不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
安倍ちゃん会見から一夜明け、黒い銀行会合を控え・・・。
おはようございます。

安倍ちゃん会見から一夜明けました。

まず昨夜のユーロ圏市場では、ZEW指数がユーロ圏・独共に予想を大きく上回り、
ドラギのお薬頼みのユーロ圏経済にとって、マインド系指標ではありながら、
久し振りに明るい経済指標となり、同じくマインド系指標である明日のPMI祭が、
同じく回復するのかという期待も持てますが・・・

とにかくZEW指数受けて、昨夜のユーロ圏各国の株価は大きく上昇し、
債券高(金利低下)、ユーロ高となりました。
問題児のギリシャは、株価は大幅反発となったものの債券安が継続しており、
CDSの上昇も継続しておりますので、問題児からの更生にはまだまだ遠いです・・・

昨夜の米国市場は、株高、債券高、ドルは対ユーロで軟調、対円では堅調
VIX指数は低下し13.86でおます。
しかしながら相変わらずの薄商いでの株高が継続しており、
9月高値(米MSQ)以来、SQを節目に米株は転換しているだけに、
ひとまず週末の米SQまでは堅調な展開となりそうですが、
SQ以降に方向感が決まりそうではあります。
商いの膨らみと共に、大人の都合なSQリレーからの脱却を期待したいところです。

昨夜の英国、ユーロ圏以外の欧州、資源国、新興国の各市場は、
これといった不穏な動きはありまへんが、一部は債券安・通貨安が継続しております

問題児のロシアはトリプル安基調が継続しており(昨夜は株価だけ反発)、
ウクライナも株安、通貨安が継続しており、両国共にCDSの上昇基調は継続、
ブラジルもトリプル安基調に変わりなく(昨夜は反発)、CDSの上昇基調も継続中です

商品は金が反発、原油は続落、その他商品は軟調でおます。

以上の通り、昨夜の海の向こうはこれといった不穏な動きはなく、
概ね落ち着いておりますが、株、債券、通貨、商品も合わせると、
リスクオンという程の動きでもありまへん。

そして本日の日本株ですが、TOPIXが優位な健全な堅調スタートに見えましたが、
米債高(米金利低下)が継続し、かといって我が国の債券も昨日の債券安が続き、
日米金利差が縮小しているにも関わらず円安が進行していたので、
TOPIX優位には見えるものの、実態は先物主導の無理矢理な動きではあります。
ということもあり、現在は為替と共に伸び悩んでおります。
(やや債券高に戻しておりますが・・・)

昨日も書いた通り、現在は米債高が継続している中での株高・債券安・円安であり、
決してベストなシナリオでの動きではありまへんので、
安倍ちゃん会見を経ての出尽くし(修正)の動きが続く可能性はあります。
昨日も書いた通り、5~6日以降が債券を無視した無理矢理な動きではありますから、
17000円、115円までは出尽くしで下げる余地があるという程度ですけどね。

本日はそれなりに商いも伴っており、解散は買いと言う事で、
有無を言わせず出尽くしも無く、上がるかも知れませんが、
今のところは米債高が継続している中での株高・債券安・円安であり、
債券を無視した無理矢理な動きではありますので、
一応、警戒モードは維持しておいた方がいいでしょう。

そして本日は金融政策決定会合の二日目であり、
まさか余計な事をやらないか(緩和縮小等)という警戒感も多少はありますし、
余計な事をしなくとも、黒ちゃん会見で余計な事を言わないかという警戒もあります。
消費税の先送りについては、景気条項を削除した先送りなので、
黒ちゃんも渋々ながら先送りを容認しているでしょうし、
一昨日には黒田砲をぶっ放しているくらいですから、
さすがに黒ちゃんの反乱は無いと思いますが、
一応、本日の黒い銀行会合と黒ちゃん会見はやや不気味ではあります。

ちなみに本日以降のイベントとしては、

 場中:黒い銀行会合の結果、訪日外国人数、
 引け後:黒ちゃん会見、百貨店売上高、
 今夜:ユーロ圏経常収支&建設支出、米住宅着工、FOMC議事録、米小売決算
 明日寄り前:貿易収支、
 明日場中:全国スーパー売上高、中国HSBC製造業PMI
 明日引け後:コンビニ売上高、半導体BBレシオ、
 明晩:欧州PMI祭、米消費者物価、新規失業保険、フィリー指数、CB指数
     米中古住宅販売、半導体BBレシオ、米10年債入札、米小売決算
 21日:国会の場での正式な解散、
 21日晩:ドラギECB総裁の講演、米SQ

といったところです。

現在の出尽くし(修正)モードというか警戒モードから、
昨日書いたシナリオへ移行するのは、どのイベントがきっかけになるのか・・・
早ければ本日の黒ちゃん会合か会見になりそうですが・・・

あくまで目先の話であり、下値は先に述べた通り限定的ですから、
年内と言う目線については、昨日書いたシナリオが④(日本売り)にでもならない限り
株高という見方に変わりまへんけどね。

ということで、本日のスタンスとしては、昨日書いた通りでおます。

お手数ですが記事が参考になりましたら、下のタグをクリックして頂けると嬉しいです。
ランキングアップが励みになりますのでよろしくお願い致します。


 にほんブログ村 株ブログへ 
スポンサーサイト

コメント

 管理者にだけ表示を許可する
管理人のみ閲覧できます
| | 2014-11-19-Wed 18:48 [編集]
このコメントは管理人のみ閲覧できます
keiさんへ
マーケット番長 | URL | 2014-11-19-Wed 19:55 [編集]
確かにリスクを挙げると、
ユーロ圏はECBのお薬で痛みを和らげているだけであり、実体経済の治療は進んでおらず、
ギリシャの症状悪化は続いております。
ユーロ圏失速の原因の一つであるロシアとの経済制裁合戦は継続しており、
ロシアのトリプル安は継続中・・・
中国は住宅バブルの崩壊、理財商品と地方債のデフォルト懸念は継続しているでしょうし、
(世界で唯一のトリプル高ですけどw)
米国には自動車サブプライムローン問題も抱えており、
各国の地方債リスクも燻っており、
イスラム国のテロ懸念などなど、リスクは確かに多いですが・・・
いつリスクに襲われるのかと言えば、わかりませんw
日々の市場の動きを見て判断するしかないです。
個人的には当面は明るいと見ておりますけど・・・

そしてキャメロンの意図としては、
EUから脱退したという思惑も感じますけどね。

トラックバック
トラックバック URL
Copyright © 2017 不沈艦日記. all rights reserved.