不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
神の手と週末のヤマ場
さて注目の雇用統計ですが、ややハードル(市場予想)の高かった雇用者数は、
20万人は超えたもののハードル(24万人)を下回る21.4万人、
失業率は前回の5.9%から5.8%に低下しており、これだけ見れば悪くはないです。

しかしながらイエレンFRBは、雇用の質に焦点を当てているので、
労働参加率は僅かに上昇したものの(62.8%)、
30年来では最低水準だった前月の62.7%から0.1%改善しただけ・・・
賃金の伸びは0.1%上昇しただけであり、雇用の質が改善したとは言い難いです。

そんな雇用統計を受けた週末の米株式市場は、
ダウとS&P500は小幅高となり、3日連続で最高値更新となるものの、
ナスダックは小幅安となり、相変わらず薄商いでのマチマチの横ばい、
米債券市場は雇用統計が低調だと受け止め、金融政策のハト姿勢が続くと見たのか
大幅に債券高(米金利低下)となったことで、ドル安となりました。
VIX指数は13.12と更に低下する一方、金はドル安を追い風に急反発、原油も反発
その他商品も概ね反発しております(これまで堅調だった小麦・コーン以外)。

以上の通り、肝心の米国債が堅調であり(米金利低下)、金も反発しておりますが、
米株は薄商い、VIXは低下しておりますので、リスクオフとまでは言えず、
週末の米国市場は一服の範疇と言えます。

そして我が国ですが、シカゴ日経平均先物の清算値は16775円と軟調・・・
米国市場で大幅に米債券高が進行する一方(米金利大幅低下)、
我が国は債券安(金利上昇)となったことで日米金利差が縮小し、
ドル安円高がやや進行し、鬼の居ぬ間(黒田砲始め神の手)という事もあり、
米株の堅調ぶりの割に軟調なのは仕方ないです。

