不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
嵐は止まず・・・
こんばんは。

日本を横断した台風19号が辿ったルートを見ると、
ゼロ地場のラインである中央構造線にほぼ沿ったルートを通っており、
最近は火山の噴火もあっただけに、なんだか奇妙だなと・・・それだけですけどね。

さて、昨夜の米国は債券高にもかかわらずドル高、株価はマチマチとなり、
その他の国々も債券高にもかかわらず株高となり、
本格反発とは言い難い奇妙な動きを見せておりましたが。
本日の我が国も後場から強さを見せたことに対して、
奇妙な理由が飛び交っておりました・・・

日米株を始め世界的には割安であると・・・
確かにPERという数字で見れば割安というのは事実ですが、
米国では先日まで先走って来たドル高による足元の米企業業績への懸念があり、
見通しとしても、直近ではドル安に転じているものの、
将来的には利上げ(ドル高)へ向かうだけに、
米企業業績の見通しに対するドル高の影響への懸念もあります。

我が国も直近のドル安円高(ユーロ安も)が、想定為替レート水準に近付いており、
上方修正期待が徐々に剥げ落ちつつあります。

つまり米国は決算発表の真っ只中、国内は来週から決算発表が控えているだけに
現時点で上方修正期待が高まるか、決算発表を待って確認しないことには、
PERだけで割安と言うには無理があるということです・・・

まぁでも、昨年5月と12月の高値に比べると、今回の下げが始まった9月高値は、
バリュー面ではもちろんのこと、需給面でもテクニカル面においても、
過熱感が乏しかったのは事実ですから、
昨日の様に商いを伴いつつ、空売り比率も高水準な下げとなると、
セリングクライマックスとも言いたくなるのですが・・・

海の向こうはメリハリ無く、ただ単に商いの伴った下げが続いており、
米国は債券高が継続しているにも関わらずドル高となっていたり、
その他の国も債券高にも関わらず株が反発していたりと、
単なる嵐の真っ只中での一時的なリバウンドに過ぎないです。

そして我が国も過熱感がなかろうとも、さすがにここまで傷を負うと(下げてしまうと)、
黒田薬剤師の追加ドーピング(金融緩和)で痛みをごまかすなり、
ドクター安倍が傷口に塩を塗り込まず(消費税の追加引上げ)、
治療(規制緩和)と栄養補給(成長戦略)を施さない限り、
傷を回復する為の時間(日柄)も必要になってきます。

そういえば何やら日米のTPP交渉に進展があったとか・・・
先週行われた交渉の席において、甘利ーぱみゅぱみゅが、
「ふざけるな!」と怒鳴ったという武勇伝?も報じられていたので、
恫喝効果でもあったのでしょうか(笑)

塩ちゃん(塩崎厚労相)も社保審の年金部会に殴り込むとか、
ASEM首脳会議に出席する為にイタリアへと旅立った安倍ちゃんも、
「成長戦略で世界に貢献することをアピールしてくるで~」と言っており、
国民としては世界の前に日本へ貢献してくれとツッコミたいものの、
以上の通り、チーム安倍ちゃんマンは威勢の良さも初めておりますが・・・

とにかく繰り返しになりますが、米国と欧州を始め海の向こうについては、
嵐の真っ只中なので、昨日も書いた通り、
欧州はまず独の失速懸念が払拭され(ギリシャもヤバイですが)
米国はドル高によるマクロ、ミクロ(企業業績)での悪影響懸念が払拭されないと、
嵐は収まりそうにないです・・・
他にも資源国と新興国の動向、商品への資金流入(原油以外)、
エボラ騒動や地政学リスクもありますからね・・・

従ってまず目先としては、独の健康状態(経済指標)、
ドラギ薬剤師(ECB総裁)によるドーピング(金融緩和)の行方、
真っ只中の米企業決算と米経済指標において、
米国のミクロ面、マクロ面でのドル高の影響を確認し、
イエレン・オブ・女医トイの治療方針(金融政策の行方)の確認が必要です。

そしてこれらの確認をすることで、海の向こうの嵐が収まらないことには、
国内としてはアベクロの治療とドーピング期待なり、
企業業績に対する上方修正期待が高まらない限り、
セリングクライマックスはもちろん、嵐は収まっていないと言わざるを得ないです・・・

ちなみに本日の我が国ですが、2兆円を超える商いでの反発となったものの、
これまでの下げ局面に比べると非力な反発でおます(新興市場も同様です)。
空売り比率も36.4%と依然として強い売りのパワーがダラダラと継続しており、
ピンポイントな底打ち感は感じられまへん・・・

