不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
とにかく動き出しっぺの米債でおます。
こんばんは。

欧米市場を含む世界的な株安・債券高(金利低下)でおますが、

本日は我が国の債券も昨年4月以来の高値を付け、

10年債利回りも昨年4月以来の低水準に達しております・・・

我が国と欧州はゴリゴリ金融緩和真っ只中なので、債券高ありきでいいのですが、

QE縮小を進めながら、利上げしないというだけの緩和姿勢を取る米国は、

債券高がダメとまでは言いませんけど・・・

イエレン・オブ・ジョイトイがFRB議長に就任すると共に、

米債券高(米金利低下、ドル安)が始まり、

後を追う様に世界的な債券高祭へと突入し、金も原油等の商品も売られ、

VIXも記録的な低水準にまで低下し、

株価は日本と中国以外が史上最高値を更新する程の世界的な株高となっただけに、

順番的には債券から反転(調整)するのが妥当と言えます・・・

しかしながらウクライナ、イラク等の地政学リスクが高まったこともあり、

債券高が維持されたまま、金(銀も銅も)、原油から反転して買われ始め、

結局は株高・債券高のまま雇用統計へと突入することに・・・

そして雇用統計は「質」の悪さはあったものの好調だったこともあり、

米利上げ観測のチラつきも高まったことで、

いよいよ程良く米債券が調整入り(程良い米金利上昇)するのかと思いきや、

依然として米債券高(米金利低下、ドル安)は継続しており、

それを追い掛けるように、再び世界的な債券高となっております・・・

またしても動き出しっぺの米債券ではなく、

株価の方が先に調整入りと言わんばかりの一服となっております・・・

このまま米債券高基調が継続するならば、今後、株が上がるにしても、

雇用統計まで続いた株高・債券高という無理のある上げとなり

上値もさほど期待できないですから、

いっそのこと、このまま株のガス抜き(調整)を済ましてから、

債券のガス抜き(債券安)へと突入すれば、

その後は無理のない米株高・債券安が期待できますけど・・・

ただし債券のガス抜きによって金利が急騰してしまうと、

株のガス抜きも止まらないまま株安・債券安となってしまい、

商品等の全てを巻き戻すリスクオフにもなり兼ねないので、

くれぐれもイエレンおばさんらのハト姿勢な口車で牽制しながら、

程良い債券安(程良い金利上昇)にしないといけませんけどね。


まぁとにかく、現時点においては米債券高(金利低下、ドル安)ではあるので

少なくとも金利急騰を伴うリスクオフでの株安・債券安にはなっておらず、

株安・債券高というある意味では健全な一服ではあります。

従って今夜以降の米国市場が、

株高・程良い債券安(程良い金利上昇、ドル高)となれば、

目先及び中長期的にも理想的ではありますが、

目先だけでは株高・債券高(金利低下、ドル安)もアリとは言えます。

そして株安債券高での一服が続いても、中長期的には必要な調整とも言えるので、

深刻に受け止める必要はないでしょう

万が一、株安と共に債券安まで始まるようであれば、

下手をすると金利急騰を伴う株安・債券安となり兼ねないので、

いくらドル高円安になろうとも、我が国の商いがゴリゴリにならないと抗えないので、、

総員撤退も視野に入れた方がいいでしょう。


ということを踏まえながら、今夜のFOMC議事録、今夜と明日の米国債入札、

明日のフィッシャー副議長を含むFOMCメンバーの講演、米企業決算によって、

米株・・・というよりも、米債券がどう反応するのかが重要です。

FOMC議事録とFOMCメンバーの講演では、

現在の米債高(米金利低下、ドル安)が示す通り、ハト派色が強いのか、

それとも実は米債安であるべきタカ派色が強いのか・・・

FOMC議事録については、雇用統計前の開催分ですから、

正直、あまり参考にはならないとは思いますけどね。

米国債入札については、昨日の3年債入札が、

現在の短中期債の動き(債券安)に反して、旺盛な結果だっただけに、

今夜の10年債入札が、現在の長期債の動き(債券高)に合った結果となるのか・・・

それとも反する結果となって、米債券安へと転じるのか・・・

そして本格化する米企業決算によって、米株高が行き過ぎとみなされるのか・・・

それとも米株高には正当性があるとなるのか(織り込み済の一服も含めて)・・・

先頭を切った昨夜のアルコア決算は堅調な結果となり

今のところは株高を正当化する幕開けとなっておりますので、

債券だけでなく、米株が切り返すと25日線を維持したままの一服で終わりますが・・・


以上の通り、海の向こうの流れとしてはこんな感じですが、

本日の日本株はというと、週末にSQを控えている事もあり、

引けに掛けて指数寄与度の高いインチキ3兄弟によって、

日経平均だけは小幅安(0.08%安)にまで無理矢理に押し上げましたが、

TOPIXは0.38%安、売買代金は1兆6676億円という非力っぷり・・・

これでは過熱感等にも抗えないどころか、海の向こうからの流れにも抗えないので、

とにかくパワー(商い)が伴わないことには安心できないです・・・

しかしながら日経平均と逆相関でもある本日の空売り比率は、

直近の押し目の際と同様、30%を超えております(31.3%)。

シカゴの円売りポジ、昨日の2市場信用買い残の低水準(信用倍率も)に続き、

本日発表された裁定買い残も前回からほぼ変わっておらず低水準、

直近の9日分も減少しており、NT倍率も落ち着いてはおりますので、、

明日の引け後に発表される需給要素の強いファストリ決算、明後日のSQ、

これらの需給イベントの通過がきっかけに、

不健全ながらも日経(先物)主導の相場になってもおかしくはない状況です。

(そういう意味では明日も一服してSQを迎えるのが好ましいとも言えますが・・・)

とは言っても、日本株のパワーが伴わないことには、

米債を中心とする海の向こうには抗えないですけどね・・・

結局は我が国も下旬から始まる企業決算を通過するまで、パワー相場はお預け・・・

なんてことも思ったりしますが・・・(中長期的な明るい見通しには変わりはないです)

とにかく目先としては、海の向こうは米債の動き、

国内は明日からSQまでという需給イベント、そして商いに注目です。


ということなので、明日のスタンスについては、特に変更はないですが改めて書くと、

主力大型株での持ち越し短期勝負については、まずは米債の動向、

国内は明日からSQまでの需給イベントと商い次第ではありますが、

米市場がリスクオフである米株安債券安(米金利急騰)にでもならない限り、

明後日以降も視野に入れてのスタンスならば、薄商いでも勝負するのはアリです。

新興市場、東証2部での持ち越し短期勝負については、

新興と2部を合わせて目安の売買代金である3000億円を維持している限り、

日替わり定食なテーマ物色(イナゴの大群物色)に乗るなり、

イナゴの大群を待ち構えるなりして、勝負をすればいいのですが・・・

本日も売買代金は昨日と同水準の3000億円割れなので、

売買代金が復活するまでは、くれぐれもお気を付け下さい。

バイオ、不動産、REITについては、中長期目線で狙うことに変わりはないです。

その他中長期の押し目狙いの方は、米国がリスクオフな株安債券安(米金利急騰)

とならない限り、中長期での明るい見方に変わりは無いので、出遅れ、好業績、

割安、高ROE、好取組、国策銘柄等のベタなものを拾えばいいでしょう。

長期で構えたままの方も同様なので、ひとまず王者の風格で構えておきましょう。


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