不沈艦日記
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やれることは何でもやる、安倍返し?
こんばんは。

いやはや本日はびっくらコキ太郎でした・・・

やられたらやり返す「倍返しだ!」ではなく、やれることは何でもやる「安倍返しだ!」

とばかりに急変した一日でおました。

昨夜はアメリカンプロレス(暫定予算案と債務上限引上げ問題)がヒートアップし、

またしてもルーおじさん(財務長官)が、

「17日には財布が空になりまっせ~」と火に油を注ぎ、ダウも5日続落・・・

NY証取で買え買え演説をぶっこいた安倍ちゃんも、

「日本に帰ったら次の矢を直ちに放ちまっせ~」「大胆な減税をやりまっせ~」

「規制改革やりまっせ~」「福島は責任持ちまっせ~、だから原発売りまっせ~」

「電力自由化もやりまっせ~」「そのかわり消費税も上げまっせ~」などなど・・・

「バイ・マイ・アベノミクス(私の経済政策は買いだ)」と必死で煽っていたものの、

10月1日に控える消費税アップを決めました会見、

同時に発表される消費増税による悪影響を補うための景気対策、法人減税、

次の矢(成長戦略)、これらをまとめた会見にて、

「バイ・マイ・アベノミクス」の詳細が判明するのか・・・と思いつつ、

配当落ち分以上の下げを見せていた日本株が、

11時頃に報じられた「法人減税の早期検討」という報道をきっかけに、

相場は一転し、為替の円安と共にゴリ上げとなりました・・・

そしてGPIFの運用見直しについて18時から会見を開くということで、

リスク資産への運用増となるのではといった都合のいい期待も高まることになり、

えげつない安倍返し(一転)相場でおました。

GPIFの件はやはりというかいつも通り、都合が良過ぎた期待だったようで、

為替がさっそくブレンバスターの様な弧を描いております(笑)

というように、不確定なネタばかりで、ほとんど思惑・期待のみとは言えますが、

本丸は今更とは言え法人減税であり、昨夜の演説内容を裏付ける話ではあります。

そして、たとえ日経平均寄与度の高いユニクロ、ハゲバンクが引っ張り上げる、

先物主導のインチキ臭さがあろうとも、思惑や期待だけが先行と言おうとも、

「期待で買って事実で売る」というのも、相場の現実ではありますから、

あながち無視もできない安倍返しでおます。

そんなこんなで日経平均株価は、

配当落ち分(約80円)を埋めるに余りある178.59円高となり、

配当落ち分から見れば、倍返しな上昇劇でおました。

商いも2兆円を超えており、長期金利も落ち着いており、

先物主導のゴリ上げという以外は、これといった不穏な空気はないです。

後付けですけど、朝方からユニクロとハゲバンクは強かったですからね。

そして遅行線が下抜けるのではと心配していたドル円は、

本日の安倍返しによってギリギリで回避しております。


それにしてもどこぞの民主党時代の歴代総理は、党内調整や国民への説明もなく、

国際舞台での手柄欲しさに出来もしない国際公約を連発し

帰国してから「聞いてないよ~」という批判が殺到する事を繰り返していましたが、

安倍ちゃんは国際舞台での国際公約を上手く利用しているとも言えますね。

五輪プレゼンでの汚染水に対する公約は、根拠が乏しいと批判されがちですけど、

やらざるを得ないという責任を負ったとも言えますからね。

少なくとも実行しようと言う意志が感じられるので、安心感には繋がります。

改めて民主党時代は・・・今となっては寒気がします。


話しが逸れてしまいましたが、ちなみにアジア新興国は、

中国株は下げたもののおおむね落ち着いております。

しかしながら、中国のSHIBORが翌日物は落ち着きを見せているものの、

2週間物の不穏な上昇が続いております・・・。

人民銀行も本日のオペで火消しには当たっているようなので、

明日は鎮火しているかもしれませんが、SHIBORの動向は注意が必要と言えます。

そしてインドネシアの通貨安も継続しておりますので、

アジア新興国市場では、中国のSHIBORとインドネシアルピア安は、

横睨みしておいた方がいいでしょう。

欧州は来週にECB理事会を控え、先日のドラギえもん(ECB総裁)の口車もあり

睨みが効いており、週末にもドラギえもんの講演がありますので、

これといって心配する必要もないです。

重債務国の利回りも落ち着いております。

そして改めて米国ですが、QE縮小を巡る右往左往は続いているものの、現在は、

10月から政府機関が閉鎖されまっせ~(暫定予算案)協議、

10月17日には財布が空になりまっせ~(債務上限引上げ)協議、

これらを巡って米議会でのアメリカンプロレスがヒートアップしております・・・

一部では歩み寄りが見えつつあり、まずは政府機関の閉鎖は回避される?

