不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
エアーKならぬエアー日経、テニスもSQもメジャーなだけに・・・
こんにちは!

なんと錦織圭選手が世界ランク1位のジョコビッチ選手とのユニクロ対決を制し、
全米オープンテニスで決勝進出を決めました!
4大メジャー大会では日本人初の快挙ですから、
今週は株式市場でも年に4度のメジャーSQを控えており、
指数寄与度の最も高いユニクロと共に先物主導で突っ走り、
しかも雇用統計を経て債券高が続きそうなだけに、薄商いも続くでしょうから、
フワリとエアーK!ならぬエアー日経!テニスもSQもメジャーだけに・・・

そういえば指数寄与度の高い3兄弟のソフトバンクもアリババ上場を控えており、
今週からアリババのロードショーが始まり、同じく3兄弟のファナックも、
9日の工作機械受注と10日機械受注、11日の中国CPI&PPIを控えており、
ついでに言えばNT倍率、裁定買い残、信用買い残は、
昨年5月と12月の水準に比べると低水準ですから、
シンプルながら意外とリアルな展開なのかという気もしますが・・・

たった今、頭に浮かんだことを書いているだけなので、
さすがにこれで記事は終わりという訳にもいかないので、週末の状況に加え、
以下の今週のスケジュールも加味しながら、改めて今週の展望を占って参ります。
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国内海外
8(月)7月国際収支(8:50)中国8月貿易収支
4-6月期GDP・改定値(8:50)独7月貿易収支(15:00)
8月景気ウォッチャー調査(14:00)独7月経常収支(15:00)
8月企業倒産(13:30)スイス8月消費者物価(16:15)
ポルトガル4-6月期GDP・改定値(19:00)
安倍首相がスリランカ、バングラディシュ歴訪米7月消費者信用残高(28:00)
 ※6-8日ロシア4-6月期GDP・改定値
岸田外相がドイツ訪問(8-10日)
黒田日銀総裁がスイス出張(7-10日)米・ウクライナ軍が海上演習(8-10日)
 ※国際決済銀行総裁会議等に出席対露追加制裁をEU加盟国が承認予定
 ※中曽日銀副総裁も出席(8-10日) ※制裁内容は9日のEU官報に掲載
IAEAが福島第一の海水調査(8-14日)TPP首席交渉官会合(1-10日)
経済同友会が北京に代表団派遣米議会再開
欧州議会委員会会議
中秋の名月日本・米国中西部会日米合同会議(7-9日)
家電見本市「IFA」(独:5-10日)
(決算)Bガレージ、アルトナ、学情アリババ上場に向けた投資家説明会開始
ストリーム、アールエイジ、ミライアル ※19日上場予定
萩原工業、トーホー、ADR
(休場)上海(中秋節)、台湾、マルタ
9(火)日銀金融政策決定会合議事要旨(8:50)仏7月貿易収支(15:45)
 ※8月7-8日開催分仏7月財政収支(15:45)
7月第三次産業活動指数(8:50)南ア4-6月期経常収支(17:00)
8月マネーストック(8:50)英7月貿易収支(17:30)
8月消費動向調査(14:00)カナダ8月住宅着工件数(21:15)
8月工作機械受注・速報値(15:00)メキシコ8月消費者物価(22:00)
英国立経済研究所(NIESR)GDP(23:00)
閣議米7月JOLT求人件数(23:00)
黒田日銀総裁がスイス出張(7-10日)
 ※国際決済銀行総裁会議等に出席マレーシア航空機撃墜事件中間報告(17:00)
 ※中曽日銀副総裁も出席(8-10日)アップル「新型iPhone」発表イベント(26:00)
農産物関税日米実務者協議(9-10日) ※腕時計型端末の発売は延期とも
第2回日露フォーラム(モスクワ:9-10日)TPP首席交渉官会合(1-10日)
日本ブラジル経済合同委(9-10日)日独外相会談
日本・米国中西部会日米合同会議(7-9日)
2市場信用取引残高米国議会選挙予備選(デラウェア州他3州)
家電見本市「IFA」(独:5-10日)
30年国債入札(12:45)フィンランド中銀リカネン総裁、公聴会に出席
英中銀カーニー総裁講演(17:30)
満月(10:38) ※スーパームーンタルーロFRB理事、上院議会証言(23:00)
(決算)菊池製作、サーラ住、イハラケミ北朝鮮建国記念日
ビットアイル、テックファーム、日ビューホ
米3年国債入札(26:00)
(休場)香港(中秋節振替)
10(水)8月国内企業物価指数(8:50)仏7月鉱工業生産(15:45)
7月機械受注(8:50)トルコ4-6月期GDP(16:00)
7月産業機械受注(11:00)ギリシャ8月消費者物価(18:00)
気象庁エルニーニョ監視速報(14:00)ポルトガル8月消費者物価(19:00)
米MBA住宅ローン申請指数(20:00)
