不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
じぇじぇじぇ、今でしょ、倍返し、おもてなし・・・盛り沢山な一日。
こんばんは。

いやはや、本日は話題豊富な一日でおました。


あまちゃん(甘利大臣)の「じぇじぇじぇ」な二枚舌甘利ラインに始まり、

あべちゃん(安倍首相)は「今でしょ」とばかりに靖国へ参拝、

あそうちゃん(麻生大臣)も「倍返しだ!」とばかりに、

気の早い消費税率10%への引上判断の時期を来年12月と言ってみたり・・・

ついでに言えば、安倍ちゃんが黒ちゃん(黒田日銀総裁)を、

首相官邸で「おもてなし」しておりました・・・

安倍政権誕生からちょうど一年という節目だからなのか、振り返りも兼ねてなのか、

本日のチーム安倍ちゃんマンは流行語大賞な1日となりました・・・


そんな今更な流行語大賞を演じる安倍親分は、ついに靖国神社へ参拝!

これまた安倍政権誕生からちょうど一年という節目というのもあるのでしょうけど、

中韓以外のアジア外交も一巡し、沖縄の基地問題にもメドが付き、

韓国への銃弾提供、本日は中国当局がデモを警戒する毛沢東の生誕120年・・・

ということからも、いいタイミングというか、したたかなタイミングではあります。

さすがに今回は一発目なので、中韓だけでなく米国からも批判されておりますが、

小泉パパが先日の外国人記者クラブの会見でも言っていた通り、

靖国に参拝しなくとも、中国、韓国との関係は良くなっておらず、

むしろ相手がツケ上がり、悪化しているのですから、

いっそのこと参拝自体を習慣化してしまえば、

靖国参拝批判を外交カードとして悪用する効力も徐々に薄れてくるでしょう。

ということで、大いに結構なことではあるのですが・・・

マーケットにとっては、やや心配なのも現実・・・

米国が厳しく批判していることもあり、地政学リスクとして過度に意識されると、

地政学リスクを嫌う外国人が、日本から引き上げる可能性も無きにしもあらず・・・

本日はそういった動きは見られませんでしたが、

今後、中国で反日デモが激化する様なことになったり、尖閣でひと悶着となったり・・・

目先としても、明日の寄り前の外資系動向が大きく売り越しになっていたりすると、

やっぱり靖国参拝は地政学リスクだと言われ兼ねないだけに、ちと心配です・・・


そういえば、舌ガンの手術から復帰したあまちゃん(甘利経済再生担当大臣)が、

本日は数々の口車を炸裂させていた閣議後会見を久々に開催し、

舌ガン手術で二枚舌になったのか、かつて甘利ラインと言われた13000円に対し

「心の中では年内目標16000円と思っていた」

という後付けアナリスト・・・いや、アマリストな二枚舌を炸裂し、

まさに舌好調ぶりを発揮しております・・・

都合良く解釈すれば、安倍政権としても4月の消費税引上げまでは、

最低限16000円は死守するんだという意気込みとも受け取れますので、

二枚舌な甘利ラインで楔を打ったと見込んで、安倍ちゃんは参拝を決めたのか?

なんてポジティブに考えてみたり・・・

まぁでも、日経平均が16000円を超えている状況下での二枚舌な甘利ラインは、

普通に解釈すると、安倍政権は16000円で満足しているとも受け取れますので、

余計な事を言ったなというのが現実でしょうね・・・


以上の通り、麻生くんのせっかちな倍返し消費税率発言も含め、

本日の流行語大賞な政治の動きは、市場にとってはスベリ気味の結果と言えます。

そういう意味でも、今後の中国での反日デモ動向、

目先としては明日の寄り前の外資系動向には注意と言えます。

明日は消費者物価、雇用、消費、所得関連の指標が発表されますので、

週初にも書いた通り、デフレ脱却という意味では消費者物価が重要ではありますが、

消費税引上げの4月迄に、所得が上がらないままに物価が上昇すると、

さすがに安倍ちゃんの支持率にも影響するのはもちろんのこと、

明日のこれらの指標が低調だと、靖国参拝もコジ付けてマスコミが叩きそうです


さてさて、以上の様な地政学リスクの高まりも心配される中、

本日の日本株は、証券優遇税制対策売りが昨日で一巡し、

本日からスタートのNISA効果もあり、

これまで屁をこいて寝ていたトヨタ、メガバンクがついに・・・

ベタ過ぎる観測通りに起き上がったことで、

先走りの日経平均に置き去りにされていたTOPIXが、

日経平均を上回る上昇率となり、終値ベースでの年初来高値も超えました。

もしかしたら本日は、先走っていた日経平均が下げることで、

NT倍率の過熱を冷ますのかとも思っていましたが、

TOPIXの上昇率が日経平均を上回る形で差を縮めたことは、健全な動きであり、

先走りの日経平均を牽引していたファストリが下げたにも関わらず、

日経平均が上昇したということも、これまた健全というか強い動きではあります。

ただ・・・証券会社のコールセンターがパンクする程のNISA資金の流入だ!

