不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
期待の割りにはパワーもなく、根拠も乏しく・・・
こんばんは。

米国が財政協議、ドイツは連立協議というように政治のゴタゴタが続く中、

我が国もいよいよ臨時国会が始まりました。

米独とは違ってネジレも解消されており、言い訳も効かない状況ですから、

安倍ちゃんの政策実行力に対する真価が問われる国会の始まりでおます。

そして開会宣言とも言える安倍ちゃんの所信表明演説が行われたものの、

突っ込んだ内容に触れることは無く、すでに発表済の内容ばかりでしたので、

市場はシカトしておりましたが、肝心なのはそれらの内容を実行することですから、

12月6日までの53日間で粛々と進めて頂きたいものです。

やや気になったというか、聞き逃しただけなのか、気のせいなのかも知れませんが、

本日の所信表明演説にて、法人税の引き下げについて触れていなかった様な・・・


さてさて、国内の中長期的な好材料が含まれる所信表明演説はシカトされ、

本日も薄商いが継続しており、東証1部の売買代金は1兆6203億円と低調・・・

反面、新興市場では先週からの活況が継続しております。

やはり目先では米財政協議の行方に振り回されていると言わざるを得ず、

さすがにデフォルトは起こさないでしょ・・・

中間選挙を睨んだ政治ショーでしょ・・・

茶番でしょ・・・としたり顔で言いたくもなりますが、

かと言って、確信を持てる材料はなく、過去はそうだったとか言う程度ですから、

万が一、デフォルトが起きるとなると、影響額等の輪郭は見えているとは言え、

あまりにも規模がデカ過ぎるので、慎重にならざるを得ないのも現実・・・。

支持率が下げ止まらない共和党側が譲歩することに期待したいものの、

もしかするとデフォルトに陥れてからオバマに責任をなすり付ける様な、

自爆テロの様な勝負に出ているのかとも思えますし・・・

デフォルトが起きると、米国の威信が失墜するので有り得ないという見方についても、

リーマンショックの時を見ればわかる通り、散々に米国の威信が薄れたと言いながら

ショックを起こす時は世界中を道連れにするのが米国のやり方なので、

世界における米国の序列自体に何ら変化は無かったですからね・・・

今回もショックが起きるとすれば、米国債のデフォルトですから、

米国だけのショックではなく、世界中が道連れになるパターンだけに、

序列が変わることはないですから、米国ならばやり兼ねないとも言える・・・

そして楽観に傾きつつある株式市場と為替市場をよそに(金市場も楽観してます)、

デフォルトの当事者となる米債券市場だけは、先週初から緊迫感が漂っております。

それ以前はデフォル、デフォルトと言いながらも、

当事者である債券自体がのほほんと堅調さを保っていたので、

株・為替が騒ぎで大袈裟に揺れようとも、楽観していたのですが、

ついに短期債だけがデフォルトを織り込むかのように、緊迫度を増しており、

しかも短期債だけというのが、リアルさに説得力を持たしているとも言えます・・・

現時点での財政協議の進展具合を見ると、全面的な解決ではなく、

共和党側は依然として来月22日まで債務上限の引上げを延長する案ながらも、

報道では債務上限の引上げは2月半ばまで、暫定予算案は1月15日まで、

という案で決まりそうだと報じていたりと、まだまだ溝がありそうですから、

最終的に2月半ば案で決着したとしても、単なる先送りであるのはもちろんのこと、

17日までに間に合うのかという状況です。

そんな状況を裏付けるように本日も米国債利回りは1~3カ月物がスパークしており、

6カ月物と1年物は高止まりしたままとなっており(2年物以降は落ち着いている)、

17日では決着が付かずに、短期的なデフォルトが起きる事に備えた動きと言えます

ちなみに17日以降の米政府の支払いスケジュールをザッと見ると、

10月17日 約1200億ドル 短期証券(TB)の償還
10月23日 約 120億ドル 社会保障給付金
10月24日 約 930億ドル 短期証券(TB)の償還
10月31日 約 890億ドル 短期証券(TB)の償還
        約 614億ドル 米国債利払い
11月 1日 約 670億ドル メディケア、社会保障給付金、現役軍給与等
11月 7日 約 540億ドル 短期証券(TB)の償還
11月13日 約 120億ドル 社会保障給付金
11月14日 約 790億ドル 短期証券(TB)の償還
11月15日 約 635億ドル 短期証券(TB)の償還
        約 310億ドル 米国債利払い

