不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
台風と景気ウォッチャー調査、米株と米債・・・
こんばんは。

でっかい台風が接近しており、嫌がらせの様なルートを辿って列島を縦断しそうです。

最新情報ではやや南へ逸れつつもありますが、

上陸せずに陸に沿って海上を北上すると勢力が弱まらないだけに、

雨だけでなく風による被害も心配されるので厄介ですなぁ。

そういえば日本は耐震技術というのは発達してますけど、耐風技術はどうなのか・・・

ふと頭をよぎっただけなので詳しいことはわかりませんけどね。

ついでに頭をよぎったと言えば、船乗りだったオヤジから、

台風の目の探し方を教えて貰った記憶があり、風を背中に受けた状態で立ち、

真横に左手を水平に上げ、前に20~30度くらいの位置に目があると言ってました。

ぜひ台風の暴風圏に入った際には、危なくない程度にお試しください。

他にも星空や気象、港の見方等、面白い船乗りの知恵を教えて貰いましたが、

現在はスマホだのGPSが発達しているので、もはや不要な知恵なのかもね・・・


さて、本日発表された6月景気ウォッチャー調査を見ると、全国の現状判断DIは、

4月の41.6、5月の45.1、そして今回の6月は47.7となり、

徐々に消費税引上げによる影響から回復しております。

先行き判断DIも、前月(53.8)から僅かに減少したものの53.3となっているので、

現状判断DIの50割れも4-6月期で終わり、7月以降は50を越えてきそうです。


ちなみにセクター別でみると、小売関連、サービス関連、非製造業は、

足元の回復が顕著だったせいもあり、先行きはややマイナスとなっております。

製造業は足元の回復、先行き共に小幅な伸びに留まっております。

そして現状判断DIそのものが高いセクターは非製造業、

先行き判断DIそのものが高いセクターは雇用関連、非製造業、小売関連です。

地域別では沖縄、四国、九州、中国の足元の回復が顕著であり、

沖縄と四国は先行きも伸びており、沖縄は数値自体も高いです。

南関東、近畿、東北、東海は足元の回復が鈍く、南関東と東海は先行きもやや低調

北関東は回復しているものの、数値自体が低いです。

うん・・・?っつうことは、回復が顕著な沖縄、四国、九州、中国に台風が直撃し、

万が一、数年前の和歌山の様な甚大な被害をもたらすと、

影響はあるでしょうから、今回の台風は景気にとっても無視できないかも・・・


とりあえず台風はともかくとしても、

景気ウォッチャー調査はアンケートベースの指標ではありますが、

株価との相関性が高い指標でもあり、内閣府発信の指標なので、

株価命、消費税引き上げ命の安倍ちゃんマン政権が、株価の維持と共に、

消費税引上げの景気条項(条件)となる7-9月期GDPを押し上げようと、

中国の様に水増しされていたら知りませんけど(笑)

