不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週は皮肉なことに皮肉相場・・・
こんばんは。

サッカーのアジアカップが始まり、パレスチナに勝利となりましたが、
あのパレスチナですからね・・・もう少し大勝してもいいとは思ったのですが、
安倍ちゃんが16日からパレスチナを含む中東諸国を歴訪しますので、
皮肉にも政治的には程良い勝利だったと言えるのか・・・

さて、今週は三連休明けに加え雇用統計明け、
さらに私自身が入院明けから復帰して2週目となります。

まずは今週のスケジュールからご覧下さい。
ただし、まだまだ長時間座って調べることが出来ない病状なだけに、
以前の様に日々の蓄積でピックアップ出来ていないので、
完全に網羅出来ていないかも知れませんが、御容赦ください。
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12(月)成人の日豪11月住宅ローン(9:30)
OECDのG7景気先行指数(11:00)
黒田日銀総裁がスイス出張(11-14日)12月中国新車販売台数(14:00)
 ※国際決済銀行(BIS)総裁会議出席インド11月鉱工業生産(21:00)
日英安全保障協力会議(12-13日)ロシア12月消費者物価・改定値(21:00)
韓国大統領が年頭記者会見米12月労働市場情勢指数(LMCI)(24:00)
FIFAバロンドール発表
レグリングESM CEO講演(17:00)
サッカーアジア杯 日本vsパレスチナアトランタ連銀ロックハート総裁講演(26:40)
EU欧州議会本会議(12-15日)
独・トルコ首脳会談
北米国際自動車ショー(12-25日)
今週は米寒波がピークとの予報
米3年国債入札(27:00)
(決算)アルコア
13(火)11月国際収支(8:50)中国12月貿易収支
12月貸出・預金動向(8:50)独12月生産者物価指数(16:00)
12月企業倒産件数(13:30)トルコ11月経常収支(17:00)
12月景気ウォッチャー調査(14:00)英12月消費者物価(18:30)
日本経済14-15年の概要(16:00 内閣府)ギリシャ12月消費者物価(19:00)
 ※ミニ経済白書米11月JOLT求人労働移動調査(24:00)
米1月IBD/TIPP景気楽観度指数(24:00)
閣議、閣議後会見米12月月次財政収支(28:00)
黒田日銀総裁がスイス出張(11-14日)
 ※国際決済銀行(BIS)総裁会議出席メルケル独首相講演(19:00)
東京ディズニーLで「アナと雪の女王」ダイセルブルーム・ユーロG議長講演(19:00)
をテーマにしたイベント開始(1/13-3/20)オーストリア中銀ノボトニー総裁講演(26:00)
スペイン中銀リンデ総裁講演(28:30)
(決算)ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁講演(31:00)
キャンドゥ、ビックカメラ、コスモス薬品イタリア大統領が辞任予定
コーナン商事、サイゼリヤ等の小売各社ローマ法王がスリランカ訪問(13-15日)
東宝、歌舞伎、リソー教育、文教堂Windows7のメインストリームサポート終了
パソナ、SFoods、MORESCO
竹内製作所、岡野バルブ、ユーシン米10年国債入札(27:00)
いちご、プロパスト、リベレステ
インテリックス、ネオス、システムインテ(決算)KBホーム
14(水)12月マネーストック(8:50)仏11月経常収支(16:45)
12月工作機械受注・速報値(15:00)仏12月消費者物価(16:45)
イタリア12月消費者物価(18:00)
2015年度当初予算案閣議決定ユーロ圏11月鉱工業生産(19:00)
政府・与党整備新幹線検討委員会ブラジル11月小売売上高(20:00)
TPP日米実務者協議(終了日未定)米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
自民党の情報通信戦略調査会米12月小売売上高(22:30)
 ※卸売り料金の開示について米12月輸入物価(22:30)
   NTTドコモからヒアリング米11月企業在庫(24:00)
廃炉会計制度検証ワーキングG(9:30)米週間原油在庫(24:30)
中央社会保険医療協議会(10:00)ベージュブック(28:00)
診療報酬改定結果検証部会(10:30)
日韓議員連盟会長が訪日ドラギECB総裁、メルケル独首相、
黒田日銀総裁がスイス出張(11-14日) 独財務相が経済政策会合に出席