と言いながら、東証1部の売買代金は2兆1833億円に留まり、

昨日までと比べても商いが膨らんだとは言えず・・・

新興市場も大商いではあるのですが、昨日までと変わらない商い・・・

クリスマス&年末休暇である外国人の動きが鈍いとも言われる時期なので、

十分な商いと言えなくもないですし、物色動向にも明らかな変化は見られるのですが

昨日から商いが様変わりしていないことは、やや引っ掛かります。

今のところ先物は閑散状態が続いており、

ロスタイムに入ってから動かすのが精一杯という状況ですから、

現物主導が崩れる様な商いではありませんけどね。


そして国内のもう一つの気掛かりな点は、債券安でおます・・・

本日は10年差利回りが0.7%を超えており、

いくらそれ以上に米債安(米金利上昇)が進行して、

日米金利差の縮小を招いていないとは言え、いつも言っている通り、

デフレ脱却を目指す我が国とっては、「円安・株高・債券高」が必須の構えなので、

本日の債券安(金利上昇)というのはよろしくないです・・・

今のところは、5月の水準(0.85~0.90%)にまで達しているわけでもなく、

5月の様に米債が堅調(米金利低下)というわけでもなく、

円安も維持されておりますので、目先の懸念とまでは言いませんが、

5月の際は債券安(長期金利の上昇)を無視したまま円安・株高が進み、

最終的には長期金利が0.9%にタッチしたのをきっかけに崩落しただけに、

このまま債券安(金利上昇)が進行し、米債が堅調(金利低下)に転じるようだと、

5月の再現にもなり兼ねないだけに、今後の推移には注意が必要です。

あ、今夜は米新規失業保険が発表されるので、3週連続で悪化するようだと、

年明けの雇用統計への懸念が高まり、QE縮小の正当性にもケチが付き、

米債高へと転じる可能性はあります。


そして他の海の向こうの気掛かりとしては、連日書いている通り、中国と新興国です。

新興国はトルコ、ブラジル、タイ、インドネシアのトリプル安症状が気掛かりであり、

中国はSHIBORの動向です・・・

結局本日は定例オペを見送ったようで、そういう意味でも人民銀行は、

大して警戒していないとも言えますし、実際に本日のSHIBORは、

急騰していた翌日物と1週間物は、引き続き低下しておりますので、

6月のチャイナショックのような症状は収まりつつありますが

1カ月物は再び小幅に上昇へと転じ、3カ月物~1年物は上昇が継続しており、

上海株も大幅安となっているだけに、まだまだ危うい状況と言えます。


以上の通り、国内の状況としては、健全な動きと大商いが継続する限り、

年内目線では心配する程のことではないのですが、リスクとしては、

我が国の債券安(金利上昇)がこのまま継続し、米債が反転すると(米債高)、

円高・株安のリスクはありますので、今夜の新規失業保険は注目です。

そして引き続き、中国はSHIBORの動向に加え、

冒頭で書いた靖国参拝が地政学リスクとして捉えられるのかどうかと言う意味では、

中国での反日デモ動向はもちろんのこと、明日の寄り前の外資系動向、

中国関連という意味では、明日の鉱工業生産、中国工業利益も、

地政学リスクをこじ付けるきっかけになる可能性があります。


ということで、あくまで念の為として、可能性のあるリスクも書いておきしたが、

中国の反日デモは未知数ながらも、他のリスクは年内目線では大丈夫でしょうから

明日のスタンスについては、特に変更はありまへんが、改めて書きますと、

主力大型株での持ち越し短期勝負は、引き続き持ち越し勝負でいいでしょう。

ただし、225銘柄の指数寄与度の高い銘柄、中国関連には御注意下さい。

新興市場も同様であり、ゲーム、LINE関連、バイオ関連についても同様ですが、

バイオは中長期目線においても、改正薬事法、国策等の追い風は豊富であり、

来期業績改善も期待出来ますので、腰を据えても良いでしょう。

しかしながら最新の四季報を見ると、業績見通しの減額はほとんど無いものの

思ったほどの増額が見られないのも事実であり、これまで置き去り状態でしたが、

昨日と本日の動きを見る限り、反転が本格化しそうではあります。

IPO関連については、その日限りの乱打戦に留めておきましょう。

そして恒例である年末年始の新興・中小型ラリーは、イマイチ冴えないですが

本日の動きを見る限り、銘柄の吟味は必須ながら勝負をするのはありです。

REIT、不動産については、いつも書いているので詳細は割愛しますが、

消費税引上げ前の駆け込みの反動減も見られない活況が続いており、

黒い銀行による低金利政策は継続し、4月の追加金融緩和期待もあるので、

今後も中長期目線では買いでおます。

新興・中小型ラリー期待と本日の動きから、新興不動産の短期勝負も面白いですが

本日の債券安(金利上昇)が続く可能性もあるので、短期勝負は御注意下さい。

それ以外の中長期の押し目狙いの方は、昨日は押し目にもなりませんでしたが、

引き続き来期好業績、好取組、割安、国策銘柄という当たり前過ぎる条件に加え、

GPIFネタも継続しており、年明けからのJPX日経400という話題もあるので、

注目されている高ROE銘柄も狙っていきましょう。

もしくは新興・中小型ラリーに乗るのもいいでしょう。

長期の方については、中国のリスクがデモ懸念を含めてやや未知数ではありますが

ひとまずこのまま王者の風格で構えておきましょう。

精神衛生上、年末で手仕舞いたいという方は、明日で手仕舞うのは自由です。


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