水増しはともかくとして、今のところは消費税の追加引上げに向けて、

順調?に景気は回復軌道に乗っていると言えそうです。

黒い銀行(日銀)が昨日発表したさくらリポートも横ばいながら堅調な内容でしたから

安倍ちゃん、黒ちゃんが手を取り合って、水増し・・・ではなく、

目論見通りに推移しているということでしょう。

あっ、水増し?だけに、やはり台風の水害も気になるところです。


そして海の向こうで気になると言う意味では、台風以外にも米国市場でおます。

今朝の記事でも書いた通り、昨夜の米国市場が株安・債券高となったということは、

雇用統計を受けて、雇用者数と失業率は好調ながら、

イエレンおばさんがしきりと口にしている雇用の「質」が改善していない為、

QE縮小は進めるものの利上げは当面見送り・・・

というこれまたイエレンが口にする金融政策を反映した債券高とも言えます。

そうなると・・・昨夜の株安・債券高がこのまま続くのか、

雇用統計前まで続いていた無理のある株高・債券高となるのか・・・

とは言っても、すでに利上げはチラついており、

最近の経済指標は好調な上に、これから始まる米企業業績まで好調だとすると、

更なる株高余地が生まれるだけでなく、

いくらイエレンらFRBのハト派メンバーが口車を駆使して債券高圧力を掛けようとも、

さすがにこれまでの様な債券高とはならず、程良い債券安圧力は掛かるでしょうから

米国市場は株高・債券安(米金利上昇・ドル高)路線へと移っていくはずですが・・・


とりあえず昨夜は株安・債券高(米金利低下、ドル安)になったので、

単なる株高・債券安へ向けての一服か、雇用統計前の株高・債券高へと戻るのか、

それとも長きに渡った債券高よりも株が調整入りとなり、

昨夜の株安・債券高がこのまま継続するのか、まさかの株・債券同時調整入りとなり、

さらに米金利急騰によるリスクオフの株安・債券安となるのか・・・

そういう意味でも、今夜以降のFOMメンバーによる講演と明晩のFOMC議事録にて

米金融政策の方向性を確認し、今夜のアルコアから始まる米企業決算にて、

株価と債券の方向性が裏付けされていくでしょう。

そして昨夜時点では、長期債高(米長期金利低下)となる一方、

中期債安(米2年債利回り上昇)というチグハグな動きとなっているので、

今夜の米3年債入札、明晩の米10年債入札にて、

どちらが正しいとまでは言わないまでも、米債券全体の方向性は見えてくるでしょう。


以上の通り、昨夜の米国市場だけでは、

株と債券(金利と通貨)の方向性が見えなかったので、

今夜以降のFOMCメンバーの講演、FOMC議事録、米企業決算、米国債入札にて

一つずつ確認していくしかないです。

個人的には米株高・債券安という見通しに変わりはないですけどね。

あ、明日は10時30分に中国の消費者物価&生産者物価、引け後に工作機械受注

明後日の寄り前には機械受注・・・といういつもの中国祭りではあります。


ちなみに本日の日本株ですが、以上の通り、

米株安・債券高(米金利低下、ドル安円高)が重石となり、新たな国内材料も無く、

東証1部の売買代金も、昨日より増加したものの1兆8566億円という非力っぷり・・

ですから、いわゆる騰落レシオ等の過熱感に抗うことも出来ず続落となりました。

しかしながら後場からは底堅い切り返しも見せており、

個人的に注目していた空売り比率も本日は29.6%となり、

底打ちの目安となりがちな30%に近付いております。

同じく引け後に発表された2市場信用買い残は2兆7009億円となり、

信用倍率も3.93倍と依然として昨年4月以来の低水準(株数でも同様)であり、

裁定買い残等も含めると、日本株の需給環境は良好ですから、

明日はSQ前の波乱の水曜日ということで、商いを伴って切り返すようだと、

SQまでは突っ走りそうですが・・・。

当然ながら繰り返しになりますが、今夜以降の米国市場が株高・債券安、

せめて株高・債券高で帰ってこないと、突っ走る足を引っ張ることにはなりますけどね


ということで、中期的には意外と台風も心配ですが、目先としては以上の通りなので、

明日のスタンスとしては、特に変更はないものの改めて書くと、

主力大型株での持ち越し短期勝負については、

米市場がリスクオフである米株安債券安(米金利急騰)にでもならない限り、

悪くとも一服程度の押し目か揉み合いでしょうから、薄商いでも勝負するのはアリです

新興市場、東証2部での持ち越し短期勝負については、

新興と2部を合わせて目安の売買代金である3000億円を維持している限り、

日替わり定食なテーマ物色(イナゴの大群物色)に乗るなり、

イナゴの大群を待ち構えるなりして、勝負をすればいいのですが、

本日はマザーズの売買代金も昨日とほぼ同水準、JQも減少しており、

いくら2部が物色されたり売買高は増えたと言っても、3000億円は割れているので、

売買代金の推移だけは横睨みしておきましょう。

バイオ、不動産、REITについては、中長期目線で狙うことに変わりはないです。

その他中長期の押し目狙いの方は、米国がリスクオフな株安債券安(米金利急騰)

とならない限り、中長期での明るい見方に変わりは無いので、出遅れ、好業績、

割安、高ROE、好取組、国策銘柄等のベタなものを拾えばいいでしょう。

長期で構えたままの方も同様なので、ひとまず王者の風格で構えておきましょう。


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