不沈艦日記
マーケット展望、想定為替レート、月次売上データなどなど。
鬼の居ぬ間にながら・・・
こんばんは。

宮崎駿監督の引退が発表されました。

ジブリファンの私としては残念極まりないのですが、私の感傷はともかくとして、

マーケットにとっては、東宝株への影響以外に看過できないことが・・・

宮崎監督の引退ということで日本テレビが、

週末に「紅の豚」を放映する事を急遽決めたようです・・・

ほんまに引退が理由なのか?とも疑いたくなるタイミングでの放映です・・・

御存知の通り、週末の引け後には日経平均採用銘柄の発表、

OAの時間帯には雇用統計、G20の二日目、週末には五輪開催地決定、

週明けの寄り前には消費増税の判断材料となるGDP改定値、

その夜からはシリア軍事介入と米債務上限引き上げ交渉が始まる米議会の再開、

ついでにイタリアの絶倫オヤジ(ベルルスコーニ)議員資格はく奪協議などなど、

マーケットにとっては9月一発目のクライマックスを迎えます・・・

そこに「紅の豚」でっか・・・ジブリの法則に対する効果なんて実際にはなかろうとも、

これだけ重なってしまうと効果があることになってしまいますから、

反応が過剰になっても仕方ないと言えます・・・

そして「風立ちぬ」が上映中ということもあり、

同じ飛行機乗りの話である「紅の豚」に決めたのでしょうけど・・・

なんだか先ほどニュースを見ると、米空母がシリア攻撃の為、紅海へ移動中とか・・・

「紅の豚」はアドリア海が舞台ですけど、

まさかの「紅の豚」やなくて「紅海の豚」だったというオチにならなければいいけど・・・

ほんまに日テレの悪意すら感じます・・・

ちなみに「紅の豚」の主人公であるポルコのアジトのモデルになった言われる

ギリシャのザキントス島の海岸です。


ajito.jpg 

ええところですな~


さて、そんなテンコモリモリのイベントが週末に控えているからなのか、

本日は鬼の居ぬ間(米休場)に振り回してやろうとばかりに、

パワー(商い)のない中で、指数寄与度の高いインチキ三兄弟が先導して、

ヒョロ上がりながら随分と上げております・・・

(明日の引け後にはファストリの月次も控えております・・・)