以上のようなスケジュールであり、17日の資金は調達出来ているようですが、

それ以降は手元に300億ドルしか残らないとルーおじさんが言っており、

そうなると目先では24日と31日の償還には応じられないことになり、

デフォルトになりますが・・・

だからこそ先週から自転車操業・・・というか駆け込みの様な入札をしており、

今夜は3ヶ月物と6ヶ月物、明日は1年物と1カ月物の入札というように、

先週の分を含めると約2000億ドルの資金調達となりますので、

24日は凌げたとしても、31日はメドが立っていないとも言えます・・・

もしこれらの2000億ドルを含めて、残りが300億ドルということであれば、

24日が危ないですけど、ルー財務長官の発言と入札決定の時系列で見ると、

2000億ドルは含まれていないと思うので、31日が危ないと言えますが・・・

いずれにせよ17日までに決着が付かなくとも、

デフォルトに陥るのは早くとも24日なので、

それまでは協議の余地があるのではと思うのですが・・・違うのでしょうか?

違うのならば24日、31日等の償還・利払い日に、

短期的なデフォルトに陥るということか・・・だから短期債の利回りが上昇・・・

とりあえずデフォルトは回避したとしても、償還・利払い日が訪れる毎に、

入札で延命しながら綱渡りを続け、並行して協議を続けられると、

一時的に危機が回避されたという状況にはならず、騒ぎが続く事になり厄介です・・・

そんなことをのらりくらりとしていると、格下げ爆弾も喰らいそうですし・・・


以上の通り、確たる情報等が無いだけに、

色々と推測レベルで考えてみましたが、ハッキリ言ってどうなるのかわかりまへん。

少なくともデフォルト自体は24日まで起きないのかなとは思っており、

だからこそ個人的にはまだ楽観目線なのですが、

にも関わらず17日が期限のままになっているということは、

一体どういうことなのかという疑問があるのは事実です・・・

17日にまさかの・・・なんてことも頭をよぎったりもしますけど・・・

そしてこれらの状況を判断する材料としても、今夜と明日の入札は重要でおます。


ということなので、以上の様な推測レベルの話も参考にしつつ、

17日に迫る米財政協議の期限に対する判断を各自でして頂くしかないので、

明日のスタンスについては、ほぼ昨日書いた通りです。

改めて書きますと、短期の方については、主力大型株での持ち越し勝負は、

米財政協議が決着、あるいは商いの伴ったゴリゴリ日本買いとならない限りは、

慎重に構えるに越したことはないですが、

米財政協議を楽観しているのであれば攻めるのは自由です。

昨日も書いた通り、攻めるならば国策関連銘柄が無難でしょう。

新興市場についても、基本的には持ち越し勝負を控えた方がいいとは思いますが、

主力大型株とは違って商いを伴った腰の強さがあり、

主力大型株が冴えないようだと、代わりに活況となる面もありますので、

テーマ・国策には吟味が必要なれど、個別で持ち越し勝負をするのはアリです。

ゲーム関連銘柄においては、ガンホー、コロプラ等の中心銘柄を横目に見ながら、

乗りこなすのはアリですが、国策セクターではないので長居にはお気を付け下さい。

臨時国会もスタートして、国策銘柄に目が向きがちですのでね。

バイオはノーベル賞を逃しましたが、臨時国会において、

本丸の薬事法改正案の成立、日本版NIHの創設期待、

引き続きバイオ関連学会も控えており、まだまだネタは豊富なので、

中長期的には腰を据えて良さそうです。

REIT、不動産については、承知済の消費税引上げを嫌気した動きもありますが、

東京五輪、各住宅指標面での改善ぶりに加え、住宅ローン減税の拡充もあり、

継続している異次元金融緩和、いざとなれば動くぞ追加金融緩和期待もあり、

金利の低下は続くでしょうから、今後も引き続き中長期目線では買いでおます。

他の中長期の押し目狙いの方については、デフォルトを警戒するのならば、

これまでの分の撤収を含め、新たな参戦は控えた方がいいでしょうけど、

デフォルトを楽観しているのならば、押し目の好機と捉えるのは自由なので、

引き続き上方修正期待銘柄、好決算で下げている銘柄、割安中小型、好取組銘柄、

国策銘柄、これらの押し目をシコシコと拾っていけばいいでしょう。

長期の方については、デフォルトを楽観視しているのならば、

このまま王者の風格で構えておけばいいとは思いますが、

楽観視できないのであれば、デフォルトはそれなりのインパクトがあるので、

一旦、総員撤退するのもいいでしょう。

個人的には前述した通りまだ楽観しており、長期の方は昨年からの余力もあるので

もはや17日を見極めてから動いても遅くはないと思いますけど・・・


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