不沈艦日記
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良い意味でも悪い意味でも、胡散臭さが漂う週末・・・
こんばんは。

場中に発表された日銀金融政策決定会合の結果は、

微かな期待はあったものの、予想通りの据置となり、

引け後に開かれるチャン黒(黒田総裁)の会見に多少の期待を抱いたものの、

「物価目標の2%を達成するまで異次元金融緩和は続けまっせ~」

「万が一、何かあれば、それに見合った追加金融緩和をやりまっせ~」

との発言に留まり、

今でしょ!という倍返しなじぇじぇじぇバズーカは撃たれまへんでした・・・。

しかしながら、いざとなったら騒ぎに見合ったバズーカを撃つということなので、

今でしょ!ではなく、米国の騒動に備えて取って置いたとも言えます。

つまりチャン黒は米国がヤバイと見ているのか・・・と穿った見方も出来たり・・・

何はともあれ、改めてチャン黒の睨みは、多少なりとも効くことにはなりますが、

現状の円高圧力を倍返しするほどのパワーは生んでおりませんので、

今夜を含めた週末に、米国が悪い方向に転ぶようなことになると、

実際に動かないことには、ちと心許ないチャン黒の睨みではあります・・・

そしてドル円は遅行線が下抜けてしまっているだけに、

チャン黒で押し返せないようだ、米国次第ということになりますから、

結果的には我が国の調整も米国の財政コントの顛末次第となっております・・・。

うぐいすボール頭(バーナンキ)でも、サプライズで登場すればいいのですが・・・


さて、そんな米国でおますけど、

暫定予算案が折り合わずに、政府機関の閉鎖が続いていることへの懸念に加え、

17日に期限を迎える債務上限引上げ協議に対する懸念も大きくなっており、

デフォルト、デフォルト、デフォルト・・・という耳触りな単語が飛び交っております。

普通に考えると、債務上限引上げ協議が折り合わずにデフォルトになってしまうと、

直接的には国内向けの迷惑に過ぎない政府機関の閉鎖とは違い、

米国債を保有している国々及び国内外の金融機関へ直接的な影響を及ぼすので、

さすがに過去の債務上限引上げ騒動と同様、

遅くとも17日の期限ギリギリまでには決着するとは思いますが・・・

ちなみに改めて米国債の保有額が大きい国はどこなのか調べると、

先月17日に更新された7月時点の状況は以下の通りです。(単位は億ドルです)


1位  中国 1兆2773億ドル、
2位  日本 1兆1354億ドル
3位  カリブ諸島金融機関 2877億ドル
4位  OPEC加盟国 2577億ドル
5位  ブラジル 2564億ドル
6位  台湾 1858億ドル
7位  スイス 1782億ドル
8位  ベルギー 1677億ドル
9位  英国 1569億ドル
10位 ロシア 1316億ドル
11位 香港 1200億ドル
12位 アイルランド 1179億ドル
13位 シンガポール 815億ドル
14位 ノルウェー 746億ドル
15位 カナダ 655億ドル
16位 メキシコ 633億ドル
17位 インド 591億ドル
18位 ドイツ 563億ドル
19位 トルコ 550億ドル
20位 韓国 514億ドル
21位 フランス 498億ドル
22位 タイ 437億ドル
23位 フィリピン 389億ドル
24位 オーストラリア 331億ドル
24位 コロンビア 331億ドル
26位 スウェーデン 325億ドル
27位 ポーランド 321億ドル
28位 チリ 292億ドル
29位 オランダ 287億ドル
30位 イタリア 275億ドル
31位 スペイン 219億ドル
32位 イスラエル 159億ドル
32位 マレーシア 159億ドル
34位 ペルー 154億ドル
35位 南アフリカ 138億ドル
36位 デンマーク 130億ドル


という感じでおます。

(ほとんどの国が減らしている中、我が国は7月に男前に買い増しております・・・)

以上の通り、これだけでもリーマンショックとは規模のデカさが違うので、

大変なことにはなりそうですけど、リーマンショックを招いたサブプライムローン、

中国のシャドーバンキング問題のように、一体どんだけの規模やねん・・・

という得体の知れない怖さはなく、ある程度の輪郭は見えておりますので、

対処のしようがあるのでは・・・とポジティブに受け止めているのですが・・・

もちろん全く利払いに応じれないというデフォルトではなく、

協議の折り合いさえ付けば応じられるデフォルトですから、

個人的には経済への影響が諸説飛び交っている政府機関閉鎖の方が、

規模はともかくとしても、得体が知れ無いという意味では怖さを感じますが・・・

とは言え、オバマッコリも6日からのアジア歴訪を中止しており、

表面的には政府機関閉鎖の対処の為と言っておりますので

こういった動きを好意的に受け止めるのならば、デフォルト回避も含めて、

両協議共に折り合いを付けて解決する方に向かっているということでしょう・・・

もちろん市場では、デフォルト、デフォルト、デフォルト・・・なので、

債務上限引上げ協議も楽観はできませんけどね。


あ、そういえば、なんだか気掛かりというか、胡散臭げな動きも・・・

というのも、米国は新100ドル札を発行するのが10月8日・・・来週の火曜日です。

そしてオバマはアジア歴訪を中止・・・

まさか8日以降に神妙な顔をして、デノミなんてことを言い出すとか・・・

そうか借金を踏み倒すにはその手があったか・・・なんてこともあり得るかも・・・

もちろん世界中から非難轟々となりますけど、デフォルトは回避できるとも言えます。

そして避難をかわす為にシリアを蒸し返してドンパチをおっ始める・・・

シリアの化学兵器禁止条約加盟の効力発生日も14日・・・

それ以降に保有が判明すると条約違反という大義名分も・・・

オバマのアジア歴訪中止によって、シリアとイランの事について協議する予定だった

プーチンおじさんとの会談もブッチ・・・

(代役でケリーおじさん(国務長官)は顔を出す様ですけど・・・)

そういえば来週は、駆け込みの様に国債入札を決めている・・・

他にも考えてみると、最近のオバマッチョは日本に冷たい様な気もしたり・・・

などなど・・・

なんだか胡散臭いニオイを感じなくもないけど・・・

いくらお前の物は俺の物、俺の物は俺の物というジャイアン米国でも、

さすがに・・・とは思いますけど、

まさかのデノミなんてことになると、上記の米国債保有国はどえらい事に・・・


というような、過剰な悲観シナリオも頭をよぎる週末・・・

改めて精査した上で、来週の展望は週末に書きます。

良い週末を。


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