東証1部の売買代金は1兆4598億円、新興市場も激薄商いです・・・

ただ・・・東証2部の商いが活況を取り戻しており、

為替もシカゴ投機筋の円売り再開を裏付けるかの様に、

ドル円が遅行線を抜け、雲の上に顔を出し、ユーロ円も三役好転間近に迫り、

反撃の狼煙の兆しとも言える動きは見られているとも言えなくもないですが・・・


米QE縮小の副作用(トリプル安)に悩まされていた新興国も、

全体的には横ばい程度の症状の落ち着きは見られますが、

中国は株とSHIBORは落ち着いているものの、債券安がやや加速しており、

インドネシアは債券安が落ち着いているものの、株安、通貨安は継続、

そして先進国の債券安もやや加速気味なことからも、

鬼の居ぬ間(米休場)が終われば、米債券安も加速し、

週末の雇用統計を含めた米経済指標に一喜一憂しながらQE縮小への動きも加速し

新興国の副作用(トリプル安)も再発しそうですが・・・

とにかく、我が国、新興国共に良い兆しも散見される本日の反転劇ではありますが、

薄過ぎる商いに加え、QE縮小の副作用に悩まされている国々の症状には、

まだまだ回復には程遠い水準での落ち着きですから、

株、為替、債券の動きを見る限りでは、まだまだアテにならないです・・・

せいぜい鬼の居ぬ間の明日までかなという感じです。


一方、材料面で言うと、昨日発表された中国製造業PMIの改善、

概ね堅調だった法人企業統計、シリアへの鉄槌の先送り等がありますが、

昨日の記事にも書いた通り、安倍ちゃんが明日の原子力災害対策本部において、

汚染水問題に対して、政府としての総合対策を提示することを明言しており、

国内外からの懸念を払拭できるだけの対策になるのかにもよりますけど、

政府が本腰を入れて対策に当たる事で、懸念が払拭されるようだと、

五輪招致への悪影響やG20でも槍玉に挙げられると言われていただけに、

週末の五輪開催地決定に向けても追い風にはなるでしょうし、

G20においてもシリア問題に掻き消される可能性はあるものの、

安倍ちゃん自らが公表する予定の法人減税を含むと言われる中期財政計画にも、

余計なケチは付かなくなる可能性は高いので、

汚染水問題の懸念払拭が、五輪招致、中期財政計画期待を呼び込めば、

我が国とっては素直に好材料ではあります。

まぁでも、後場の半ば頃に発表されたことも有り、

このニュースを好感する動きだったのかどうかは判断が難しく、

やや私の個人的な連想ゲームでもありますので、

明日の抜本的対策の発表までは無反応かも知れませんし・・・というか、

発表されたところで、五輪銘柄は既に動いていますので、

G20での中期財政計画にまで連想が及ばなければ無反応かも知れませんので、

まずは商いが伴ってくるのかで判断するしかなさそうです。

少なくとも無反応であろうと、いい方向には着々と進んでいるとは言えます。

もちろん、懸念が払拭されないショボイ汚染水対策だったら知りまへんけど・・・

さすがに本腰を入れて対策しないと、シャレになってないですからね・・・


そして、消費増税、QE縮小、新興国のマネー流出、シリア情勢等は、

なんだかなんだいっても織り込みも進み、楽観しているのですが、

五輪招致だけはどうみても丁半博打に近く、過剰な期待としか思えないだけに、

空振りに終わるとそれなりのショックを招きそうなのですが・・・

だからこそ今週は、少なくとも商いの伴った動きにならない限りは、

慎重に構えるに越したことはないと思うのですが・・・


以上の材料を含め、9月のテンコ盛り材料が良い方向に転べば、

それはアベノミクス相場の第二幕が開幕することになるわけですから、

腰の据わった動きになるまでは、焦って動く必要も無く、

慎重に構えていたところで全然遅くはないですからね。


そして目先である明日の材料としては、

明日の場中までは鬼の居ぬ間(米休場)でもありますが、

我が国では先週の消費増税点検会合の報告書が安倍ちゃんに提出され、

消費増税の方針が・・・ん?何やら安倍ちゃんは本日、

消費増税は10月に判断すると改めて言及した様なので、

報告書は材料になりそうにないですね・・・(下手すると来週のGDPも・・・)

となると、改めて明日の我が国の材料としては、

前述した通り、汚染水問題の抜本的対策の発表、中国政府のサービス業PMI、

引け後に発表されるファストリの月次と謎のガンホーカウントダウンの詳細、

鬼が動き出す明晩の材料としては、ISM製造業景況指数でおます。

今夜はトルコ中銀が火消しに動いているくらいなので、大した材料も無く、

明日も今日の流れが続く可能性はありますが、

繰り返しますけど、商いの伴った動きにならない限りは、

明日も慎重に構えておいた方がいいでしょう。


ということなので、明日のスタンスについては、特に変更はありませんが、

短期の方については、本日の円安を含む流れが継続したとしても、

商いの伴った動きになるまでは、主力大型株での持ち越し勝負は、

慎重に構えておきましょう。

一方、新興市場については、主力大型株への流れが続くようだと、

明日も激薄商いのまま、軟調地合いとなりそうですが、

ガンホーの謎のカウントダウンが15時に期限を迎えるので、好材料が出て来ると、

明後日の新興市場にとっては追い風となります。(もちろん逆の場合もあります)

それに乗っかるのかどうかは自由ではありますが、

新興市場も激薄商いが深刻化しているのも事実ですから、

商いが戻らなければ深追いは禁物であり、テーマ等で商いを伴っている銘柄以外は、

基本的にはその日限りに留めておきましょう。

REIT、不動産については、今週は日銀金融政策決定会合を控え、

日米の金融政策の違いも徐々に見直され、長期金利の低下は継続するでしょうから

中長期目線では買いでいいでしょう。

しかしながら五輪物色という要素が日に日に濃くなっておりますので、

五輪が空振りとなれば、短期的には失望を招きそうなので、

週末の五輪祭を跨ぐのかどうかはお任せします。

その他の中長期の押し目狙いの方についても、押し目は今週末になりそうですが、

それまでは短期の方と同様、慎重に構えて、好決算にも関わらず下げている銘柄、

割安中小型、好取組銘柄を拾うなり、短期の方と同様に小刻みに勤しみましょう。

長期の方については、五輪空振りを含めた今週末以降が危ないと判断し、

撤退するのは自由ですが、G20で法人減税が飛び出す可能性も有り、

黒ちゃんの睨みも更に強まることで、QE縮小による症状も軽く(円安含む)、

6月安値を割る様な底割れもないでしょうから、

ひとまず週末までは王者の風格で構えておけばいいでしょう。


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