不沈艦日記
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キナ臭さの残るチャイナ。週跨ぎは・・・
こんばんは。

本日もチャーハンの国は定例オペを見送り、渋チン姿勢を継続してアルヨ。

それを受けてSHIBORの翌日物と1週間物はギュンと上昇しており、

本日の水準程度では月末の資金需要の範疇とも言えますけど、

明日を含め次のオペ(来週火曜日)までSHIBORが上昇するとなると、

6月のチャイナショックの水準までは遠いものの、

チャイナショックが収まった以降の水準を上抜きそうなだけに・・・キナ臭いです。

それにしても渋チン姿勢を示唆する当局の意図がイマイチわかりまへん。

昨日も書きましたが、地方債務の調査は終えており、公表を待つばかりなので、

当局は事前に調査結果を把握した上で、問題無いと判断しての渋チンなのか・・・

とんでもない調査結果だからこそ、荒療治としての渋チンなのか・・・

最近は欧州の金融緩和と同じ不胎化路線な姿勢も見えていたので、

普通に考えれば前者の渋チンだとは思うのですが・・・

本日はHSBCの製造業PMIが、キャタピラー決算とは相反する好調な結果となり、

チャーハンの国がわかり辛くなっておりますが、

明日以降も引き続き、SHIBORの動きには注意が必要です。

長期金利も不気味にブレイクしようとしておりますしね・・・


そして欧州の方はと言うと、昨日ECBから発表された銀行監督一元化に向けた、

資産査定の詳細を受けて、欧州銀行株は下げておりますが、

欧州株全体への影響は軽微ではありますので、今夜からのEU首脳会議にて、

金融機関に対しての更なる厳しい条件が突き付けられなければ、

欧州株全体への波及や重債務国の国債利回りへの影響も無さそうです。

PMI祭はドイツの製造業PMIが市場予想を上回っただけで、

ドイツのサービス業PMI、仏とユーロ圏は両PMIが予想を下回り、

ややユーロ安円高傾向ではあります。

それにしても、昨日少し触れたECBの銀行監督一元化の件ですが、

今の条件のまま2014年の11月以降には始まるようです・・・

未だに疑問なのは、とある銀行が危機に立たされた場合、

その銀行を抱える国を飛び越えて、ECBが直接資金を注入できるということです。

そうなってしまうと各国は、自国の銀行がどうなろうと知ったこっちゃないわけで、

ケツはECBに拭いて貰えばええがなということになり、

モラルもへったくれもなくなると思うのですが・・・

もちろんECBが注入する資金は、各国や金融機関が拠出する基金から出すので、

当該国の負担がゼロというわけではないですし、

表面的というか建前としては、まず当該国が支援計画を提出するともありますので、

今のところは目くじらを立てる程ではないのかも知れませんが、

重債務国の様な国が自国での支援が出来ないとなれば、

最終的にはECBがケツを拭くと言う流れですからね・・・

しかもユーロ圏内に店舗を持つユーロ圏外の銀行まで、

基金の枠組みに入れる話もあり、そうなると・・・、

結果的には基金の枠組みに入っているユーロ圏外の銀行までがケツを拭く・・・

これに対してはユーロ圏外の北欧諸国が反対しているので、

どうなるのかはわかりませんけど、

かといってユーロ圏外の国の銀行だけを、別枠として扱うとなると、

異なる枠組みの銀行がユーロ圏内で並立することになるので、

もし自分がユーロ圏内の国民であれば、

他の銀行のケツ拭き負担を強いられるかもしれない、ユーロ圏内の銀行でなく、

別枠でケツ拭きにも巻き込まれないユーロ圏外の銀行に預金を移しますけど・・・

というように、銀行監督一元化の草案等を読む度に疑問を感じます・・・

しかもただでさえ各国が無責任になり兼ねないにも関わらず、

財政の統合は遥か遠い先の話・・・

今さらではございますが、矛盾に満ちたユーロ圏ではおますので、

個人的にはいずれユーロ自体が無くなるとは思っておりますが、

本日時点では銀行監督一元化における個人的な疑問や矛盾はともかくとして、

ドラギえもんの何でもやるぞ緩和のおかげもあり、落ち着いているのも事実なので、

今夜からのEU首脳会議にて、荒れ模様な材料が飛び出さなければ、

ドイツの連立協議もさほど揉めていないようですし、

ドイツ憲法裁判所でのOMTに対する合憲判断までは落ち着きが続きそうです・・・


米国はというと、先週までの財政プロレスが無かったかのように、

