不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
視界不良のまま、目先のヤマ場に突入・・・
こんばんは

今夜から始まるG20財務相・中央銀行総裁会議に出席する為に、
米国へ出張中の黒光りおじさん(黒田日銀総裁)が、
「追加金融緩和のオプションは他にも一杯ありまっせ~」
と円安批判があるかもしれないG20を前にして言っております・・・

一方、IMFの篠原副専務理事は、追加金融緩和は必要ないと言っており、
先日発表されたIMFの世界経済見通しでは、必要ならば追加金融緩和をやれと・・・

そのIMFの世界経済見通しでは、一部にバブルが見られると言ったものの、
皆既月食の夜に久々の登場となった満月頭おじさん(バーナンキ前FRB議長)は
ばーなんき (2)
「まだバブルではおまへんがな」と言ってみたり・・・

米金融政策については、昨夜のFOMC議事録では利上げが遠のくハト姿勢・・・
FOMCメンバー達の講演では、タカ、ハトまちまちの自己都合な発言・・・

以上の通り、金融政策等に対する要人の相反する発言が飛び交っており、
他にも経済指標等に対する見方や反応も色々ございますが・・・

結局はこれまで先走って来たドル高が一服し、ドル安が継続していることで、
世界的にはドル安による通貨高、株安債券高となっております・・・

そして日本を含め各国様々な事情があったり、
欧州株の深刻な下げを始め、地政学リスク等もありますが、
安倍ちゃんと黒光りおじさんへの期待効果が薄れている現状を踏まえると
シンプルに見れば・・・米金融政策によるドルのサジ加減(行方)次第と言えます。

個人的には・・・しつこいようですがエボラ出血熱の感染拡大だけは、
SARSや鳥インフルといった過去の伝染病を超えているとしか思えないだけに、
このまま感染拡大が続くようだと、テロへの悪用懸念も含め、
一体どれほどの影響を及ぼすのか推し量れず、不気味さが増すばかりです。

そして我が国ですが、昨日の記事でも書いた通り、
本日の引け後から明日に掛けては目先のヤマ場となります。

そんなヤマ場を前にした本日の日本株ですが、昨夜のゴリゴリな米株高を受けて、
ゴリゴリな米債高(米金利低下)によるドル安円高をものともせず、
堅調なスタートとなったものの、前引けにかけて下げ幅をジリジリと縮小し、
後場からはマイナスに転じ、引けに掛けては商いを伴って下げ幅を拡大し、
引け味の悪いほぼ安値引けとなりました・・・

空売り比率は3日の36.5%に次ぐ36.2%になっておりますので、
この水準辺りが底打ちなのかも判断し兼ねる状況となっております。

遅行線についても、先行して下抜けていたマザーズに続き、
(マザーズは8月安値(833.66)に迫る水準(868.03)で引けております)
TOPIX、2部、JQはザックリと下抜けてしまい、
日経平均もザックリとは言わないまでも下抜けており、
明日までのヤマ場で切り返せないようだと、
調整が長引くことになることを示唆しております。
(日米共に週足では下抜けておりませんけど、欧州は下抜けております・・・)

そんなヤマ場イベントですが、
まず引け後に発表されたファストリの決算は、
来期見通しについては市場予想通りの堅調な見通しとなり、評価すべき内容ですが
指数寄与度の最も高い銘柄であり、明日はSQを控えているので
いつもの如く業績とは関係ない動きになる可能性が高く、
しかも本日は必死のパッチで指数を下支えしていたこともありますから、
明日のSQ通過を機に、反動ということで大人の都合な下げに悪用されることも・・・
ただし朝方に発表された機械受注に続き、
引け後に発表された工作機械受注も好調な結果だったので、
同じく指数寄与度の高いファナックが物色される動きとなれば、
ファストリも追随する動きとなり、結果としてSQ通過をきっかけに、
継続している円売り先物買いの逆回転祭が閉幕し、
底打ちとなる展開も期待できますが・・・

しかしながら先にも述べた通り、現状はアベクロが動かない限り、
米金融政策によるドルのサジ加減(行方)次第の状況ですから、
サジ加減の行方がより明確となる今夜のフィッシャーFRB副議長を始め、
FOMCメンバーらの講演と米国債入札、新規失業保険(結果は良好でした)、
ドル高の影響が懸念され始めている米企業決算、
そして欧州市場が深刻な状況下でのドラギECB総裁の講演、
我が国の円安に対する批判が出るのか注目である今夜からのG20、
といったところが海の向こうでの目先のヤマ場となります。

以上の通り、これら国内外での目先のヤマ場を通過して、
米国では米金融政策とドルのサジ加減(行方)が明確になり、
欧州ではユーロ圏株の深刻な下げが止まり、
我が国では継続している円売り先物買いの逆回転祭が閉幕しないことには、
先にも述べた通り、調整が長引くことになり兼ねないです・・・
(来週はインテルを始め米企業決算テンコ盛り、我が国も三連休ですしね)

従って明日までの目先のヤマ場を通過して、
以上に書いたドルのサジ加減の行方を含めた懸念が払拭されなければ、
繰り返し書いておりますが、明日はシンプルに、
これまでの下げ局面での商いを上回る大商いでの反発にでもならない限り、
警戒モードは継続しておきましょう。

ということで、明日のスタンスについては、特に変更はありませんが、
主力大型株での週跨ぎの持越し短期勝負については、以上にも書いた通り、
シンプルにドル安一服相場が終わり、商いの伴った反発にならない限りは、
その日限りの勝負に留めるのが無難でおます。

新興市場、2部での週跨ぎの持ち越し短期勝負については、
薄商いが継続しており、マザーズは8月安値割れ寸前でもありますから、
シンプルに商いの伴った反発にでもならない限り、その日限りの波乗りが無難です。
ただし新興市場はネタが豊富ではありますから、商いの旺盛な個別に関しては、
イナゴの大群物色に合わせて波乗りするのは御自由にどうぞ。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、
シンプルに市場全体が8月安値を割るようなリスクオフとならない限り、
王者の風格で構えておけばいいのですが、
バイオを始め新興市場の当該銘柄は、マザーズが8月安値割れ間近なので、
一旦は撤退も視野に入れた方がいいです。
っつうか、すでに割れている銘柄も多いので、今さらな話であり、
不動産とバイオについては、言い続けているだけの戯言ですけどね(笑)
とは言っても、2Q決算を通過すれば、来期業績へ目線が移るので、
バイオは来期から収益化、不動産はいずれ追加金融緩和も・・・(笑)

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方については、
シンプルに市場全体が8月安値を割るようなリスクオフとならない限り、
高ROE、好業績(決算睨みの上方修正期待)、割安、高配当、好取組、国策銘柄等
ベタな物色で出遅れているものを中心に、気長に新規で拾っていけばいいでしょう。

長期で構えたままの方も、市場全体が8月安値を割る様なリスクオフとならない限り
まだまだノイズレベルに過ぎないので、王者の風格で構えておきましょう。

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