日朝外務省局長級会議(スイス:10日-)米7月卸売在庫(23:00)
黒田日銀総裁がスイス出張(7-10日)米週間原油在庫(23:30)
 ※国際決済銀行総裁会議等に出席
 ※中曽日銀副総裁も出席(8-10日)バーナンキ前FRB議長講演
原子力規制委が九電川内原発の夏季ダボス会議(10-12日、天津)
 再稼働合格通知を発行予定TPP首席交渉官会合(1-10日)
農産物関税日米実務者協議(9-10日)G20雇用労働相会議(10-11日)
第2回日露フォーラム(モスクワ:9-10日)家電見本市「IFA」(独:5-10日)
日本ブラジル経済合同委(9-10日)
第2回日ブラジル貿易投資促進・米10年国債入札(26:00)
 産業協力合同委員会(10-11日)
日本移植学会総会(10-12日)
岩田日銀副総裁挨拶(10:30)
労働政策審議会労働条件分科会(17:00)
プログラム売買状況
(決算)イーブック、神島化、Drシーラボ
シーシーエス、コーセル
11(木)7-9月期法人企業景気予測調査(8:50)中国8月消費者物価(10:30)
8月都心オフィス空室率(11:00)中国8月生産者物価(10:30)
豪8月失業率(10:30)
第2回日ブラジル貿易投資促進・独8月消費者物価・確報値(15:00)
 産業協力合同委員会(10-11日)仏8月消費者物価(15:45)
イノベーション・ジャパン2014(11-12日)トルコ7月経常収支(16:00)
メリル リンチ ジャパン カンファレンス9月ECB月報(17:00)
日本移植学会総会(10-12日)ギリシャ8月失業率(18:00)
日本脊髄障害医学会(11-12日)米新規失業保険申請件数(21:30)
米8月財政収支(27:00)
尖閣諸島国有化から2年
バローゾ欧州委員長講演(18:00)
対外対内証券売買契約等の状況(8:50)ドラギECB総裁講演(28:00)
投資主体別売買動向夏季ダボス会議(10-12日、天津)
アジア欧州会議(ASEM)財務相会合(-12日)
5年国債入札(12:45)G20雇用労働相会議(10-11日)
イランが英独仏それぞれ2国間での核協議
(IPO)ジャパンインベストメントアドバイザー国際捕鯨委総会(11-18日、スロベニア)
NZ準備銀行政策金利発表(6:00)
(決算)綜合HD、テンポス、アゼアスインドネシア中銀政策金利発表(13:00)
TYO、オハラ、石井表、ウインテストフィリピン中銀政策金利発表(17:00)
オービス、TASAKI、小林産
アルデプロ、イオンリート、日本ロジ911米国同時多発テロから13年
米30年国債入札(26:00)
12(金)7月鉱工業生産・確報値(13:30)仏7月経常収支(15:45)
スペイン8月消費者物価(16:00)
閣議イタリア8月消費者物価・確報値(18:00)
女性が輝く社会に向けた国際シンポジウムユーロ圏7月鉱工業生産(18:00)
 ※12-14日開催ユーロ圏8月消費者物価・確報値(18:00)
 ※安倍首相講演(13:30)インド8月消費者物価(21:00)
 ※ラガルドIMF専務理事出席米8月小売売上高(21:30)
黒田日銀総裁講演(15:05)米8月輸入物価(21:30)
国債市場特別参加者会合(16:00)米9月ミシガン大消費者信頼感・速報値(22:55)
イノベーション・ジャパン2014(11-12日)米7月企業在庫(23:00)
日本移植学会総会(10-12日)
日本脊髄障害医学会(11-12日)ユーロ圏財務相会合
欧州、ウクライナ、ロシア貿易協議
メジャーSQ夏季ダボス会議(10-12日、天津)
アジア欧州会議(ASEM)財務相会合(-12日)
SBが4000億円の個人向普通社債発行国際捕鯨委総会(11-18日、スロベニア)
 チリ中銀政策金利発表(7:00)
四季報発売日韓国中銀政策金利発表(10:00)
ロシア中銀政策金利発表(18:00)
(決算)エイチーム、モルフォ、エニグモ
ザッパラス、フリービット、ジャストプラシカゴ通貨先物非商業ポジション
インスペック、3Dマトリックス、鳥貴族LTRO返済予定額発表
ミサワ、メガネスーパ、ロングライフ
ウエスコHD、ナイガイ、京王ズ、大盛工
明豊エンタ、アスクル、ファーマフーズ
東京ドーム、稲葉製作
森ヒルズR、コンフォリア、東急RE
13(土)8月中国鉱工業生産(14:30)
8月中国小売売上高(14:30)
8月中国都市部固定資産投資(14:30)
EU財務相会合
14(日)北海道根室市長選投開票ロシア統一地方選
独ブランデンブルク州などで州議会選
スウェーデン総選挙
15(月)敬老の日ユーロ圏7月貿易収支(18:00)
米9月NY連銀製造業景気指数(21:30)
米8月鉱工業生産(22:15)
国際原子力機関(IAEA)理事会(15-19日)
リーマンショックから6年

