不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
アベ上がりとは言えず、アメ上がりですが・・・
こんばんは。

安倍監督率いるアベジャパン・・・

満を持して発表した新成長戦略に対して、安倍監督の自信とは裏腹に、

火曜日の発表から2日経過しても、アベノミクスラリーシーズン2の号砲は鳴らず、

閑古鳥が鳴きまくる薄商いが継続しております・・・

昨日は下げの2兆円割れ、本日は上げの2兆円割れ・・・

本日の方が僅かに商いが膨らんだので、僅かに上げが優勢とも言えますが、

新成長戦略を評価した動きと言えず、

アベノミクスラリー・シーズン2の本格スタートには程遠い状態です。


目先としても月末を控えてのお化粧買い、株主総会集中日も控えており、

12月高値期日も到来しているだけでなく、現状の日本株のコンディションとしても、

世界的に割安&出遅れであり、需給環境も良好、消費税引上げの影響も軽微であり

中期的な見通しとしても、安倍チャン政権は消費税引き上げを実現する為に、

景気条項である7-9月期GDPを水増し・・・いや無理矢理にでも押し上げでしょうし、

当然ながら株価も7-9月期どころか、消費税引上げを決断する時点までは(年内)

押し上げておかないと、7-9月期のGDPが堅調だったというだけでは、

さすがに決断をするにも逆風が吹き、支持率にも影響しますからね・・・

そんな政府の意向を後押しする為に一心同体とも言えるGPIFの動きだけでなく、

すっかり独立性を失った黒い銀行による援護射撃(追加緩和)も温存しており、

米国もFRBはQE縮小が完了する9月迄は、市場の混乱を避けたいでしょうし、

オバマッチョ政権も11月の中間選挙までは株高を維持したいでしょうからね。


という日本を取り巻く目先&中期的な好環境があるので、新成長戦略を追い風に、

アベノミクスラリー・シーズン2が開幕するという見方に変わりは無いのですが・・・


かといって海の向こうが悪いのかと言えば、イラク情勢については、

新政権の樹立が予定されている1日を控え、混乱の拡大が報じられているものの、

イラク通貨を含め周辺国の市場は意外と落ち着いており、

金も原油も高値圏ながら一服しております。

ウクライナ情勢も停戦期限の明日(27日)を控え、膠着状態が続きながらも、

ロシアとウクライナ両国の市場は、トリプル高基調は維持しており、CDSも落ち着き、

小麦も低水準に留まっており、緊張感はまるで感じられないです。

デフォルトが懸念されるアルゼンチンについても、30日に利払い期限を控え

中期債利回りはスパークしているものの、その他の債券は落ち着いており、

株価は高値圏を維持しており、通貨も小動きであり、

CDSに至っては急落が継続しており(そもそもの水準がドイヒーですけど)、

デフォルトは避けられないとは言え、イマイチ緊張感は感じられないですし、

他国への影響も今のところは見られず・・・

住宅バブル崩壊、理財商品のデフォルト、本日報じられた地方債務のデフォルト等々

疑惑テンコ盛りの中国市場についても

独裁政権ならではの情報の隠蔽、闇に葬る強硬策&景気対策期待もあり、

そもそも株価は長きに渡る低迷が続いている事もあり、大きな動きは無く、

債券と通貨は神の手が入ることもあり落ち着いております(常識が通じない)。

SHIBORについても本日は、上昇していた翌日物~1カ月物が一服し、

3~9カ月物の低下は継続しており、このまま翌日物~1カ月物も低下すると、

これまた疑惑テンコ盛りの割には、緊張感がかなり薄くなります。

銅も高値圏を維持してますしね。

というようにこれらの当事国及び周辺国の市場や商品は意外と緊張感が薄く、

当事国以外の市場が、地政学リスク等に対して過度に反応している部分もあり、

株高を維持しながら債券高基調も続いております・・・

(国内独自の懸念材料を抱えている国以外ですけど(インドネシア等))