米国債がゴリゴリの堅調ぶりを見せており、ドル安も継続、

株価もまだまだ堅調と言える水準でおます。

そんな中、今夜の米企業決算は、アップルは私の勘違いで28日だったものの、

今週のヤマ場とも言える注目企業の決算が目白押しなので、

目先レベルではありますが、変化のきっかけにはなりそうです。


我が国については、本日は中国のHSBC製造業PMIと円安もあり、

後場から切り返してプラス圏で引けたものの、売買代金は2兆円割れとなり、

下げの2兆円相場となった昨日と比べるとパワー不足が否めない切り返しです・・・

そして本日から本格化した企業決算についても、

信越化学は通期予想を据置、キヤノンは再度の通期予想下方修正、

カゴメも下方修正となり、富士電機、富士通ゼネラル、三菱自動車(売上は下方)、

新日本無線、日本トリム、三菱鉛筆の上方修正だけでは、

明日以降の決算に対する上方修正期待とまでにはならず、

上方修正による全体への波及効果も限定的と言えます。

キヤノンは3Q決算なので、もはや来期に目が移っており、

株価自体も調整が続いておりましたので、前回の様なキヤノンプチショックはなく、

出尽くしになりそうではありますけど・・・

とにかく本日の決算発表分だけでは、日本買い材料とはならないでしょうから、

明日以降の国内企業決算、今夜以降の米企業決算、今夜からのEU首脳会議、、

そしてキナ臭い、胡散臭い明日以降の中国次第と言えます。

従って、明日の国内企業決算はラインナップが本日よりも乏しいので、

今夜の欧米市場が落ち着いていたとしても、場中の中国に落ち着きが無ければ、

短期の方については、明日は慎重に構えておいた方がいいでしょう。

中長期目線の方については、以上のリスクはあくまで目先のリスクであり、

大局的には今のところは心配しておりませんので、

週跨ぎも気にせずに参戦するのは自由でおます。

ちなみに空売り規制の解除ですけど・・・再来週からなので改めて書きます。


ということで、明日のスタンスを改めて書きますと、大した変更はないですけど、

短期の方については、前述した通り主力大型株での週跨ぎの持ち越し勝負は、

今夜の欧米市場と明日の中国市場が落ち着いていればアリですけど、

中国市場が落ち着いていなければ、週跨ぎ勝負は慎重に構えた方がいいでしょう。

新興市場については、主力大型株とは違って商いは活況であり、腰も据わっており、

主力大型株が冴えないようだと、本日の様に代わりに堅調となる面もありますので、

テーマ・国策の吟味、決算跨ぎ、そしてエナリス等の中心銘柄の動きを見ながら、

週跨ぎの持ち越し勝負をするのはアリですけど・・・

本日はややパワーダウンしているのも事実であり、明日の主力大型株次第では、

新興市場から主力大型株へマネーが移動する可能性はありますので御注意を。

ゲーム関連銘柄については、旺盛な銘柄は散見されますが、国策セクターではなく、

今後も臨時国会中で国策銘柄に目が向きがちなので、長居にはお気を付け下さい。

バイオ関連銘柄については、臨時国会において本丸の薬事法改正案の成立、

日本版NIHの創設期待、引き続きバイオ関連学会も控えており、ネタは豊富なので、

中長期的には腰を据えて良さそうです。

今回の決算シーズンを超えれば来期に目が移り、薬事法改正案が成立するようだと

今期の見通しがショボくても関係ないですからね。

とは言え、法案成立までは決算跨ぎにご注意下さい。

REIT、不動産については、消費税引上げを嫌気した動きもありますが、

東京五輪、各住宅指標面での改善ぶり、住宅ローン減税の拡充、規制緩和もあり、

継続している異次元金融緩和、いざとなれば動くぞ追加金融緩和期待もあり、

金利の低下は続くでしょうから、今後も引き続き中長期目線では買いでおます。

どう見ても駆け込み以上の活況ぶりとしか思えないですしね。

それ以外の中長期の押し目狙いの方については、引き続き上方修正期待銘柄、

好決算で下げている銘柄、割安中小型、好取組銘柄、国策銘柄、

これらの押し目を決算跨ぎに注意しつつ、シコシコと拾っていけばいいでしょう。

長期の方については、中国が爆発でもしない限りは、

大局に変化はないので、このまま王者の風格で構えておきましょう。

決算跨ぎについては、個別の内容次第なので、跨ぐのかどうかは御自由にどうぞ。


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