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不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
安倍ちゃん会見を受けて・・・
こんばんは。

注目の安倍ちゃんマン会見が終わりました。

会見内容に触れる前に我が国のCDSを改めて確認すると、11日から上昇を開始し、
ついに1月27日の水準を超え、今年最高水準にまで急上昇しております・・・
水準自体が心配するほどでもない低水準ではありますが、
消費税再増税を先送りすることを前提とした解散熱が高まると共に、
急上昇しているということは、黒ちゃんも懸念していた通り、
我が国の財政再建に対する信認低下を招いている・・・と言えなくもないです。

そして黒ちゃんの神の手で支えられていた我が国の債券も売られ始めており、
昨年12月にも昨年5月にも程遠い低水準ではありますが、
中長期金利が上昇しておりますので、
CDSと同様、消費税再増税の先送りによる財政再建に対する信認低下の動き・・・
と言えなくもないです。

てな感じで、安倍ちゃん会見の内容に触れる前に、粗探しをしてみました(笑)

もちろん粗探しなので、消費税再増税を先送りすることで、
株安・債券安・円安という日本売りを誘うとは思っておりませんが、
一応、格付け機関もなにやら格下げするぞと言ってたりもするので、
今後の債券とCDSの動きは横睨みしておいた方がいいでしょう。

さて、肝心の会見内容ですが、

 ①消費税再増税を先送り(1年半) ※景気条項は削除
 ②解散は11月21日
 ③消費税再増税の先送りと共に、デフレ脱却をする為にアベノミクスでいいのか?
   対案はあるのか?改めて信を問う選挙にする。
 ④過半数を獲得できなければ退陣する

といったところです。
気掛かりなのは、①の景気条項削除と④の退陣条件です。

①は何が何でも再増税が行われる2017年の4月までに、
景気を回復をさせるからとのことですが・・・
個人的には安倍ちゃんならばやってくれると思っておりますし、
目先の心配事ではないですから、現時点では気にする必要はないですが、
恐らく格付け機関等を含めた、財政再建の信認低下を防ぐことに加え、
コスプレおじさん(麻生)を含む財務省への配慮もあったのでしょうけど・・・
ちと柔軟性に欠ける約束事になってしまったのかなと・・・

④については、現在の衆議院480議席の各党議席数を確認すると、
自民(294)、公明(31)、民主(54)、維新(42)、次世代(19)、みんな(8)
共産(8)、生活(7)、社民(2)、無所属(14)、欠員(1)ですから、
いくら支持率が低下していようとも、
安倍ちゃんの代わりも自民党の代わりもおらず、景気条項を削除したことで、
自民党の分裂も無いでしょうし、民主党は更にポンコツ化しているので
過半数の241議席の確保は心配無いとは思いますが・・・
過半数を獲得できければ退陣と言われてしまうと、
安倍ちゃんが居なくなることを想像してしまうだけに、ちと気掛かりにはなります。
橋下くんがかつての求心力を何かのきっかけで取り戻すと怖いですしね。

以上の通り、僅かに気掛かりな点はあるものの、
自民党が順当に勝利するでしょうから、
黒田砲、GPIF砲に加え、消費税先送り砲、景気対策砲も加わるので、
素直に株高と見ておけばいいでしょうけど・・・

繰り返し書いている通り、消費税の引上げを前提にぶっ放した黒ちゃんが、
まさかの緩和縮小等の反乱でも起こすことになると、
現状では大半が黒ちゃんのお薬頼みでもあるだけに、マズイことにはなります・・・
そういう意味でも明日の金融政策決定会合後の黒ちゃん会見は注目です。

さて、安倍ちゃん会見後の市場の反応は、出尽くしの様な動きとなっておりますが、
冒頭でも書いた通り、CDSは6日から上昇、債券は5日から債券安となっており、
しかも5日からの債券安(金利上昇)だけでなく、
6日からの米債高(米金利低下)にもかかわらず株高、円安が進行していたので、
日経平均株価で言えば5日以降の株高、つまり17000円以上、
ドル円で言えば6日以降の円安、つまり115円以下は、
債券の伴っていない無理な動きだったと言えますので、安倍ちゃんの会見を受けて、
17000円、115円までの出尽くし(修正)はあってもおかしくないです。

従って、17000円割れ、114円台へと突入すると、
調整が長引く可能性は無きにしもあらずですが、
まずは出尽くし(修正)の動きが節目を割らずに留まったとして、
その後はどうなるのかを考えると・・・

