不沈艦日記
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狂い咲き。そして週末を前に・・・
こんばんは。

近所の日当たりのいい場所に生えている桜が、例年通り狂い咲きしていたのですが、

どうやら西日本でも桜が開花した様なので、さすがに寒の戻りはないでしょうから、

今年は暑さ寒さも彼岸までだったということでしょう。


さて、今のところ暑さ寒さも彼岸まで・・・ではなく、節分天井、彼岸底でもなく、

節分底、彼岸底という展開がかろうじて続いている日経平均&TOPIXですが、

(東証2部と新興市場は彼岸底ではなく、悲観底ではありますが・・・)

月内の難所でもあった本日の配当権利落ち日を、後場からの狂い咲きによって、

日経平均株価は配当分(約100円)の倍返し以上となる145円高(1%高)で終了。

TOPIXも0.4%高となりました。

前場は東証1部の売買代金が1兆円に届かないまま(9940億円)、

日経平均株価が249円安まで下げたりもしていたので、不穏な空気でしたが、

後場から一気に巻き返し、最終的には売買代金も2兆4748億円にまで達し、

ゴリゴリゴリクソンな商いの伴った、まさに狂い咲とも言える切り返しでおました。

ハッキリ言って、明確な材料やきっかけは怪しい限りですけど、

少なくとも昨晩、海の向こうで悪材料視されていたロシアを巡る地政学リスクは、

今朝も書いた通り、ロシアルーブル、金を見る限り、リスクオフではなかったです。

そして昨日も書いた通り、需給面では高水準な信用買い残はあるものの、

かつての様に裁定買い残、シカゴIMMの円売りポジも全て悪いという訳ではなく、

少なくとも大人の人達の需給環境は悪くないので、月末のお化粧、新年度相場入り

といった都合のいいサジ加減次第で、健全とは言えませんが、

本日の様な先物主導による上昇というのは起きやすい環境ではあります。

そして大人達が所望する追加金融緩和についても、

先日のロンドンでの黒ちゃん講演、次回会合後会見からの同時報道解禁等、

日銀の思わせぶりな言動もあり、個人的には温存すると思っておりますが、

大人達の間では、期待だけは高まりつつあります。

さらに安倍ちゃんが月内に発表予定の国家戦略特区の詳細への期待もあり、

少々フンワリしたものではありますが、

アベクロバズーカへの期待という念力は充満しております(笑)

