不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
来週への方向感が見えるヤマ場に突入。
こんばんは。

私の学生時代のバイト先でもある清水寺にて、本日発表された今年の漢字は、

私の頭のようなゴリゴリ五厘刈りの「厘」ではなく、「輪」だそうです。

東京五輪も決まったので、無難な選択ではあると思いますが、

市場としても東京五輪ラリーがあったことですし

今年は1月1日から無現クルクル信用取引となり、

11月からは空売り規制も緩和され、マネーの回転が激しくなったので、

「輪」というのもふさわしいかと言えます。

何より昨日も書いた通り、お寺も空売りを仕掛け、

輪廻転生のようにお布施をクルクルと市場で回す時代ですからね(笑)

できれば、一部の寺には「倫」を見つめ直し、「凛」として頂きたいものです。


そういえば、最近は「凛」としていない姿の目立つオバマッチョが、

FRBの次期副総裁として、ダラス連銀のフィッシャー総裁ではなく、

前イスラエル中銀総裁であり、バーナンキとドラギも教えを受けた事のある、

スタンレー・フィッシャーの起用を検討しているそうで・・・

バーナンキのFRB議長の後任として、起用が検討されたサマーズとは違い、

ゴリゴリのタカ派ではないようですが、FRBのFガイダンスに否定的であることで、

結果的にはタカ派的作用を招く恐れがあるのだそうで・・・

しかも来年のFOMCでの投票権を握るメンバーは、タカ派勢力が多いだけに、

年内のQE縮小観測だけでなく、利下げ観測まで招く恐れがあるのだそうで・・・

正直、そんな観測を招くのかどうかよりも、

何がわからんって、オバマッチョ自身の金融政策に対する方向性です・・・

バーナンキFRB議長の後任として、ゴリゴリタカ派のサマーズを検討したかと思うと、

最終的には正反対のゴリゴリハト派であるイエレン・オブ・ジョイトイを指名・・・

そして今回の副議長候補には、タカ派観測を招きそうなフィッシャーの起用を検討・・

オバマ自身は一体何がしたいのか・・・、

というかハトなのかタカなのかサッパリわからないです・・・

単純にハトもタカもへったくれも無く、ただの風見鶏で何も考えていないだけなのか・・

ボルカールールの採決を見ると、金融機関憎しという姿勢は変わっていないので、

オバマッチョは、恐らくタカ派なのでしょうけど・・・

何だかんだ言っても政治の力が強い国ですから、

イエレンおばさんの存在感を、オバマおすすめのフィッシャーが食ってしまい、

来年からタカ派色のスタンスが濃くなり過ぎないことを願うばかりです・・・


という良からぬ空気も漂っている米国市場ではありますが、

雇用統計後のQE縮小観測の台頭にも逆行(債券高)してきた米債が、

昨日からやや軟調(金利上昇)に動き始めているのは、

以上の様なオバマの風見鶏人事観測のせいなのか・・・

財政協議が合意したことによる年内のQE縮小観測が更に高まったからなのか・・・

そういう意味では、米国債利回りが雇用統計前の水準を超えてくれば、

QE縮小観測だけでなく、オバマの風見鶏懸念もあると見た方がいいでしょう。


一方、我が国の債券は、米債と違って堅調を維持(低金利維持)しており、

以上の様な米国の事情もあり、日米の金利差の拡大を見込んで、

円安に動いております。

これまでは雇用統計を経て、年内のQE縮小観測が高まったにも関わらず、

米債が逆行(債券高)していたことで、円高に動いておりましたので、

今回は米債券安(米金利上昇)と共に円安となっており、健全な動きではあります。

つまり日米債券と為替の動きは健全しつつあり、

年内の米QE縮小観測に対する素直な反応を見せ始めているということです。

そんな健全になりつつある日米債券と為替にも関わらず、

我が国の株価はというと、明日にメジャーSQを控える先物が主導する形で、

昨日に続いて大きく下げており、未だ不健全ともいえる動きではあります。

(売買代金も昨日に続き2兆円超えの下げとなっております。)

