おはようございます。
昨夕の海外市場での極端過ぎる不穏な動きは、昨夜の米国市場でやや和らぎ、
本日の我が国も落ち着いたスタートではありますが、
あくまで昨夕の極端な動きが落ち着いただけで、
先週後半からの巻き戻しの流れが落ち着いたとは言えないです。
ウクライナ情勢を巡る動きは、ロシア軍が国境で威嚇を続けており、
プーチンは欧米日からの経済制裁への対抗措置を発表し、対立は継続中・・・
ロシア市場は株が大幅安、債券安、通貨安とトリプル安は継続しており、
資金流出は収まる気配はなく、CDSも昨夜は一服ながら上昇は継続しております。
お気楽な反応だったウクライナ市場も債券と通貨は変わらないものの、
株安が継続しており、やや崩れが見えつつあります。
ポルトガルのエスピリト・サント銀行を巡る金融リスクは、
当行への救済は決定したものの、他行への疑心暗鬼は継続しており、
ポルトガル市場は株が大幅安、債券安、CDSも上昇しております・・・
南欧重債務国市場もポルトガルと同様、株は大幅安、債券安、CDSは上昇・・・
欧州市場は以上の様なポルトガルの金融リスクとウクライナ情勢に加え、
経済指標も低調なものが続き、独仏蘭等の市場は、
株安、債券高となっており、ユーロ安も続いております。
今夜はECB理事会を控えており、火消しに動くのか注目です。
イスラエル・パレスチナ情勢を巡る動きは、停戦協議に入っており、
イスラエル市場は株安ながら高値圏、債券と通貨も高値圏で横ばい、
相変わらずトリプル高は維持しており、パレスチナとレバノンも反発しております。
その他の中東市場も株、債券、通貨共に落ち着いており、
イラク情勢は明日のイラク議会再招集後がやや気掛かりといったところです。
アルゼンチンの財政リスクは、何ら進展は見られないものの風化しつつあるのか、
昨夜のアルゼンチン市場は債券と通貨は軟調ながら、株は大幅高となっております
新興国市場は昨日も書いた通り、通貨・債券共に昨夜は落ち着いているものの、
安値圏に留まっており、特に最近の通貨の軟調ぶりは気掛かりです。
米国市場は以上の各リスク、欧州市場のゴタつきがあったものの
米株は横ばい、モメンタム株、小型株、SOX指数は堅調(輸送株指数軟調)と
やや落ち着きを見せておりますが、商いを伴った反発の動きも見られず、
落ち着いたとは言い難い動きです・・・
昨夜の米債券市場もリスクを警戒した債券高が継続(米金利低下、ドル安)・・・
ドルは有事のドル買いの様な動きもありますが・・・。
一方、VIXはやや一服(16.37)、金は反発したものの緊張感が高まる動きではなく
原油は続落が続いており、踏ん張っていた銅は下げが続いており、
小麦はついに反発局面入りとも思わせる動きであり、マチマチでおます。
以上の通り、地政学リスクに関しては、深刻な反応はロシアのトリプル安だけであり、
金はやや反発するものの、原油は落ち着いていることから、
あまり緊張感は感じられないというのが現状です・・・
そして欧米先進国の株安・債券高、南欧重債務国の株安・債券安、
新興国で目立ちつつある通貨安、債券安、銅の下落も含めると、
地政学リスクよりも金融リスクの色合いが強いとも言えますが・・・
繰り返し書いている通り、色々と材料があり過ぎるので、
シンプルな目線で見ると、商いの伴った米株安が落ち着くか、
金利急騰では無く、程よい米債安へと転じるまでは、
先週後半からの巻き戻しの流れが落ち着いたとは判断しない方がいいでしょう。
そして本日の我が国は、新興市場も含めて昨日よりも商いは低調であり、
下げのパワーがやや衰えたと言えなくもないですが・・・
昨日も書いた通り、地政学リスク等の各リスク以外にも、今夜のECB理事会、
明日のSQ、日銀金融政策決定会合、ハゲバンク、ミクシィを含む国内決算ピーク等、
イベントが佳境に入りますので、まだまだ安心には程遠いです。
個人的に気にしているエボラ出血熱の感染拡大についても、
緊急協議を続けているWHOの結果報告が今夜に控えております。
まぁエボラはともかくとしても、本日のスタンスとしては、昨日書いた通りでおます。
さて、本日は直近決算発表を終えての想定為替レート一覧(Part.3)です。
これまでの外需系各社(約400社)の想定為替レート一覧、
小売各社(約450社)の直近月次売上一覧、
につきましては左のカテゴリからご覧下さい。
☆直近決算発表を終えての想定為替レート一覧(Part.3)
2014年8月7日08時30分時点のデータです。
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昨夕の海外市場での極端過ぎる不穏な動きは、昨夜の米国市場でやや和らぎ、
本日の我が国も落ち着いたスタートではありますが、
あくまで昨夕の極端な動きが落ち着いただけで、
先週後半からの巻き戻しの流れが落ち着いたとは言えないです。
ウクライナ情勢を巡る動きは、ロシア軍が国境で威嚇を続けており、
プーチンは欧米日からの経済制裁への対抗措置を発表し、対立は継続中・・・
ロシア市場は株が大幅安、債券安、通貨安とトリプル安は継続しており、
資金流出は収まる気配はなく、CDSも昨夜は一服ながら上昇は継続しております。
お気楽な反応だったウクライナ市場も債券と通貨は変わらないものの、
株安が継続しており、やや崩れが見えつつあります。
ポルトガルのエスピリト・サント銀行を巡る金融リスクは、
当行への救済は決定したものの、他行への疑心暗鬼は継続しており、
