不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今夜からイベントラッシュへ突入・・・
こんばんは

昨夜の米国市場が引けた後、米国内で初のエボラ出血熱患者を確認・・・
医療関係者ではなく、感染拡大が起きているリベリアから、
米国に住む親族を訪ね(20日に)、その後に発症したようであり、
米政府曰く、親族以外の接触は確認されておらず、パンデミックはもちろんのこと、
米国内での二次感染者もいないようですけど・・・
そもそもこうもすんなりと出国して米国へ入国できるようだとすると、
テロに悪用されないかと心配になるばかりです。
そしてWHOが発表している感染者6574人というのも氷山の一角のようですから、
テロじゃなくとも何らかの理由で出国した人はどれだけいるのやら・・・
村や町を封鎖するように主権国家を丸ごと封鎖するわけにもいかない上に、
封鎖した所で国境線がテキトーな国でもありますからね・・・
とにかく米国はもちろんのこと、日本を始め人口の多いどこかの国の大都市にて、
二次感染者が現れない事を祈るのみです。

さて、本日のマーケットですが、
寄り前に発表された日銀短観に対する曖昧な解釈、
今夜からの海の向こうでのイベントラッシュを控えた様子見、
為替が6年ぶりに110円台へと突入することになった円安の下支え、
昨夜の米株が商いの伴った下げになったこと、香港の民主化デモへの警戒感・・・
といった好悪材料が入り混じる中、
日経、TOPIXの下げは、前日安値を割らずに踏み止まっており、
商いについても前日までの上げ局面での商いを上回ることもなく、
空売り比率も31%と大きく振れることはなく、
意外と売り圧力は膨らまず、限定的な下げに留まっていると言えるのですが・・・

新興市場・2部は投げ売りとも言える大幅安となっており、JQと2部は薄商いながら、
マザーズは商いを伴って下げており、遅行線もザックリと下抜いております・・・
今夜からの海の向こうでのイベントラッシュが低調な結果となると、
主力大型の代わりに物色・・・という展開にはならず、
火に油となって、売りが売りを呼ぶ展開が助長されてもおかしくないです・・・
かといって、今夜からのイベントラッシュが堅調な結果となり、
主力大型株へ資金が集中すると、新興は蚊帳の外になる可能性もあるので、
本日の傷を回復するだけの商いの伴った反発を見せない限り、
新興のダメージは続くことになり兼ねないです・・・

まずは今夜のADP雇用とISM製造業を受けて、
米株はもちろんのこと、明日の新興を含めた日本株の動きは注目でおます。

まぁでも、中長期的な強気見通しには変わりはありまへんので、
あくまで今週一杯という目先だけの話ですけどね。

ということもあり、本日発表された日銀短観を改めてザックリと確認すると、

 (大企業・製造業)
  ・足元DI   プラス13(前回調査から1ポイント改善)
  ・先行きDI プラス13(前回調査から横ばい)

 (大企業・非製造業)
  ・足元DI   プラス13(前回調査から6ポイント悪化)
  ・先行きDI プラス14(前回調査から1ポイント改善)

 (大企業・全産業)
  ・足元DI   プラス13(前回調査から3ポイント悪化)
  ・先行きDI プラス14(前回調査から1ポイント改善)

DIについては、足元が非製造業と全産業が悪化したものの予想は上回っており、
先行きDIについては改善が見られるので、意外と堅調な結果だったと言えます。

 (ちなみにDIと業績の連動性は意外と高いので、足元、先行き共に堅調な業種は、
  当然ながら2Q決算上ブレ期待と通期予想の上方修正の可能性は高いです。
  足元と先行き共に良い業種をざっとピックアップすると、
  窯業・土石製品、非鉄金属、汎用機械、生産用機械、電気機械、自動車、
  加工業種建設、情報サービスといったところです。
  先行きが良い業種は、木材・木製品、金属製品、小売、宿泊・飲食でおます。
  それ以外には、通信の右肩下がりは、やや気掛かりではあります)

