不沈艦日記
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バナナの叩き売り
こんばんは。

いやはや・・・日本株は男前によく下げまんなぁ。

メジャーSQを週末に控え、ハゲバンクを始め指数寄与度の高いインチキ3兄弟が・・

なんてことを、いつも通り言いたくのなるのですが、ふと冷静に考えると、

今の日本企業の中で、世界に名を轟かせつつあるのは、

ハゲバンクとファストリという現実もあるだけに、

実際に指数寄与度の高い値がさ株なので、先物の都合次第で動こうとも、

意外と両銘柄は真っ当に評価されているのでは・・・なんてことも感じますけどね。

そういえば我が国の外需依存度は、実際には低いにも関わらず、

市場(日経平均)においては、外需比率が大きいこともあって、

外需依存や円安云々と言われるという面もあったりしますからね。

とは言え、市場に参加している限り、市場の出す答えを無視する訳にもいかないので

バランス良く両面を見て行くしかないのですが・・・。


さて、改めまして本日の日本株ですが、上記の話で言う所の市場の答えとしては、

米債がほぼ動かなかったことで、為替もほとんど動かなかったにもかかわらず、

日本株は大幅安となっております・・・

中国市場も景気懸念だけでなく、銅の急落が火に油となり、

理財商品のデフォルト懸念が高まったと言いつつも、

上海株は小幅安、人民元も小幅安、債券は堅調、SHIBORも低下しておりますが、

日本株は中国以上に大幅安となっております・・・

アジア新興国は、株安となったものの、通貨と債券はおおむね堅調なので、

トリプル安というマネー流出症状の悪化というよりは、

株安債券高というシンプルなリスクオフ・・・にもかかわらず、

日本株は新興国以上に大幅安となっております・・・

ということからも、本日の市場が出した答えとしては(動きとしては)、

日本固有の悪材料というよりは、需給面である週末のメジャーSQに向けて、

先物の都合による悪ノリが、海の向こうのリスクオフな動きを助長したと言えます。

本日は先物の商いが10万枚近くにも及ぶ一方、

現物の商いは2兆円割れという非力ぶりであり、抗う力も無かったですしね・・・

おまけに本日はテクニカル的に好転する節目だったにも関わらず

跳ね返されてしまったので、早々に取り戻さないことには、

テクニカル的には調整が長引くとも言えます・・・

あくまで本日に限った市場の答えではありますけど・・・

現在(20時)の米国債、欧州市場、ロシア、トルコ等の新興国を見ると、

リスクオフテイストが強くなっており、特にウクライナ情勢を抱えるロシアを始め、

国内の政治不安を抱えるトルコもトリプル安症状が目立ちつつあります・・・

そんな海の向こうの現在の動きを受けて、

先物は更に下げ幅を拡大しており、円高も進行しておりますので、

このまま明日までに戻さずに帰って来ると、下値切り上げのトレンドも崩れてしまい、

そうなると、SQ通過で収まらない・・・という懸念と同時に、

結局は来週のFOMCまでバナナの叩き売りが続くのか・・・という懸念も増します。

(かつての日本人はバナナと言われてましたので・・・ちなみに下ネタではないです)

そんな状況の所に、今夜のTPP日米実務者協議が物別れに終わり、

交渉継続を前提とした先送りならばいいけど、前回の協議で米国が匂わせていた、

日本のTPP外しという機運が高まるようだと、アベノミクスの信認低下に繋がります

(個人的にはTPPに反対ですけどね)

とどめに政府税調の法人課税ディスカッショングループ会合にて、

本日は1回目だったので法人減税だけに留まったようですが、2回目以降において

配当課税、譲渡益課税まで検討されるようだと、更なる日本固有の売り材料に・・・

ただでさえウクライナ情勢については、週末にクリミアの国民投票を控えている上に

米露の小競り合いも続いており、中国も明日の全人代閉幕までに政策が出ないと、

閉幕以降は危ういですから(李首相の記者会見には期待したい所ですけど・・・)、

いくら需給環境が好転しているとは言え(本日発表の裁定買い残も微増程度)、

日本買いとも言えるパワー(商い)を伴う様な国内材料でも飛びださないと、

厳しいと言わざるを得ない状況となりつつあります・・・

本日の春闘集中回答は、昨日のアマリン(甘利大臣)による、

「政府は復興特別法人税の減税を前倒しして、原資を渡しているのだから、
 利益が上がっているのに何もしないのであれば、
 経済の好循環に非協力ということで、経産省から何らかの対応がある」

というどっかの国の様な脅しが効いたのか、どこもかしこもベアに踏み切っており、

穿った見方をすると、政府からはこれ以上期待するなとも言えなくもないけど、

素直にポジティブな材料ではあるのですが・・・

後はいざとなったら躊躇なく動くと言っている黒ちゃんに期待するしか・・・(笑)

明日の中国経済統計、明晩の米小売売上高、米新規失業保険が、

好材料となればいいけど・・・中国はアテにならんし、週末はウクライナもあるしねぇ。


以上の通り、本日を機に残念な方向へと傾いてしまったので、

明日で取り戻せないようだと、好材料も期待出来ないだけに、

SQ以降も厳しい展開が続きそうです・・・


ということで、明日のスタンスについては、ほとんど変更はありませんが、

主力大型株での持ち越しの短期勝負は、商いが膨らむ様な材料が出ない限り、

その日限りの勝負に留めておきましょう。

新興市場、東証2部での持ち越しの短期勝負については、

本日も主力大型株以上の薄商いが続いているので、海の向こう云々というよりは、

商いが戻らない限り、主力大型株と同様、その日限りの勝負に留めておきましょう。

ゲーム、LINE、バイオ、テーマ銘柄等についても基本的には同じですが、

散発的な好材料銘柄もあるので、臨機応変に波乗りして下さい。

バイオについては、徐々に改正薬事法効果(迅速な収益化)も浸透しつつあるので

中長期(来期)目線で狙うことには変わりはなく、短期目線についても、

iPS細胞ネタを始め材料が豊富であり、バイオ全体も動意付きつつあったのですが、

STAP細胞が残念な結果となり、影響は軽微そうですがお気を付け下さい。

IPO関連については、3月一杯はIPOが続きますし、

先週上場のサイバーリンクスも盛り返しているので、臨機応変に波乗りしてください。

REIT、不動産については、追加金融緩和期待等を始め、

先週発表されたオフィス空室率の好調ぶりもあり、中長期目線では買いですが、

短期目線でも、来週の公示地価への期待もあるので、

地合いと債券を横睨みしながら、新興不動産も含めて勝負するのはありでしょう。

それ以外の中長期の押し目狙いの方は、明日への警戒もありますが、

2月安値を割る様な事になれば即座に撤退するという姿勢だけは忘れずに、

引き続き来期好業績という条件を前提に、好取組、割安、高ROE、出遅れ、

国策銘柄という当たり前過ぎる銘柄を拾っていきましょう

特に好取組、高配当銘柄を狙うのが無難でしょう。

3月配当取り、優待を狙ったNISA資金の流入期待もありますからね。

長期の方については、シンプルに2月安値を割る様な事になれば、

撤退するという姿勢だけは忘れず、王者の風格で構えておきましょう。


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