そして欧州市場は、ドラギのトリッキーな魔術(マイナス金利等)が効いており、

まさかのインフレにでもならない限り、経済指標が悪けりゃ、

ドラギの追加緩和期待が高まると言う御都合解釈モードとなっていることで、

日本と同様、株高債券高を維持しております。

米国市場もQE縮小をしているくせに、

イエレンおばさんが過剰なハトアピール(利上げは当面しまへん)をしていることで、

欧州ほどではないものの、インフレ懸念が台頭しない限り、

経済指標が悪けりゃイエレンFRBのハト姿勢が長引くと言う御都合解釈モードで、

株高債券高を維持しており、QE縮小完了の9月迄まではハト姿勢を維持しそうです。

そういう意味では、FRBがインフレ指標としている今夜の5月PCEデフレーターが

FRBの目標値(前年比+2%)を上回るような事態になると、

イエレンのハト姿勢期待は削がれ、米国の株高債券高姿勢が揺らぐことになり、

米債券安となりますが・・・株安も巻き込んだ債券安ならばリスクオフですけど、

債券安だけならば米金利上昇のドル高なので、

我が国にとっては円安という恩恵がもたらされます。


以上の通り、欧米を始め海の向こうは、地政学リスクの当事国のお気楽ぶりよりも

過度な反応を示し、株と債券共に高値圏という無理のある動きではありますが、

今のところは商品も含めて全てが崩れる様な兆しとまでには至っておらず

あるとしても部分的にガス抜きをしていくという兆しに留まっております。

そういう意味では来週の恒例である月初のテンコ盛りイベントウィーク、

米独立記念日前日である3日の雇用統計&ECB理事会というWイベントまで、

海の向こうについては、地政学リスクが急変でもしない限り、

方向感の見えない展開が続きそうではあります。

そして結局のところ、親分米国がスッキリするまでは、

我が国は新成長戦略を発表したにもかかわらず、

ゴリゴリ商いによるアベノミクスラリー・シーズン2への突入はお預けとも言えます。

少なくとも本日時点においては、新成長戦略への失望では決してないですけど、

お預け状態とは言えますので、本日の上げについても、

アベ上がりではなく、アメ上がりに過ぎないと言わざるを得ないです・・・

ちなみに新興市場については、ついに新興市場と2部を合わせた売買代金が、

目安の3000億円を下回ったので(2753億円)、

昨日の大商いでの下げパワーが、本日は減少したという見方も出来ますが、

商いを伴った上昇に転じるまでは、下げが収まったとは思わない方がいいでしょう。

イナゴの大群の発生源であるミクシィは、株主総会と分割を通過して、

本日も下げのパワーがゴリゴリしている状態が続いておりますからね。


ということで、明日のスタンスについては、特に変更はないものの改めて書くと、

主力大型株での週跨ぎの持ち越し短期勝負については、

以上の通り、日本株を取り巻く環境に変わりは無いので、

イナゴの群がるテーマ株を中心に、勝負してもいいという姿勢に変わりは無いですが

薄商いが続く限り、アベノミクスラリー・シーズン2が始まったとは言えないので、

商いの伴った上昇となるまでは、その日限りの勝負に留めるのが無難ではあります。

新興市場、東証2部での週跨ぎの持ち越し短期勝負については、

以上の通り、下げのパワーが収まったとは言えませんので、

商いの伴った上昇に転じるまでは、その日限りの勝負に留めるのが無難です。

イナゴの大群の動きを見極めて、週跨ぎの持ち越し勝負をするのは自由です。

バイオ、不動産、REITについては、中長期目線で狙うことに変わりはないです。

その他中長期の押し目狙いの方は、先にも述べた通り、新成長戦略の発表を経て、

現時点では長い目での明るい見方に変わりは無いので、

出遅れ、好業績、割安、高ROE、国策銘柄等をベタなものを拾えばいいでしょう。

長期で構えたままの方も同様ですから、ひとまず王者の風格で構えておきましょう。


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