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★雇用統計を経て

 週末の雇用統計は、イエレンのこだわる雇用の質も含めてイマイチな結果となり
 FRBの利上げ観測が遠のき、ハト姿勢の継続観測が再燃(低金利継続)・・・
 NATO首脳会議等の地政学リスクイベントは、
 表面的には進展したものの雲が晴れるにまでは至らず・・・

 雇用統計発表直後は、利上げ観測が遠のいたことで、
 ゴリゴリの米債券高となったものの、引けに掛けては横ばい水準にまで戻しており
 米債券高にも上値の重さは感じられるので、FOMCまでは債券安にならずとも、
 ゴリゴリと米債券高が進むことも無いでしょう。
 
 ドルは有事のドル買い要素もあったのか、
 先週は債券を置き去りにしての堅調ぶりだったこともあり、
 引けにかけての債券安には連動せず、雇用統計発表直後からのドル安を維持・・

 米株はハト姿勢の継続自体は株価にやさしい政策でもあるので、
 反発して引けておりますが、債券高が燻ぶっていることもあり薄商いです。

 ということなので、期待していた週初からの程良い米債安の継続は、
 雇用統計後に利上げ観測が遠のいたことで、ポシャっております。
 そしてFOMCまでは債券が高値圏でもみ合うでしょうから、
 株高になるにしても、世界的な薄商いでの株高・債券高が続きそうです。


★地政学リスク

 世界的な債券高要因の一つである地政学リスクについても、
 ウクライナと親ロシア派の停戦合意はロシアとの合意では無く、
 あくまで親ロシア派との合意であり、
 米国とEUも対ロシアの追加制裁は予定通り実行するようであり、
 5日のNATO首脳会議においても有事に備えた「即応部隊」創設で合意、
 親ロシア派も停戦合意後に攻撃していたりと、停戦合意は名ばかりというか、
 誰も信用していないというか、竹中直人の笑いながら怒る人状態でおます。

 イスラム国については、金融政策が抜け駆けの出口に向かいつつある米英が、
 率先してイスラム国に「正義の鉄槌」を下すとの強硬姿勢を示しており、
 各国に同意を求める圧力をかけ始めております・・・
 米国は米議会の再開と11月には中間選挙も控えており、
 オバマの発言も日増しに語気が荒くなっており、緊張が高まっていると言えます。