 ※国際決済銀行(BIS)総裁会議出席米イラン外相会談
皇居で歌会始の儀テロ襲撃された仏週刊誌が今週号を発行
ウェアラブルEXPO 装着型デバイス技術展仏大統領が仏軍向け新年演説
 (14-16日:東京ビッグサイト) 対イスラム国作戦で空母派遣を発表?
香港施政報告発表
2市場信用取引残高(16:00)ポーランド中銀政策金利発表
フィラデルフィア連銀プロッサー総裁講演(22:00)
30年国債入札(12:45)カナダ中銀カーニー総裁議会証言(23:15)
(決算)米30年国債入札(27:00)
ファーマライズ、JIN、ドトル日レス
ウエルシア、TSIHD等の小売各社(決算)
アデランス、北の達人、買取王国、白鳩JPモルガン(21:00)
レナウン、松竹、サカタのタネ、古野電ウェルズ・ファーゴ(22:00)
ユニオンツル、東洋電、プラズマ、佐鳥
IGポート、アクロディア、ベクトル
モバクリ、ケイブ、ウエスト、サムティ
トーセイ、R-API
15(木)12月国内企業物価指数(8:50)豪12月失業率(9:30)
11月機械受注(8:50)スペイン12月消費者物価(17:00)
14年中古車販売台数(11:00)独2014年GDP(18:00)
ユーロ圏11月貿易収支(19:00)
日豪経済連携協定(EPA)が発効米新規失業保険申請件数(22:30)
日銀支店長会議米1月NY連銀製造業景気指数(22:30)
 ・黒田日銀総裁がで挨拶(9:30頃)米12月生産者物価(22:30)
 ・地域経済報告(さくらレポート)(14:30)米1月フィラデルフィア連銀製造業(24:00)
再生可能エネ調達価格等算定委(13:00)
1票の格差訴訟(都議選)上告審判決米英首脳会談(15-16日:ワシントン)
岸田外相が印、仏、ベルギー、英を歴訪へロシア・ウクライナ首脳会談
芥川賞・直木賞選考会 ※メルケル独首相とオランド仏大統領同席
米イラン次官級協議(15-17日)
プログラム売買状況(15:30)ローマ法王がフィリピン訪問(15-19日)
米アカデミー賞ノミネート作品発表
(決算)韓国中銀政策金利発表(10:00)
不二越、ブロンコビリー、野村レジインドネシア中銀政策金利発表
チリ中銀政策金利発表(30:00)
コロンビア中銀政策金利発表(32:00)
ダイセルブルーム・ユーロG議長講演(15:00)
スペイン中期債入札(18:45)
(決算)
バンク・オブ・アメリカ(21:00)
シティグループ(22:00)
インテル(引け後)、レナー、シュルンベルジェ
ズベルバンク(ロシア)
16(金)11月第3次産業活動指数(8:50)独12月消費者物価・改定値(16:00)
仏11月財政収支(16:45)
閣議、閣議後会見イタリア11月経常収支(19:00)
安倍首相が中東歴訪へ出発ユーロ圏12月消費者物価・改定値(19:00)
 ※エジプト、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ米12月消費者物価指数(22:30)
日中韓FTA首席代表会合(16-17日)米12月鉱工業生産(23:15)
米1月ミシガン大消費者信頼感・速報値(2400)
サッカーアジア杯 日本vsイラク米11月対米証券投資(30:00)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)ポルトガル中銀コスタ総裁講演(18:00)
投資主体別売買動向(15:00)ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁講演(21:50)
セントルイス連銀ブラード総裁講演(27:10)
(決算)
リーバイス米SQ
(決算)
ゴールドマン・サックス(21:30)、モルスタ
17(土)阪神大震災から20年台湾与党国民党主席選
ジム・ロジャーズ金融特別講演(東京)アトランタ連銀ロックハート総裁講演
18(日)民主党代表選投開票中国12月住宅価格(10:30)
イランと欧米6カ国との各協議再開
北朝鮮高官が米元当局者と協議(18-19日)

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まず雇用統計後の動きについては、昨日の記事で書いた通り、
FRBが重視する雇用の質が悪化していることに変わりはなく、
ギリシャ、原油、ロシア等の材料的には何ら改善していないこともあり、
発表前から楽観モードだったマーケットは、織り込みという理由付け出来る動きとなり
プチリスクオフモードで週末を終えております。

