不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
良からぬ動きが加速する中、明日から佳境へ突入・・・
こんばん・・・ムムムッ・・・

欧州時間に入ってから、欧州株が大きく下げております・・・

独の経済指標も悪かったのでしょうし、米欧からの度重なる経済制裁のせいで、

ロシア市場はトリプル安による資金流出の止まらない状態となっており、

堪忍袋の緒が切れたのか、逆ギレなのか、ついに腕っ節での脅しなのか、

プーチンがロシア軍をウクライナ国境に集結させいることもあるのでしょうけど・・・

ユーロ圏債券を見ると、南欧重債務国の債券安が進む一方、

独、仏等の勝ち組国はゴリゴリな債券高となっていることから、

意外とポルトガルで起きた銀行問題が、南欧諸国の他行でも起きるのでは・・・

といった疑心暗鬼が強いような気もしますが、銀行間金利は落ち着いていたり・・・

とにかく明日に控えるECB理事会に向けて、催促の動きが加速しそうですし、

ドラギも火消しに動かざるを得ない状況になりつつあります。

なにやら今夜、ドラギとユンケルおじさん(次期欧州委員長)が、

明日のECB理事会を前に、経済情勢について意見交換をしたようですから、

まさにユンケルを注入と言わんばかり、明日への催促かもしれまへん・・・


それにしてもロシアが追い詰められ過ぎて、脅し程度であったとしても、

親ロシア派の後ろで暗躍するのではなく、ロシア軍が直接介入すると、

さすがに市場も大きく反応しそうなだけに気掛かりですなぁ・・・

せっかくイスラエルが停戦協議に入りなんて話もあるのに・・・厄介なことです。


ということもあり、米債高(米金利低下)もゴリゴリと進んでおります・・・

しかしながら米債高にもかかわらず、ドル麻薬中毒の新興国で通貨安が進んでおり、

債券安も顕著になりつつあるということは、

新興国から先進国への資金シフトの始まりというポジティブな見方もできますが、

今のところは過剰な期待はせず、単なる資金流出と見ておいた方が良さそうです。


そして、金と原油がイマイチ緊張感に乏しい動きという面もあります・・・


以上の通り、ロシアは不穏ながら地政学リスクに対する反応というよりは、

金融リスクの色合いが強い気もしますが、

欧州時間に入ってから、良からぬ動きが加速しているのだけは事実です・・・。

まさか明日にもWHOが発表する予定のエボラ出血熱の感染拡大予測等が、

とんでもないことにでもなるのか・・・(市場ではそんな観測は皆無ですけどね)


そして我が国ですが・・・

本日も日経、TOPIX、2部、新興市場共に、パワー(商い)の伴った下げは衰えず、

夏枯れどころか、昨日を上回るパワーでの下げとなっております・・・

7月4~11日の下げ局面での8~11日と同じく、

今回の7月31日から始まった本日までの下げ局面においても、

8月1日~本日まで黒い銀行(黒田日銀)が4日連続でETF買いを炸裂しており、

安倍ちゃんの指令なのか、日本株を支えようとの意志を感じると同時に、

消費税引き上げの条件としている7-9月GDPを押し上げる為に、

何としてでも押し上げるんだという意思は感じられますので、

こうした強い意志を市場が感じ取って、売りを躊躇するなり、

押し目だと判断して買いが入ればいいのですが・・・

本日の空売り比率も昨日に続き30%超え(31.5%)となっており、

裁定買い残も僅かに上昇しただけですから、堅調な企業業績と相まって、

底打ちの展開となればいいのですが・・・

いかんせん今回の下げは前回と違い、パワー(商い)が伴っていることもあり、

安倍ちゃんと黒ちゃんの強い意志も空しく、パワーに押されているのが現状です・・・


とにかく、国内外で地政学リスクや金融リスク等の悪材料が入り混じっておりますが、

シンプルにパワー(商い)の伴った下げが収まらないことには、

下げ止まったと判断すべきではないです。

そしてなんだかんだ下げの主役になっている米国市場も、

商いの伴った株安が収まるなり、金利急騰ではない程よい米債安に転じない限り、

下げ止まったと判断すべきではないです。


そして以上の様な各リスク以外にも、明日からはイベント的にも佳境に入ります。

明日は不穏な兆しもある7月分の経済指標の一つである7月都心オフィス空室率、

引け後にはJPX日経400の定期見直し発表、

明日の欧州では独鉱工業生産、注目のドラギえもん率いるECB理事会、

米国では旬の雇用指標の一つである新規失業保険申請件数、

WHOのエボラ出血熱対応の緊急協議の結果報告(私が勝手に気にしているだけ)

明後日は哀しい円安も期待出来る6月国際収支と7月上中旬貿易統計、

日経平均と相関性も高い7月景気ウォッチャー調査、中国の7月貿易収支、

そして今週の国内の2大イベントであるSQ、

2発目の異次元砲で火消しに動くのか注目の日銀金融政策決定会合、

引け後には指数寄与度が高く、個人投資家の動向にも影響するハゲバンク決算、

もはや新興市場の寄与度最大とも言えるミクシィ決算を始め、

国内企業決算の2発目のピークを迎えます(約530社発表)。

明後日の夜には米国で雇用の質関連の経済指標、イラク議会の懲りない再招集・・・

という具合に、怒涛のイベントラッシュでもあります。


これらを通過することで、商いの伴った反発へと転じればいいのですが、

ECB理事会と黒い銀行会合で火消しに動かなければ、

少なくとも8月下旬のジャクソンホールまでは調整が長引きそうです・・・

テクニカル的にも日経、JQ、マザーズは遅行線が下抜け寸前、

TOPIXは既に下抜けており、7月安値と6月27日安値も目前に迫っており、

日経では15000割れも目前ですから、

週末の黒い銀行会合で黒ちゃんがぶっ放して止めなければ、

心理的にも損益的にも悪化し、ズルズルと調整入りになるでしょう・・・


ということで明日のスタンスについては、ほぼ変更はないですけど、

改めて書きますと、主力大型株での持越し短期勝負は、

シンプルに商いの伴った反発に転じない限り、その日限りの勝負に留めましょう。

新興市場、東証2部での持ち越し短期勝負も同様です。

昨日も書いた通り、主力大型株よりも危険モードですから、

日替わりのテーマ物色等によるその日限りの波乗りも御注意下さい。

バイオ、不動産、REITについては、新規参戦を控えるのはもちろん、

日経、TOPIX、2部、新興が7月安値を割るような事態になれば総員撤退・・・

という姿勢でもいいですが、以上の通り、明日からイベントラッシュへと突入し、

週末には黒い銀行会合が控えているので、それを見極めてから動いてもいいでしょう

その他中長期の押し目狙いの方についても同様ですが、

好業績、割安、高ROE、好取組、国策銘柄等の中で、

決算も終えて出遅れているものを拾うだけはありです。

長期で構えたままの方は、7月安値を割ってもたかが知れていますので、

まずは週末の黒い銀行会合以降の動きを見極めてから、

総員撤退とするのか判断すればいいでしょう。


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