不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
今週のヤマ場
おばんです。

本日もテンコ盛りの決算発表が続いております。

しばらくは眼精疲労との死闘が続くことになりそうですが、

どっかの集計データを見るよりも、自分の目で見ることによって身体で感じ取らないと

脳味噌きんにくんな私には感覚が掴めないもので・・・

3ヵ月に1度の恒例行事ながら、なかなか慣れないもので、疲れが溜まります。

まぁ愚痴っても仕方ないので、話を進めます。


本日発表分の決算の数字だけをひと通り目を通してみると、

中間期予想のみの業績修正は過ぎたことなので置いとくとして、

肝心の通期予想の上方修正については、

神戸鋼、オムロン、日野自、ニフコ、エクセディ、シマノ、日産化、日本化薬、

戸田建、野村不、ヒューリック、JR東日本、JR東海、H2Oリテ等の37社、

通期予想の下方修正については、

小糸製作所、クラレ、日配飼、コメリ、モノタロウ、大ガス等の16社、

通期予想の据置については、

日立、明電舎、アドバンテスト、芝浦メカ、川重、ニチレイ、JR西日本等の59社

通期予想を開示、もしくは非開示ながらイマイチな決算としては、

ファナック、ガンホー、逆に好調なのは証券会社、

以上の通り、昨日までと同じく、それなりに上方修正銘柄も多く、

下方修正も少ないのですが、やはり据置銘柄の多さが目立ちます。

(相変わらず建設と地銀は上方修正祭が続いており、自動車もなかなかでおます)

