてことを思いつつ・・・

ついに今週は、ドラ銀(ECB)が最終奥義(OMT)を繰り出すのか・・・
先週にはEU司法裁判所がOMT(国債買い入れ)は合法との判断を下したことに加え
スイス中銀のテロは、ECBの動きを見込んだ上だったのだろうという思惑もあり
22日にOMTが繰り出されることへの期待がかなり高まっております。

だけに・・・期待に答えての「燃えよドラ銀」となればいいのですが、
もしOMTを繰り出さなけば、せめて次回には繰り出すとの強い姿勢を示さないと、
「死亡遊戯」となってしまうことに・・・

ドラ銀には、「Don't think. FEEL!」の言葉通り、
市場の空気を感じ取り、動いて頂きたいものです。

とは言っても、以上にも書いた通り、継続する原油、銅を始めコモディティの下落、
それに伴うロシア、ベネズエラを始めとする産油国と資源国への逆風は続いており、
米金融政策の利上げ観測によるドル麻薬中毒国(新興国)の通貨安懸念、
スイスフランテロの余波、本物のテロ懸念(中東情勢の緊張も含む)もあり、
欧州以外のリスクの燻ぶりは継続しております。

今週は他にもイベントとしては、オバマの一般教書演説、
やや軟調な結果が続いている米企業決算と米経済指標、
それによる米金融政策(ドル)の行方と原油を始めとする商品市況の行方、
裏番リスクとも言える中国では、GDPを始めとする経済統計が発表され、
IMFのサジ加減な世界経済見通し、要人の口車が飛び交うダボス会議、
我が国では黒光り銀会合(日銀金融政策決定会合)を控えており、
特盛りつゆだく状態です。
(ダークホースとしては中国がかなり不気味ではあります)

つまり燃えよドラ銀(ECB理事会でのOMT発動)によって欧州懸念が和らいでも、
これらのリスクやイベントが無事に通過しないことには、
まだまだ安心出来ないと言うほどの状態であり、まさに・・・
「Don't consentrate on the finger,or you will miss all that heavenly glory.」
(指先(目先)にとらわれるな、さもなくば全体を見失ってしまうぞ)
と言わんばかりです。

そして我が国の現状ですが、脅威にもならない民主党の代表選が追い風となり、
アベノミクス期待が高まる・・・もちろん冗談です。

まず需給環境としては、2市場信用買い残は3兆円を超えており、
風化気味ながらHFの45日前ルール(2月15日)もありますけど、
買い戻しを期待出来る空売り比率は高水準が続いており、
裁定買い残も今年最低水準にまで減少し、NT倍率と騰落レシオは改善、
13日時点のシカゴIMMの円売りポジは微増しているものの、高水準とは言えず、
15日のスイスフランテロを含め14日以降は円高が進んでいる事で、
円売りポジはそれなりに解消されているでしょうから、
少なくとも大人達による買い戻しを巻き込んだ円売り・先物買いモードは、
いつ発動してもおかしくない需給環境と言えます。

 (日本株の割安感については、我が国は大半が3月決算であり、
  すでに1月ということもあってゴリゴリ来期目線ですから、
  来期予想PERならまだしも、現在のPERが割安と言うのはどうでもいいです)

ということなので、日本株は上に行くきっかけ材料待ちという状況であり、
下値も限定的と言えます。

そんなきっかけ材料(イベント)は、海の向こうがメイン級のテンコ盛りであり、
国内イベントとしては21日の日銀金融政策決定会合、
22日の安川電機と日本電産の決算くらいです。
個別のテーマネタとしては、
19日の中国人のビザ発給要件緩和の運用開始と21日の訪日外国人数、
消費関連指標といった訪日外国人ネタ等はありますけど・・・

やはり国内としては、まず黒光り銀行会合でおます。
お薬注入(追加金融緩和)の第3弾はないでしょうけど、
展望リポートの中間見直しで15年度の消費者物価指数の見通しを引き下げると
いくら急激な原油価格下落の影響とは言っても、
黒田病院(日銀)が投与した2回のお薬(追加金融緩和)が、
効果はなかったと黒田病院側が認めたと解釈される可能性もあり、
サジを投げたと同時に追加金融緩和の第3弾は無いとの失望を招く恐れもあります
スイスフランテロの直後だけに、良からぬ連想ゲームが拡がりやすいですからね。
一方、消費者物価指数の2%目標を変えなければ、現状の原油安によって、
追加金融緩和の第3弾をやらざるを得ないとの期待は高まります。


まぁとにかく、国内外共に怒涛のイベントラッシュではありますので、
明後日以降については、日々の記事で詳細な展望を書いていきます。

ということなので、まず明日については、
明晩の米国市場が休場であり、国内及び欧州もこれといったイベントが無く、
スイスフランテロの余波と週末の格下げとギリシャの大手2行の支援要請が、
旬なネタ(材料)になるでしょうけど、スイスフランの余波は一旦は落ち着いており
格下げとギリシャの大手2行の支援要請は皮肉にもECBのOMT期待が高まり、
原油の反発を邪魔するイベントも見当たらないですから、
明後日の中国GDPと経済統計までは、
週末からのリバウンドが継続する可能性が高いです。

ちなみに現時点では、今週のイベントラッシュが上へのきっかけになると見ており、
長期的な明るい見通しに変化はありまへん。


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