 イスラエル・パレスチナ情勢については、無期限の停戦合意以降、
 特に緊張が高まることもなく、落ち着いております。

 市場の反応としては、ロシア市場のトリプル安は直近では反発しており、
 ウクライナ市場も株安、通貨安が直近では反発しております。
 両国共にCDSも低下中です。

 ユーロ圏以外の欧州市場は、ほぼ債券高と通貨安、
 株価はバルト三国が軟調、一部の国がやや出遅れているもののほぼ高値圏。

 中東市場もほぼ債券高、通貨安(イラク以外)、
 株価はパレスチナ、レバノン、ヨルダン以外は高値更新or高値圏

 商品は銅だけが踏ん張っているものの、金、原油始め商品安。CRB指数も低迷。
 ついでにVIX指数も低水準です。

 以上の通り、当事国及び当事国周辺市場の緊張感自体は、
 先週よりも和らいでおります。
 
 今週としては 明日から始まる米・ウクライナ軍の海上演習、
 明日にEU加盟国が承認する予定の対ロシア追加制裁、
 9日は蘭政府のマレーシア航空機撃墜事件の中間報告、
 12日は欧州、ウクライナ、ロシア貿易協議、
 そして引き続きウクライナと親ロシア派の停戦合意が順守されるのか、
 イスラム国に対する欧米の強硬姿勢が更に高まるのか・・・といったところですが、
 地政学リスクだけは蓋を開けてみないことにはわからないので、
 市場の反応も含めて横睨みするしかないです。
 今のところは市場の耐久力自体は増しているとも言えますが・・・


★中国、その他新興国・資源国(アルゼンチン含む)

 新興国・資源国については、先週はドルが堅調だったにもかかわらず、
 概ね通貨高を維持しており、かつての様なドル麻薬中毒の様な症状は見えず、
 株価も堅調、債券は世界的な債券高もあって堅調であり、
 インド、インドネシア、タイ、ブラジル、メキシコ、豪州はトリプル高でおます。
 他の国も概ね株価は高値更新or高値圏であり、これといった不穏な動きは無く、
 新興国への資金流入が継続していると言えます。   

 今週は各国の中銀が金融政策決定会合を開くので、
 これを機に新興国から先進国への資金シフトも多少は期待できますが・・・

 アルゼンチンは依然として財政問題が片付いておりまへんが、
 株価はビンビンに高値を更新しており、債券と通貨はブっ壊れながらも反発・・・
 ほっときましょう。

 中国はバブルが崩壊するする詐欺状態であり、実際によろしくもないでしょうけど、
 株高、債券安、通貨高、SHIBORも落ち着いており、CDSも低水準であり、
 上海株は割安ですから、市場の反応としては緊張感どころか、
 以外に真っ当な動きというのも事実です。
 今週は明日の貿易収支、11日のCPI&PPI、休日である13日の経済統計が、
 重要イベントであり、低調な予想もありますが、ほんまにバブル崩壊とならない限り
 市場にダメージを与える程ではないでしょう。

 エボラ出血熱については、WHOもお手上げ状態なので、
 早くて11月とも言われる未承認薬の投与までは収まらないでしょう・・・
 しかしながら先進国の大都市で二次感染者が出たり、
 イスラム国等の自爆テロに悪用されない限り、市場への影響は軽微でしょう。

★ユーロ圏

 雇用統計後の米債安の戻しを受けても、ドラギの利下げが効いており、
 債券高を維持しております(ユーロ安基調も継続)・・・
 株価はポルトガル、ギリシャ、オーストリアは出遅れているものの
 その他の国は高値更新or高値圏に迫っております。

 ユーロ圏は日本と同様、米国と金融政策の方向性が違う上に、
 利下げをしたばかりなので、米債の様に債券高が頭打ちとまでは言いませんが、
 利下げと更なる追加金融緩和によるユーロ圏経済の下支えという解釈もあり
 さすがにこれ以上の債券高(ユーロ安)の余地は限られているでしょう。

 今週としては相変わらず低調な経済指標が足を引っ張ったり、
 11日のドラギ講演が債券高圧力を強めるかもしれませんが、
 地政学リスクが落ち着くと、限定的ながらも債券安(ユーロ高)へと傾き、
 株価は素直にドラギの睨みを好感しての株高となりそうですから、
 今週は経済指標よりも地政学リスクの方に反応しそうです。
 従って、地政学リスクの項でも書いた通り、9日までは上値が重そうであり、
 それ以降は地政学リスクの状況次第となってしまいますが、
 株高・債券小幅安(ユーロ小幅高)となる可能性は高いでしょう。