そういえば4日時点(黒田砲炸裂2日目時点)のシカゴIMMの円売りポジションが、
意外にも前回(10月28日時点)から僅かに増加しただけで、依然として低水準・・・

とりあえずその辺だけでなく、ユーロ圏、新興国・資源国等の週末の振り返りも含め
今週のスケジュールも加味しながら、今週の展望を書き進めて参ります。
ますはいつも通り、今週のスケジュールからご覧下さい。
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国内海外
10(月)持続可能な開発のための教育に関する中国10月消費者物価(10:30)
 ユネスコ世界会議(11-12日:名古屋)中国10月生産者物価(10:30)
2014年日ロ武道交流年(5-11日:モスクワ)カナダ10月住宅着工件数(22:15)
米10月労働市場情勢指数(LMCI)(24:00)
ホンダが新型「レジェンド」を発表(10:00)
ダイハツが新型軽自動車を発表(13:30)APEC首脳会議(10-11日:北京)
 ※TPP首脳会合も開催
(決算) 約210社 ※日中首脳会談(予定)
清水建、浜ゴム、ブリヂストン、住友鉱 ※日ロ首脳会談(予定)
堀場、島津製、シチズン、横浜銀スペインのカタルーニャ自治州が非公式での
静岡銀、東急、セコム 独立の是非を問う住民投票結果(予定)
エナリス、Fスターズ、ロックオン大西洋まぐろ類保存国際委総会(10-17日)
ケネディクス、フージャースメルシュECB理事講演(27:00)
スペンサーNZ中銀副総裁講演(30:40)
ボストン連銀ローゼングレン総裁講演(31:10)
米3年国債入札(27:00)
11(火)10月上中旬貿易統計(8:50)豪7-9月期住宅価格指数(9:30)
9月国際収支(8:50)NZ準備銀行金融安定化報告公表(29:00)
10月貸出・預金動向(8:50)
10月企業倒産件数(13:30)
10月消費者態度指数(14:00)APEC首脳会議(10-11日:北京)
10月景気ウォッチャー調査(14:00) ※TPP首脳会合も開催
10月工作機械受注・速報値(15:00)ペルー最大の銅鉱山がストライキ
ウィーラーNZ準備銀行総裁会見(29:05)
閣議
持続可能な開発のための教育に関する中国「独身の日」
 ユネスコ世界会議(11-12日:名古屋)
2014年日ロ武道交流年(5-11日:モスクワ)(決算)D.R.ホートン
2市場信用取引残高(16:00)(休場)米(ベテランズデー:株式市場は開場)
    カナダ
30年国債入札(12:45)
(決算) 約193社
大成建、大林組、鹿島、日揮、明治
昭和シェル、太平洋セメ、太平洋金属
三菱マ、千代建、ダイキン、凸版
セイコー、近鉄、住友不、りそな
ナノキャリア、ペプドリ、そーせい
デジガレ、日風開
12(水)10月マネーストック(8:50)英10月失業率(18:30)
9月第三次産業活動指数(8:50)ユーロ圏9月鉱工業生産(19:00)
英中銀四半期インフレ報告(19:30)
コーポレートガバナンス・コードの有識者によるドイツ経済見通し発表(20:00)
 策定に関する有識者会議(10:00)米MBA住宅ローン申請指数(21:00)
社会保障審議会年金数理部会(14:00)米9月卸売在庫(24:00)
自民党税制調査会の非公式勉強会
 ※テーマは所得税、資産課税、消費税フィラデルフィア連銀プロッサー総裁講演(17:00)
宮尾日銀審議委員挨拶(10:00)ミネアポリス連銀コチャラコタ総裁講演(26:00)
宮尾日銀審議委員会見(時間未定)ASEAN首脳会議(12-13日:ミャンマー)
米中首脳会談
プログラム売買状況(15:30)
米10年国債入札(27:00)
(決算) 約152社
戸田建、電通、ツガミ、ニプロ(決算)
MUTOH、ラオックスシスコシステムズ、メーシーズ、テンセント
KLab、コロプラ、オンコリス、リプロセル
ハピネット、フェローテック
13(木)10月国内企業物価(8:50)中国10月鉱工業生産(14:30)
9月機械受注(8:50)中国10月小売売上高(14:30)
9月産業機械受注(11:00)中国10月都市部固定資産投資(14:30)
9月鉱工業生産・確報値(13:30)独10月消費者物価・確報値(16:00)
仏10月消費者物価(16:45)
第2回消費税点検会合(10:00)仏9月経常収支(16:45)
 ※テーマは国民生活と社会保障トルコ9月経常収支(17:00)
日米財界人会議(13-14日:東京)11月ECB月報(18:00)
米新規失業保険申請件数(21:30)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)米週間原油在庫(25:00)
投資主体別売買動向(15:00)米10月財政収支(28:00)
ロシア7-9月期GDP・速報値
5年国債入札(12:45)
ケント豪中銀総裁補佐講演(10:30)
(IPO)SHIFTラウテンシュレーガーECB専務理事講演(16:00)
イエレンFRB議長講演(26:45)
(決算) 約214社ウィルキンス加中銀副総裁講演(27:05)
長谷工、鉄建、大塚HD、リクルートASEAN首脳会議(12-13日:ミャンマー)
アマダ、JDI、ゼンショー、タカラトミー東アジアサミット(13-14日)
三住トラスト、三井住友、アイフルG20財務相会議(13-15日)※15-16日?
西武、カドカワドワ、学研インドネシア中銀政策金利発表(15:00)
ユーグレナ、ネクソン、サイバリンク韓国中銀政策金利発表(10:00)
FFRI、イグニス、DWTI、星光PMC
セルシード、Jトラスト、石山Gate、米30年国債入札(27:00)
森トラストR
(決算)
ウォルマート、コールズ、ノードストロム
アプライド・マテリアルズ、バイアコム
14(金)閣議香港7-9月期GDP(17:30)
第3回消費税点検会合(17:00)マレーシア7-9月期GDP(13:00)
 ※テーマは地方・地域経済仏7-9月期GDP・速報値(15:30)
日米財界人会議(13-14日:東京)独7-9月期GDP・速報値(16:00)
フィンランド7-9月期GDP・速報値(16:00)
オプションSQオランダ7-9月期GDP・速報値(17:30)
ポルトガル7-9月期GDP・速報値(17:40)
(決算) 約190社 ※決算一巡イタリア7-9月期GDP・速報値(18:00)
三菱UFJ、みずほFG、あおぞらギリシャ7-9月期GDP・速報値(19:00)
大垣共立、ソニーFH、第一生命、東映ユーロ圏7-9月期GDP・速報値(19:00)
リブセンス、ライドオン、オウチーノユーロ圏10月消費者物価・確報値(19:00)
インフォテリ、リアルコム、ユビキタス米10月小売売上高(22:30)
カイオム、キャンバス、メドレックス、GNI米10月輸入物価(22:30)
PSS、エンバイオ、トレックスセミ米11月ミシガン大消費者信頼感速報値(23:55)
サイバダイン、グロバワン米9月企業在庫(24:00)
東アジアサミット(13-14日)
G20財務相会議(13-15日)※15-16日?
EU経済・財務相理事会
ペルー中銀政策金利発表(9:00)
ラウテンシュレーガーECB専務理事講演(21:50)
セントルイス連銀ブラード総裁講演(23:10)
フィッシャーFRB副議長講演(30:00)
パウエルFRB理事講演(30:00)
クーレECB理事講演(30:00)
(IPO)バージン・アメリカ
15(土)G20首脳会議&財務相会議(15-16日)
G20財務相会議(13-15日)※15-16日?
ECBの銀行監督・規制の将来に関する会議
16(日)沖縄県知事選、那覇市長選投開票G20首脳会議&財務相会議(15-16日)
熊本市長選他12市長選投開票ルーマニア大統領選
レバノン議会選

