不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
火薬の匂いと共に・・・
こんばんは。

ローソンでカドが丸いティッシュなるものが売っていたので買ってみると、
てっきりやさしい肌触りか何かと思っていたら、
箱の角が丸いだけのティッシュでした・・・
なにやらやさしさを求めた角の丸さだそうです・・・アホちゃうか。

さて、そんなローソンティッシュの箱の様に丸くなったと言われていた米国が、
ついにイラクに陣取っているイスラム国だけでなく、
シリアに陣取る勢力への空爆も開始したと発表しており、さらに英仏だけでなく、
サウジ、UAE、ヨルダン、バーレーンまでが作戦に参加しております。

御存知の通りイスラム国はイスラム教スンニ派の武装組織ですが、
作戦に参加しているサウジとヨルダンもスンニ派、UAEも大半がスンニ派、
バーレーンは国民の大半がシーア派ながら、政治を牛耳っているのはスンニ派、
ちなみに米国が支援しているイラクは混在しているものの現在はシーア派政権、
核協議で欧米諸国と揉めているイランも穏健派とは言えシーア派、
シリアのアサド政権もシーア派・・・
シーア派、スンニ派の中でも細かく分かれているようですが、
もはや宗派対立というのも疑いたくなる対立構図となっております・・・

更に長年イラク、トルコと対立しているクルド人勢力には欧米諸国が武器を提供・・・
ついでにいえば、もともとイスラム国と同じだったシリアの反政府組織にも、
欧米諸国は武器を提供しており、しかもその反政府組織のリーダーは、
アサド政権打倒の暁には、武器を提供して貰っている米国が後ろ盾のイスラエルを
殲滅すると公言している始末・・・もはや中東はカオスです。

そして結局は米国がアフガンで支援していたビンラディンが、
最後はアルカイダを組織して、米国の対テロ戦争の象徴となったように、
もともとはシリアで反アサド政権勢力として米国に支援されていた組織の一部が、
いつのまにやらアルカイダよりも進化したイスラム国という組織となり、
米国の新たな対テロ戦争の象徴となっているとは・・・

これらのカオス状態は、
米国が宗派や民族への配慮無く進めた中東のエネルギー政策が原因ですけど、
米国でシェール革命が起きた今では、
ただの戦争をする為の飯のタネ作りと言われても仕方ない矛盾ばかりです。

かといって、このように誰が得しているんだという見方をしたところで、
イスラム国のやり方も許されるものではないだけに厄介な問題です。

明日からは開催中の国連総会の中で、対イスラム国の協議が安保理でも始まり
一方でイスラム国は米国が主導する有志連合に参加する国の国民に対し、
報復をするとの声明も出しており、本日の空爆開始も含め、
泥沼化の火蓋が切られたとも言える状態です。

なにやらイラクでもシリアでも無く、アルジェリアでフランス人が拘束されており、
以前には日揮の事件もあっただけに、再び日本人が標的にされないのか心配であり
すでにシリアで拘束されてる日本人の安否も気掛かりではあります。

さらに明日からはイスラエルとパレスチナの停戦協議も再開され、
ウクライナ問題を巡る対ロシア追加制裁も協議され、
ロシアとウクライナの天然ガス交渉も26日から再開される予定です。

他にもイエレンでは無く、イエメンでも首相が辞任する反政府運動が起きており、
狩野英孝のラーメン、つけ麺、僕イケメンやないけど、
イエレン、イエメン、僕イケメンとばかりに、イケメン皇子揃いとも言われるUAEで、
よからぬことでも起きるのかとも思ってしまいますが・・・笑えないです。

狩野英孝な流れは冗談としても、スコットランドとスペインの独立騒動、
中東のカオス状態とも相まって、アラブの春・シーズン2の幕開けだけでなく、
各国の自治州による勝手に独立祭が開幕しないことを祈るのみです。

以上の通り、スットコドッコイランドの独立騒動が収まり、
ウクライナとイスラエルの地政学リスクも落ち着いている中、
イスラム国に対する地政学リスクがキナ臭さを増しております。

ちなみに当事者でもある中東諸国市場は、昨日も本日も
株・債券共にマチマチ、通貨だけは通貨安でおますが、
通貨安は中東諸国だけでなく、新興国・資源国も同じですから、
イスラム国の地政学リスクによる有事のドル買いだけが原因とも言えまへん。