なんてことも言われつつありますが、月末まではどう転ぶのかわかりまへん。

ちなみに前回閉鎖された時(95年12月16日~1月6日)は、

FRBの利下げという支援材料もあったとは言え、

米株は下げずに上げていたのも現実ですから、

今回もFRBがQE縮小を先送りにしたあたり、閉鎖に対する備えとも言えます。

週末(明晩)にはハトな連銀総裁達の講演も控えており、

ハト(QE縮小先送り)な余韻で引けるとなると、これもまた備えにはなりそうです。

ただ・・・前回の閉鎖時に閉鎖された機関を見ると、

368の国立公園、国立美術館、博物館、科学館などが閉鎖されており、

パスポートの発給が停止し20万人に影響が出たり、

社会保障給付や恩給も停止されたようですから、結構インパクトはあります・・・

さすがに航空管制や郵便など重要な機関は閉鎖されなかったようですけど、

今回は果たしてどこまで閉鎖されるのやら・・・

というように合意出来ずに閉鎖になったとすると、

閉鎖機関と期間によっては、ジワジワと重石になるかも知れません。


そして明日の我が国は、消費者物価の発表が控えており、

先月まで続いたデフレからの回復基調が、まさかのマイナスとなれば、

安倍ちゃんの勇ましい演説にも説得力が欠けることにはなりますし、

週明けに消費増税を決断することへの逆風になりますので、

無理矢理にでもプラスには持ってくるでしょう(笑)

そういう意味では、見てから消費増税を判断すると言われている1日の日銀短観も、

消費増税に反対する企業が一致団結して、

アンケートにネガティブな回答をしていたりして・・・(笑)

そして無理矢理に結果をねじ曲げる日銀・・・失礼しました。


以上の通り、海の向こうは中国のSHIBOR、インドネシアルピア安を横睨みしつつ、

佳境に入るアメリカンプロレス(暫定予算案&債務上限引上げ交渉)の動向を、

ガン見しなければいけませんが、政府機関の閉鎖はについては、

前回の閉鎖時を見る限りでは、意外に影響は軽微とも思われます。

そして我が国は安倍ちゃん演説に対する期待と思惑が先行し過ぎではあるものの、

10月1日には全貌が出て来るでしょうし、その後には黒い会合も控えておりますので

期待先行相場が大きく崩れることも無さそうです。

まぁ10月1日は火曜日ですから、1日以降にアベノミクス相場の第二幕となろうと、

週明けの30日もありますので、週跨ぎの短期勝負は・・・お任せします。


ということで、改めて明日のスタンスとしては、

短期の方については、主力大型株での週跨ぎの持ち越し勝負は、

長期金利が落ち着き、2兆円相場が継続していれば、持ち越しでもいいのですが、

上記にも書いた通り、御自由にどうぞ。

新興市場については、本日は大幅高となりましたが、

低調な商いが続いており、まだまだ腰が据わっていないので、

慎重に小刻みな波乗りが無難です。

特にゲーム関連銘柄においては、ガンホーは本日パターン通りに戻しているものの、

アテにはならず、全体の足を引っ張り兼ねないですからね。

バイオはゲームに引っ張られる部分はあれど、今秋の国会での法案成立、

成長戦略に絡む日本版NIH(国立衛生研究所)の創設、

週末に控えるバイオ関連の学会、ノーベル賞への思惑等、

中長期的には腰を据えても良さそうです。

不動産、REITについては、東京五輪の決定という大きな追い風に加え、

基準地価を始め指標面での改善ぶり、消費増税の悪影響を補う金融緩和期待、

QE縮小の先送りをシカトする長期金利の落ち着きもあり、

今後も長期金利の低下は続くでしょうから、引き続き中長期目線では買いでおます。

しかしながら御存知の通り、目先では消費増税の判断を下すことが、

嫌気される可能性も高まっているので、じっくりと腰を据えるつもりが無ければ、

1日の消費増税の決断までに一旦撤収するのもありです。

その他の中長期の押し目狙いの方については、

アベノミクス相場の第2幕が開幕となるならば焦る必要もないので、

好決算で下げている銘柄、割安中小型、9月高配当銘柄、好取組銘柄、

これらの追撃も含め、押し目を引き続き拾っていけばいいでしょう。

長期の方については、このまま王者の風格で構えておけばいいでしょう。


あ、昨日書いたノーベル賞に関する記事ですが、

物理学賞候補の細野秀雄東京工業大学教授は、鉄系超伝導体を発見したので、

受賞となるとリニア関連には更なる追い風にはなりそうです。

昨夜の安倍ちゃん演説でもリニア推しでしたからね。

そもそも受賞するのかどうかはわかりまへんけど・・・


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