繰り返し書いている通り、QEを終了して出口(利上げ)に向かっている米国ならば、
株高・債券安(金利上昇)・通貨高(ドル高)でいいのですが、
我が国はデフレ脱却を目指して、ゴリゴリの異次元金融緩和の真っ只中であり、
株高・債券高(低金利)・通貨安(円安)というのが必須の構えですから(ユーロ圏も)、
昨年5月と昨年12月の様に株高・債券安(金利上昇)となると、
賞味期限の短い相場となってしまいます。
当然ながら米債安も同時進行して、日米金利差が縮小しない状態で、
程良い債券安となるならば、円安は維持されますので、ダメとは言いませんが、
本日のように米債高でありながら、我が国が債券安というのはよろしくはないです。

それでも、年内という短い目線だけで良いのならば、
我が国が株高・債券安でもいいという方もおられるかも知れませんが、
やっとこさ長きに渡るデフレを含む閉塞から脱しようとしているのですから、
今後は株高・債券高・円安となるのがベストであり、
せめて日米金利差が縮小しない程度の債券安に留めて頂かないと、
一過性の祭で終わる可能性が高くなります。

見ての通り、年内という目線で見ると、どちらに転んでも株高ではあるのですが、
一過性の祭りで終わるのか、息の長い祭となるのかという意味で、
今後は株価と為替の動きももちろん重要ですが、
我が国の債券と米債券の動きには注目でおます。

ということで、修正(出尽くし)の動きが終了したあとの動きとしては、
改めてシンプルに書きますと・・・

 ①息の長い相場が期待出来るベストシナリオ・・・株高・債券高・円安
 ②ベターシナリオ・・・株高・程良い債券安・円安
  ※米債安(ドル高)が続くことが条件です
 ③年内程度の一過性となりそうなシナリオ・・・株高・急速な債券安・(円安?)
  ※我が国の過剰な債券安は限界があり、米債安(ドル高)次第でもあります。
 ④ワーストシナリオ・・・株安・債券安・円安(日本売り)

以上の通りですが、さすがに④の可能性は極めて低いので、①~③でしょう。

ちなみに本日の動きについては、売買代金は結果的に昨日よりも少なかったので、
反発のパワーとしては乏しく、先にも述べた通り、米債高ながら債券安が進んでおり、
日米金利差が縮小しているにもかかわらず、円安が進んでいることから、
先物買い・円売り・・・というか、先物主導色が特に強かったとも言えます。

つまり債券の動きがやや無視されているだけに、
今後は債券に合わせるように株と為替が出尽くしの動きとなってもおかしくないです。
その際は米債券安へと傾けば(ドル高円安へと傾く)、出尽くしも限定的ですが
米債安が継続しない限り、息の長い相場が期待できないとも言えます。

一方、株と為替へ合わせるように債券の方が債券高へと動いた場合は、
修正(出尽くし)後は息の長い相場が期待出来るということです。

会見後の動きを見る限りでは、僅かに債券高となっているので、
前者の動きではあります(つまり修正(出尽くし)後は①の動きとなりそうです)。

そして本日の空売り比率は29.6%にまで一気に低下しており、
引け後に発表された2市場信用買い残は、ほぼ今年最低水準にまで減少し、
信用倍率も今年最低水準にまで改善しており、
14日現在の裁定買い残も13日よりも更に減少しており、
需給環境は良好な状態が続いていることからも、
①のシナリオになる可能性が高く、悪くても②のシナリオになりそうです。

ということで、明日のスタンスについては、ほぼ変更は無いですが、改めて書きますと
主力大型株での持越し短期勝負については、
以上の通り、修正(出尽くし)の動きが続くならば、その日限りに留めるべきですが、
①~③のシナリオへと移れば、大いに勝負すればいいでしょう。

新興市場、2部での持ち越し短期勝負については、
本日は大きく上昇はしたものの、薄商いは継続しており、まだアテになりまへん・・・
IPOテンコ盛りラッシュも控えているので、
シンプルに商いの伴った上昇となるまでは、その日限りの勝負が無難です。
JQと2部は冷静な動きではありますので、御自由にどうぞ。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、バイオも直近では旺盛ですし、
不動産、REITは黒ちゃん効果で、懲りずに見通しは明るいと見ておりますが、
言い続けてきただけで予想としては成立していない戯言に等しいので割愛します(笑)

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方については、
以上の通り、修正(出尽くし)の動きが続いたとしても、④にでもならない限り、
年内は仕込んで屁をこいて寝ておけばいいですが、
CPIF改革と25日からのJPX日経400先物取引開始を見据えての高ROE銘柄、
決算を通過した好業績銘柄(目線は来期に向けて)、割安、高配当、好取組、
国策銘柄等、ベタな物色で引き続きコツコツと拾えばいいでしょう。

長期で構えたままの方についても、
以上の通り、修正(出尽くし)の動きが続いたとしても、④にでもならない限り、
王者の風格で構えておきましょう

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