不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
7-9月期の暗雲が漂うと同時に神の手も期待する週明け・・・
こんばんは。

今日も台風の影響なのか、随分と涼しく過ごせております。

なにやら台風11号まで迫っている様なので、四国の豪雨被害は気掛かりですが、

しばらく涼しい日々が続くのでしょうか・・・

マーケットにとっては夏は暑く、冬は寒い方がいいですし、昨日も書きましたが、

消費税の反動減がかなりの落ち込みになりそうな4-6月期に続き、

7-9月期は持ち直せるのかという心配もあるだけに、

雨も降らず、もう少し暑くなってもいいのですが・・・


そんな7-9月期に関わる指標の一つでもあり、週末にSQを控え、

指数寄与度の最も高いファストリの7月国内ユニクロ売上高が発表されました。

すでに御存知かとは思いますが、7月の既存店売上高は前年同月比95.2%・・・

台風上陸や天候不順による客数の落ち込み(88%)が原因とのことですが、

数字として悪いのは事実であり、これまで消費税引き上げの反動減をものともせず、

8か月連続で前年を上回っていた上に、前年の7月は発射台も低かっただけに、

よろしくない結果と言わざるを得ないです・・・

株価が出遅れているのだけが救いではありますけど・・・

週末にSQが控えているだけに、いつも以上に悪用されなければいいのですが・・・

ちなみに現時点で発表されている他のアパレル各社の7月月次は、

どこも前年割れとなっており、良いのはガテン系のワークマンくらいです・・・


というように7月に関する指標が、イマイチな幕開けとなっております・・・

ただし小売の場合は台風や天候不順という理由も成り立つとは言えますけど

明日の7月マークイットサービス業PMI、6日の7月車名別新車販売台数、

7日の7月都心オフィス空室率、8日の7月景気ウォッチャー調査、

7月企業倒産件数、7月上中旬貿易統計までが悪いとなると、

消費税引上げによる駆け込みの反動減というよりも素直に悪影響とも言えます・・・

そして7-9月期のGDPは、消費税追加引上げを判断する材料になりますので、

本日のユニクロ月次を含むアパレルや小売各社の7月月次売上高、

上記を含む7月分の経済指標を含めて、安倍ちゃんがどう判断するのか・・・

消費税の追加引上げを諦めてくれば、素直に中長期的には最高の景気対策ですし、

なんとしても7-9月期を挽回しようと、安倍ちゃんが必死のパッチで手を打つならば

9月までは安倍ちゃん号令の元で、神の手(公的資金、日銀)が相場を支えるでしょう

じゃあ9月以降は神の手が無くなるのか・・・というツッコミはひとまず置いといて、

いぜれにせよ9月までは押し上げてくれるのかなとも思いますが・・・

やや危険なパターンとしては、7-9月期を見極めることもなく、

早々に安倍ちゃんが消費税の追加引上げを諦めてしまうと、

中長期的には賢明な判断であり、最高の景気対策とは言え、

目先としては7-9月期が消費税の反動減以上に深刻な落ち込みなのか・・・

という疑心暗鬼も生まれ兼ねないだけに、せめて9月迄はどっちにしようかなぁ・・・

という曖昧な状態を引っ張って頂きたいものです。

恐らく9月には大幅な内閣改造、北朝鮮の拉致調査報告等、

支持率回復策も見えるので、消費税の追加引き上げは断行するのでしょうけどね。

そして今週は週末に黒い銀行(黒田日銀)の金融政策決定会合も控えているので、

安倍ちゃんの消費税追加引上げと自身の物価目標(デフレ脱却)達成の為、

7月の落ち込み懸念、先週後半から始まった海外マーケットの崩れ、

これらを吹き飛ばす2発目の異次元砲をぶっ放すのかも注目です。


さて、本日の日本株ですが、新興市場&2部は反発となり、

新興と2部を合わせた商いも目安の3000億円を超えていたのですが(3560億円)

いかんせん先週がゴリゴリ過ぎる商い(4~5000億円)だっただけに、

反発のパワーとしては不十分でありますが、週明けの月曜日ではあるので、

商いの不十分さは仕方ない面はありますけどね・・・

日経、TOPIXについては、小幅続落ながら底堅さを見せた上に、

商いは2兆円割れとなったので、先週後半からの下げパワーが減衰とも言えますが、

これまた週明けの月曜日ではあるので、薄商いは仕方ない面があります・・・

つまり新興はアテにならない反発、主力大型株は下げパワーの減衰・・・

と言い切るまでには至らない状況ですから、

今夜の欧米市場が商いの伴った反発となり、明日の日本株も同様にならない限り、

先週後半からの流れが払拭されたと言えないのは間違いありまへん。


ちなみに海の向こうでのリスクの一つであるポルトガルの銀行問題ですが、

ついにポルトガル中銀が危機に瀕していたエスピリト・サント銀行に対して、

49億ユーロをぶち込むことを決定したようです。

今のところ銀行間金利も全く反応せずに落ち着いておりますので(ずっとですけど)、

新たな銀行で騒ぎが起きない限り、信用不安も起きないでしょう。

そしてキプロスの様に救済の引き換えとして、

口座を封鎖して預金税なるものを抜き取るという鬼の様な条件を課されなければ、

よからぬ取り付け騒ぎも起きないだろうと楽観視しておりますが・・・、

いざとなったら今週はECB理事会も開かれますので、

ピンポイントでの火消しはしなくとも、延焼しないように防火壁を築き、

金融市場を落ち着かせることはできますからね。

本日のポルトガル株及び債券はひとまず反発で始まっており(反応が鈍いですが)、

欧州市場もマチマチではあるものの、先週の様な混乱は見られまへん。

まぁリスクはポルトガルだけではなく、アルゼンチン、ウクライナ、中東のリスクは

未だ収まっておりまへんし、それに乗じた米国市場の巻き戻しが収まらないと、

まだまだ安心には程遠いですからね・・・ちなみにロシアは本日もトリプル安です。


ということで、明日のスタンスとしては特に変更はありまへんが、改めて書くと、

今夜の欧米市場を含め週前半を見極めないことには楽観も出来ない状況ですから、

週前半での主力大型株での持越し短期勝負は、

商いの伴った反発にでも転じない限り、その日限りの勝負に留めておきましょう。

新興市場、東証2部での持ち越し短期勝負も同様ですが、

主力大型株が冷えると、こちらが盛り上がる面はありますので(本日は不十分)、

ミクシィ等の軸となっている銘柄の動きや新興主力の決算(今週は多い)を見ながら、

高ROEや日替わりのテーマ物色等の波に乗って勝負をするのは御自由にどうぞ。

バイオ、不動産、REITについては、週前半での新規参戦を控えるのはもちろん、

日経、TOPIX、2部、新興が7月安値を割るような事態になれば、

総員撤退する姿勢で構えでおきましょう。

その他中長期の押し目狙いの方についても同様ですが、

好業績、割安、高ROE、好取組、国策銘柄等の中で、

決算も終えて出遅れているものを拾うのはありです。

長期で構えたままの方は、7月安値を割ってもたかが知れていますので、

週末で判断してもいいとは思いますけど、総員撤退も視野に入れておきましょう。


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