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★米国

冒頭でも書いた通り、今週はまず明日のFRBが発表する労働市場情勢指数です。
翌日はベテランズデ―による為替・債券市場が休場なだけに、
労働市場指数を受けての米3年債入札結果も含めて、
米金融政策の見方がより明確にはなってくるでしょう。
それ以降については、12日の連銀総裁講演と10年債入札、
13日のイエレンおばさん講演、新規失業保険、30年債入札、
14日のFRBとECB主催によるイベントでの、フィッシャーFRB副議長の講演等も、
金融政策の行方を占う意味で重要ではありますが、
15-16日にG20サミットとG20財務相会合を控えていることもあり、
ドル高通貨安に喘ぐ新興国への配慮もあり、ドル高は政治的にも一服しそうです。
(日本に対する円安誘導批判も有り得ます)

そしてウォルマートを含む小売決算、14日の小売売上高とミシガン大指数を経て、
11月末から本格化するクリスマス商戦が視野に入ってくるでしょう。

従って週前半は雇用情勢を受けて、米金融政策動向(米債券、ドルの行方)が、
より明確になるものの、G20に向けたドル高ブレーキ(米債高、金利低下)もあり、
米国株は底堅いながらも揉み合いが続き、週後半は小売決算と小売売上高によって
好調が囁かれているクリスマス商戦への裏付けが確認され、G20も通過することで、
週末以降は米株・ドル共に堅調な展開(米株高・債券安・ドル高)となりそうです。
ただ・・・結果的には、9月19日の米メジャーSQから崩れ始め、
10月の米SQで反転し、21日の米SQまでという単純な展開となるのか・・・
という気もしてしまいますが・・・

懸念材料としては週前半のFRBの雇用指数以降、13日までイベントが乏しいので
イスラム国、ウクライナ等の騒ぎが材料視される可能性は高いとも言えます。
週末14日については、欧州各国のGDP祭が低調過ぎる結果となると、
14日以降も株安・米債高という一服が続き、21日の米SQで反転という可能性も・・・
とにかく週末14日がヤマ場でおます。

★ユーロ圏、ロシア、ウクライナ

週末のユーロ圏市場は、雇用統計というよりも、
独鉱工業生産が市場予想を下回ったこともあり、薄商いながら株は反落、
債券は概ね債券高(重債務国は横ばい)ながら、ドル安となったことでユーロ高・・・

ギリシャは株価が年初来安値が間近となる大幅安、債券安(金利上昇)、CDS急騰、
本日、非公式ながらカタルーニャ州が独立を問う住民投票を行っているスペインは、
株安、債券は横ばいながらCDSは高止まり・・・、独のCDSも低水準ながら急騰・・・

やはりユーロ圏は相変わらず景気失速懸念を払拭する指標は全く見当たらず、
かといって先週の財務相会合を見ての通り、政治による財政面での動きは鈍く、
独を始めユーロ圏全体の景気失速懸念の要因である、
ロシアとの経済制裁合戦も未だに改善する動きはなく、
相変わらずユーロ圏はECBの痛み止め頼み(金融緩和頼み)であり、
政治による治療はほったらかし状態です・・・
なにやらロシア軍がまたしても国境を越えて、ウクライナ東部へ侵攻しているそうで・・

そして最も深刻で長期に渡る患部であるギリシャの症状は悪化が続いており、
スペインも本日の投票結果(明日に判明)次第では、独立を求めるデモが再燃し、
バスク等の独立が燻ぶる他の自治州でも非公式な投票が連鎖する可能性があり、
スペインの症状が悪化しそうです・・・

ちなみに週末のロシア株は年初来安値を更新(債券と通貨は小幅反発)・・・、
トリプル安は継続しており、CDSはブレイクしております・・・
比較的落ち着いていたウクライナも、外貨準備が底を尽きかけていることに加え、
ロシアの停戦破りもあり、通貨安とCDSの上昇が顕著になりつつあります・・・