★米国

 先週末時点の状況は、雇用統計の項でも書いたので、詳細は割愛しますが、
 今週は米債高が継続するのか、再び米債安となるのかが焦点でおます。
 米債安(米金利上昇、ドル高)となっても、少なくとも16-17日のFOMCまでは、
 地政学リスクも悪用され、金利が急騰(米債急落)することはないでしょうから、
 いずれにせよ株高基調は続くことになります・・・
 債券高だと株式市場の薄商いも継続し、これまでも薄商いでのヒョロ上がりなので
 些細なイベントでも動く可能性はありますが・・・

 今週の経済指標としては、週末の小売売上高、ミシガン大指数がメインですが、
 明日から米議会が再開され、財政プロレスのゴングが鳴る可能性もあり、
 同じく明日から19日上場を目指してのアリババのロードショーが始まり、
 9日はアップルの新型iPhone発表イベントとタルーロFRB理事の議会証言、
 地政学リスクについては、中間選挙と明日からの米議会再開を前にして
 特にイスラム国へ強硬姿勢が強まっており、地上軍を派遣することが決まると、
 さすがに騒ぎが大きくなり、市場も反応することにはなるでしょう。
 今週は911も控えており、一応、9月はリーマンショック等の金融危機等も、
 多い月ではありますから・・・気にし過ぎても仕方ないですけどね。
 ついでに史上最高値更新というのも、更新する度に騒がなければいけないので、
 これまた気にする必要はないと言うか、騒いでる時点で下がる事もないでしょうけど、
 来週はFOMC、米MSQ、アリババ上場を控えているだけに、
 過剰な値動きに対する心構えだけはしておきましょう。

 ということで、今週としては来週のイベントに備えた様子見に加え、
 経済指標も週末の小売売上高くらいであり、米債高も継続するでしょうから、
 地政学リスクやアップルイベント等の今週のイベントで騒ぎが起きなければ、
 薄商いながらも株高・債券の高止まり基調が続くでしょう。

★日本

 冒頭で書いたことに加え、テクニカル的にも日経、TOPIXは三役好転、
 マザーズは遅行線が下抜けたものの、東証2部とJQはとっくに三役好転済です。
  (※ダウ、S&P500、ナスダック、ドル円も三役好転済でありますが、
   ユーロ円は三役逆転入りしております。)

 さらに現在の為替水準と想定為替レートの差は拡がっているので、
 業績拡大期待が膨らんでおり、現在のPER以上に割安度も増しており、
 日本よりもロシア、中国、香港、ブラジル、トルコ、ノルウェー、ハンガリー、
 イスラエル、独、英は割安と言えど、
 ノルウェー、ハンガリー、イスラエル、独、英は13~14倍台なので、
 現在の円安を考慮すれば遜色はなく、世界的にも割安と言えます。

 そしていつも書いている通り、安倍ちゃんマン政権は消費税を引き上げる為に、
 7-9月期の経済指標(GDP以外も)を押し上げ、決断をする12月までは、
 株価も押し上げておかなければならないという都合もあり、
 今月中に発表されるGPIF改革を含めた景気対策、閣僚の口車等の神の手、
 黒ちゃんの追加金融緩和期待もあります。
 (神の手は先日の記事でも書いた通り、やや弱まったという見方もできますが・・・)

 そんな神の手と黒い手以外の上記の部分では、
 昨年5月と12月高値に比べるとまだまだ低水準ですから、過熱感はありまへん。

 気掛かりな点としては、我が国の債券がやや債券安へと傾いており、
 債券の動き以上にドル高円安も進行しており、
 昨日発表されたシカゴIMMの円売りポジションも、
 1月14日以来の11.7万枚となっており、12月の水準に近付いておりますので、
 ドル円だけがやや過熱気味ではあります・・・

 だけに・・・まさかの黒ちゃんの金融政策通りではない債券安が更に進行し、
 ドル高円安、冒頭でも書いた先物主導での株高が続くようだと、
 昨年5月と12月の繰り返しとなり(株高・債券安・円安)、短命に終わります・・・
 しかもドル高円安が過熱気味なだけに、
 下手をすれば今週のMSQで終わる可能性もなきにしもあらず・・・