そして東京市場が休場である週明けの海の向こうは、
欧州時間に入ってから戻しており、原油の弱さは変わらないものの、
ギリシャ等のユーロ圏は落ち着いた動きを見せておりますが、
材料的には改善された訳ではないので、戻りは限定的と見ておいた方がいいです。

まぁとにかく、需給環境も火薬庫のリスクも吹き飛ばすくらい、
ゴリゴリパワーモードにでもならないことにはね・・・

そういう意味でも今週のスケジュールを改めて確認しつつ、
今週の展望を占って参ります。

まず現在の抱えるリスクとしては・・・

①原油安(好悪入り混じりますけど、一応・・・)
②ギリシャ新喜劇(25日に総選挙)
③②が飛び火する可能性を孕むユーロ圏の南欧重債務国リスク
④低金利がいつまで続くのか・・・という米金融政策の行方(雇用統計を含む)
⑤①④によってもたらされるロシア及び産油国の経済危機(商品安による資源国も)
⑥④によってもたらされる新興国の通貨安
⑦仏のテロ事件によるテロとの戦争激化懸念
⑧ロシア・ウクライナ情勢(ロシアとの経済制裁による欧州景気失速懸念を含む)
⑨米寒波
⑩中国の崩壊するする詐欺
⑪アベノミクスに対する失望では無く、鮮度の低下。
⑫空売り比率以外の需給環境

以上の通り、ほとんどが海の向こうのリスクであり、
現時点での材料性としても海の向こうが大きいと言えます。

これらのリスクを踏まえた上で、今週のイベントを見ると、

まず①に絡むものとしては(⑤⑦も含む)、
欧州時間以降にリスクオンモードとなておりますが、原油安は継続しており、
今週もOPEC総会が開かれるわけでもなく、これといったイベントはないので、
米欧金融政策の行方(観測)次第とも言えますが・・・

仏のテロ事件によって中東リスクが高まっており、
14日にはオランド仏大統領がイスラム国掃討の為に空母派遣を決定する様であり
さらに襲撃された仏週刊誌も休刊せずに今週号を発行するようであり、
米英の首脳がイスラム国対策を含めた会談も行います。
そうなると中東情勢が緊張することで原油高となり、
皮肉にも逆オイルショックが改善する可能性はありますが・・・。

ただしロシア市場については、トリプル安から脱したとは言えず(CDSも上昇中)、
危険な状況に変わりはありまへん・・・(産油国も)
今週は15日にロシアのズベルバンク決算も控えており、
かつての悪夢が再現する引き金とならないことを祈るのみです・・・

②③に絡むイベントとしては、
本日を含めた現時点では、ギリシャ市場だけの騒ぎと言えますが、
25日の総選挙まではリスクが払拭されることはないでしょう。
従って総選挙までは、南欧重債務国に飛び火しないことが重要ですから、
22日に金融政策決定理事会を控えるECBが火消しするなり、
大して期待は出来ないものの、独首相を始めとするユーロ圏の政治家が、
ギリシャの離脱懸念を和らげる必要があります。

そういう意味でも頼みの綱はECBであり、追加金融緩和が期待されているだけに、
今週の経済指標については、程良く悪化している方が、
期待も高まるという皮肉なモードになっていると言えます。
そして追加金融緩和のブレーキとなるインフレについても、
見ての通り原油安が物価を抑制するよいう皮肉な追い風も噴いているので、
16日の独及びユーロ圏を始めとする各国の消費者物価は、
追加金融緩和への追い風となる結果(低下)になりそうです。
(我が国にとっては、22日のECB理事会までユーロ安円高圧力にはなるかも・・・)

ついでに⑧については、15日にメルケルおばさんとオランド仏大統領が仲介役となり
激怒プーチン丸とウクライナ大統領が首脳会談をします。
これを機に緊張が和らぐことになれば、
欧州経済の足を引っ張っていたロシアとの経済制裁合戦の緩和期待も拡がり、
欧州市場にとっては追い風となります。
そういう意味では、政治家の活躍に期待できるイベントではあります

④については、先週末の雇用統計において、
FRBのこだわる質の部分が悪化していただけに、利上げには逆風と言えますが、
今夜にFRBが独自に発表する労働市場情勢指数(LMCI)が改善していると、
雇用統計に対する懸念は払拭されることになります。