そして本日に至っては、日経平均への寄与度の高いファナック、

新興市場の中心銘柄でもあるガンホー、

これらの決算が奮わなかったことも、全体としての期待外れ感を助長しております。

そういえば日立の決算会見の時に副社長が、

「中国の金融引き締めや米財政問題が残っいるので、
 結果が出てからベアを検討する」

と渋チンなことを言っており、穿った見方をすると、ベアを先送りする為に、

上方修正をしないのではないかとも思ってしまいます。

日本電産のナガモッコリ(永守)社長の様に、

「アベノミクスを支援・成功させる為にもベースアップしまっせ~」

というオラオラな姿勢とまでは言いませんけど、

少しは見習って強気な姿勢を見せて、景気の気を盛り上げて頂きたいものです。

まぁ意気込みはともかくとして、今のところ国内企業決算は、

まだまだ決算ラッシュの入り口なので、失望を招く程ではないですけど、

日本買いを招く程の材料にまでは至っていないので、

明日以降の決算に期待するしかないという状況です。


そしてやっとこさ?懸念材料として認知されつつある中国は、

これまたやっとこさ重い腰を上げて、本日の定例オペにて資金供給に動きました。

しかしながら効果も空しく、昼過ぎに発表されたSHIBORは、

収まるどころか翌日物、1週間物、2週間物が更に上昇しており、

人民元金利も2年物と10年物の上昇が続いており、

上海株も最後は切り返したものの0.23%安で終えております・・・

一応、当局の金融引き締め姿勢という懸念は、

本日の資金供給によって和らいだとも言えますけど、

それでもSHIBORが収まらなかったということは、

単純に供給量が少なかったとも言えますし、

金融引き締め以外の懸念材料(影の銀行問題等)に反応しているとも言えます・・・

そういう意味では、どちらの原因で上昇しているのかを判断する為にも、

ひとまず明日の12時30分に発表されるSHIBOR、

明後日の中国市場の寄り前の定例オペ、その後の12時30分のSHIBOR、

これらがどう動くのかを見極めない事には、中国懸念はスッキリしまへん。


ちなみに中国以外の新興国については、本日もカレーの国が利上げしてみたりと、

来たるべく米QE縮小に備えて各国中銀が動いている事もあり、

さらに功を奏していることもあり、すっかり落ち着いております。


欧州は今朝の記事でも書いた通り、今週は明晩の独失業率&CPI、

明後日のユーロ圏失業率&CPIくらいしかこれといった材料はないので、

S&P500に続きダウも史上最高値に迫っている米国に目を向けないといけません。

今夜からFOMCが始まり(結果は明日)、結果自体にはサプライズは無く、

ほぼQE継続という結果になるでしょうから、今夜のケースシラー住宅価格、

明晩のADP雇用、消費者物価は、よっぽどの悪化にでもならない限り、

都合良くQE継続観測が高まるだけなので、今夜の小売売上高だけが唯一、

クリスマス商戦を占う意味において多少は重要という程度です。

従って主役となる材料は米企業決算であり、

しかも今夜以降の決算は高値圏の銘柄が多く

特に明晩と明後日の決算は高値圏にある主力企業の決算が多く、

結果次第ではADP雇用等のマクロ指標とも化学反応を起こす可能性もあるので、

明晩と明後日の米国は要注意でおます。

月末までに発表予定の米財務省半期為替報告書についても、

日本の円安政策にケチが付くと円高圧力となり、

FOMCでのQE継続とコラボするようなタイミングで発表されると厄介です。


以上の通り、イマイチ&31日に一発目のピークを迎える国内企業決算、

31日まではすっきりしそうにない中国懸念、明晩以降が要注意の米国、

方向感の見えない為替(半期為替報告書を含む)も重石といえます・・・

ということもあり本日の日経平均株価は70円安となり、

注目していた商いについても、本日の売買代金は1兆8741億円・・・、

先週までの2兆円下げにまで至らなかったものの、

上げに比べると、まだ下げのパワーの方が上回っており、足腰が弱いです・・・

さらにファナックとガンホーが荒ぶるようだと、225と新興市場共に冷えますからね。

今のところ先物は小動きですけど・・・

ということなので、せめて商いの伴った日本買いにでもならない限りは、

明日以降は特に慎重に構えた方がいいでしょうから、

明日のスタンスについては、ほぼ変更はありません。


改めて書きますと、主力大型株での持ち越し勝負は、

商いの伴った日本買いにでもならない限りは、月末のお化粧期待も気にせず、

慎重に構えた方がいいでしょう。(もちろん個別の決算跨ぎにもご注意ください。)

新興市場については、本日はやや商いが戻っておりますが、

明日はガンホーの反応次第でもありますし、enishやバイオの決算も控えており、

明後日はハゲウィン(SB)、アドウェイズ等の決算も控えているので、

持ち越し勝負には十分にお気を付け下さい。

ただし主力大型株が本格反発とならなければ、代わりに堅調となる面もあるので、

テーマ・国策の吟味、決算跨ぎ、そして商いの多い中心銘柄の動きを見ながら、

持ち越し勝負をするのはアリですが、明日はファナックとガンホーが荒ぶると、

全面安となる可能性もあるので、くれぐれもご注意ください。

ゲーム、LINE関連銘柄については、明日のガンホーの反応に加え、

その他の決算も続き、国策銘柄でもないので長居にはお気を付け下さい。

バイオ関連銘柄については、臨時国会での本丸でもある薬事法改正案の成立、

日本版NIHの創設期待、引き続きバイオ関連学会も控えており、

ネタは豊富なので、中長期的には腰を据えて良さそうです。

今回の決算シーズンを超えれば来期に目が移り、薬事法改正案が成立するようだと

今期の見通しがショボくても関係ないですからね。

とは言え、法案成立までは決算跨ぎという短期勝負だけは御注意下さい。

REIT、不動産については、消費税引上げを嫌気した動きも多少はありますが、

東京五輪、各住宅指標面での改善ぶり、住宅ローン減税の拡充、規制緩和もあり、

継続している異次元金融緩和、いざとなれば動くぞ追加緩和期待もあり(31日?)、

金利の低下は続くでしょうから、今後も引き続き中長期目線では買いでおます。

どう見ても駆け込み以上の活況ぶりとしか思えないですしね。

それ以外の中長期の押し目狙いの方については、引き続き上方修正期待銘柄、

決算発表後に好決算で下げている銘柄、割安中小型、好取組銘柄、国策銘柄、

これらの押し目を決算跨ぎに注意しつつ、シコシコと拾っていけばいいでしょう。

長期の方については、中国が炎上しない限りは、せいぜい下げても8日までであり、

大局に変化はないので、このまま王者の風格で構えておきましょう。

決算跨ぎについては、個別の内容次第なので、跨ぐのかどうかは御自由にどうぞ。

そして3月期決算銘柄は、決算を終えると来期目線も色濃くなりますので。


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