設備投資計画については、大企業の製造業、非製造業、全産業共に、
前年度比で増加しており、前回調査から増加しております。

やや気掛かりなのは14年度の売上・収益計画です・・・。

 (売上高)
  ・大企業・製造業   前年度比1.2%増(前回調査から0.1%マイナス)
  ・大企業・非製造業 前年度比2.2%増(前回調査から0.1%プラス)
  ・大企業・全産業   前年度比1.8%増(前回調査から横ばい)
  ・全規模・全産業   前年度比1.0%増(前回調査から0.2%プラス)

 (当期純利益)
  ・大企業・製造業   前年度比4.3%増(前回調査から2.8%プラス)
  ・大企業・非製造業 前年度比0.8%減(前回調査から1.3%プラス)
  ・大企業・全産業   前年度比1.7%増(前回調査から2.0%プラス)
  ・全規模・全産業   前年度比1.6%増(前回調査から1.5%プラス)

以上の通り、大企業の売上高が足踏みながらも、純利益は改善しているのですが
14年度の想定為替レートが通期1ドル100.73円(前回100.18円)、
上期100.83円(前回100.14円)、下期100.63円(前回100.23円)、
というように、かなり厳しく設定しているだけでなく、、
回答期間中(8月27日~9月30日)の為替水準から見ても、
もっと純利益見通しが増加してもいいのですが、
企業側の控えめというか慎重な見通しはやや気掛かりではあります。

しかしながら現在は、調査期間中よりも円安がゴリゴリと進行しておりますので、
上方修正余地はさらに高まっていると言えます。

そんな上方修正期待の高まっている国内決算が、10月下旬から始まるのを前に、
今夜はADP雇用リポート、ISM製造業、明日は短観に続く企業物価見通し、
明晩はECB理事会、週末は米雇用統計、週明けは日銀金融政策決定会合、
8日からは米企業決算が開幕、28-29日には次回FOMCを控えており、
香港、イスラム国、ウクライナでの地政学リスクも継続しているので、
いずれかのイベントを機に、現在の先走りとも言えるドル高が一服することで、
円高へと傾かない限り、上方修正期待は継続します。
もしドル高が一服して円高に傾いたとしても、短観の想定為替レートを割らない限り、
決算への懸念が台頭することもないでしょう。

そして本日の日銀短観が低調だったと言う解釈になったとしても、
それはそれで追加金融緩和期待が高まることになり、
明日に発表される日銀調査の企業物価見通しも低調な結果になると、
さらに追加金融緩和期待は高まり、週明けの黒い会合で動く可能性も高まるので、
少なくとも本日の日銀短観については、悲観的に見る必要までは無いでしょう。

従って、中長期的なスタンスとしては、以上に書いたことに加え、
安倍ちゃんマンの政策期待も継続しておりますので、
強気な見通しに変わりはないですが、
目先としては今夜から開幕するイベントラッシュによって、
短期的には振り回される展開となるでしょう。

ということなので、明日のスタンスについては、特に変更はありまへんが、
主力大型株での持越し短期勝負については、週末までイベントラッシュが続くので、
よっぽどの大商いでの反発にでもならない限り、
少なくとも週末までは、その日限りの勝負に留めるのが無難です。

新興市場、2部での持ち越し短期勝負については、先にも述べた通り、
本日の下げでによって傷が深くなっており、商いの伴った反発にでもならない限り、
傷は癒えないので、その日限りの波乗りが無難です(特にマザーズは御注意を)。
ただし新興市場はネタが豊富ですから、商いの旺盛な個別に関しては、
イナゴの大群物色に合わせて波乗りするのは御自由でにどうぞ。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、
市場全体が8月安値を割るようなリスクオフとならない限り、
王者の風格で構えておけばいいですが
バイオについてはバイオの秋祭の賑わいがイマイチながら、
秋は学会シーズン、週明け早々にはノーベル賞の発表も控えており、
さらに改正薬事法を含め15年度からの難病新薬の審査も半年に短縮となります。
不動産についても不動産関連指標が低調なのは織り込み済みであり、
いずれは日銀も動くでしょうから、下げたところは拾っていけばいいでしょう。

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方についても、
市場全体が8月安値を割るようなリスクオフとならない限り、
高ROE、好業績、割安、高配当、好取組、国策銘柄等のベタな物色で、
出遅れているものを中心に新規で拾っていけばいいでしょう。

長期で構えたままの方も、市場全体が8月安値を割る様なリスクオフとならない限り
王者の風格で構えておきましょう。


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