不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
イナゴリラ相場
こんばんは。

お強い1日でおました。

昨夜のイエレン・オブ・ジョイトイとゆかいな仲間達会合(FOMC)を経ての米市場は

我が国にとって都合のいい株高債券安(米金利上昇、ドル高)ではなく、

健全な一服である株安債券高、リスクオフの株安債券安でもなく

欲張りな株高債券高(米金利低下、ドル安)となりましたので、

我が国にとっては円高というオマケ付きの結果となりました・・・

昨日のFOMCの声明文、FOMCメンバーの政策金利見通し、

イエレン・オブ・ジョイトイの会見を見る限り、

QE縮小が完了する9月までは、何としても金利を抑えようという意図がありありです

当初はQE縮小をすることで、金利が上がるとの警戒感もありましたが、

蓋を開けて見ると、イエレンのハト色の強い(利上げは当分見送り)口車によって、

(タイミング良くウクライナやイラクの地政学リスクが台頭したのもありますけど)

まんまと低金利を維持しながらQE縮小を進め、株高も維持しているわけですから、

ちゃっかり・・・というか、都合良くコントロールしているなという感じです。

気が付けば、失業率の悪化によって若者が暴動まで起きていた英国も、

米国と共に不健全なドーピング漬け相場からイチ抜けしようとしており、

利上げまでが視野に入っているくらいですから、

結局は米英のサジ加減という構図に変わりはないということです。

そして昨夜のイエレンおばさんの会見についても、

フォワードガイダンスから失業率目標を取っ払って以来、

失業率が低下しようとも、労働参加率等の改善が伴わないとあきまへんで、

としきりに言っており、かつての雇用統計も、失業率ばかりが注目されていたのに、

いつからか非農業部門の雇用者数が最大の焦点へと移り変わったように

いずれは雇用者数から労働参加率等へ焦点を移すつもりなのでしょうね。

まぁとりあえず米国は、債券高圧力を掛けることで、

副作用(金利上昇)を抑えながら、ドーピング(金融緩和)から足を洗おうとしており

少なくとも9月までは株高・債券高を続け、

一服するにしても株安債券安というリスクオフでは無く、

債券高は維持したままの株安・債券高という健全と言える一服となるだけでしょう。

秋には中間が選挙が控えてるという事情もありますからね・・・。

(我が政府も消費税引き上げの為に7-9月期GDP&株価押し上げ狙いですしね)