ということなので、ウクライナ情勢とスペインは横睨みするしかないですが
ユーロ圏については、ECBの金融政策頼みながらも、
とにかく景気失速懸念が払拭されないことには、ただのECBによる薬漬けですから、
今週は12日のユーロ圏鉱工業生産と独経済見通し、
リセッション入りも囁かれ始めているだけに、14日の各国のGDPが最大イベントです
14日のEU経済・財務相理事会、中国の経済指標(中国の項を参照)も重要です。
とりあえず14日のGDP祭までは、ウクライナの騒ぎが大きくなったり、
スペインのカタルーニャ自治州の独立騒動、ギリシャの騒動が大きくならない限り、
米国ネタを中心に動くことにはなるでしょう。

★中国

週末の株価は一服となりましたが、住宅バブルの崩壊懸念、
理財商品及び地方債のデフォルト懸念、すでに景気は失速している説等・・・
相変わらず疑惑満載の国ですが、トリプル高が継続しているのも現実・・・
変態独裁国家であり、真実は誰にもわからないだけに、
連想ゲームは自由に拡げられますが、じゃあいつ破綻するの?という肝心の話は、
これまた誰にもわからないので、市場の動きを見て判断するしかないです。
今週は明日ののCPIとPPI、11日は消費が賑わう独身の日、
13日の経済統計といったところが重要イベントではあります。
11日のペルー最大の銅鉱山でのストライキも中国にとって多少はネガティブかも・・・

★ユーロ圏以外の欧州、英国

週末の英国市場は、株は小幅高、債券は小幅安、ポンドは小動き、
ユーロ圏以外の欧州は、概ね株安、債券高、通貨はドル安もあって通貨高でおます。
今週はウクライナ情勢の行方と14日の欧州各国のGDPとEU財務相理事会、
中国の経済指標といったところが注目イベントであり、
同時に通貨安症状が進行するのかも注視が必要です。

★資源国、新興国

週末は概ね株高、概ね債券安(金利上昇)に加え、ドル安も進行したことで通貨高、
通貨安症状は一服しておりますが、基調が変化したとまでは言えまへん。
特にブラジルは利上げしたにも関わらず通貨安基調は継続中・・・
トリプル安懸念が継続しており、CDSも上昇中です・・・。
今週も引き続き、ブラジルのトリプル安の行方、商品市況の行方、
ドル麻薬中毒である新興国・資源国の通貨安の行方が注目であり、
各国中銀が通貨安防衛(利上げ)に動くのかと言う意味では、
13日のインドネシア中銀、14日のペルー中銀の金融政策決定会合が注目です。

★イスラム国、エボラ出血熱

QE完了、中間選挙を経て、収束に向かうのかと穿った予測をしたものの、
イスラム国については共和党が主導になったせいか、緊張が再燃しつつあります。
エボラは材料性は日増しに低下しているものの、感染拡大は収束しておらず、
再び2次感染や3次感染が発生する様だと、騒がれる可能性はあります。

★商品

週末は米債高(米金利低下)によるドル安もあって、
金、原油を始め商品高となっております。
原油については、見ての通り原油安が継続しているだけに、
27日にOPEC総会、イスラム国懸念も再燃しつつあるので(週末にG20サミットも)、
言い方は適切ではありませんが、面白いかも・・・(資源関連銘柄も含め)。
金についてもイスラム国だけでなく、ウクライナ情勢もあります。
銅についても11日にペルー最大の銅山でストライキが予定されており、
銅需要の高い中国では10日にCPIとPPI、11日は消費が賑わう独身の日、
13日は経済統計を控えております。
といったように、それぞれイベントはありますけど、
まずは週明けのFRB雇用指数を受けての米債券とドルの動き次第ですけどね。

★日本

冒頭でも書いた通り、米雇用統計を受けて、日米金利差が縮小した事で、
やや円高が進行したことに加え、鬼の居ぬ間(黒田砲始め神の手)という事もあり、
シカゴ日経平均先物の清算値は16775円で帰って来ております。

これまた冒頭でも書いた通り、4日時点のシカゴIMMの円売りポジションが、
意外にも前回(28日時点)から僅かに増加しただけであり、依然として低水準です。
裁定買い残も直近で増加したとはいえ、5日時点では約3.2兆円(22,6億株)、
昨年末と昨年5月高値の水準(4兆円超え)どころか
9月高値の水準(3.64兆円、約25億株))にも及んでおらず、
6-7日の動きを見る限り、さらに減少している可能性が高いので、
いわゆる円売り先物買いの余地はまだまだ残っており、
円買い先物売りの余地は限定的とも言えます。
NT倍率も拡大したとはいえ、昨年末の水準には及んでおらず、
2市場信用買い残は、ほぼ今年最低水準ですから、
神の手の睨みとそれに乗る個人が需給環境を良好にしていると言えます。