ポルトガル市場は株が大幅安、債券安、CDSも上昇しております・・・
南欧重債務国市場もポルトガルと同様、株は大幅安、債券安、CDSは上昇・・・
欧州市場は以上の様なポルトガルの金融リスクとウクライナ情勢に加え、
経済指標も低調なものが続き、独仏蘭等の市場は、
株安、債券高となっており、ユーロ安も続いております。
今夜はECB理事会を控えており、火消しに動くのか注目です。
イスラエル・パレスチナ情勢を巡る動きは、停戦協議に入っており、
イスラエル市場は株安ながら高値圏、債券と通貨も高値圏で横ばい、
相変わらずトリプル高は維持しており、パレスチナとレバノンも反発しております。
その他の中東市場も株、債券、通貨共に落ち着いており、
イラク情勢は明日のイラク議会再招集後がやや気掛かりといったところです。
アルゼンチンの財政リスクは、何ら進展は見られないものの風化しつつあるのか、
昨夜のアルゼンチン市場は債券と通貨は軟調ながら、株は大幅高となっております
新興国市場は昨日も書いた通り、通貨・債券共に昨夜は落ち着いているものの、
安値圏に留まっており、特に最近の通貨の軟調ぶりは気掛かりです。
米国市場は以上の各リスク、欧州市場のゴタつきがあったものの
米株は横ばい、モメンタム株、小型株、SOX指数は堅調(輸送株指数軟調)と
やや落ち着きを見せておりますが、商いを伴った反発の動きも見られず、
落ち着いたとは言い難い動きです・・・
昨夜の米債券市場もリスクを警戒した債券高が継続(米金利低下、ドル安)・・・
ドルは有事のドル買いの様な動きもありますが・・・。
一方、VIXはやや一服(16.37)、金は反発したものの緊張感が高まる動きではなく
原油は続落が続いており、踏ん張っていた銅は下げが続いており、
小麦はついに反発局面入りとも思わせる動きであり、マチマチでおます。
以上の通り、地政学リスクに関しては、深刻な反応はロシアのトリプル安だけであり、
金はやや反発するものの、原油は落ち着いていることから、
あまり緊張感は感じられないというのが現状です・・・
そして欧米先進国の株安・債券高、南欧重債務国の株安・債券安、
新興国で目立ちつつある通貨安、債券安、銅の下落も含めると、
地政学リスクよりも金融リスクの色合いが強いとも言えますが・・・
繰り返し書いている通り、色々と材料があり過ぎるので、
シンプルな目線で見ると、商いの伴った米株安が落ち着くか、
金利急騰では無く、程よい米債安へと転じるまでは、
先週後半からの巻き戻しの流れが落ち着いたとは判断しない方がいいでしょう。
そして本日の我が国は、新興市場も含めて昨日よりも商いは低調であり、
下げのパワーがやや衰えたと言えなくもないですが・・・
昨日も書いた通り、地政学リスク等の各リスク以外にも、今夜のECB理事会、
明日のSQ、日銀金融政策決定会合、ハゲバンク、ミクシィを含む国内決算ピーク等、
イベントが佳境に入りますので、まだまだ安心には程遠いです。
個人的に気にしているエボラ出血熱の感染拡大についても、
緊急協議を続けているWHOの結果報告が今夜に控えております。
まぁエボラはともかくとしても、本日のスタンスとしては、昨日書いた通りでおます。
さて、本日は直近決算発表を終えての想定為替レート一覧(Part.3)です。
これまでの外需系各社(約400社)の想定為替レート一覧、
小売各社(約450社)の直近月次売上一覧、
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☆直近決算発表を終えての想定為替レート一覧(Part.3)
2014年8月7日08時30分時点のデータです。
コード | 社名 | 発表日 | ドル | ユーロ | その他 | |
6448 | ブラザー | 8/4 | 100 | 138 | 通期レート | |
6501 | 日立製作所 | 7/31 | 98 | 130 | 2Qレート | |
6502 | 東芝 | 7/31 | 100 | 135 | 通期レート | |
6503 | 三菱電機 | 7/30 | 95 | 130 | 通期レート | |
6504 | 富士電機 | 7/30 | 100 | 135 | 2Qレート | |
6701 | NEC | 7/30 | 100 | 130 | 通期レート | |
6702 | 富士通 | 7/31 | 100 | 135 | 160/GBP | 2-4Qレート |
6703 | OKI | 7/30 | 100 | 135 | 通期レート | |
6724 | セイコーエプソンン | 7/31 | 100 | 135 | 2-4Qレート | |
6752 | パナソニック | 7/31 | 105 | 135 | 17.2/元 | 通期レート |
6753 | シャープ | 8/1 | 104 | 138 | 通期レート | |
6758 | ソニー | 7/31 | 103 | 137 | 2-4Qレート | |
7751 | キヤノン | 7/24 | 100 | 135 | 通期レート | |
7752 | リコー | 7/31 | 100 | 140 | 2-4Qレート | |
7752 | リコー | 7/31 | 100.54 | 140.03 | 通期レート | |
7974 | 任天堂 | 7/30 | 100 | 140 | 通期レート |
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