不沈艦日記
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シャッター通りと化す東京商店街・・・そして週末へ
こんばんは。

本日の東証1部の売買代金は今年最低の1兆6317億円となり、

すっかりシャッター通りの商店街かの如く、閑古鳥が鳴いております・・・

これだけパワーが落ち、しかも最近は薄商いの中で織り成されたチャートですから、

薄商いだと「技は力の中にあり」ではなく、テクニカル(技)が効くのですが、

テクニカル的な好転の節目となった昨日が、大幅安となってしまったことで、

技さえも中途半端になってしまい、「技なし」「力なし」・・・

おまけに「(国内の)ネタもなし」というただの貧弱相場となっております。

そんな技も効かない、抵抗する力も無い状況の東京商店街ですから、

資金力のある外人さん達が、明日のメジャーSQを前にした自己都合によって、

どんな材料でも好きなように動かす口実として利用し、

日本株だけが情緒不安定な動きをするのも仕方ないと言わざるを得ないです・・・

そういえば常にシャッター通り商店街だった民主党時代には、

「閑散に売りなし」ならぬ、「菅さんに売りなし」(売りになる魅力も無いという意)

なんて揶揄を連日に渡って繰り返しておりましたが、

このままだと安倍ちゃんの側近である菅官房長官を引き合いに出して、

「菅さんに売りなし」なんてことも言いたくなります・・・

そして本日は黒ちゃん大魔王(黒田日銀)までが、

またしても長期国債買い入れオペにて、残存「10年超」を減額したことで、

債券が売られてしまい、ついでにご発注とも言える様な売りも招き(真偽は不明)、

堅調な米債とも相まって、日米金利差縮小による円高も進行することになりました・・

ただでさえ先日の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和を見送ったことが、

失望を招いていると言われていたりもしているのに、

なぜ自ら火に油を注ぐようなことをするのでしょうか・・・どうも理解に苦しみます。

次回の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和をぶっ放す際に、

インパクトを与える為と救世主的な演出が出来るように、

わざと相場の足を引っ張っているのかとも疑いたくもなります。

そういう意味では安倍ちゃんも、来月からの消費税引き上げ後に、

支持率も株価も下がったところで、テコ入れとばかりに追加の政策を発表し、

ドヤ顔で救世主ぶるつもりなのでしょうか・・・

とにかく、シャッター通り商店街と化した東京商店街(市場)へ、

客が殺到するような国内ネタが無い上に、消費税の引上げはもちろん、

昨夜のTPP実務者協議は予定調和な先送りとなり、

政府税調では法人減税を検討する一方で、

財源として配当&譲渡益課税の強化も検討する予定となっており、

客が引いていくような国内ネタは豊富なので、

もはや国内材料としては、需給面での好環境だけです・・・。

とは言っても明日は需給イベントであるメジャーSQですから、

これを機に客を呼び込んで(商いを伴って)、技は力の中にありとばかりに、

テクニカルも呑み込んでの反転となればいいけど・・・海の向こうがねぇ・・・

本日のアジア新興国は、株、通貨、債券共に落ち着いておりますが、

米QE縮小継続による米債安(米金利上昇、ドル高)局面を、

完全に乗り切ったとは言えず、本日時点でも米債高傾向ですからね・・・

特にトルコは、ロシアと中国の影に隠れておりますが、政治不安が継続しており、

他の新興国とは違って、トリプル安がジワジワと進行しております。

ロシアも本日は一服しておりますが、依然としてトリプル安水準であり(CDSも上昇)、

週末にはクリミア半島の国民投票を控えており、

プーチンのブレーキにもなっていたパラリンピックも閉幕となるので、

クリミアの国民投票を機にアクセルを踏む可能性も残っております・・・

それにしても安倍ちゃん外交で特に力を入れているロシアとトルコとは・・・

安倍ちゃんの運も逃げつつあるのかねぇ。

中国については、本日の経済統計が市場予想を下回った上に(悪くないけど)、

人民銀がどこぞの銀行のように空気を読まず、資金吸収に動いたにも関わらず、

本日の上海株は堅調、人民元、債券、SHIBORも落ち着いております・・・