バリュー面においても、他国のPERと比べると、日本株の割安感は薄れているものの
企業の想定為替レートと現在の為替水準を比べると、更なる上方修正余地があり、
今後の神の手効果(黒田砲とGPIF砲効果)を考えると、PER以上に割安と言えます
しかしながらテクニカル面では、三役好転、騰落レシオも9月高値、
昨年末と昨年5月高値水準には遠く及ばず、中長期的には明るいのですが、
先にも述べたNT倍率を始め、短期的なテクニカル面ではやや過熱しております
(黒田砲炸裂以降の急激な商い増加の前では、「技は力の中にあり」ですけどね)

そして米国の項でも書いた通り、米債券高(米金利低下)ドル安円高が、G20もあり
週末までは続きそうであり、今週は我が国も好材料イベントが週末まで見当たらず、
何より消費税の行方に対する意識も高まり、週末の沖縄県知事選を見据えて、
支持率にも意識が向けられ(今週は各紙の支持率調査も出てきます)、
以上の目先のチョッピリな過熱感、日米のドル高円安批判かわしも相まって、
週末のSQまでは、限定的ながら円売り先物買いの巻き戻しが続く可能性はあります

御存知の通り、少しでも日本株が下げると黒田砲が火を噴くという睨みはあり、
安倍ちゃんが消費税の決断を下すまでは、必死のパッチで神の手が支えるので、
大して下げることもなさそうであり、下手すりゃ株価に再点火も十分に有り得ますけど、
G20に向けた米国のドル高、日本の円安批判かわし(黒田砲の遠慮)、
沖縄知事選、SQ、欧米も週末がヤマ場ですから、再点火は来週以降でしょう。

安倍ちゃんが消費税の先送りを掲げて、まさかの解散をブチ上げるにしても、
今週はASEAN首脳会議とG20首脳会議で17日まで出掛けており、
一昨日の記事でも書いた通り、まさかの解散があるにしても・・・
18日の最終の消費税点検会合と経済財政諮問会議を経た19日の大安でしょう。

ちなみに今週の国内イベントとしては、14日で一巡する企業決算(特に新興銘柄)、
11日の景気ウォッチャー調査、国際収支、工作機械受注・速報値、30年債入札
13日の機械受注と鉱工業生産・改定値、第2回消費税点検会合、5年債入札、
14日のSQ、第3回消費税点検会合、15日からのG20、16日の沖縄県知事選です

ということで、明日を含む今週のスタンスとしては、
主力大型株での持越し短期勝負については、黒田砲を含む神の手が動くなり、
消費税の先送り議論が高まるなり、明日以降ドル高が進行して商いが膨らまない限り
今週はその日限りに留めるのが無難です。
特に前場がプラスならば、後場と夜の危険度が増しますので・・・
(黒田砲の砲撃条件の真相は不明ですけど・・・)

新興市場、2部での持ち越し短期勝負については、
上げ局面では商いが伴い、先週末の下げ局面では商いが低下というように、
上げのパワーが優位に転じており、マザーズは先週末で三役好転しております。
今週は主力大型株が揉み合いとなりそうな上に、
今週は新興主力の決算も続々と発表され(週末はサイバーダイン)、
資金流入が見込めそうですから、決算を終えたミクシィが軟調だったとしても、
サイバーダインを始め他の銘柄にイナゴが群がりそうなので、
明日も商いの伴った上昇となれば、勝負をすればいいでしょう。
ただ・・・明日はエナリス、13日は石山の決算もありますので、一応、御注意を。
当然ながら主力大型株が神の手等で再点火することになれば、
イナゴは主力大型へ向かうので、新興市場は御注意下さい。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、バイオも直近では旺盛ですし、
不動産、REITは黒ちゃん効果で、懲りずに見通しは明るいと見ておりますが、
言い続けてきただけで予想としては成立していない戯言に等しいので割愛します(笑)

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方については、
今週は一服となっても、消費税の引き上げ判断までは神の手が支えるでしょうから
明日以降、まさかのリスクオフにでもならない限り、
CPIF改革と25日からのJPX日経400先物取引開始を見据えての高ROE銘柄、
不動産、REIT、金融等の日銀追加金融緩和恩恵銘柄、
決算を通過した好業績銘柄、割安、高配当、好取組、国策銘柄等、
ベタな物色で、コツコツと拾っていけばいいでしょう。

長期で構えたままの方については、今週は一服となっても、
消費税の引き上げ判断までは神の手が支えるでしょうから
明日以降、まさかのリスクオフにでもならない限り、王者の風格で構えておきましょう

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