 まぁでも、商いが昨年とは違って、現時点でも薄商いであり、
 米債を始めとする世界的な債券高基調も続くことで、
 外国産イナゴの飛来による大商いはFOMCまではお預けでしょうから、
 昨年の様な暴走気味の駆け上がりはなさそうです。

 今週の国内イベントとしては、冒頭でも書いたイベントに加え、
 明日は4-6月期GDP・改定値、7月国際収支、8月景気ウォッチャー調査、
 9日には8月7-8日開催分の日銀金融政策決定会合議事要旨、
 11日の7-9月期法人企業景気予測調査、8月都心オフィス空室率があり、
 特に8月分の指標は注目ではありますが、
 我が国は悪けりゃ安倍ちゃん期待と黒ちゃん期待が高まる・・・
 という御都合解釈モードなので、下値リスクはかなり低いでしょう。

 他にもイベントとしては、三連休前の週末のMSQだけでなく、9日の満月、
 今週は個人的に注目している北朝鮮の拉致調査報告が、
 10日からのジュネーブでの日朝外務省局長級会議で報告される予定であり
 大きな成果があると、安倍ちゃんの支持率も上がり、
 支持率と連動する株価にもポジティブであり、結果として政策実行力も高まります。
 まさかの電撃訪朝なんてことになるかも・・・


以上の通り、海の向こうは、雇用統計後の米利上げ観測の後退に加え、
地政学リスクの燻ぶりもあるので、米債を始めとする債券高が続き、
株式市場も薄商いが続くでしょうから、週前半のウクライナ情勢絡みのイベント、
米議会での財政プロレス、9日のアップルイベント、週を通してのイスラム国情勢、
これらが悪い方へと転ばなければ、来週のFOMCを始めとする米イベントまでは、
ヒョロ上がりの株高・債券高基調が続くでしょう。

そして我が国も、先にも述べた通り、来週も含め年内の強気見通しに変わりは無く、
アベノミクスラリー・シーズン2は継続中と見ておけばいいですが、
もし昨年の繰り返しになったとしても、今週一杯は堅調な展開となるでしょう。
恐らく昨年の繰り返しにはならず、薄商いでしょうから、それこそ冒頭でも書いた通り、
エアーKならぬ、エアー日経とばかりに、
来週のFOMCを始めとする米イベントまでは、フワフワとジリ上げになるでしょう。

ということで、明日と今週のスタンスについては、主力大型株での持越し短期勝負は、
地政学リスクは蓋を開けてみないとわからないことから、負うべきリスクとして抱え、
下げた所は押し目として、勝負をすればいいでしょう。

新興市場、2部での持ち越し短期勝負は、当面は主力大型株主導であり、
IPOラッシュも控えているので、週半ばまでは蚊帳の外となる可能性が高く、
テーマ株でのその日限りの波乗りが無難ではあります(特にマザーズは)。
ただし、2日の下げの大商いをねじ伏せる様な商いの伴った反発へと転じれば、
勝負するのはアリです(もちろん個別においても同じです)。

バイオ、不動産、REITでの中長期勝負の方は、
主力大型株、新興、2部が8月安値を割るような事態とならない限り、
王者の風格で構えておけばいいのですが、
バイオと不動産については、下げた所を拾うのもありです。
いずれは日銀も動くでしょうし、秋は学会シーズン、ノーベル賞シーズンでもあり、
直近ではデングやエボラ騒動、15年度からながら難病新薬の審査が半年になり、
何かと話題豊富ではあるので、新興のイナゴの巣がバイオに移るかも・・・(笑)

その他、中小型も含めた中長期の押し目狙いの方についても、
主力大型株、新興、2部が8月安値を割るような事態とならない限り、
高ROE、高配当、好業績、割安、好取組、国策銘柄等のベタな中で、
出遅れているものならば、新規で拾えばいいでしょう。

長期で構えたままの方も、シンプルに主力大型株、新興、2部が、
8月安値を割るような事態とならない限り、王者の風格で構えておきましょう。


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