おや、先ほど発表された米小売売上高、NY連銀指数、バンカメの決算も低調、
エボラの二次感染者もまた現れていたり等により、米債が急伸し(米金利急低下)、
昨日のまやかしのドル高は当然の如く反転すると共に急速に円高が進行し、
先物は8月安値を捉えております・・・

ということで、明日のスタンスについては、特に変更はありませんけど、
主力大型株での持越し短期勝負については、以上にも書いた通り、
米欧の嵐は収まっていないので、せめてアベクロ&上方修正期待の高まりと共に、
商いの伴った反発とならない限り、その日限りの勝負に留めるのが無難でおます。
リバウンドを狙うのは御自由にどうぞ(追証売りもあるので御注意を)。

新興市場、2部での持ち越し短期勝負については、依然として薄商いが継続しており
追証売り懸念も残っているので、海の向こうの嵐云々というより、
シンプルに商いの伴った反発とならない限り、その日限りの波乗りが無難です。
ただし新興市場はネタが豊富ではありますので、商いの旺盛な個別に関しては、
イナゴの大群物色に合わせて波乗りするのは御自由にどうぞ。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、
シンプルに市場全体が8月安値を割るような事態とならない限り、
王者の風格で構えておけばいいのですが、
バイオを始め新興市場の当該銘柄は、マザーズはすでに8月安値割れなので、
一旦は撤退も視野に入れた方がいいです。
っつうか、すでに割れている銘柄も多いので、今さらな話であり、
不動産とバイオについては、言い続けているだけの戯言ですけどね(笑)
とは言っても、今週はバイオジャパンがあり、2Q決算を通過すれば、
来期業績へ目線が移り、バイオは法改正による来期からの収益化期待、
不動産はいずれ追加金融緩和も・・・と懲りずに言っておきます(笑)

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方については、
シンプルに市場全体が8月安値を割るような事態とならない限り、
高ROE、好業績(決算睨みの上方修正期待)、割安、高配当、好取組、国策銘柄等
ベタな物色で出遅れているものを中心に、気長に新規で拾っていけばいいのですが
見ての通り、TOPIXは8月安値を割っており、日経も安値を割るでしょうから、
即座に撤退することを視野に入れて動きましょう

長期で構えたままの方も、市場全体が8月安値を割る様な事態とならない限り
まだまだノイズレベルに過ぎないので、王者の風格で構えておけばいいのですが、
見ての通り、TOPIXは8月安値を割っており、日経も安値を割るでしょうから、
ノイズ程度だったとしても、以上にも書いた通り、傷の回復には時間も要するので、
調整が長引く(今月一杯?)ことでの資金拘束を嫌う方は、撤退しておきましょう。
もちろん撤退するにしても、明日の動きを見極めてからでいいでしょうけどね。

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コメント

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JINS PCメガネ一巡ですか。
つかさ | URL | 2014-10-16-Thu 00:14 [編集]
ドル円一時105円切る手前まで!
為替も先物も男前な下げ見せてますね。
米SQ通過までは無理かもしれませんね。

でもそろそろ初年度有効期限切れのNISA資金が動いてきそうな気がしますが?・・・
つかささんへ
マーケット番長 | URL | 2014-10-16-Thu 00:31 [編集]
> ドル円一時105円切る手前まで!
> 為替も先物も男前な下げ見せてますね。
> 米SQ通過までは無理かもしれませんね。
>
> でもそろそろ初年度有効期限切れのNISA資金が動いてきそうな気がしますが?・・・

個人のパワーで跳ね返して頂きたいものですが、
現在は個人が凌駕する時の様な商いではないですから、期待したいものですね。

結局は米国のサジ加減、デカイ金を動かしている人達の都合ですから、
彼らがなにをきっかけ(口実)に動くかですね。
シンプルにSQなのか、決算、FOMC、中間選挙なのか、
日々の状況を見ながら判断するしかなさそうです。

つかさ | URL | 2014-10-16-Thu 00:40 [編集]
濁流には逆らえない感じですね。
一番大きな米債市場を注視していくとします。

では おやすみなさいませ。
つかささんへ
マーケット番長 | URL | 2014-10-16-Thu 01:05 [編集]
> 濁流には逆らえない感じですね。
> 一番大きな米債市場を注視していくとします。
>
> では おやすみなさいませ。

ポロロッカのように逆流して頂きたいものですw
おやすみなさいませ。

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