昨夜の米国市場も地政学リスクというよりは、アリババの下落、
中古住宅販売が市場予想を下回ったこと、中国の追加景気対策しまへん発言、
これらが悪材料とされての米株安ではありましたが、
住宅指標の悪さは結果的に、市場にはやさしいFRBのハト姿勢が強まるだけであり
中国云々に至っては、当の中国市場が本日もトリプル高ですから、
単純に先週末の米MSQが高値で通過したこと、
同じく先週末に上場したアリババが昨日も下落したことが大きいと言えます。
商いについてはボチボチなので、下げの大商いという訳でも無いです。

米債券は住宅指標の悪化によるハト姿勢の強まりとNY連銀総裁のハト発言もあり
債券高(米金利低下)になったとも言えますが、
これまた先週末までの債券安(米金利上昇)の反動と言った方が妥当でしょう。

ドルについては対円を始め主要通貨に対してはやや軟調に転じながらも、
新興国・資源国通貨に対してはドル高が継続しており、
有事のドル買いなのかは微妙なところですけど、
依然として米債の動きから乖離したドル高基調は継続していると言える水準です。

が、しかし・・・

本日(現在)は、対円を含む主要通貨だけでなく、
新興国・資源国通貨に対してもドル安に転じており、
昨日に続いて米債高(米金利低下)が進行しているせいで、
単純にドル安が進行しているだけとも言えるのですが・・・
現在は欧州株も昨日に続いて大きく下げており、米先物も下げておりますので
米MSQ、アリババ上場、イスラム国への空爆と直近の株高・債券安とも相まって、
有事のドル買いから世界的な株安・債券高(米債高・ドル安)となり、
金も買われているだけに、以前の様なリスク回避と言える動きではあります。

そして我が国目線でも、ドル安円高が進行しており、
CME日経平均先物も16000円を割る場面があり、
このままの流れで明日を迎えると、大幅安の連休明けとなりそうです。

今のところは先走っていたドル高と米金利上昇(米債安)にブレーキが掛かり、
我が国も金融政策に反する金利上昇(債券安)が収まり、
ついでにアリババの下げによるハゲバンク安によって、
直近では先走っていた先物にブレーキも掛かるので、ちょうどいいガス抜きであり、
一方ではアベちゃんによる必死のパッチの株高政策、黒い追加緩和期待に加え、
配当物色もあるので、せいぜい明日だけかなとは思っております。
(そういや明日は新月が15時14分という微妙な時間です。)

しかしながらイスラム国に対する地政学リスクの緊張が更に拡大すると共に、
踏ん張っている中東市場も崩れ、欧米株が商いを伴った下げに転じ、
明日の我が国も先走っていた先物だけでなく、
TOPIXも巻き込んだ商いの伴った下げになるようだと、
警戒モードは高めた方がいいでしょう。

ということで、明日のスタンスについては、
今のところ中長期的な強気見通しに変更はないものの。
主力大型株での持越し短期勝負については、商いの伴った下げでなければ、
明後日の配当取りを見据えての勝負はありですが、
商いの伴った下げになるようであれば、その日限りの勝負に留めておきましょう。

新興市場、2部での持ち越し短期勝負は、地政学リスク云々とかではなく、
シンプルに商いの伴った上昇にならない限り、その日限りの波乗りが無難ですが、
新興市場はネタが豊富ではありますから、商いの旺盛な個別に関しては、
イナゴの大群物色に合わせた波乗りは御自由にどうぞ。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、
市場全体が8月安値を割るようなリスクオフとならない限り、
王者の風格で構えておけばいいですが
バイオについてはバイオの秋祭の賑わいがイマイチながら、秋は学会シーズン、
ノーベル賞も10月控え、改正薬事法を含め、
15年度からの難病新薬の審査も半年に短縮となり、
不動産についても不動産関連指標が低調なのは織り込み済みであり、
いずれは日銀も動くでしょうから、下げたところは拾っていけばいいでしょう。

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方についても、
市場全体が8月安値を割るようなリスクオフとならない限り、
高配当、高ROE、好業績、割安、好取組、国策銘柄等のベタな中で、
出遅れているものを中心に新規で拾っていけばいいでしょう。

長期で構えたままの方も、8月安値を割るようなリスクオフとならない限り
王者の風格で構えておきましょう。


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