だからこそ、メジャーSQさえ通過すれば、健全化しそうですが・・・

裁定買い残は高水準のままではありますが、ロールオーバーも進んでいることで、

SQでの波乱は無さそうですが、少なくともSQがきっかけというか、

動かす口実には使われそうでが・・・。


そういう意味では、先ほど発表されたユーロ圏鉱工業生産は低調な結果となり、

ドラギえもんも講演で得意の「何でもやりまっせ」緩和を再びチラつかせているので、

今夜の米小売売上高、米新規失業保険も低調なようだと、

織り込みつつあるQE縮小観測からQE継続観測へと転じ、

米債は買われ(米金利低下)、再びドル安円高へと転じてしまいます・・・

もし好調過ぎる結果となったとしても、必要以上なQE縮小観測となり、

オバマの風見鶏(フィッシャー起用)が更に嫌気されるでしょうから、

今夜の米指標がほどほどな結果とならなければ、

SQ通過をきっかけに健全化へ向かうことも無く、

来週のFOMC&黒い会合までウダウダが続く可能性があります・・・


以上の通り、今夜から明日のSQまでのヤマ場が、

来週のFOMC&日銀会合までの方向感を決めることになりそうです。


ちなみに新興国は、本日も米債安(米金利上昇)を嫌気する様な動きはなく、

QE縮小を織り込み済みとも言える動きではあります・・・

中国は明日か明後日には中央経済工作会議が閉幕し、

対策期待と同時に、地方政府債務残高の発表(噂)が気掛かりではあります・・・

市場ではほとんど話題になっていないだけに、

残高次第では破壊力のある悪材料にはなります・・・

気にしているのは私だけかもしれませんけど(笑)

本日も人民銀行は、SHIBORが上昇しているにもかかわらず動いていないので、

大して心配する必要は無いかもしれませんけどね。


あ、忘れておりましたが、我が国の新興市場ですが、

御存知の通り、ミクシィのハシゴ外し祭が収まっておらず、

本日は急騰していたエイチームまでもイマイチな決算を発表したので、

ミクシィ騒ぎと相まって、またしてもハシゴ外し祭となってしまうと、

新興市場にとっては追証も含め、しばらく冷え込みが長引きそうです。

ただし、本日発表された投資主体別売買動向を見ると、

個人は6週ぶりに買いに転じており、証券優遇税制対策の売りどころか、

随分と旺盛な姿勢も見られますので、

他の銘柄へ資金が移動するだけかも知れませんが、

新興市場全体の商いも減りつつあり、IPO銘柄も細り気味ですから、

イナゴの大群の動きを見ながら、機敏に動くのがいいでしょう。


ということなので、明日のスタンスについては、ほぼ変更はないですが、

主力大型株での持ち越し短期勝負については、

以上の通り、今夜から明日のSQまでのヤマ場をきっかけに、

日米債券、為替に続いて株価も良い意味での健全化に転じれば、

週跨ぎの持ち越し勝負を挑んでもいいでしょう。

新興市場での持ち越し短期勝負については、

以上の通りなので、ハシゴ外し祭が落ち着くまでは持ち越し勝負をせずに、

他のイナゴの群がる銘柄で、その日限りの波乗りに留めておきましょう。

ゲーム、LINE関連銘柄についてももちろん同様です。

バイオ関連銘柄については循環物色が訪れておりませんので、

イナゴを待ち構える短期勝負はありですし、中長期目線でも、改正薬事法が成立し、

来期業績観測も上ブレるでしょうし、日本版NIHの創設期待等、

国策ネタも豊富ですから、腰を据えても良さそうです。

しかしながら最新の四季報を見ると、業績見通しの減額はほとんど無いので

失望はなさそうですけど、思ったほどの増額も見られないので、

ハシゴ外し祭りで新興市場全体の治安が悪化するようだと、

資金拘束を嫌う方は、しばらく見送ってもいいかもしれません。

IPO関連銘柄については、本日のIPO銘柄の動きを見ていると、

翳りは払拭されていないので、明日も引き続きご注意ください。

そして銘柄の吟味は必須ながら、恒例である年末年始の新興・中小型ラリー目線で、

来週以降も見据えて、ハシゴ外しの銘柄以外で勝負をするのはありです。

REIT、不動産については、消費税引上げを嫌気した動きも多少はありますが、

東京五輪、本日のオフィス空室率を始め各住宅指標面の改善、規制緩和、

住宅ローン減税の拡充、継続中の異次元金融緩和&来週の金融緩和期待もあり、

大局的にも低金利は続くでしょうから、今後も中長期目線では買いでおます。

どう見ても駆け込み以上の活況ぶりとしか思えないですしね。

新興・中小型ラリーが続くようだと、新興不動産を短期で待ち構えるのもありです。

それ以外の中長期の押し目狙いの方については、

これまで通り、好業績、好取組、割安、高ROEという当たり前すぎる条件に加え、

国策銘柄をコツコツと拾うか、新興・中小型ラリーに乗るのもいいでしょう。

長期の方については、ひとまず明日はこのまま王者の風格で構えておきましょう。

年末で手仕舞うにしても、中国で爆弾が破裂しない限りは、

来週のFOMC&日銀会合を見極めてからでも遅くないでしょう。


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