不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
「ユー、下げチャイナよ」とドラギの定番ギャグも炸裂した週末の振り返り。
「ユー、下げチャイナよ」

チャイニーズ事務所(中国人民銀)のチャイニー小川(周小川総裁)が、
2年ぶりの利下げを敢行・・・
得意の週末に引けてからの投げっ放しジャーマンスープレックス・・・

御存知の通り、珊瑚泥棒人民共和国(中国)は、
住宅バブルの崩壊懸念、地方債と理財商品のデフォルト懸念、水増し経済指標疑惑
ウイグルとチベットでの独立運動、国内での暴動頻発、香港民主化デモなどなど、
疑惑と懸念の満載国家であり、様々な専門家が、
既に破綻している・・・もうすぐ破綻する・・・いずれは破綻する・・・
と私の潰れた耳の様に、耳にタコが出来るくらいに言われ続けております。

しかしながらマーケットは、上海株が2011年以来の高値を付けているだけでなく、
債券高、通貨高とトリプル高を見せており、SHIBORとCDSも落ち着いており、
専門家達の破綻論を嘲笑うかの様な動きをしているのも事実です。

結局のところ、中国は一党独裁と言う変態政治体制国家であり、
経済指標を始めまともに情報が出てくることはなく、
真相は誰にもわからないですから、破綻論も想像に過ぎないと言えます・・・

しかも人権どころか人民の生命や財産はそっちのけで、
どうにでも出来る独裁国家であり、金融市場も自由化されていない国ですから、
破綻論の根拠となる懸念が生じようとも、隠蔽するのはもちろんのこと、
力技でねじ伏せることも可能であり、
常識的な金融市場や経済の物差しは通じないのが現実です・・・

先日のAPECでは、工場の操業を停止させたり、自動車の通行を規制してまで、
北京を青空にしてしまう国ですからね(笑)

従って、今回の下げチャイナ(利下げ)についても、
直近のPMIが軒並み低下していたこともあり、
中国経済がヤバイから利下げしたんだ・・・という意見も出てくるでしょうけど、
想像を膨らませ過ぎず、冷静に市場の動きを見るしかなく、
現在はトリプル高だというのが現実です(しかも依然として割安です)。

そして下げチャイナ(利下げ)という投げっ放しジャーマンを受けた昨夜の欧米市場は
好感する動きとなっており、銅を始めとする商品も堅調な動きとなっております。


ということで、改めて週末のマーケットを振り返っておきます。

★ユーロ圏及びその他欧州

中国人民銀行とECBが示し合わせたのかどうかはともかく、
ドラギECB総裁による得意の一発ギャグ(追加金融緩和の示唆)を炸裂したのもあり
ユーロ圏の株価は大幅高、債券高、ユーロ安となっており、
一昨日の低調なPMI祭は吹き飛ばされております。

つまり依然として景気失速懸念は全く払拭されておらず、
ドラギECBによるお薬(金融緩和)頼みであり、
おまけに仲良しの中国までが下げチャイナ(利下げ)に動いたことで、
ドップリと麻薬中毒となって痛みを忘れております。
薬漬けの賛否はともかくとしても、
ユーロ圏(ドラギECB)にとっては好ましい株高・債券高(金利低下)・通貨安であり、
しばらくは(次回のECB理事会まで)ドラギのヤルヤル詐欺効果が継続しそうです。

問題児のギリシャについても、株価の大幅反発が続いており、
久し振りに債券も切り返しており(金利低下)、CDSも低下しております。

その他欧州市場については、ユーロ圏同様、株高・債券高・通貨安となりましたが、
通貨安が加速していることは気掛かりではあります・・・

★米国及び商品

9月高値のMSQ以来、SQを節目とした基調転換が続いていた中で、
昨夜をSQを迎えることになりましたが、下げチャイナ(利下げ)に加え、
ドラギの恒例の一発ギャグ(追加金融緩和示唆)による欧州の堅調ぶりもあり、
昨夜はダウとS&Pが終値で再び最高値を更新し、ナスダックも上昇、
ラッセル2000、モメンタム株、輸送株指数等も上昇しており、
VIX指数も12.9にまで低下しております。