そして、過度な水準に振れていた金、銀、銅、小麦、原油、VIX、他国の債券も、

一斉に巻き戻すのではなく、都合良く交代しながら徐々に修正されていきそうです。


一方、日欧は依然としてドーピング中毒真っ只中ですから(中国もこれから)、

米国に負けない債券高へと誘導することで、通貨高を避けなければならないので、

米債高(米金利低下、ドル安)圧力次第では、株高を維持する為に、

更なるドーピング注入(追加金融緩和)が行われる可能性はあります。

しかしながら日本に関しては、本日の動きを見ればわかる通り、商いさえ膨らめば

米債高(米金利低下、ドル安)による円高圧力にも対抗できるので、

株式市場が高水準の商いを維持したまま、QE縮小が完了する9月まで凌げば、

意外と黒い銀行の追加金融緩和は必要ないかも知れないです。

そんな大商いを維持する為にも、来週の新成長戦略が重要になってくるので、

期待通りの内容となることを切に願うばかりです。


以上の通り、FOMCを経て米株高債券高(米金利低下、ドル安)で帰ってきましたが

本日は東証1部の売買代金が2兆4853億円まで膨らんだことで、

円高をパワーで押し切る大幅高となりました。

アベノミクスラリー・シーズン1の頃の3~4兆円相場に比べると、

まだまだ薄商いですから、これから更に商いが膨らんでくれれば、

為替も力で引っ張ることが出来るだけに、明日以降も大商いが続くことが重要です。

アベノミクスラリー・シーズン1の際も、初動は薄商いが続き、

衆院選での安倍チャン政権誕生と共に商いが膨らみ始めたので、

今回も来週火曜日の新成長戦略発表を機に、商いが更に膨みそうです。

そうなると完全なゴリゴリパワー相場となりますので、

これまでの薄商いで織り成されてきたテクニカルの過熱感は通用しなくなり、

需給に関しても、商いが膨らむと言う事は分母が拡大するということでもあるので、

物理的には需給の重石というのも通用しなくなります。

ただし、みんなが物理的に考えずに意識することは大いにあるので、

心理的な悪化は招く恐れはありますけど、物理的なパワーでその都度押し返せば、

いずれは心理的な悪化も吹き飛ばしてしまいます。

いわゆる武道の格言で言うところの「技は力の中にあり」ということです。

いくらテクニック(技)だけを磨いたところで、最低限のパワーが備わっていないと、

圧倒的なパワーの前には通用しないですからね。

市場においても圧倒的な資金力の前には、テクニカルもヘッタクレもないという事です

日本は技に対する信仰心が強いですけど、実際に技を使いこなす人というのは、

間違いなく最低限のフィジカルを伴った人だけというのが現実です。

漫画等のファンタジーの世界では、フィジカルも備わっていない業師が、

敵をバッタバッタと倒してますけど、ほぼファンタジーと言えます。

極稀に達人の様な人間も居るのかもしれませんが、私は見た事がないですし、

私が知っている限り、業師と言われる人はみんな強靭なパワーを備えています。

結局のところ、フィジカルを鍛えると言うのは、

地味な鍛錬を毎日続ける強靭な精神力が必要なので、

技ばかり磨いているという人は、鍛錬から逃げているか、

実戦知らずか井の中の蛙という頭でっかちな人が大半ですからね。

そして強靭さが備わっていれば、技を繰り出す時に少々ポイントがズレていようとも、

パワーで補えるので、結果的に技の成功率も高まると言うことです。


おっと、話が逸れてしまいましたが、

とにかくパワー相場が続くようであれば、米債高による円高だけでなく、

テクニカル的な過熱感、需給面での重石についても吹き飛ばせるということです。


本日はやっとこさ東証1部にも外国産のイナゴが飛来した言える商いだったので、

このままイナゴリラ相場が続く限り、日本株は堅調な展開が続きそうです。

チャートを見る限り、これまでジリ上げが続いておりましたが、

こういうのは気の短い人だけが席巻している相場では無く、

腰の据わった資金も入っている時のチャート形状でもありますから、

これからヒョロ上がりから脱して商いも伴えば、心配する必要はないでしょう。


ちなみに新興市場については、本日も十分な大商いであり、

目安である新興と2部の売買代金を合わせた3000億円は軽く凌駕しておりますが

昨日の4648億円から本日は3869億円と約17%ダウンしておりますので、

東証1部に群がった外国産イナゴと共に、ミクシィ相場で大発生した国内産イナゴが

新興市場から東証1部へ流れている可能性が高いので、

明日も東証1部の大商いが続くようだと、更にイナゴシフト(資金シフト)が続き、

新興市場は一服するかもしれないです。

ただ・・・新成長戦略も出てくることで、ネタは尽きないという状況ですから、

アベノミクスラリー・シーズン1と同様、ほんの一服程度に留まりそうですが・・・


あ、本日の海の向こうですが、一部の重度なドル麻薬中毒な国以外の新興国、

ロシア、ウクライナはトリプル高となっており、欧州も株高債券高ではありますが、

中国株だけがイマイチな動きではあります(SHIBORもややチグハグです)。

過度に触れていた商品も、金の戻しは気掛かりですが、

一斉に巻き戻している動きまでは見られません。

イラクとアルゼンチンについては、まだまだ安心はできないですけど・・・

そして今夜の米国では、フィラデルフィア連銀指数、新規失業保険等、

重要な指標もあるので、米国市場は多少の反動が起きるかもしれませんが、

日本株は成長戦略以降を見据えて勝負すればいいでしょうし、

シンプルにイナゴリラ相場が続いている限り、アホになって参戦すればいいでしょう。

明日は黒ちゃんの講演も控えているので、イエレンの米債高攻撃に対して、

気の効いたコメントでも出せばいいですけど・・・という位に考えておきましょう。

ちなみに万が一、週明けの新成長戦略が失望を招く内容となってしまえば、

さっさとトンズラするということは頭の片隅に置いておきましょう。


ということで、明日のスタンスについては、

主力大型株での週跨ぎの持ち越し短期勝負については、

以上の通り、米債高による円高圧力があろうとも、

イナゴリラ相場(2兆円以上の大商い)が続いている限り、勝負をすればいいでしょう

新興市場、東証2部での週跨ぎの持ち越し短期勝負については、

目安となる売買代金の3000億円がキープされている限り、

イナゴの大群物色が続いていると判断して勝負するのもいいのですが、

以上にも書いた通り、イナゴシフトの動きも見られるので、くれぐれもご注意を。

バイオ、不動産、REITについては、中長期目線で狙うことに変わりはないです。

その他中長期の押し目狙いの方は、週明けの新成長戦略発表以降を見据え、

出遅れ、好業績、割安、高ROE、国策銘柄等をベタなものを拾えばいいでしょう。

長期で構えたままの方も、週明けの新成長戦略発表以降を見据え、

まさかの4月安値割れにでもならない限り、王者の風格で構えておけばいいでしょう。


さぁ!明朝は日本vsギリシャ戦です!

日本株を押し上げるくらいの大勝利を期待しましょう!


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コメント

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| | 2014-06-20-Fri 04:29 [編集]
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Yさんへ
マーケット番長 | URL | 2014-06-20-Fri 06:27 [編集]
おはようございます、そして、おひさしぶりです。
相互リンクの件は承知致しました。
無理をなさらず、お気楽な感じで今後共よろしくお願い致します。

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