全人代閉幕というきっかけ、ネガティブだった李首相の会見でも荒れなかったので

中国の「目先の」懸念は織り込んだとも言えなくもないですけど・・・

少なくとも新興国とロシアの懸念は依然として残っております。

米国については、今夜の小売売上高、新規失業保険、

フィッシャーFRB副議長候補の公聴会、明日のミシガン大消費者信頼感指数、

そして来週にはイエレン議長の初登板となるFOMC、米メジャーSQを控えており、

ウクライナを巡るロシアとの緊張も継続しております・・・

以上の通り、海の向こうでは、新興国、ロシア、米国の材料が続き、

明日にはムーディーズのソブリン格付けの発表も予定されており、

(経常赤字の慢性化で、まさか日本が格下げ・・・なんてことも)

国内ネタだけでは、明日のメジャーSQを通過しても、

客を呼び込むような(商いを伴うような)反発は期待出来そうにないです・・・

今夜の米小売売上高、新規失業保険が好結果ならば、

ヒョロ上がりの反発はあるかもしれませんが、

週末にウクライナ等で悪材料が出ると、ヒョロ上がりは一発で砕けますからね・・・


ということで、明日のスタンスにつきましては、

主力大型株での週跨ぎの持ち越しの短期勝負は、

商いを伴った反発にでもならない限り、その日限りの勝負に留めておきましょう。

新興市場、東証2部での週跨ぎの持ち越しの短期勝負については、

本日も主力大型株以上の薄商いが慢性化しているので、

(東証2部の商いは膨らんでおりますが、特定の銘柄への偏りです)、

海の向こう云々というよりは商いが戻らない限り、主力大型株と同様、

その日限りの勝負に留めておきましょう。

ゲーム、LINE、バイオ、テーマ銘柄等についても基本的には同じですが、

散発的な好材料銘柄もあるので、臨機応変に波乗りして下さい。

バイオについては、徐々に改正薬事法効果(迅速な収益化)も浸透しつつあるので

中長期(来期)目線で狙うことには変わりはないですが、

短期目線については、iPS細胞ネタを始め材料が豊富であり、

バイオ全体も動意付きつつあったのですが、STAP細胞が残念な結果となり、

影響は軽微そうではありますが、お気を付け下さい。

IPO関連については、3月一杯はIPOが続きますので、こちらも臨機応変にどうぞ。

REIT、不動産については、追加金融緩和期待等を始め、

先週発表されたオフィス空室率の好調ぶりもあり、中長期目線では買いですが、

短期目線でも、来週の公示地価への期待もあるので、

地合いと債券を横睨みしながら、新興不動産も含めて勝負するのはありでしょう。

それ以外の中長期の押し目狙いの方は、海の向こうへの警戒もありますが、

2月安値を割る様な事になれば即座に撤退するという姿勢だけは忘れずに、

引き続き来期好業績という条件を前提に、好取組、割安、高ROE、出遅れ、

高配当、国策銘柄という当たり前過ぎる銘柄を拾っていきましょう

長期の方については、シンプルに2月安値を割る様な事になれば、

撤退するという姿勢だけは忘れず、王者の風格で構えておきましょう。


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コメント

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こんばんわぁ
しんパパ | URL | 2014-03-13-Thu 21:37 [編集]
お久しぶりです(^-^)しかし本日は酷い相場でしたね(*_*)最悪、、本当に最悪に14000円を割り込むことになると、どーなりますかぁ?13000割れなんかもあるの?でしょうか?今は無いことを願うばかりですが…
しんパパさんへ
マーケット番長 | URL | 2014-03-13-Thu 22:25 [編集]
> お久しぶりです(^-^)しかし本日は酷い相場でしたね(*_*)最悪、、本当に最悪に14000円を割り込むことになると、どーなりますかぁ?13000割れなんかもあるの?でしょうか?今は無いことを願うばかりですが…

お久しぶりです。
今のところは14000円割れがあるかどうかくらいに見ているので、
13000円割れは考えておりませんが、
とりあえずロシア、中国、来週のFOMC次第といったところでしょうか。

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