しかしながら、今週は週末に米消費者物価が控えており(14日のベージュブックも)、
ユーロ圏と同様、原油安が物価の足を引っ張っております・・・
市場予想も低下を予想しており、しかも衆知の事実ではありますから、
低下しようともショックはないでしょうけど、利上げの逆風要因ではあります。
従って米債高圧力(米金利低下、ドル安)となり、
米国市場は株安・債券高・ドル安が継続することになり、
我が国にとっても円高要因となります・・・

一方、今週の米国市場では、今夜のアルコアを皮切りに企業決算がスタートし、
14日にはクリスマス商戦が含まれる米12月小売売上高、
15日のフィリー指数、16日の鉱工業生産等がありますので、
これらが利上げに追い風となる好調な結果となれば、
米国市場だけはまだまだ強さを継続する可能性はありますが、
なにやら米寒波が今週にピークを迎えるという予報もあるので、
昨年の様に寒波に好材料が相殺されるかも知れませんが・・・
天候だけはわかりまへん・・・
(寒波が原油の追い風に・・・なんて、またしても皮肉なことになるかも)

そして米金融政策の行方を占う意味では、
最もダイレクトに反応する債券の動きを見る上で、米国債入札も注目でおます。

ちなみに⑥の新興国の通貨安不安については、
皮肉にも米利上げ観測が遠のく方が都合がいいと言えます。
特にブラジルについては、利上げも焼け石に水状態であり、
火薬庫の伏兵として頭角を現しつつあります。
そういう意味でも、今週は新興国各国中銀が政策金利を発表するので、
通貨防衛に動くのかが注目です。

⑩については、銅の低迷ぶりが案じているのかとも言えますが、
いつも触れていることなので割愛します。

以上の通り、①~⑩の海の向こうについては、
ギリシャを含む欧州については、病巣のギリシャは25日の総選挙まで解決しなくとも、
ECBの金融政策政策と政治(対露関係も含め)が下支えになる可能性に加え、
経済指標が悪けりゃ追加金融緩和期待が高まるという御都合解釈モードなので、
今週はギリシャを含む欧州市場での大荒れは無さそうです。
(我が国にとっては、欧州懸念が和らぐと言う追い風はあれど、
 ECBの追加金融緩和期待が高まると、ユーロ安円高懸念があります)

一方、米国については、
景気失速懸念はかなり低く、利上げモードが続くといいのですが
利上げ観測が遠のくことになると、ゴリゴリリスクオフモードにならなくとも、
株安・債券高・ドル安モードとなり、週末には米SQも控えており、
米企業決算は来週以降も怒涛の様に続くだけに、上値は期待出来そうになく、
BOX圏での調整が続くことになり、我が国とってはドル安円高が重石となります。

そして改めて⑪⑫も含めた我が国ですが、
今週の国内イベントは、予算の閣議決定、機械受注、工作機械受注等の経済指標、
小売や竹内製作所の決算もありますが、
以上の通り、今週は材料面において海の向こうの方がインパクトが強いと言えます。

国内独自ネタの⑪のアベノミクス期待が高まる様な材料も期待できないでしょう・・・
(整備新幹線等の個別のテーマに関わるイベントは散見されます)
黒ちゃんの追加金融緩和期待についても、
さすがに来週の金融政策決定会合では動かないでしょうからね・・・
日々の日銀玉鉄砲(ETF買い、REIT買い)において、
一日の買入額をこれまで以上の巨額な買入をぶちかませば、
インパクトはありますけど・・・所詮はお決まり通りに動く役人ですからね。

とは言え、日銀玉鉄砲と高水準な空売り比率については、
良好な需給環境をもたらしてくれている材料ではあります。
一方、信用買い残、裁定買い残、シカゴIMMの円売りポジ等の需給面については、
危険な高水準ではないものの、良好とまでは言えまへんので、
これまで需給環境を吹き飛ばす様なゴリゴリ商いにでもならない限り、
海の向こう次第という状況が続くでしょう。

そして海の向こうも含めた本日時点の展望としては、
まだまだ火薬庫を含めたリスク要因は払拭されていないものの、
海の向こうは皮肉な動き(解釈)ばかりが押し上げるかもしれまへんが、
所詮は皮肉な動きであり、本日の戻りも含めて限定的なものでしょうから、
日本株は12月安値を下限としたBOXもしくは三角持合いによる調整が続きそうです

ちなみに長期的には全く悲観しておらず、あくまで目先の展望でおます。

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