おっと・・・国家戦略特区の発表は、月末の31日ではなく、

明日の午後からの諮問会議後に発表するようです(予定では引け後になりそう)。

まぁ国家戦略特区ネタは中身次第ではありますけど、

ついでに法人税引き下げもぶっ放してくれると、

1日からの消費税引上げというネガティブイベントへの懸念も和らぎます。

そして今のところ日本株は、世界と比べても割高感はなく、

4月末からの4Q決算時に発表される来期見通しについても、

さすがに減益見通しにはならないでしょうから、さらに割安度が増すはずですが、

もし消費税引き上げを鑑みて、控え目な来期見通しを発表しても、

法人税を引き下げれば、穴埋めにはなりますので、

できれば1日に発表される日銀短観までに、法人税引き下げを決めて・・・

いや、強く示唆だけでもして頂けるといいのですが・・・

というのも、日銀短観の先行きDIが、消費税引き上げを懸念して慎重な結果となると

4末からの4Q決算時に発表される来期見通しも慎重になるという見方になり、

4Q決算以降、さらに割安となるであろうという日本株への期待も剥げ落ちるだけに

法人税の引下げで穴を埋めて頂きたいのですが・・・

まぁでも、法人税の引き下げは、ワーキンググループが発足したばかりであり、

たしか1回しか会合を開いていないので、明日はさすがに期待できないでしょうから、

せめて国家戦略特区での飛び道具を期待したいものです。


ということもあり、まずは日銀短観の発表(1日の寄り前)までである月内は、

堅調という見方なのですけどねぇ。

月内と言っても明日と週明けの31日しか残ってませんけど・・・

それ以降は、1日の日銀短観の結果(毎月勤労統計も)はもちろんのこと、、

4日の米雇用統計、7-8日の黒ちゃん会合次第でしょう。

明日の寄り前に発表される消費者物価、雇用指標等が良い結果となれば、

消費税引き上げを前に物価が上がるとのネガティブな見方もありますが、

大人達にとっては素直にデフレ脱却へ向けて順調という見方にもなりますし、

逆に低調な結果となれば、黒ちゃんへの期待が高まるでしょうし、

アベノミクスへの信認低下となれば、

引け後に会見する安倍ちゃんを後押しすることにもなる可能性はあるので、

明日の我が国の経済指標は心配ないでしょう。


てな感じで、好材料ばかり並べ立てているとフェアじゃないので、

懸念材料も書いておくと、国内では1日からの消費税引き上げ、

アベノミクスの信認低下、高水準を維持している信用買い残、低調な新興市場、

メガバンク、ハゲバンク、証券等の戻りの鈍さ、テクニカル(三役逆転状態)

海の向こうの懸念材料としては、市場にとっては厳しい政策である(特に新興国)

米QE縮小&利上げ観測、完全に払拭されていないウクライナ、ロシア情勢、

燻ぶりの続いている中国といったところです。

ちなみに本日の新興国市場は、株価は堅調、通貨と債券も堅調とトリプル高、

昨夜の時点で通貨以外が織り込まれていなかった本日のロシア市場は、

トリプル安となっておりますが、昨夜の欧米市場よりは落ち着いており、

同じく織り込まれていなかった欧州株はマチマチの動きといった程度です。

金は引き続き軟調、リスクオフ風味で買われていた米債も売られており、

リスクオフモードとは言えない状況です。

今夜の米国での経済指標も、悪い結果にはなりそうにないですし、

10-12月期のGDP・改定値は寒波という言い訳も出来る上に過去の数字ですしね

ナスダックの下げっぷりは気掛かりですけど・・・

そして中国市場については・・・上海株安、人民元安、債券は小動きであり、

大きく下げているわけではありませんが、SHIBORの1~2週間物が急騰しており、

不穏な空気が増しているのも事実です・・・


以上の通り、国内外での懸念材料もありますが、国内は大人の都合な動きに加え、

アベクロが動きさえすれば懸念材料を吹き飛ばせますので、

現時点では動いていなくとも、期待が下支えとなっております。

とりあえず明日の安倍ちゃんには、過剰な期待は禁物ですが、

中身次第ではバズーカになりますので、期待したいものです。


ということで、明日のスタンスについては、

主力大型株での週跨ぎでの持ち越し短期勝負は、商いが継続している限り、

以上の通り、月内目線で勝負をしてもいいでしょう。

新興市場、東証2部での持ち越し短期勝負については、

相変わらず薄商いが慢性化しているので、海の向こう云々というよりは、

まずは商いを伴った反発とならない限り、その日限りの勝負に留めておきましょう。

特にマザーズは切り返したものの、まだ投げが出る可能性はあるので御注意を。

ゲーム、LINE、バイオ、テーマ銘柄等についても基本的には同じですが、

散発的な好材料銘柄もあるので、臨機応変に波乗りして下さい。

バイオについては、徐々に改正薬事法効果(迅速な収益化)も浸透しつつあるので

中長期(来期)目線で狙うことに変わりはないですが、

短期目線については、薄商いの危うさはありますが、STAP細胞騒ぎは薄れつつあり

iPS細胞ネタを始め材料も豊富なので、勝負するのはありです。

IPO関連については、サイバーダインの波及効果はイマイチですが、

3月中は明日も含めてIPOが続きますので、臨機応変にどうぞ。

不動産、REITについては、黒ちゃんのユルフン(追加金融緩和)期待、

公示地価を始め不動産指標の好調ぶりもあり、中長期目線では買いですが、

短期目線では、債券がやや軟調なので御注意下さい。

それ以外の中長期の押し目狙いの方は、2月安値を割るようであれば、

即座に撤退するという姿勢だけは忘れずに、

引き続き来期好業績という条件を前提に、好取組、割安、高ROE、出遅れ、

高配当、国策銘柄という当たり前過ぎる銘柄を拾っていきましょう。

長期の方も、2月安値を割るようであれば撤退するという姿勢だけは忘れずに、

ひとまずこのまま王者の風格で構えておきましょう。


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