債券市場については、米金融政策が出口に向かっているだけに、
債券安(金利低下)基調は変わらないでしょうけど、
昨夜は下げチャイナとドラギの一発ギャグによって、
ユーロ圏を始め世界的な債券高となったこともあり、
米国債も買われましたが(米金利低下)、ドルについてはユーロの急落もあり、
対円では軟調だったもの、他通貨に対してはマチマチの動きでおます。

商品については冒頭でも書きましたが、金、原油を始め概ね上昇しております。

とりあえず米国は、お薬依存(金融緩和依存)な日欧(中国も仲間入り)と違い、
企業業績と経済指標は堅調というようにミクロ・マクロ両面で強さを見せており、
来週末のブラックフライデーから始まる年末商戦についても、
寒波の影響を差し引いても、ほぼ間違いなく好調でしょうから、
株高・債券安・ドル高基調に変わりはないでしょう。

従って米株の良からぬSQリレーの流れも断ち切る展開が期待できます。

★資源国、新興国

中国は冒頭で書いた通りです。

その他の資源国、新興国については、概ね株高、債券高ではありますが、
下げチャイナ、ドラギの一発ギャグによる日米欧中の債券高もあり、
高利回り通貨を中心に通貨高となっており、
週末時点についてはトリプル高となっております。
(通貨安懸念は依然として残っておりますけどね)

そして問題児軍団ですが、ギリシャはユーロ圏の項で書いた通りです。
ロシアは株高、債券高、通貨高、CDS低下となり、
トリプル安からの反発が続いておりますが、まだまだ安心出来る水準には程追いです
ウクライナも株安、通貨安基調が収まったとは言えず、CDSは上昇しております。

ブラジルについては、株の大幅反発は続いており、
債券も通貨も切り返しが続いており、CDSも急低下していることから、
トリプル安懸念はひとまず脱したと言える水準に達しております。

★日本

以上の通り、海の向こうは欧米を始め堅調な週末となっておりますが、
ちと気掛かりなのは、
日欧中の金融緩和によって再び世界的な債券高祭になることで、
米国債も引っ張られることになると、我が国にとっては円高圧力にはなります・・・

ということもあり、シカゴ日経平均先物の清算値は17400円で帰って来ており、
小幅高に留まっており、昨日の解散を好感する動きとまでは言えまへん。

本日発表された18日現在のシカゴIMMの円売りポジションは、
増加したものの10万枚には達しておらず、19-20日と円安が加速したものの、
週末は円高に戻している事もあり、
昨年末の水準(14万枚超え)にまでは達していないでしょう。
(もうしばらく円高が続きそうですが、先物との連動モードは発動してないですからね)

そして昨日も書いた通り、支持率が低下する中、
選挙期間中に株価が下がることは何としても避けたいでしょうから、
安倍ちゃん政権は閣僚の口車や神の手(黒田砲、GPIF砲)を駆使して、
下支えはしてくるでしょうから、変わらず日本株は号砲待ちと言えます。

以上の通り、週末の振り返りでおます。
これを踏まえつつ、来週のスケジュール等も加味しながら、
改めて来週の展望を書きます。

良い週末をお過ごし下さい。

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コメント

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nekomaria | URL | 2014-11-22-Sat 20:30 [編集]
こんにちは。^^
長期で持ち続けてる株があります。

長期保有の株は
マーケット番長さんの

> 長期で構えたままの方についても、
> xxx
> 王者の風格で構えておきましょう。

の言葉に励まされてました。(o^□^o)
nekomariaさんへ
マーケット番長 | URL | 2014-11-22-Sat 21:36 [編集]
> こんにちは。^^
> 長期で持ち続けてる株があります。
>
> 長期保有の株は
> マーケット番長さんの
>
> > 長期で構えたままの方についても、
> > xxx
> > 王者の風格で構えておきましょう。
>
> の言葉に励まされてました。(o^□^o)

こんばんは。
そういって頂けると嬉しく思いますが、
王者の風格は少々偉そうな言葉でもあるので恐縮しますw

そして記事は目先の事が中心ではありますけど、
安倍政権が敗退しない限り、長期的には楽観モードです。

そういえばブログは年内で終わるそうですね。
長く続けられている方で、最近は辞められる方も多いだけに
無理をせず、気ままに更新して下さい・・・
と無責任なことを言いたくもなりますが、
身体を第一にして下さい。

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